ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

トム・クルーズ主演のアクション大作「ミッション:インポッシブル」シリーズの

第7作目。

シリーズの随所に張り巡らされた伏線が交差する”集大成”として、

イーサン・ハントに、

かってない極限のミッション(決断)が

迫られることになる。

怒涛のアクションが展開。

監督は本シリーズで3作連続の監督を務めるクリストファー・マッカリー。

(キネマ旬報からの抜粋)

1年前の「トップガン マーヴェリック」と同様、

トム様、凄かったです。

テレビのCFで、崖から飛び降りるシーンが見せ場かなと思っていましたが、

とんでもないです!

終盤のオリエント急行・・・・(トンネルと列車落下の場面なんか)

まさに手に汗握る(古い言い方)!

トム、PARTTWOも観に行くよ(笑)

ストーリーも解りやすく(笑)

音響も素晴らしく、堪能致しました。

81点

 

最近の世の中は、白と黒のどちらかでなければみたいな極端になっていますが、

本来は、もっと複雑なんだというご意見もあります、

でも、映画に関しては、どっちも面白いね(笑)

 

朝、ラジオを聴きながら、車で通勤しているのですが、

高校野球が真っ盛り。

ということで、好きな野球漫画の話をしていました。そこで、ワタクシも。

”巨人の星”(というか、あの頃は、みんな、梶原一騎に洗脳されていました(笑))

”ドカベン”もいいけど、僕は、水島新司さんは、”あぶさん” ”エースの条件”が好きでした。

そして、ちばあきおさんの”キャプテン”

ちばてつやさんの”ちかいの魔球”

ちょっと下の世代ではあだち充さんの”タッチ”が新鮮でしたね。(僕は”日当たり良好!”が

お気に入りでしたが)

懐かしいです。

 

プロ野球は、タイガースに

なんと、マジックが点灯。

38年ぶりに、2度目の日本一を目指せ!

(なんか、笑うしかない歳月が過ぎているよね)

 

 

 

 

 

 

 

君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか」

宮崎駿が、2013年の「風立ちぬ」以来、10年ぶりに

監督を手掛ける長編アニメーション。

前作の公開時に表明した引退を撤回して挑む。

タイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動したという

吉野源三郎の著書 ”君たちはどう生きるか”から

引用されているが、

原作、脚本は宮崎駿のオリジナルストーリーだという。

公開まで内容もキャスト・スタッフも明かされないことが、

明言されている。(キネマ旬報からの抜粋)

君たちは、宮崎駿を、どう評価しているのか?

観終わった直後に、こう思いました。

確かに集大成感がありありと、感じられました。

ただ、宮崎監督も、黒澤や、

娯楽と芸術を上手く映像にしていた監督さんのように、

年齢を重ねるごとに

作家性が強くなり、芸術色に染まり難解になっていくのは

仕方がないと思います。

だから、難解な哲学書を何回も読まなければ

理解できない状態に

なるのと一緒だと思います。

それが狙いで、劇場に何回も足を運ばせる作戦だとは思いませんが、

監督自身も事前に解りにくいという発言や

事前情報が、まったくありませんでした。だから、

いろんな価値観の人がまっさらの状態で観たのですから、

賛否両論渦巻くのは

当然だと思います。   77点

メタファーという言葉がよく出てきます。

映画ではよく使われる手法で、”暗喩”のことですが、

ワタクシとしても、確かに良い作品というのはわかるのですが、

本当に全体がまだつかみきれず、

だから、解ったふりをするほどでもなく、

ワタクシが馬鹿なのか、どうなのか

もう一度観て、確かめますか?(笑)

 

タイガース、強いぞ!

 

また、終戦記念日がやって来ます。

 

弊社も明日からお盆休みです。

まだまだ暑いです。

皆様もご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

エンパイア・オブ・ライト

「エンパイア・オブ・ライト」

1980年代初頭、イギリスの静かな海岸の町マーゲイド。

地元で愛される映画館エンパイア劇場で働いている女性ヒラリーのもとに、

黒人青年スティーヴンが現れる。

厳しい不況下でも前向きに生きるスティーヴンに、

ヒラリーは希望を見出していくが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

*警告! アマゾンプライムさん、

字幕の色が、黒色で、映像の色とほとんど被り

読めない。新作に多々有る。金返せ!(笑)

昔、劇場で観た「大統領の陰謀」が

これと反対で、白色の画面が多いのに、字幕が白だったことを思い出しました。

まあ、映画館で観ない俺が悪いのか。

(気を取り直して、次!(笑))

映像は素晴らしい!

特に海辺の花火のシーン。

1980年代の英国の人種問題や社会問題。

サム・メンデス監督、上手いというか、手慣れた演出だなと

思いましたが、

あと一歩、深く鋭い描写が欲しかったと思います。

 

タイガース、アレに向かって突き進め!

高校野球も始まりました。

エンゼルスは、やっぱりダメか?

 

先週は、人間ドックの帰りに

大阪梅田で、映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を

観ました。

トム君、若いね!

 

 

 

 

 

 

 

 

里見八犬伝

「里見八犬伝」

2回目です。

1983年のお正月映画

角川春樹事務所制作   東映   監督 深作欣二

キャスト 薬師丸ひろ子

当時観て 余り出来がよろしくないなという記憶だったのですが、

なぜか観てしまった。

やはり面白くなかった。(笑)

長い。

不出来な時の角川の典型的な作品。

金はかかっているけど、上っ面だけの例。(失礼!)

千葉真一の使い方ももったいない。

 

8月6日がまた、近づいてきました。

僕の根底にあるのは、

”原爆”と”桐灰”と”阪神大震災”です。

 

”はだしのゲン”が広島市の平和学習の教材から外されたそうです。

いろんな意見があるとは思います。

ただ、僕は事実を伝え、子供たちがそれぞれどう判断するかだと思います。

思想の押し付けは、無理があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

フェイブルマンズ

「フェイブルマンズ」

スティーブン・スピルバーグが映画監督になる夢を叶えた自身の原体験を映画化。

両親に連れられて初めて映画館を訪れ、映画に魂を奪われたサミーは、

8ミリカメラで家族の記録や妹や友人たちが出演する作品を

撮影し始める。

やがて一家は西部に引っ越すことに。(キネマ旬報からの抜粋)

我々の世代では、アメリカのホームドラマは、馴染み深いものが

あります。

物語的には、アメリカの離婚の多さとユダヤ人差別を、

(悪く言えば)味付けにしている感じです。

もっと、出世物語を派手に演出するのかなとも思いましたが、

さすがスピルバーグ、

両親への愛情がにじみ出ている良質な作品だと思いました。

今更ですが、映画(活動写真)は、一枚の写真が、多く、速く動きます。

記録としても、また物語としてもです。

当時としても(スピルバーグの青年時にも)、強烈に印象的に残る映像がありました。

それが、反面、良いのか悪いのか

怖いエピソードとしても、残っていきます。

スピルバーグ作品は、娯楽から社会派、そして作家性の強い作品へと、

よくある監督さんのパターンへとして、流れていきます。

でも、ボクたち世代には、

やっぱり、重要で欠かせない監督の一人には違いありません。

そして、

その当時、スピルバーグやルーカス作品になくてはならない人もいましたよね。

そうです、ジョン・ウィリアムズですよね。

私も映画好きになったのも、ジョン・ウイリアムズの影響が大きかったというか、

その頃の大ヒット作品には必ず、この人の名前がありました。

「ポセイドン・アドベンチャー」  「タワーリングインフェルノ」

そして、「スターウォーズ」や一連のスピルバーグ作品などなど。

またもう一度、

スピルバーグ作品に話を戻しますが、

当時、アメリカでは、

社会全体が、ベトナム戦争などの影響で

ニューシネマ全盛でした。

そこに、娯楽作品を復活させ、

映画館に人を呼んだのは間違いなくスピルバーグのおかげです。

そこで、ワタクシの好きなスピルバーグ作品。

①レイダース 失われたアーク(聖櫃)

②ジョーズ

③ジュラシック・パーク

④プライベート・ライアン

⑤シンドラーのリスト

他にも、 戦火の馬  ブリッジ・オブ・スパイ   カラーパープル

太陽の帝国などなどです。

 

先週、25日、日本三大祭りの一つである、

大阪天神祭りに行ってきました。

川沿いのホテルの3階の中華料理店で、

業界の会合と懇親会が催されました。

4年ぶりということで、人出の多いこと。

花火と船渡御を楽しみました。

 

まだまだ、早いけど、

セ・リーグ首位攻防戦。

カープ、付いてくるように!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

シスター 夏のわかれ道

「シスター 夏のわかれ道」

看護師として働くアン・ランは、

医者になるために北京の大学院進学を目指していた。

ある日、疎遠だった両親を交通事故で失い、

見知らぬ6歳の弟が突然現れる。

人生に悩みながらも成長する少女の姿、

揺れる姉弟の絆が

観る者の心を動かす感動作。

(キネマ旬報からの抜粋)

同時期に観た「あのこと」と一緒で、女性の立場を描いています。

国によって女性の地位向上の進み方が違うのは

よくわかるのですが、

ただ、「あのこと」よりは

同じ東洋人を描いているこちらの作品のほうが

いろんな面で共感できます。

もちろん、女性の立場だけでなく、国の在り方や慣習などもありますし、

それも勉強になります。

必要以上に自分の責任を問うおばさんとか、

その反対の叔父さんとか、

そういう人たちは、僕の周りにも、いっぱいいます。(笑)

家父長制、男尊女卑、一人っ子政策のことなどなど、(国の政策批判も含めて)

よく中国も、こういう作品を認めたなとも思います。(笑)

ラストは定番になりますが、仕方ないかな。

僕としては、旅立って欲しかったか?(笑)

中国映画も、そろそろ経済発展が

緩やかになってきましたので、

日本の昭和20、30年代の

日本映画の隆盛期の後のように、

映画も経済も後を追うようなカタチになってくるのでしょうか。

 

暑いですね。本当に肌に刺さるような暑さです。

皆様、ご自愛くださいませ。

ただ、ワタクシは、この間、ゴルフに行ったときに

どうも、軽度の熱中症にかかったみたいです。

年齢を考えなければいけないですよね。当たり前ですが。

暑い夏と言えば、また

8月6日がやってきます。

阪神大震災の後、広島の祖母に電話した時、

”大変だった”と言った後、

”な~に、原爆に比べたら、たいしたことないじゃろう”と、

言われました。

当然何も言えなかったです。

閑話休題

広島カープ、今年は強いのう!

頑張りんさいよ、

でも、最後はタイガースじゃけん。

 

 

 

 

 

 

憧れを超えた侍たち 世界一への記録

「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」

2023年 3月に開催された ”2023 ワールド・ベースボール・クラシック”で

世界一の座を掴んだ野球日本代表に密着したドキュメンタリー。

2021年 12月の栗山監督就任から

歓喜の瞬間まで、

チーム専属カメラが捉えた貴重映像の数々。

(キネマ旬報からの抜粋)

妻と劇場で観ました。満員でした。

結果がわかっていても、

何回も観たい!です。そして、大画面で!

映画としては、おまけして79点

でも、

野球ファンで良かったと(涙)  そう思えるぐらいの

今回のWBCの試合でした。

だから、リアルタイムで大谷選手を観れる幸せ!

皆さん、同じように感じておられると思いますが、

大谷選手をどう表現すれば、良いのでしょう。また、

メキシコ戦を観たら、他の試合と比べてしまい、

これからの野球観戦のハードルが高くなりそうです。

プロが本気出したら(サッカーなども)

凄い!

舞台裏にも少し触れ、

佐々木朗希が打たれた後、

あんなにダックアウトの裏で泣いて落ち込んでいたとは

知りませんでした。だから、吉田の3ランの時に、本当にうれしさを爆発させていたのも

納得です。

大谷さんは今日も爆発していました。

大谷選手やダルビッシュ選手が所属していた日本ハムファイターズの新本拠地の

エスコンフィールドにお邪魔したのは、以前のブログにも書かせてもらいましたが、

その時に北海道の友達がエスコンの屋根が開いた写真は初めて見たと・・・・・。

その屋根が初めて開いて試合が行われたそうです。

今月の1日だったそうです。ちなみにその友達は観戦に行っていたそうです。(羨ましい)

日本ハムの本社は大阪だし、エスコンの北広島市は広島からの移民が多いと聞きました。

なんか、縁があるような。

 

「君たちはどう生きるか」、観てきたのですが、

賛否両論らしいですね。世間では、

解ったのか、解ったふりをしているのか、解らないものが悪いのかと。

でも、監督ご本人が訳わからんと言っているという噂ですし・・・・・。

ワタクシの感想はまた、後日、このブログにも

書かせてもらいます・・・・・。

ただ、最初の印象は

監督が、君たちは私の作品をどう捉えているのかと

問うている様に感じました。

とにもかくにも集大成には間違いないと思います。

 

7月20日は、ブルース・リーが亡くなって

50年だそうです。

感慨深いものがありますよね。

 

西遊記 &  2022年の洋画ベスト10

「西遊記」

2回目です。

東映カラー長編動画第三作。

1960年  昭和35年作品

88分  アニメーション映画

薮下泰司監督

ストーリーにもうひとひねり欲しいのですが、

音楽もアニメーションも、当時としても、

素晴らしいと思います。

言わずと知れた、東映アニメーションの一作であり、

現在の日本アニメの礎です。

ワタクシも、たぶんリバイバルで観ているのでは。

観にも行きましたが、よくテレビでも

放映されていました。

「白蛇伝」 「少年猿飛佐助」 「わんわん忠臣蔵」

「アラビアンライトシンドバットの冒険」  「わんぱく王子の大蛇退治」

などなど。

懐かしいですね。

 

それでは、独断と偏見の 令和4年の洋画ベスト10

ご笑覧くださいませ。

①トップガン マーヴェリック  ②Codaコーダ あいのうた

③THE BATMANーザ・バットマンー

④シスター 夏のわかれ道   ⑤ザリガニの鳴くところ

⑥RRR     ⑦アバター ウェイ・オブ・ウオーター

⑧ベルファスト   ⑨ハウス・オブ・グッチ    ⑩パラレル・マザーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのこと & 2022年の邦画ベスト10

「あのこと」

2021年 ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いたヒューマンドラマ。

1960年代、中絶が違法だったフランス。

貧しい労働者階級出身ながら努力を重ねて大学に進学し

学位取得寸前だったアンヌに、

突然の妊娠が発覚。

狼狽した彼女は解決策を探るが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

痛い映画でした。(あまり個人的には好きな部類の作品ではないのですが)

ただ、ちょっと前のフランスでも

こうだったんだと知り、びっくりしました。

最初、現代劇かなと思っていたのですが、

観ているうちにだんだんそうではないと思わせる作り方はさすがです。

以前に観た「17歳の瞳に映る世界」と同じで、

男はいい加減で、最低に描かれています。

ただ、ちょっと自己責任というか、勝手なところも見えるのですが・・・・・。。

同時期に、たまたま観た「シスター 夏のわかれ道」も

女性の立場を描いた作品でしたが、

国によって大きく違うことがよくわかりました。

というか、

アジアと欧州の違いなのでしょうか。

ただ、僕としては「シスター 夏のわかれ道」のほうが

同じ東洋人だからでもないですが、共感は持てました。

 

恒例の?2022年 令和4年のベスト10

独断と偏見の、まずは邦画から

①ある男   ②土を喰らう十二ヵ月   ③さかなのこ

④LOVE LIFE  ⑤死刑にいたる病

⑥ケイコ目を澄ませて   ⑦PLAN75   ⑧さがす

⑨メタモルフォーゼの縁側     ⑩ラーゲリより愛を込めて

 

今月で、このブログも9周年を迎えました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波紋

「波紋」

「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子が「よこがお」の

筒井真理子を主演に迎え、

自分の脚本を映画化。

新興宗教を信仰し、日々庭の手入れを欠かさない須藤依子。

ある日、長いこと失踪したままだった夫・修が

突然帰ってくるが、

がん治療の費用を助けて欲しいという。(キネマ旬報からの抜粋)

ケッサクでした。(傑作?)

面白かったです。  81点

同時期に見た「怪物」も良かったのですが、

上品で高尚な?「怪物」より

俗っぽい、こちらのほうがワタクシの好みです。(笑)

現代の日本の問題が、てんこ盛り。

今までのこの監督の作品では、一番おもしゅろうございました。

脚本もうまいが、役者さんたちも曲者ぞろい。

筒井真理子さんも主演賞もの。

点滴の場面は笑った。

息子の嫁もしたたかで面白かったです。

ラストシーンの赤い傘のきれいなこと。

失踪はよくあることらしいのですが、年間8万人もいるらしいです。

それも男性が大半だとか。

いつものように、帰りに阪急百貨店で酒の肴を買って帰ったのですが、

確かに出来合いのお惣菜はおいしいです。しかし、

それも常日頃から、妻が塩加減を調整しているからこそ、

おいしく感じられます。(濃いいのはうまい)

ありがたいことです。(笑)

尚、妻は別の日に観に行き、大うけだったそうです。

 

大谷選手も凄いけど、

我らがタイガースは、首位陥落!

しかし、一日で、首位奪回。

とはいうものの、シーズンはまだまだこれから。

楽しませていただきます。

 

ロシアの反乱?日経のコラムが言う通り、

どこかのヤクザ映画みたい。親分に武闘派の幹部が反乱を起こし、

おじきが仲裁に入り、身柄を預かるという。(笑)

 

購読書 ”キネマ旬報”が

月刊になるらしい。

時代の流れとは言え

高校の図書館で初めて手に取り、そこから50年。

ちょっと、寂しい。