悪い夏

「悪い夏」

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を

受賞した染井為人による同名小説を

「ビリーバーズ」の城定秀夫監督が映画化。

市役所に勤める佐々木は、

同僚が生活保護者受給の女性に肉体関係を

迫っていると知り、

その女性を訪ねるが、それをきっかけに

犯罪に、巻き込まれてゆく。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

2025年  令和7年  3月20日 祝日

尼崎で鑑賞

北村匠海  河合優美  窪田正孝出演

北村匠海さんは、只今、朝ドラで奮闘中!(確かに上手い!  シネフェスでも

一度、おしゃべりさせていただきました。)

今村昌平監督の、ブラックコメディというか、

悲喜劇を思わせる面白さでした。

俳優陣も芸達者が多く、なかなか楽しめた作品でした。

城定秀夫監督は、「アルプススタンドのはしの方」以来の鑑賞かな?

(ちょっと、お久しぶりでした。)

 

先日、久しぶりに献血に行ったのですが、

70歳で終わりと、言われました(笑)

レイトショーで、「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」を

観てきました。

作品というより、河合優美と伊藤蒼という二人の女優の演技に

圧倒されました。

”ミッションインポッシブル”の最新作のために

前作を復習のために、見直しました(笑)

土曜日、神広戦を

甲子園球場に妻と長男が観戦に行きました。

強いね!タイガース!

(俺が、観に行った時も勝ってくれよ!)

 

 

 

エミリア・ペレス

「エミリア・ペレス」

弁護士リタは、麻薬カルテルのボス、マンタスから

女性としての新たな人生を

用意して欲しいという極秘の依頼を受ける。

リタの計画により、

マンタスは姿を消すことに成功。

だが数年後、

リラの前に新しい存在として生きるエミリア・ペレス、

かってのマンタスが現れる。

(キネマ旬報からの抜粋)

2025年 令和7年 3月29日鑑賞 大阪梅田  79点

一見の価値は、充分あり(上から目線でスンマセン)

ミュージカル風も一味違って楽しめるし(やっぱり、劇場での音響は別物)

役者も、熱演。

こういうのを見ると、やっぱり日本は、平和。

貧困は、あらゆることをむしばんでいく。(ある意味、デフレスパイラル式に)

そして、この世は、金、金、金。

物語も、展開が二転三転、良い意味で予想が外れたりして、

・・・・・なかなか見応えはありました。

 

朝ドラ ”あんぱん”

なかなか面白いですが、これからですよね!

楽しみです。

(北村匠海さんとは、シネフェスで、一度、お話をさせて頂きました。好青年です。)

タイガース、強いぞ(笑)

 

 

 

白と黒

「白と黒」

いやあ、面白い!

見応えあり!

隠れた名作と言われているのも納得。

脚本も(あの橋本忍!)

良いし

演出も良い。

小林正樹、仲代達也を始め、役者陣もさすがの演技。

現代のサスペンス・ミステリードラマの原点ですね。

橋本忍のオリジナルシナリオより

堀川弘通が監督した推理ドラマです。

1963年製作  113分   東宝  監督堀川弘通

 

タイガース、今期は、ジャイアンツ戦に強いね。

なんで、俺らが行った日だけ、負けんねん(笑)

今日は、好投手、対山崎。

楽しみやね。

 

 

 

 

 

 

 

ANORA アノーラ

「ANORA アノーラ」

第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた

ショーン・ベイカーのロマンティックコメディ。

ニューヨークを舞台に、ロシア系アメリカ人のストリップ・ダンサー、

アノーラの

ジェットコースターのようなロマンスと

騒動を、ユーモラスに、そして真摯に描く。(キネマ旬報からの抜粋)

2025年  令和7年  3月15日  三ノ宮にて鑑賞

77点

正直、米アカデミー賞作品賞も

時代とは言え、変わったなと思いました。

米アカデミー賞と世界3大映画祭との違いは

エンタメ性に富み、老若男女問わず楽しめるというのが

売りだったと思います。(勝手に思ってます。)

でも、やはり

世界的な時代の流れなのでしょうね。

カタルシスも乏しいし、何とも言えません。

良い作品だとは、思いますが・・・・・。

確かに、多様性の時代だし、セックスワーカーの人たちを差別することも

無いとは思いますが、

面白さも含め、作品的に良作の小品という感じです。

だからか、一般的な映画としての話題にも上らないし、

作品賞なのに盛り上がらないのが

映画ファンとしては、残念です。

 

先日、NHKの

”バタフライエフェクト 映像の世紀

(神の国)アメリカ もう一つの顔” を

観たのですが、

前回に少し書いたように、

トランプ米大統領ーキリスト教ーカトリックー福音派という流れが

解説されておりました。

前に観た、トランプの若き頃を描いた映画は

トランプがどうやって作られていたかでしたけど、

この番組で、トランプのベースが(基礎)

なにがしら、見えたような気がしました。

その後に観た、

映画「教皇選挙」も関りがあったので、面白く鑑賞させてもらいました。

 

 

 

35年目のラブレター

「35年目のラブレター」

60代から夜間中学に通い読み書きを学んだ男性の実話を、

落語家・笑福亭鶴瓶の主演で映画化した人間ドラマ。

文字の読み書きができない西畑保は、

どんな時も寄り添い支えてくれた妻・きょう子へ

感謝のラブレターを書きたいとの思いから、夜間中学に

通い始める。(キネマ旬報からの抜粋)

78点  2025年 令和7年  3月8日

尼崎にて鑑賞

まず、奈良が舞台なのが、いい!(個人的に、京都は、好かん(笑))

原田知世さんは、相変わらず、可愛い!

(昔から、ファンです)

上白石萌音さんも、本当にいつも手堅く、上手。(感心します。)

関西が舞台の場合の

常連さん、

徳永えりさんも、良い良い。(笑)

実話だったんですね。

演出の盛り上げ方は、いまひとつで

惜しかったのですが、

周りの演技人が、上手く、

泣かされました。

ただ、今時の人たちは、読み書きが出来ない人がいる

ということが

ピンとこないかも。

 

現在、他に観ている

今年劇場公開作品は

「片思い世界」  「悪い夏」  「エミリア・ペレス」

「ANORA アノーラ」  「教皇選挙」

などなど

 

プロ野球甲子園球場に、妻と阪神巨人戦を観に行きました。

ここ何年間は、シーズン前にチケット完売という

信じられない状況。

なんとか譲ってもらい

観戦できました。(7連勝ならず、残念)

 

トランプ政権を支える福音派。(米国民の約4分の一だそうです)

まさに、(日本人には、もひとつピンとこない)

宗教戦争!

 

 

 

 

 

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN

「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」

ティモシー・シャラメが伝説的ミュージシャン、

ボブ・ディランの若き日を演じる伝記ドラマ。

1960年代初頭、ミネソタ出身の19歳の若者が、

時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、

世界的なセンセーションを巻き起こしてゆく様子と、

その青春の光と影が綴られる。

(キネマ旬報からの抜粋)

79点

2025年 令和7年 3月8日 尼崎で鑑賞

ボブ・ディランとジョーン・バエズは、あまりよく知らなかっただけに

勉強になりました。(ウディ・ガスリーも)

音楽物は、やっぱり、劇場で観るに限りますね。(音の迫力が、全然違う)

キューバ危機の時代も、良くわかりました。

単になぞったような伝記映画でなく、

一味違うのを感じました。

特にラストシーンは、(あれは、ディランが悪い?)

・・・・・でも、面白かったです。

時代も変わっていくし、

音楽も変わる。(音楽も、ジャンルなんて無いとも、

言えますよね)

しかし、当たり前ですが、役者も歌手も、みんな

新しいことをやりたがりますね。(ファンとしては、昔の曲を聴きたいってのも、解る)

追記  ボブ・ディランって、ノーベル賞を受賞してるのですよね。

 

大谷選手、ベビー誕生、おめでとうございます。

しかし、トランプさんに振り回されていますね。

タイガース、ホームゲームに

なんで弱いねん。来週、今シーズン初めて

応援に行くぞお!

 

 

 

 

 

ゆきてかへらぬ

「ゆきてかへらぬ」

根岸吉太郎の「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」以来、

16年ぶりの監督作。

長年眠っていた田中陽造の脚本を映画化した。

新人女優の長谷川泰子と

不世出の詩人・中原中也、文芸評論家の小林秀雄。

1人の女と2人の男が織りなす

愛と青春のドラマ。(キネマ旬報からの抜粋)

78点

2025年 令和7年   2月8日鑑賞   三宮国際会館

お久しぶり、根岸吉太郎監督。

岡田将生の演技は、相変わらず手堅いのですが、

あとの二人は、何か、気持ちが先走っているような感じを受けました。

美術は、お見事!

雰囲気も、最高に良かったです。

大正時代の青春を描いた、鈴木清順を思わすような作り方。ただ、

良い作品とは思いますが、

何か、ガツンとしたものが(途中途中に)ないのが惜しい。

 

大阪・関西万博が開幕!

6月初旬にメーカー招待で行く予定です。

何やかや言われていますが、やっぱり、ちょっと

楽しみですね。

50年前は、10回以上行ってるのですが、

まあ、今回は一度でよいかな(笑)

NHKBSで ”あきない正傳 金と銀”を

観ているのですが、江戸時代、摂津の(西宮)津門出身の女の子が

大阪の天満の呉服問屋に奉公し、

女商人として奮闘するお話です。

話としても、面白いのですが

何と言っても、主役の小芝風花さんの魅力が爆発して、たまりません。

今、旬の女優さんのお一人ですね。

映画で、そろそろ代表作を生んで欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

ファーストキス 1STKISS

「ファーストキス 1STKISS」

「花束みたいな恋をした」 「怪物」の脚本家・坂元裕二と、

「ラストマイル」の監督・塚原あゆ子が

初タッグを組み、松たか子と松村北斗を主演に迎えて贈るラブストーリー。

結婚して15年目に、

長く不仲だった夫を事故で亡くしたカンナは、

タイムトラベル術を身につける。(キネマ旬報からの抜粋)

2025年 令和7年  2月15日鑑賞  阪急西宮ガーデンズ

奥さんに対して、優しくなりました(笑)

若い方が観られるのも良いけど、

僕たち世代にピッタリではないでしょうか?

ヒットしたのも解ります。

脚本と監督さんのお二人は、

ただいま絶好調の方たち。

「夜明けのすべて」でも、感心しましたが、

松村北斗は、上手い!

そして、松たか子は当然、上手い!

最初は、タイムトラベルものに

やや、抵抗もあったのですが、

でも、タイムトラベルありきのお話じゃあなくて、

人生とは、愛とは、夫婦とは、志とは、などなど

テーマも面白かったです。

辻褄の合わないところは無視!(結構、良い映画にはあるあるで、

そんなことは、どうでもよくなってきます。)

私にとっては、珍しく、2回目が観たいです。

 

早くも、首位だ!  タイガース!

フジテレビは、難儀やけど、

トランプは、時がたたないと、解らん!

”SHOGUN 将軍”を

ディズニープラスで観ました。

最初の第一話だけなのですが、

これは、映画館で、落ち着いて観るような作品ですね。

 

 

 

 

 

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン監督と

ポール・ジアマッティが

再タッグを組んだヒューマンドラマ。

1970年、アメリカの寄宿生高校。

それぞれの事情で寮に残り、

クリスマス休暇を過ごす非常勤講師と生徒、料理長の

3人の間に小さな繋がりが生まれてゆく。

(キネマ旬報からの抜粋)

70年代の音楽も懐かしく、良品だと思います。

米国のクリスマスが、今更ながら特別なのが、よくわかりました。

邦題は、ちょっといただけないのですが・・・・・。

ラストは、少し苦かったですね。

 

本日、4月1日から、また

新しい期、第84期に突入しました。

弊社は、創業は 1928年  昭和3年ですので、

後、2年と少しで、100年になります。

 

いよいよ、日本プロ野球も開幕いたしました。

ご贔屓のチームには、

何とか最後まで、優勝を争って欲しいものです。

 

フジテレビ、難儀やね。

 

 

 

 

 

ぼくのお日さま

「ぼくのお日さま」

「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史監督による長編第2作にして

商業映画デビュー作。

雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケーが苦手な少年タクヤと、

フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、

さくらのコーチ荒川3人の視点から紡がれる、

淡くて切ない小さな恋の物語。

(キネマ旬報からの抜粋)

これは、良かったです!

拾い物と言ったら、大変失礼なぐらいな良質な作品でした。

私のお気に入りの1本になりました。

各映画賞で、

新人賞を2人が、

池松さんは助演賞を受けられております。

(シネフェスでも、そうでした。お会いしたかったです。)

ラストも憎い。エンディング曲も印象に残りました。

音楽と映像も素晴らしい。

題名も、グッド!

同性愛のお話は、まあ今時かなとは思いました。

誰かにお薦めしたいと思うほど、

また、宝物として取っておきたいような作品でした。

唯一、女の子がなぜ、一緒にしようとしたのかの説明が

少し不十分。でも、

また、男の子の親友がいい味を出しています。

「リトル・ダンサー」にも通じるものがあり、良い作品でした。

 

さあ、いよいよプロ野球開幕!

頑張れ、タイガース!