ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」

78点  2024年  令和6年  10月19日鑑賞

「バットマン」シリーズの悪役ジョーカー誕生秘話を描いた

「ジョーカー」の完結編となる続編。

理不尽な世の代弁者として、

時代の寵児となったジョーカー。

その前に現れた謎の女リーと共に

狂乱が世界へ伝播していく。

孤独で心優しかった男の暴走の行方とは?(キネマ旬報からの抜粋)

結論から言うと、僕的には、

まあまあ面白かったです。

というのも、こういう話題作は、初日金曜日のレイトショーで

観ることが多いのですが、

たまたま、ゴルフのお付き合いがあり

一週間遅れました。

それが良かったのか、悪かったのか・・・・・。

賛否両論というより、否定的な意見のほうが多かったので、

ハードルを低くした心構えで行きました。(笑)

ミュージカルだという、お声もありましたが、

私自信、ミュージカルも大好きですし、

先に聞いてて、良かったです(笑)

いやいや、そうではなく、

見応えもあり、退屈はしませんでした。

第1作目が、余りにも衝撃的過ぎて、

エンタメ的にも面白かったのは確かなのです。

だから、それを期待して行くと

肩透かしを食らうような作品だとも思います。

でも、傑作とは言いにくいですが

演出、演技人も

頑張っていましたし、それなりに楽しめる作品でした。

 

昨日は、我が兵庫県の知事選挙でした。

やっちゃいましたねぇ!

終盤に、元知事が猛追しているという情報は有りました。

でも、本当に勝利するとは!

確かに、表や裏のお話が飛び交っており、

僅差になるのではと

言われておりましたが・・・・・。

実は、ワタクシ、元知事に投票しましたひとりです(笑)

 

 

 

 

 

 

青春ジャック 止められるか、俺たちを2

「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」

1969年を舞台に、若松孝二監督が設立した若松プロダクションを

描いた青春群像劇「止められるか、俺たちを」の後篇。

1980年代、ビデオが普及し始め

映画館から人が遠のきだす中、

それに逆行するように若松孝二は

名古屋にシネマスコーレというミニシアターを作る。(キネマ旬報からの抜粋)

辛口評論家のおひとり、北川れい子さんの

一部評論をお借りすると

”映画という井の中に足を掬われた蛙が飛んだり跳ねたりしているに過ぎない、

と思いつつ嫉妬を感じた。”

私も、それに近い感想でした。

 

自宅のマンションに、内窓を取り付けました。

防音、防犯、結露の軽減、遮熱、断熱、UVカット、費用対効果

なかなか優れもんです。

今週は、東京、横浜出張とボウリング大会。

そして、兵庫県知事選挙です。

 

 

 

シビル・ウォー アメリカ最後の日

「シビル・ウォー アメリカ最後の日」

分断が進行し、内戦に突入したアメリカの姿を、

ジャーナリストの視点で描いたSFサスペンス。

A24史上最高のオープニング記録を樹立、さらに

興行収入ランキングで2週連続1位を

獲得した話題作。

西部勢力と政府軍の間で内戦が勃発したアメリカで、

ニューヨークのジャーナリスト4人が、

大統領への単独インタビューを行うため、

ホワイトハウスを目指すが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

79点   2024年 令和6年  10月5日鑑賞

時代を掴み、見応えあり。面白かったです。

ちょうど、今年の大統領選挙を見据えての上映。

いろんな問題が絡んだ末の結末なんでしょう。(でも、誰がどう見ても

大統領は、トランプ。)

難を言うと、ロードムービーだからか、

ラストの見せ場まで、ドンパチが少なく、

最後も地域的な戦闘。

でも、緊張感の連続は、お見事!

大掛かりな最新兵器のお披露目もないものの、

命の軽さをあきれるぐらい描いている。

というか、戒めで描いているのか。

それと、ストーリーの説明がアメリカ映画にしては

えらい弱いと思ったのは、

説明しなくても、米国人なら納得するからなのかな。

音楽というか、音響は凄い。

これは、映画館でしか味わえない迫力でした。

 

いよいよアメリカ大統領選挙!

さてどうなるやら。

 

そして、我が兵庫県の知事選挙も

今月、17日が投票日です。

 

 

 

 

落下の解剖学

「落下の解剖学」

2023年第76回カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた、

ジュスティーヌ・トリエ監督によるサスペンス。

山荘で男が転落死し、視覚障害のある息子だけが

現場に居合わせていた。

妻に容疑がかけられ、

夫婦関係が暴かれていくが・・・・・。

夫の死をきっかけに仲睦まじい夫婦の

表の顔とは全く違う真の姿が暴かれていく様を描く。

(キネマ旬報からの抜粋)

舞台劇でもいいんではないかい、とも

思いましたが、見応えはあります。

緊張感はあります、ただどんでん返しは無く

真っ当な法律の解釈と演出、演技、そして人間を見せつけます。

最初は、現代の男女の立場を

女性側が少し、はき違えているのかなとも

思ったのですが、

反面、男性よ、もっとしっかりしろと

言っているとも感じました。ただ、

結局、藪の中を思わせるラストでもないんだろうけど、

夫婦間を

こんなに大っぴらに

さらけ出し、

全部暴露されるから、

みんな、裁判というものを嫌がるはずだと思いました。

フランス  152分

 

オオタニさん、おめでとうございます!!

エンジェルスで、あの勇姿を観たかったですが、

いかんせん弱小球団では無理ですよね。

大企業の会社に就職したからこそというか、

野球は、やっぱりチームワークですね。

山本投手も喜んでいましたが、

京セラで我がの日本シリーズで、

我が阪神タイガースにぼこぼこにされたのを

球場で観たのも、もう一年前なのですね(笑)

 

NHKの来秋の朝ドラの主役が、何と、

”ベイビーワルキューレ”シリーズの

高石あかりさんに決まったそうです。

びっくりしました。

これは観なくちゃいけませんね(笑)

 

明日のお休みは、嫁と

あの「孤狼の血」の白石監督の「十一人の賊軍」を

観に行く予定です。

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

獣道

「獣道」

2017年  94分

監督は、「ミッドナイト スワン」の内田英二。

鑑賞方法 Amazonプライムビデオ

う~ん、やっぱり全体的には、中途半端かな。

伊藤沙莉さんが主演だったので、前からチェックしていた作品でした。

朝ドラでも、”ひよっこ”から”虎に翼”で、

今や、押しも押されぬ演技派の女優の一人です。

さすがに、上手かったけど、胸を見せる必要は無かったですね。

地方都市の不良と呼ばれる若者の実態とか

地方の問題とかが、よくわかったというか、

でも、やっぱり煮詰まらない演出。

 

衆議院選挙も終わり、

結果は、消去法みたいな結果だと思います。

政治が停滞するのは、やはり、気になるところです。

 

オオタニさん、負傷!

やはり気になります。

 

 

 

 

 

 

 

ベイビーわるきゅーれナイスデイズ

「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ」

2024年  令和6年 9月27日鑑賞    80点

阪元裕吾監督と、高石あかり&伊澤彩織の主演コンビによる

「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ第3弾。

殺しの任務で宮崎県に降り立った、ちさととまひろ。

ところが

150人殺し達成を目指す一匹狼の殺し屋・冬村かえでが

同じターゲットを狙い、ふたりの前に立ちはだかる。(キネマ旬報からの抜粋)

前2作の時にも書きましたが、

(評論家が何と言おうと、はまる人は、はまる)

この面白さは、何とも言えないというか、くせになります。

(漫画チックと分かっていても)

そして、この第3弾で魅力爆発です。

池松さんは、いつもの演技だけど(笑)

「シン・仮面ライダー」より

「宮本から君へ」を思い出させてくれるぐらい良かったです。

(今年は数多くの作品にも出られているし、主演男優賞候補のお一人ですね。)

前田敦子は、ともかく、池松壮亮が出演したことによって

画面もストーリーも締まったことは

間違いないです。

面白かったです。

(阪元監督は、今年のシネフェスに来られました。)

 

大リーグ、ワールドシリーズ

ロサンジェルス・ドジャースVSニューヨーク・ヤンキースになりましたね。

これは、楽しみです。

 

以前にも書きましたが、40年以上前、

まだ、東京ディズニーランドも出来ていない頃、

アメリカを旅したことがあります。

その時にロサンジェルスのドジャースタジアムにも行ったのですが、

球場より、周りの駐車場の方が大きくて、

びっくりしました。

ニューヨークでは、国連ビル、ブロードウェイミュージカル

そして、今は無いワールドトレードセンターにも

上らせてもらいました。

後日、再度訪れた時、トランプタワーにも行ったなあ!

その時は、ただ凄い金持ちがいるんだなあと

思いました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

ぼくが生きてる、ふたつの世界

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

「そこのみにて光輝く」の呉美保監督作。

耳のきこえない両親の元で育った五十嵐大(吉沢亮)は、

幼い頃から日常的に母(忍足亜希子)の

”通訳”をしてきた。

しかし次第に周りから特別視されることに苛立つようになり、

20歳になったとき

逃げるように上京する。

(キネマ旬報からの抜粋)

79点  2024年 9月 22日鑑賞

前半は、静かに淡々と積み重ねていく描写で

進みます。

丁寧な作りです。

そして、最後は

やはり、ほろりとさせられます。

コーダの世界を描いているのですが、

母と息子の物語ですね。

(父は、どこに行ったのかと途中までは思っていたぐらい

やや薄い存在でした。)

脚本は、最近好調な、港岳彦さん。(シネフェスでお会いしました。)

ちょっと、物足りない展開に感じましたが、

一見の価値ある良い作品だと思います。

ただ、吉沢亮は、上手いんだけど、男前すぎます。

(”虎に翼”の岡田将生も、そう。

上手いし、好きな俳優の一人なのですが、これも男前すぎる。(笑))

 

西田敏行さんが、亡くなられました。

幅の広い演技で、楽しませていただきました。

残念です。

映画では、

「釣りバカ日誌」   「敦煌」   「学校」

「アウトレイジビヨンド」  「植村直己物語」などが

印象に残っています。

それと、関西では

”探偵!ナイトスクープ”の 司会などでおなじみでした。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

エイリアン:ロムルス

「エイリアン:ロムルス」

「エイリアン」(1979年)のその後の物語を、

監督リドリー・スコット自身の製作で映画化。

6人の若者たちが足を踏み入れた宇宙ステーション”ロムルス”。

そこにいたのは、

寄生した人間の胸を突き破り、

異常な速さで進化する生命体

”エイリアン”だった。

(キネマ旬報からの抜粋)

鑑賞日 2024・9・14

評判は高いんだけど、僕的には、

もひとつでした。

どうしても、やっぱり「エイリアン2」のジェームズ・キャメロンの作品が

強烈だったので、比べてしまいます。

キレがないというか、画面も必要以上に暗いし、

前半の演出ももたつき感があります。

新鮮味に乏しく、ホラー映画の監督さんだからか

突拍子のない怖がらせ方の味付けが強い。

期待大で行ったので、ちょっと、がっかり感が

ありました。  77点

 

ちょっと、健診で

数値がおかしいところが見つかり、

長い期間をかけて

大学病院で検査を受けたところ、

やっと、治療方針が決まりました。

結論から言えば、

2年間の様子見です。

3か月に1回の注射らしいです。

まあ、初期で見つかったのは本当に

不幸中の幸いというところでしょうか。

良しとします。

 

 

 

 

 

侍タイムスリッパー

「侍タイムスリッパー」

「拳銃と目玉焼」 「ごはん」の安田淳一監督が東映京都撮影所の

特別協力のもと自主制作した時代劇コメディ。

密命を受けた会津藩士・高坂新左衛門が

長州藩士と刃を交えるや、

雷が落ち気絶してしまう。

目覚めると現代の時代劇撮影所に

タイムスリップしており・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

鑑賞日 2024年9月13日     79点

良くも悪くも、自主映画らしい作品でした。

でも、良いアイデアです。

面白かったです。

テーマ”生きていく覚悟”も、うなずかされました。

「カメラを止めるな!」と同様に

自主映画の作品という口コミで評判を呼び、

全国展開になったということです。

確かに、お金もかかっていないし、役者も頑張っていたけど・・・・・。

ヒロインを含めても

今一つ。(演技も、華も)

しかし、

侍たちの運命も面白いですが、特にラストの緊張感は特筆もの。

あの「椿三十郎」を思い出しました。

”SHOGUN 将軍”のエミー賞受賞の快挙と共に、

時代劇の復活を期待します。

 

タイガースは、また、

功労者に対して、

ファンが納得しない仕打ちを(あえて仕打ちと言います)

してしまいました。

昔からです。あきれてしまいます。

 

最後の試合は、チケットは頂いていたのですが

都合がつかず

妻と息子が観に行きました。

岡田監督、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ピラニア

「ピラニア」

1978年 アメリカ  98分

さすが?ジョー・ダンテ監督作品。

B級でも、見るべきところあり(笑・失礼)

前半は、まずまず、でも後半がいただけない。平凡。

いろんな話題が(問題)てんこ盛りは認めますが・・・・・。

「ジョーズ」の柳の下の泥鰌は、居なかった。

製作総指揮は、あのロジャー・コーマンとジェフ・シェクトマン。

 

岡田監督退任。

漏らすなよな。

今じゃあないですよね。

まだまだ試合があります。

 

大谷君は、魅せます。

 

ネットフリックスの”極悪女王”

確かに面白いです。

白石和彌監督、さすがです。

思わず、見入ってしまいました。