ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン監督と

ポール・ジアマッティが

再タッグを組んだヒューマンドラマ。

1970年、アメリカの寄宿生高校。

それぞれの事情で寮に残り、

クリスマス休暇を過ごす非常勤講師と生徒、料理長の

3人の間に小さな繋がりが生まれてゆく。

(キネマ旬報からの抜粋)

70年代の音楽も懐かしく、良品だと思います。

米国のクリスマスが、今更ながら特別なのが、よくわかりました。

邦題は、ちょっといただけないのですが・・・・・。

ラストは、少し苦かったですね。

 

本日、4月1日から、また

新しい期、第84期に突入しました。

弊社は、創業は 1928年  昭和3年ですので、

後、2年と少しで、100年になります。

 

いよいよ、日本プロ野球も開幕いたしました。

ご贔屓のチームには、

何とか最後まで、優勝を争って欲しいものです。

 

フジテレビ、難儀やね。

 

 

 

 

 

ぼくのお日さま

「ぼくのお日さま」

「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史監督による長編第2作にして

商業映画デビュー作。

雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケーが苦手な少年タクヤと、

フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、

さくらのコーチ荒川3人の視点から紡がれる、

淡くて切ない小さな恋の物語。

(キネマ旬報からの抜粋)

これは、良かったです!

拾い物と言ったら、大変失礼なぐらいな良質な作品でした。

私のお気に入りの1本になりました。

各映画賞で、

新人賞を2人が、

池松さんは助演賞を受けられております。

(シネフェスでも、そうでした。お会いしたかったです。)

ラストも憎い。エンディング曲も印象に残りました。

音楽と映像も素晴らしい。

題名も、グッド!

同性愛のお話は、まあ今時かなとは思いました。

誰かにお薦めしたいと思うほど、

また、宝物として取っておきたいような作品でした。

唯一、女の子がなぜ、一緒にしようとしたのかの説明が

少し不十分。でも、

また、男の子の親友がいい味を出しています。

「リトル・ダンサー」にも通じるものがあり、良い作品でした。

 

さあ、いよいよプロ野球開幕!

頑張れ、タイガース!

 

 

 

 

Cloud クラウド

「Cloud クラウド」

黒沢清が菅田将暉主演で贈るサスペンス・スリラー。

”転売ヤー”の吉井良介が

知らないうちにバラまいた憎悪の粒は

ネット社会の闇を吸って成長し、

誹謗中傷やフェイクニュースを経て

どす黒い集団狂気にエスカレート。

やがて”狩りゲーム”の標的となった吉井は・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

古川琴音さんは、やっぱり、上手い。

けど、今回は怖い(笑)。でも、

今の時代の作品ですね。

しかし、匿名ということも、だんだん難しくなっているというか、

まあ、そのことは良いとは思いますが・・・・・。

最初は、面白く観ていたのですが、

途中からは、やっぱり、いつものシュールな黒澤節でした。(笑)

 

大谷さん、凱旋帰国!

でも、昨年のワールドチャンピオンのドジャース、

そしてカブスを破ったタイガース。

もう優勝しかないですね(笑)。

大相撲も後半戦。

春の高校野球も始まり、

もうすぐ春ですね。

春がまだまだ遠いのは、石破さんか!?

いしだあゆみさんが亡くなられました。

歌の影響で、横浜のイメージが有りますが、

大阪府池田市の人なんですよね。

うちの町からも近く、いい所です。

 

 

 

 

 

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方

「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

アメリカ大統領トランプの過去を描いた衝撃作。

若き実業家だった20代のトランプは、

辣腕弁護士ロイ・コーンと出会い、

非情な ”勝つための3つのルール” を伝授される。

やがてトランプは

数々の大事業を成功させ、

コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく。

(キネマ旬報からの抜粋)

81点    2025年  令和7年  1月25日鑑賞  三ノ宮

(嫁さん、大喜び!)

正直、一部、共感するところは有りました。(笑)

まず、なぜ、この作品が日本でヒットしないのかということ。

わかりません。

配給会社の怠慢じゃあないでしょうか。

いやあ、実に面白い!

お勧めした人も、皆、喜んでいました。

もちろん、芸術面というより、エンタメ性としての

出来が秀逸です。トランプの好き嫌いで評価する映画でもないですし、

ドキュメンタリータッチで、

スキャンダラスで、

のぞき見主義感満載?

いやなやつだけど、今の所、

彼自身、追い詰められもせず、そして、成長もしない。

アプレンティスとは、”見習い”という意味らしいです。

もう少し、長くしても良かったぐらい。(前後編で)

トランプもよく上映を許可したものです。

腹回りや頭髪の整形も暴露。

家族にも、容赦なく。(アメリカでは、パイロットの評価は低いの?)

利他の心

なんてあるわけもなく、本当に何もかも、自分の利益のためですね。

以前、トランプタワーも見に行ったことがあります。

(スピルバーグも住んでいたらしい。)

下品で、教養がないの一言では、かたずけられない。

プロレス的なやり方(プロレスは大好きだけど。)

みんなが、自分が正義だ。真実だという、今の世の中。

民主主義とは、何ぞや。

ワタクシは、少数の意見も加味しながら

進めていくものだと思いますが。

怠け者は、置いといて、本当に弱い人には、手をさし出すべき。

演技の上手い奴が、勝つ世の中。

アメリカンドリーム、そして、ニューヨークが栄えるということは、

アメリカの復活ということか。

弁護士ロイ・コーン役のジェレミー・ストロングは、見事な助演賞ものの演技。

酒は判断力が鈍るということで、飲まず、

当然、たばこもやらず。

民主主義も、勝者にひれ伏す。

力の強いものが、勝つ。

(ただ、強引さが無ければ、物事は進まないのは認める。)

攻撃、全否定、負けないという3つのルールを

叩き込まれる。

商売人であり、まさに資本主義の権化。

フランケンシュタイン博士の創った怪物みたい。

予測不能な、4年間。

成功と金と権力が、正直や良識に勝る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライオン・キング

Version 1.0.0

「ライオン・キング」

1994年のディズニープロ32本目の長篇アニメーション映画。

アメリカ    89分

監督 ロジャー・アレーズ   ロブ・シンコフ

う~ん、やっぱり、ちょっとお子さま向きというか(大変、失礼!)

ジャングル大帝の方が、深いよねぇ。

 

 

下記は、補助金の説明会の山本会の記事です。

九十歳。何がめでたい

「九十歳。何がめでたい」

現在100歳を超えた直木賞作家・佐藤愛子が

90歳を過ぎて執筆したベストセラーエッセイ集を、

昨年90歳を迎えた草笛光子主演で

映画化した

パワフル・コメディ。(キネマ旬報からの抜粋)

まず、草笛光子さんに、脱帽!

毎回、注目作品を演出している前田哲監督。

テレビドラマになりそうな作品なのですが、

うまく、無難に面白くまとめ上げておられます。

さすが、職人芸。

そして、草笛光子さんの存在。(ということは、佐藤愛子さんにも恐れ入りまする)

本当に、今の世の中、その通りなんですが、

なんか、生きにくい方向に行っていますよね。

道徳や常識さえも、良いか悪いか、その時の都合になっています。(まあ、そらそうなんですが)

でも確かに作品で言うように、人のことを考えた、元気で面白い爺さんに

なりたいものです。(笑)

 

米国アカデミー賞の発表がありましたが、

既報の通り、段々、欧州の世界3大映画祭(カンヌ、ベネチア、ベルリン)の結果に

似てきましたね。欧州の映画祭は、どちらかというと、

芸術性や作家性に重きを置かれた作品が多かったのですが・・・・・。。

だから、ハリウッド発の大規模やエンタメ性の高い作品が

少ないということで、何かさみしいなあと。

時代なのか、お金なのか、多様性なのか・・・・・

 

「敵」

77歳の元大学教授・渡辺儀助(長塚京三)は

妻に先立たれ、

料理をつくり晩酌を楽しみ、

大きな日本家屋で余生を過ごしている。

友人と酒を酌み交わし、時に教え子を招いて夕食を振る舞う。

そんなある日、

”敵がやって来る”というメッセージが送られてきて・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

78点  1月24日鑑賞  梅田 レイトショー

ひとごとではない。

最近、間近にせまってきた老後を、

また考えてしまった。

あと、夢落ちは、演出的には良し悪し。

表裏一体。

 

米ウクライナ会談

トランプさんは、商売人です。

この資本主義では、致し方ありません。

根本的に変えていかなければいけないのかもしれませんが・・・・・。

ワタクシも、この世界に生きている限り、なんとか

もがいてでも、生き残っていくしかないです。

 

ジーン・ハックマンが亡くなりました。

映画に夢中にさせてくれた「ポセイドン・アドベンチャー」

そして、「フレンチ・コネクション」 「ミシシッピー・バーニング」

「許されざる者」 など、

忘れられません。

ありがとうございました。

 

 

 

 

PIGGYピギー

「PIGGYピギー」

スペイン  製作2022年  公開 2023年  ホラー

99分   カルロタ・ペレダ監督   出演 ラウラ・ガラン  カルメン・マチ

ホラーというか、スリラーの類なのですが、

なんとなく、コメディっぽいというか、可笑しみがある。

主人公の肉体表現が、そうさせるのでしょうか。

女子プロレスラーにでもなれば、(顔も良いし)受けるのにと思いました。(大変失礼!)

作品としては、ちゃんとしていると思います。

B級みたいに安っぽくないし(またまた、失礼!)

だから、惜しいですよね。

特に、ラストなんか、色んな選択肢があると思います。

ふたりのクラスメートを殺害するのか、

犯人とふたりで、逃亡し、

何年後かに見つかるとか、

このような、シチュエーションって、

よくあると思いますから、もう少し丁寧に描けば

面白い作品になったと思います。

 

球春、近し!(大谷さんもタイガースも、楽しみです。)

でも、まだまだ寒いですね。

皆様、体調にお気を付けくださいませ。

ウクライナ、どうなるのでしょう?

理想と現実はともかく、

早く戦争を辞めさせなければ!

シネフェスの季節ですが、残念です。

先日、NHKで、

1985年の阪神タイガース優勝のアナザーストーリーを、

再放送していました。

4年前の番組なのですが、

実は、ワタクシ、

当時、ビデオに録画しておりました。

何度も、再見しては

涙を流しております。(笑)

 

 

 

 

笛吹川

「笛吹川」

1960年  117分  松竹  木下恵介監督

原作 深沢七郎  出演 高峰秀子 田村高廣

さすが、高峰秀子さま、凄すぎます。

(演技力と存在感)

反戦映画です。

当然、現代でも、充分考えさせられるものがあります。エンタメ性を半ば無視した、

木下監督の野心作。

原作ものですが、木下色の一本として、成り立っていますね。

こういう考え方は、現代にも通じるし、

そして、誰もが皆、この考え方を含め、いろんな考えを持っていると思います。

何が本当に大事か、何に価値観を置くか。

たまたま、年始に以前観て、感動した2009年の「沈まぬ太陽」

(その年のワタクシのベストワン・見応えあり)

流し見をしていたのですが、

犠牲者の中で、年配の方がおられ、

(妻と息子家族が亡くなる)

一人残されてしまったのですが、

この「笛吹川」のラストが

それと重なり

なにか、本当にむなしいものを感じてしまいました。

 

 

今年も、2カ月が過ぎようとしていますが、

洋画は、「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

邦画では「ファーストキス 1STKISS」が、

面白かったです。

 

ビートたけしさんは、余り好みでもないのですが(笑)、

先日、日経新聞で、

”映画は、たかが100年ちょっとの歴史しかないが、

美術、音楽、歴史の

総合芸術ナンバーワンだ。”という

記事は、なんか、嬉しいですね。

 

東京へ、サッシ協会のセミナーで

行ってきました。

弟家族と母に会ってきました。みんな元気で、安心したのですが、

いろいろご迷惑をおかけしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッド・ハイジ

「マッド・ハイジ」

スイス  製作2022年  公開2023年   92分

監督 ヨハネス・ハートマン サンドロ・クロプシュタイン

出演 アリス・ハーシー  マックス・ルドリンガー

”アルプスの少女ハイジ”を、B級バイオレンス映画化?

タランティーノばりの、昔どこかで観たような映画の

つぎはぎ?

というか、グダグダしてますね。

時間のムダ?

でも、たまに、こういう肩の凝らない、

おバカ?映画を観たくなる、ワタクシ。(というか、好きです。(笑))

 

年末に、某デパートメントへ、

嫁さんに連れて行ってもらい、

スーツを2着、買っていただいたのですが、

年末年始の暴飲暴食、

新年会でも、またそれを繰り返し、

ズボンが、入りません。

こっぴどく怒られております。

(下記の写真は、淡路島での、PIZZA屋さん、

三年とらふぐ、おせち料理、そして、

嫁さんの誕生日に、嫁さんと行った某ホテルのテナントのうなぎ屋さん)

あと、高級中華に江戸前鮨などなど。

美味しかったです。

ごちそうさまでした。

(人間ドックも、心配です・・・・・。

バチ当たりそう。)