半藤一利のノンフィクションと昨年発表された (昭和天皇実録) を基に、原田眞人が監督を
務めた戦争映画。敗戦濃厚な太平洋戦争末期、連合国軍はポツダム宣言受諾を
日本に要求。閣議が連日連夜紛糾する中、
広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。(キネマ旬報からの抜粋)
終戦の日に観に行きました。
映画史に残る 前作の岡本喜八監督作品と どうしても比べてしまうのですが、
はっきり言って、緊迫感の乏しい作品だと思います。
配役もミスキャストだし、肩透かしを食ったような、(この監督、当たり外れが あるような)
人ごとみたいな 内容。(それが、狙い?) 甘くみても 76点
近現代史は 白人が有色人種の 土地や財産を奪い 奴隷にした年代とも言われています。
それに唯一、反抗したのが 日本人であり、また、そこから 暴走したとも言われています。
戦争に正義は あるのでしょうか?
アジアでの日本の立ち場、アメリカとの関係や付き合い方など、
世界のなかから見ても、日本の役割は大きいと思いますし、ここが、ふんばりどころでは
ないでしょうか。(世界の平和は 日本にかかっているといっても、過言ではないと)
アジアの平和を安定させてほしいですし、また 唯一の被爆国でもある日本は
アメリカにも 言わなければならないことは 言うべきですし。
また、原爆投下についても、言いたいことがいえないのは、いろんなしがらみが
あるのもわかりますが、 (でも、)
戦争を早く終わらせるためだなんて、詭弁だし、(真珠湾攻撃も挑発に乗ってしまったとも)
ひとつめの爆弾もどうかと思うけど、
もう、ほとんど負け戦の国に、種類の違う爆弾を2個も落とすのは、実験としか
思えません。(唯一、反抗した有色人種に対しての、人種差別とも。)
空襲をしていない都市で、どれだけの効果があるか。
国際法で一般市民は、攻撃してはならないことにも なっています。
(東京、大阪、神戸、他各都市への空襲、そして、沖縄 約百万人の一般人)はっきり言えば、虐殺です。
創るのに金がかかったので、ということも言われていますし。
共産党ソ連への威嚇とも、もちろん、言われています。(終戦間際のソ連軍の日本進行こそ、
侵略だと思いますが)
もう一度書きますが、正義の戦争って、あるのでしょうか
(ひきょうな書き方かも、わかりません。なんども書きましたが、
僕は、いろんな考えを まだ、自問自答しています。)
続きは、次回に。