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兄を持ち運べるサイズに

「兄を持ち運べるサイズに」

2025年  令和7年  12月6日土曜日

大阪梅田にて鑑賞   78点

翻訳家・エッセイの村井理子が

実体験をまとめたエッセイ”兄の終い”を

「浅田家」の中野量太監督が監督が映画化。

絶縁状態にあった兄の突然の訃報が入り、

急慮東北へと向かった理子は、

兄の元妻・加奈子らと共に後始末に追われながら、

もう一度家族について見つめ直していく。

(キネマ旬報からの抜粋)

僕が2017年 平成29年に初めてシネフェスのお手伝いをさせてもらった

きっかけの映画は、

中野量太監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」でした。

(その年は「シン・ゴジラ」 「この世界の片隅に」など

お気に入りが目白押しだったということも

ありました。)

一貫として家族をテーマにした作品が多い監督さんですが。

今回は、まあ、まあ、悪くはないけどなあ

という感じでした。(上から目線でスンマセン)

東北大震災で家を失ったけど、

当然、家には思い入れがあるということ、

それは、阪神大震災で

ワタクシも同じ境遇なので、解るし、

今の時代、家族にこだわるのも分かるのですが

(それにしても、最近はこの手の作品が多いですね)

でも、ちょっと 必要以上のべたつき感が感じられたのが、

難点でした。

 

朝日新聞で、

濱口竜介監督と三宅唱監督の対談が載っておりました。

映画とは絵画の連続だと。

確かにお二人の映像は

名画が続いているというか、凄いこだわりを持っておられますよね。ただ、

ワタクシは、絵の前にストーリーを

重視してしまいます。

 

シネフェスの受賞者発表は

2月7日頃だそうです。

 

 

 

 

 

 

セプテンバー5

「セプテンバー5」

オリンピック史上最悪の悲劇として

今なお語り継がれる1972年ミュンヘン五輪で起きた

人質テロ事件を描く社会派ドラマ。

世界が注目する事件を突如中継することとなり極限状態に

置かれたTVクルーたちの視点で

事件発生から終結までの

1日をノンストップで活写する。

(キネマ旬報からの抜粋)

2024年製作   2025年日本公開

ドイツ=アメリカ    91分

マスコミ、報道とは? と、改めて考えさせられる作品でした。

そして、この映画はドキュメンタリーかと思うぐらい

見事な緊迫感を醸し出していました。(実話という強みですが)

ともかく、面白かったです!

 

大相撲、安青錦お見事!

熱海富士、惜しかったですねえ。

 

先週、右足薬指、骨折致しました。

初めての骨折。

朝方、扉に思いきり、ぶつけました。

打撲だと思っていたのですが・・・・・・

整形外科で、念の為にレントゲンを撮ってもらったら・・・・・・折れていました(笑)

薬は無く、固定するしか

ないのよですね。  日にち薬かぁ!

 

 

 

 

 

 

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない

「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」

2024年製作  2025年公開  ノルウェー=パレスチナ

ドキュメンタリー    95分

2024年 ベルリン国際映画祭で2冠に輝いたドキュメンタリー。

パレスチナ青年バーセルとイスラエル人ジャーナリストのユヴァルが、

占領下のパレスチナ人居住地区の実情を

4年に渡って記録。

立場を超え、

対話を重ねて生まれた二人の友情をも

映し出す。

(キネマ旬報からの抜粋)

各国で高評価のドキュメンタリー。

でも、この現状は、ある程度は報道されているし、

言いかたは悪いけど、一方的な話。

(もちろん、ボクもパレスチナ側だけど・・ただ、ユダヤ人イスラエルも

やられたらやり返すなんて

各人それぞれは

思っていないはず)

ともかく、お互い個人個人には罪がなく、

国が、

権力者がしていること。

(前にも書きましたが、ボクも日本は大好きだけど

国の思う通りにはなりたくない)

でも、あの撃たれて障害を持ってしまった人や親は

気の毒としか・・・・・・。

ジャーナリズムは無力。

我々も無力。

でも、考えて行動は起こしたい。

上から言われて、それが仕事だからとは、

片づけたくない。

 

右足くすり指、骨折してしまいました。初めての骨折です。

治るのは、日にち薬しかないですね。

 

解散表明、2月8日投票

う~ん、複雑な思いです。

 

復活シネフェス、今年は3月8日の日曜日です。

果たして、どなたが来られるのでしょうか?

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤さんと佐藤さん

「佐藤さんと佐藤さん」

2025年  令和7年   11月28日金曜日   レイトショー

JR尼崎にて鑑賞    81点

「ミセス・ノイズィ」の天野千尋監督が

岸井ゆきのと宮沢氷魚を主演に迎え、

夫婦のすれ違いを描いた人間ドラマ。

同じ苗字の佐藤サチと佐藤タモツは意気投合し、

同棲をはじめる。

タモツが司法試験に落ち続ける一方で、

応援していたサチの方が合格。

毎日を積み重ね徐々に変化していく凸凹な二人の

15年間をリアルに描く。(キネマ旬報からの抜粋)

奇をてらってもいないし、

新しいタイプのやり方でもなく、

オーソドックスな演出なんだけど、

本当に細部に渡ってよく出来ていると思います。

脚本も演出も良いけど、何んといっても、今、一番乗っている

岸井ゆきのさんの演技が見事。

ワタクシ自身にとっても、夫婦のいろんなぎくしゃくは思い当たることも

多いし、

反省も、する(笑)

ラストもどうなるかと思ったけど、

(不合格もありかなと)

あの結末!

サチのラストの表情。

一生忘れない名場面!

タモツの気持ちもわかるけど・・・・・・難しいよね。

ハタから見たら、女に食わしてもらっているように見えはするから、

我慢できなくなったと思うし、

サチの言葉に最後は切れたんだけど・・・・・・。

絆も切れてしまった。

今時は、色んな考え方もありますが・・・・・・(気にしなくてもとか)・・。

本当に、うう~んと言いたいぐらい、

ラストは考え込んでしまいました。

映画の中の二人は、どちらも間違ってはいないのです。

良い作品でした。

(今日現在、昨年の邦画、マイベストです。)

 

久米宏さん、ジャーナリズムの反権力者を見事に体現されておられました。

 

さすがに、この解散は、おいおいおいです。

 

震災31年、毎年、このブログには当時のことを書かせてもらっていました。

 

昨日の大相撲も、おいおいおいでしたね。(6年ぶりの天覧相撲)

 

 

 

 

 

ブルーボーイ事件

「ブルーボーイ事件」

2025年  令和7年  11月22日 土曜日

梅田にて鑑賞      80点

1960年代に”性別適合手術”が

違法とされて医師が

法廷に立たされ、

トランジェスター女性たちが

裁判で証言をした事実に基づき、

日本の知られざる性的マイノリティの歴史を

紐解くヒューマン・ドラマ。(キネマ旬報からの抜粋)

脚本が、本当に良く練られていると思いました。

興味本位で観た自分自身に反省です。

観客も女性の方が、多かったです。

2025年 令和7年を代表する1本だと思います。

幸せって何?

また、ワタクシの価値観の一部が変わりました(笑)

そのうちの一つとして、

ワタクシは、生き物は、オスとメスが

子孫を繋ぐことが基本だと思っていました。

主人公は、本当のトランジェスター女性らしいですけど、

演技は上手でしたね。

上手かったです。ラストは涙しそうになりました。

改めて、”幸せって何?”

確かに、一般の幸せとは違うかもしれないけど?・・・・・・。

検察官のいうことも解りますけど、

この話とは、話が違うと言いたくなります。

日本という国は大好きだし、この国で生まれてよかったとも思います。

でも、国の思う通り、いう通りにはなりたくないという気持ちは

持っているつもりです。

 

土曜日は、恒例の弊社の新春仕入れ業者さんの互礼会。

なんばの中国料理の大成閣さん。業界でも、良く利用させていただいています。

前回の西宮市の紹介の一部に

”あいみょん”さんが、抜けておりました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

平場の月

「平場の月」

2025年  令和7年   11月15日 土曜日

尼崎にて鑑賞     79点

第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみによる同名小説を

原作に、「ある男」の向井康介脚本、

「花束みたいな恋をした」の

土井裕泰監督で映画化。

中学時代の同級生が時を経て再会。

お互い独り身となり、

様々な人生経験を積んだふたりが意気投合し、

心を通わせてゆく。(キネマ旬報からの抜粋)

後半は、少しだるかったような感じでしたが、

ラストが凄く良く、薬師丸ひろ子さんの歌も、

効果的に使われ、

拾い物と言ったら、怒られますよね。

病気や恋の遍歴も、我々の世代に身近に感じ、

失礼な言いかたですが、多分

小説より面白いのでは?

向井さんの脚本、土井さんの演出

堺、井川

ご両人の演技も、

いい仕事しています。

 

お正月は、昨年と同様に

淡路島に行き、ゆっくりさせて頂きました。

今日は、”本戎”

西宮神社で、本年度の福男が選ばれました。

ワタクシの住んでいる兵庫県西宮市は、

瀬戸内海沿いではありますが、意外に南北も広く、

北側には、六甲山が控えております。(六甲おろし)

大阪梅田と神戸三宮のほぼ中間で

甲子園球場や大型ショッピングセンター西宮ガーデンズもあります。

(西宮ガーデンズは、阪急ブレーブスの本拠地球場、西宮球場の跡地に出来ました。)

灘五郷といわれる宮水を使用した日本酒の生産地でもあります。

大学も多く、住みよい街だと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅と日々

新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

「旅と日々」

2025年  令和7年  11月8日土曜日   76点

兵庫県・西宮ガーデンズにて鑑賞(何年か前までは、こちらで観ることが多かったのですが、

隣町の尼崎の劇場の方が、JRに乗って早くて楽だから(笑) 久しぶりです。

というか、この作品が、メジャーの劇場で、かかるとは!)

「夜明けのすべて」の三宅唱が、つげ義春の漫画 ”海辺の叙景”  ”ほんやら洞のべんさん”を

原作に、

自ら脚本を執筆したドラマ。

執筆に行き詰まって旅に出た脚本家の李は、

雪荒ぶ山奥のおんぼろ宿で、

やる気の感じられない宿主・べん造と

出会うが・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

高評価の作品で、お気に入りの監督さんなのですが・・・・・・。

前半が、特にきつい。

前日の研修会、及び今週の疲れだろうか?

メタ映画は、良し悪し。

つげ作品、何十年ぶりに

読み返すか?

堤真一は新境地を開いたのだろうか?

ボク的には・・・・・・。

(確かに、上手いけど)

ウンギョンは、素晴らしい。

河合優実さんも、今年公開映画は、5本目?

(全部観ている(笑))

各賞のまた、有力候補。

でも、「せっかく、生きてるんだから」は

いいセリフでした。

 

今年も淡路島に行き、ゆっくりさせて頂きました。

 

今年も、理想と現実のはざまを

漂いながら、頑張ります(笑)

 

年末にも書きましたが、NHKの朝ドラ”ばけばけ”、

確かに、原作者の狙い通り?

テレビ特有の”ながら見”は

良い意味で、難しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイナル・デッドブラッド

「ファイナル・デッドブラッド」

2025年  アメリカ   109分

無数の”死の連鎖”を描き、

世界中を震撼させ続けるホラー映画シリーズ

”ファイナル・デスティネーション”の最新作。

大学生ステファニーは、

自分と家族が悲惨な死を遂げるという

悪夢に苛まれていた。

”ただの夢”ではないと感じた彼女は

ある手がかりにたどり着く。

それは50年以上語られなかった

”死の連鎖”の始まりだった・・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

申し訳ない(誰に誤ってんだ!)

想像以上に面白かった。

ホラー・スリラーだけど、最後は笑っちゃいました。

 

朝ドラ”ばけばけ”

年末、前半の締めの回。

見事でしたね。本当によく出来ていると思いました。

録画しているのを思わず二度見しちゃいました。

この回で最終回にしてもいいんではないかというぐらいの

演出でした。

高石あかりさん、目の演技が素晴らしい。

岸井ゆきのさんと共に

今、拙者のイチ押しです(笑)

 

本年も、皆様、大変お世話になりました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

フロントライン

「フロントライン」

日本で初めて新型コロナウィルスの集団感染が発生した

豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号で、

患者の診療に当たった

医師たちの闘いを、

事実に基づいて描いたドラマ。

未知のウィルスに関する経験や訓練が不足したまま、

最前線で対応を迫られた医師たちは・・・・・

(キネマ旬報からの抜粋)

実は、単なるキワモノ映画だと思っていました。

大変、失礼いたしました。

良作です。勉強にもなりました。

①ⅮーMATの存在   ②ルールが縛る人道上の問題。そしてルールの変更の難しさ。

③英雄とは?

昔の日本映画らしい、真面目な作品の作り方。

見応えあり。

桜井ユキも良かったです。

(もちろん、他の役者陣も)

この出来事を深く知らなかったことと

評判になっていたのに、見逃して配信鑑賞になってしまったことを

反省(笑)

しかし、今も問題になっていますが

マスメディアというものは・・・・・・。

ただ、ラストクレジットで

本当の闘いはこれからだという一文は、

欲しかったなあ。

 

風邪をひいたら、治りにくくなりました(笑)

治りかけたら、忘年会や会合が続き

なかなか、治りません。

 

もちろん、戦争だけは絶対よくない。

ただ平和ボケはダメだと思う。自立は大事。

いまだに時代錯誤というか、領土を拡げるのが

良しとする国が多々有る。

価値観や人種、貧富、教育、宗教、文化などなど

相容れなくて当たり前の今の世界。

(閑話休題)

俺は、日本も好きだし、日本人に生まれてよかったなとは

思うけど、

国のいうことには振り回されたくはないとは思う。

 

 

 

 

 

 

 

ミーツ・ザ・ワールド

「ミーツ・ザ・ワールド」

2025年  令和7年  11月1日(土)

尼崎にて鑑賞    78点

第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみの

同名小説を、

「ちょっと、思い出しただけ」の松居大悟監督、

「市子」の杉咲花主演で映画化。

歌舞伎町を舞台に、擬人化漫画をこよなく愛するも、

自分のことは好きになれない27歳の会社員・由嘉里の

新たな出会いを描く。(キネマ旬報からの抜粋)

久しぶりに、一日に2本続けて鑑賞。(1本目は「爆弾」)

歳かな、やっぱり疲れる(笑)

お先に書かしていただきますが、ワタクシ的には、合わない(笑)

この監督さんは「ちょっと、思い出しただけ」が

なかなか、面白かったのですが、

(シネフェスでもお会いした)

杉咲花さんや蒼井優さんも出られていたので

(ただ、同じく

菅田将暉さんは、最後までどこに出ていたのか

わかりませんでした)

観に行ったのですが

ちょっと、こういう考えや、風俗は

合いませんでした(笑)

ただ、杉咲花さんの演技は

本当に素晴らしく、

改めて、ファンに

なったという次第です。

(もう一人の主演女優は、完全にミスキャスト!)

 

もうそろそろ、今年も終わりますが、

今年度の邦画は、興行収入も良かったみたいですが、

作品群も充実していたように思います。

まだ、未見の作品もあるのですが、

現時点で

(独断と偏見の)

ワタクシのベスト10から、

「国宝」が、零れ落ちそうです。

「佐藤さんと佐藤さん」   「爆弾」   「今の空が一番好き、と言えない僕は」

「ブルーボーイ事件」   「ファーストキス1STKISS」  「愚か者の身分」

「「桐島です」」   「ルノワール」

「フロントライン」    「平場の月」などなど