寄生獣

伝説的人気漫画を「永遠の0」の山崎貴が実写映画化。人間の脳に寄生して肉体を操作し、

他の人間を捕食する生物  パラサイト が街に出没。

高校生の泉新一も襲われ、何とか脳を まぬがれるも右脳に寄生され、

ミギー  と名のる彼と共生を始めることに。(キネマ旬報からの抜粋)

役者陣も熱演で 良い作品に仕上がっていると思いますが、

いやあ、結構、深い話ですよね。

特に母親が 犠牲になったところは、印象的だし、考えさせられました。

日本の映画だけではなく、各国の映画でも、復讐ものは 受けますし、殺された人の

気持ちを全面に出す作品は多いです。

でも、この作品では 寄生されたものはひとつの肉体という個であり、

また、生き物が生きるために

他の生き物を食べるという当たり前の 日常茶飯事の行為であるという、

そこには、感情というもの?が 入らない 一種の合理的な?考えというものがあります。

死んだことは もう過去であって、未来しか見ない。

、やられたら、やりかえすのじゃなく、かたき討ちもない。

 

自分のため、家族のため、会社、日本、アジア、世界を考えろ?  

                        

戦争は、もちろん、一般大衆が一番、ひどい目にあいます。

だから、戦争は決して起こしてはならないのが、まず、絶対条件であるのは

誰もが 持つ思いです。 その気概はもつべきです。

ただ、そのためには どうすればいいのか、

本当に みんなで考える時ですよね。

 

先日は 税理士の先生を交えての 半年に一度の 全社員での 方針発表会と勉強会。

その後は 納涼会で梅田のビアガーデンへ。(ちょっとだけ、淀川の花火大会が見えました。)

その前日は 組合の納涼会で 初めて 今 流行りの 熟成肉とやらを 食させて頂きました。

確かに 旨味を 強く感じます。

昨日、一昨日は、東京から 弟家族が 家族旅行の途中で 寄ってくれて、一泊しました。

いやあ、中学生と小学生の姪っこって・・・・・かわいいもんですねえ。

弟よ、身体、そんなに 病気あがりで 強くないんだから 無理しないように。

 

銀座化粧

戦後の風俗を描いた 成瀬巳喜男監督、田中絹代主演の作品。

黒澤明、 今村昌平監督とか好きな監督のひとり、成瀬巳喜男監督。

特に、高峰秀子とのコンビでの作品は とても良く人間を細かく観察した作品が多く、

「乱れる」  「放浪記」  「女が階段を上る時」  「流れる」  「浮雲」  「稲妻」など

楽しませてもらっています。

先日は、久しぶりに LIXIL箕面ショールームで、山本硝子建材の研修会をお得意先様を

お招きして、開催させて頂きました。ありがとうございました。

 

6日は原爆の日、(広島での試合なんだから、タイガースは 空気読めよ、なんちゃって、

ちょっと、複雑な気持ちになったゲームでした。)

張本勲氏が(母の実家の比治山のふもとの反対側に住まれていたそうです。)

コメントされていました。「我々の身代わりになられたんです。」その通りです。

そのために、ぼくたちが やるべきこととは・・・・・・

その人たちに報いるためにも、残されたものは、

何をなすべきか。

6日、次男が 就職の内定を頂きました。

おふくろが、今日この6日という日に亡くなった、

おふくろの姉も 喜んでいると言いました。

無理やり偶然を こじつけるなよとは、

もちろん、言えない特別な日です。

 

 

蜩ノ記

葉室麟の直木賞受賞作が原作の時代劇。ある事件を起こして3年後の切腹を命じられた

元郡奉行・戸田と、彼がそれを果たすまでを監視するよう命じられた檀野。

戸田の人間性に惹かれていく檀野は、彼が切腹に追い込まれた事件の思わぬ真相を

知る。(キネマ旬報からの抜粋)

小泉堯史監督  役所広司  岡田准一出演。

堂々とした作品。

見応えも有り、ていねいに 作られています。

役所広司は 観ていて安心するし、心地の良い演技をしますよね。

年に、こういう映画らしい映画、オーソドックスな演出の作品が何本か欲しいところです。

 

税理士事務所でマネージングゲームという 研修会が ありました。

ソニー、ソフトバンク、楽天などが、幹部候補の社員教育の研修として、実施しているそうです。

まだ、一回目なので、ルールを 覚えるのに精いっぱいでしたが、

なるほど、ひとつの会社を ゲームを通して、自分が経営者として

動かしていく。確かに、勉強になります。

ソフトバンクでは、一人、百回、させられるそうです。

STAND BY ME ドラえもん

藤子・F・不二雄の名作コミックとアニメから珠玉のエピソードを厳選した、3DCGムービーを

2D/3D上映。なにをやっても ドジで弱気な小学生・野比のび太。

そんな彼を幸せにする使命を帯び、22世紀から ネコ型ロボット ドラえもん がやってくる。

(キネマ旬報からの抜粋)

この監督の作品は よく観てるし、エンタテイメント性に優れているのも多いのですが、

でも、これは、誰もが知っている有名なエピソードを並べただけで(ドラえもん世代は

僕より、一世代下)、これはこれで、納得する人もいるとは思うけど、僕としては、

もう少し、大人向きに掘り下げるか、違う話をふくらませて欲しかったです。

 

先日、家族と長男のGFとで、食事に行った時、大学生の次男に少し 安保の話を振ったら、

(私としても、まだ、実は、是か非かは 決めかねているんですが)

「お父さん、今の日本の大半の若者が、戦争に行くと思う? そう考えると、おのずと、結論は

出ると思うんだけど。」

いや、俺も そうは思うけど、もう少しいろんな意見を出すとか、違う角度からの

話はないのかい、そう、あっさりいわれてもなあ・・・・・・・・・

バケモノの子

「おおかみこどもの雨と雪」の細田守が3年ぶりに手がける長編アニメーション。

本来は人間界とまじわるはずのない、バケモノの棲む 渋天街に 迷い込んだ孤独な少年。

彼はバケモノの熊徹から 九太という名を授かって弟子となり、修行を重ね絆を堅くする。

(キネマ旬報からの抜粋)

賛否もあるのですが、僕は期待が大きすぎた分?大味な作品だった感が否めません。

大きな資本が入ると、大多数の人に受けなければならないという、マーケティングの理論も

わからないこともないのですが、余りにも 前3作に比べると、作家性に乏しいのでは

ないかというか、希薄な感じがしました。(演出が、サービスしすぎ?)

悪くは、ないけど・・・・・・・・78点

活きる   ノーマンズ・ランド  ブラックホークダウン

初めて 人間ドックなるものに 行ってきました。(保険が効かないから、高いよう!)

胃カメラは、鼻から入れる 経鼻内視鏡だったのですが、

横たわり、鼻は麻酔が効き、口からはよだれを流しながら、鼻から胃カメラを突っ込み、

モニターテレビで胃の中を診るのですが、その状態で、

「ちょっと、胃が荒れていますが細胞組織を採取して、精密検査しますか?

料金はオプションになりますが」って、

当然、この姿では、 「ハイ!」ってしか 言えないでしょうが!!

・・・・・・・・・・・・

北朝鮮に拉致された5人が帰国した 2002年平成14年の 独断と偏見の

洋画ベスト10

①ノーマンズ・ランド   ②スターウォ―ズエピソード2/クローンの攻撃

③チョコレート   ④モンスターズ インク    ⑤活きる

⑥鬼が来た!   ⑦マイノリティ・リポート  ⑧春の日は過ぎ行く

⑨ロード・トウ・パーティション      ⑩ブラックホークダウン

マッドマックス・怒りのデスロード

 

荒廃した近未来が舞台の人気シリーズ。前3作に続きジョージ・ミラーがメガホンをとり、

30年ぶりに3Dで復活する。 妻子を奪われて荒野をさまようマックスは、凶悪な

イモ―タン・ジョーの軍団に捕らわれ  女戦士に救われたことから、

自由を求めて反乱を決意する。

(キネマ旬報からの抜粋)

時々、身体が、ピクリと反応するぐらいの、激しいアクションのつるべ打ち。

横で、ポップコーンを食ってる兄ちゃんが 全く気にならないぐらいの

音楽のシャワー。

御年、70歳とは思えない ジョージ・ミラー監督のパワフルさ。

一部評論家の熱狂ぶりも わかります。

でも、シャーリーズ・セロンを筆頭に(最初、シャーリーズ・セロンとは、思わなかったぐらい戦闘員になりきっていた)女性がからむことによって、なんか、味が薄くなっていくような気がしたのは、

たぶん、僕だけの偏見でしょうね、すいません。     80点

ロッキー

御存じ、もう、40年も前の作品ですね。

アカデミー賞作品賞にも輝いた、スタローンの出世作。久しぶりに 見直しました。

このブログも ちょうど1年続きました。自己満足が強いブログなんですが、

お客様は、もちろん、親戚や友達に無事を?連絡している様なブログでも

ありました。なにせ、いろんな人に迷惑かけて生きている人間としては、

感謝しかありません。

この作品が公開された頃、東京の大学の映画研究部1年生でした。

生まれて初めて書いた脚本が「GROCKY」という題名。もちろん、「ロッキー」の

パロディ。グロッキーという主人公が 各格闘技界の第一人者と闘うが

コテンパンにやられながらも、最後まで闘い抜くというのがテーマ。

なぜか、私が主役をして、学園祭で 8ミリ自主上映されました。

この「ロッキー」を観た後、これも見直しましたが、恥ずかしくて

直視できませんでした(当たり前だろ)

でも、当時、流行っていた スカイハイや チャイニーズ カンフーの音楽などを

使っていたことも、懐かしく感じました。(「ロッキー」は ビル コンティの音楽も

良かったですね。)

とりあえず、僕は、今日も元気に やっています。

陽はまた昇る  たそがれ清兵衛 ゴジラ×メカゴジラ

がんばれ!なでしこジャパン

ついでに、タイガースも がんばれ

(INAC神戸の地元、春日野道商店街は 高校時代、友達も住んでいたので、何となく、

親近感が 湧きます。)

ソルトレイクシティ冬季オリンピックがあった 平成14年 2002年の 独断と偏見の

マイベスト10  まずは、邦画です。

① 陽はまた昇る  ② クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

③ たそがれ清兵衛  ④ KT  ⑤ 突入せよ!「あさま山荘」事件

⑥ 刑務所の中      ⑦ ピンポン   ⑧ OUT

⑨ ゴジラ×メカゴジラ     ⑩ 宣戦布告

海街diary

「海街diary」

家庭事情の複雑な四姉妹の暮らしを綴る吉田秋生の人気漫画に是枝裕和が惚れ込み

実写映画化。香田家の三姉妹は再婚した母と離れ鎌倉の実家で暮らしている。そこへ15年前に

家を去った父の訃報が届き、その葬儀の場で3人は腹違いの妹と対面する。

(キネマ旬報からの抜粋)

綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆 広瀬すずが、四姉妹を演じ(美しすぎる四姉妹って、細雪かよ)

僕が期待し過ぎていたのか、やや、物足りなかったのも確かです。

でも、各評論家は絶賛している人が多いですよね。

小津安二郎的な作品だとは、言われていますが、

また、監督も、成瀬巳喜男のほうが好みだということですが(僕も、小津は好きですが、

成瀬は もっと、大好きです。)

ちょっと、もひとつ小津を淡泊にしたというか、あまりにも、薄い味に仕上がっているような、

感じです。悪くはないんだけど・・・・・・・79点