PIGGYピギー

「PIGGYピギー」

スペイン  製作2022年  公開 2023年  ホラー

99分   カルロタ・ペレダ監督   出演 ラウラ・ガラン  カルメン・マチ

ホラーというか、スリラーの類なのですが、

なんとなく、コメディっぽいというか、可笑しみがある。

主人公の肉体表現が、そうさせるのでしょうか。

女子プロレスラーにでもなれば、(顔も良いし)受けるのにと思いました。(大変失礼!)

作品としては、ちゃんとしていると思います。

B級みたいに安っぽくないし(またまた、失礼!)

だから、惜しいですよね。

特に、ラストなんか、色んな選択肢があると思います。

ふたりのクラスメートを殺害するのか、

犯人とふたりで、逃亡し、

何年後かに見つかるとか、

このような、シチュエーションって、

よくあると思いますから、もう少し丁寧に描けば

面白い作品になったと思います。

 

球春、近し!(大谷さんもタイガースも、楽しみです。)

でも、まだまだ寒いですね。

皆様、体調にお気を付けくださいませ。

ウクライナ、どうなるのでしょう?

理想と現実はともかく、

早く戦争を辞めさせなければ!

シネフェスの季節ですが、残念です。

先日、NHKで、

1985年の阪神タイガース優勝のアナザーストーリーを、

再放送していました。

4年前の番組なのですが、

実は、ワタクシ、

当時、ビデオに録画しておりました。

何度も、再見しては

涙を流しております。(笑)

 

 

 

 

笛吹川

「笛吹川」

1960年  117分  松竹  木下恵介監督

原作 深沢七郎  出演 高峰秀子 田村高廣

さすが、高峰秀子さま、凄すぎます。

(演技力と存在感)

反戦映画です。

当然、現代でも、充分考えさせられるものがあります。エンタメ性を半ば無視した、

木下監督の野心作。

原作ものですが、木下色の一本として、成り立っていますね。

こういう考え方は、現代にも通じるし、

そして、誰もが皆、この考え方を含め、いろんな考えを持っていると思います。

何が本当に大事か、何に価値観を置くか。

たまたま、年始に以前観て、感動した2009年の「沈まぬ太陽」

(その年のワタクシのベストワン・見応えあり)

流し見をしていたのですが、

犠牲者の中で、年配の方がおられ、

(妻と息子家族が亡くなる)

一人残されてしまったのですが、

この「笛吹川」のラストが

それと重なり

なにか、本当にむなしいものを感じてしまいました。

 

 

今年も、2カ月が過ぎようとしていますが、

洋画は、「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

邦画では「ファーストキス 1STKISS」が、

面白かったです。

 

ビートたけしさんは、余り好みでもないのですが(笑)、

先日、日経新聞で、

”映画は、たかが100年ちょっとの歴史しかないが、

美術、音楽、歴史の

総合芸術ナンバーワンだ。”という

記事は、なんか、嬉しいですね。

 

東京へ、サッシ協会のセミナーで

行ってきました。

弟家族と母に会ってきました。みんな元気で、安心したのですが、

いろいろご迷惑をおかけしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッド・ハイジ

「マッド・ハイジ」

スイス  製作2022年  公開2023年   92分

監督 ヨハネス・ハートマン サンドロ・クロプシュタイン

出演 アリス・ハーシー  マックス・ルドリンガー

”アルプスの少女ハイジ”を、B級バイオレンス映画化?

タランティーノばりの、昔どこかで観たような映画の

つぎはぎ?

というか、グダグダしてますね。

時間のムダ?

でも、たまに、こういう肩の凝らない、

おバカ?映画を観たくなる、ワタクシ。(というか、好きです。(笑))

 

年末に、某デパートメントへ、

嫁さんに連れて行ってもらい、

スーツを2着、買っていただいたのですが、

年末年始の暴飲暴食、

新年会でも、またそれを繰り返し、

ズボンが、入りません。

こっぴどく怒られております。

(下記の写真は、淡路島での、PIZZA屋さん、

三年とらふぐ、おせち料理、そして、

嫁さんの誕生日に、嫁さんと行った某ホテルのテナントのうなぎ屋さん)

あと、高級中華に江戸前鮨などなど。

美味しかったです。

ごちそうさまでした。

(人間ドックも、心配です・・・・・。

バチ当たりそう。)

 

 

 

私にふさわしいホテル

「私にふさわしいホテル」

”文学史上 最も不遇な新人作家”の逆襲を描いた柚木麻子の

同名小説を、

堤幸彦が映画化。

新人賞を受賞したものの、大御所作家から酷評され、

小説を発表する場も得られない作家の加代子は

復讐を決意。

予想外の進展を見せる2人の対決の行方は?(キネマ旬報からの抜粋)

78点

「私をくいとめて」 「さかなのこ」に続く見事な

のんさんの コメディエンヌぶり。

(もっと、世間に知られて欲しい!)

のんさんで、成り立った作品ですね。

あとは、高石あかりさんが観れて、良かったです。

(山の上ホテルは、友達の結婚式で、一度、寄せて頂いたことが

あります。懐かしいなあ。)

 

あと2年半で、弊社も 100年!

そして、ワタクシも、70歳。

潮時とは考えているのですが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

HOW TO BLOW UP

「HOW TO BLOW UP」

大企業による環境破壊によって人生を狂わされたZ世代の

活動家たちの姿を描いたスリラー。

彼等の過激な決意は、友人や恋人、

苦痛に満ちた背景を抱える仲間たちを巻き込みながら、

暴力の象徴である石油パイプライン爆破という大胆な

ミッションへと結びついてゆく。(キネマ旬報からの抜粋)

アメリカ映画  104分   ダニエル・ゴールドハーバー監督

日本でも、出来そうなアイデアだと思います。

仲間内も含め、いろんなことが、

スイスイと、上手くいきすぎるのが、難点でしょうか?

(それによって、ちょっと、サスペンス色を薄めているような)

でも、よく考えられている作品だとは、思います。

 

球春、到来!

シネフェスの今年の受賞者などが、発表になりました。(でも、返す返す残念です!)

豊昇龍、横綱!確かに、力強さが出てきましたね。

 

 

 

 

 

 

 

宮本武蔵 巌流島の決斗

「宮本武蔵 巌流島の決斗」

1965年  120分  東映   内田吐夢監督

原作 吉川英治

武蔵は、中村錦之助  小次郎は、高倉健。

5部作の完結編    合計9時間30分

やっぱり、力作ですね。

原作を端折った感じも(特に今作)

しますけど、チャンバラの醍醐味を見せながら

また、武士道を追求する武蔵の悩みも(人を殺めることに対しても)

描きながら、エンタメとしての見応えも十分。

武蔵ものの中では、やはり面白さは抜群です。

 

トランプ、予測不能の4年間の始まりですね。

 

イチローさん、米殿堂入り!

やっぱり、阪神大震災の年の

優勝した姿が、忘れられません。

”がんばろうKOBE”

 

 

 

 

 

 

 

 

銀座カンカン娘

「銀座カンカン娘」

1949年  昭和24年  新東宝  68分  モノクロ

監督 島耕二   脚本 中田晴康 山本嘉次郎

出演 高峰秀子 灰田勝彦 古今亭志ん生 笠木シヅ子

ミュージカル調  作品の出来云々というより、(笑)

映画史にとっても、観るべき作品のひとつだなあと思いました。

有名な主題歌はもとより

とにかく楽しい出来上がりです。

お気に入りの高峰秀子さんは、可愛いし、

笠木シヅ子さんのヒット曲の数々。

(黒澤明監督作詞のジャングルブギなども)

そして、古今亭志ん生の落語まで。

しかし、社会風俗も、よくわかり面白いけど、

舞台となった銀座、戦後のあの頃は

不良感満載の危ないところだったんですね。

 

中居正広の件、大きくなってきました。

吉沢亮は、それに比べて可愛いもんで、良かったですね。

良い演技をされます。

が、今回は酔っぱらっての不祥事。

飲んべえにとっては、あんな事、しょっちゅうですよ!というご意見が多いです。

なあんて、今じゃあ、堂々と言えないです。(笑)

 

大相撲、照ノ富士、引退。相撲人生、あっぱれでした。

 

以前、このブログで(映画「窓ぎわのトットちゃん」)

朝日新聞のことを、少こうしだけ(笑)批判したのですが、

前から申し上げている様に、ちょっと右寄りの?ワタクシ(笑)

購読している、朝日新聞や映画で是正しているつもりです。(笑)

 

新聞やテレビ、マスメディアのみならず、

日本の今の社会は、スポンサー有りきですからね。

仕方のないところは有ります。

SNSも、まだまだ信用は置けませんし、

NHKも、かえって1局ですから、そこにいろんなゆがみが内部でも出てきます。

ともかく、自分自身がしっかり、判断力を持つしかないので・・・・しょうか⁈

はい、そうでしょうね。

 

 

 

 

 

 

クローバーフィールド/HAKAISHA

「クローバーフィールド/HAKAISHA」

アメリカ  2008年  85分

マット・リーヴス監督   パニック大作

一応、観たかった作品の1本です。(笑)

ドキュメンタリータッチで、お話が運んでいくのは良いのですが、

何から何まで、スッキリしない出来。ある人物が

最後までカメラを離さないのも、不自然。

中途半端でもどかしい。

 

今日で、あの阪神淡路大震災から、ちょうど30年。

私の人生にとっても大きな出来事でもあり、

ターニングポイントでもありました。その後、

10年間ねばりましたが、自己破産に会社倒産。

今の会社に拾ってもらって、今年でちょうど20年。

(ただ、会社の内実は良くありませんでした。)でも、代表になって11年半。

家族や、親戚、また、K君などにも迷惑を掛け、支えられ、

何んとか生きてきたのが実情です。冗談でもなく、本当に運がよく、(周りも認める)

運だけで生きてきたのかと思うぐらいです。このブログを始めたのも、

まだ生きているよという連絡みたいなものでした。

何んとか、やるだけやって、後はままよとやってます。

俗っぽいのは、抜けませんが(笑)

この節目の年というわけでもありませんが、長男が手伝うと

言い出しました。(どうなることやら(笑))

 

もう、そろそろ起きようかという、午前5時46分。

西宮市のJR甲子園口駅の北東すぐの我が家のマンションが

猛烈な揺れに襲われました。

 

(2015年1月17日のブログにも、少し載せています。)

 

真ん前の大きな旧家が、ぺしゃんこになり、お孫さんと祖父母が生き埋め。

駅前に助けを呼びに行くと、お巡りさんも茫然自失。バスロータリーにビルが

横倒し。ガスが噴き出し。そこに火が付き、ビルの下敷きの車は、クラクションが

止まらず、煙が夜明けの暗闇の中に充満。

後日、安田大サーカスの団長の友達も住んでいたらしいビルなのですが、

そのビルから、幼い子供が何日間後に救助され(お母さんはダメでした)

そのテレビ放送を、昼飯を食べていた食堂で、たまたま見たのですが

涙が止まりませんでした。良く助かったなあ、としか思いませんでした。

 

当日は、すぐにお風呂に水を張り、当初はつながっていた公衆電話で

親戚や、同じ西宮市の実家(半壊)に、無事を連絡しました。広島の祖母に言わせると

”原爆に比べると、どうってことない”(おい、おい、おい!

確かにそうなのですが)

当日は、同じマンションに住む、元阪神タイガースのF投手と

2人でマンションの住民の安否を確認し、交通整理などを行った後、帰り道、

きれいな満月を眺めながら、”上を向いて歩こう”を涙しながら歌い、長い一日を終わりました。

(今も、ハッキリと記憶に残っています)

西宮市も、我が家の近くの武庫川までが、本当に酷かった。

JR線も甲子園口から神戸に向かって西側が不通になりました。

だから、結構、大阪に行くと普通の状態で、びっくりしました。

長田区も火が出て酷かったですが、僕の印象としては

神戸市と芦屋市の境の、森南町が地震の影響をもろに受けているような感じがしました。

後日、卒業した神戸市立御影北小学校から、連絡を受け、同級生の安否確認の

お手伝いもさせて頂きました。

自衛隊のお風呂もありがたかったですね。大学の北海道に住む友達のお見舞金にも

心が沁みました。

本当に、皆様に感謝です。

これからも宜しくお願い致します。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変な家

「変な家」

覆面ライター・YouTuber雨穴による人気動画”変な家”と

その前身である同タイトルのウェブメディア記事を基にした

ミステリー小説を映画化。

売れないオカルト専門動画クリエイター・雨宮は、

購入予定の家の間取りがおかしいと

マネージャーから相談を受け・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

佐藤二朗は、いつも通り、おかしみのある演技。

それと、やっぱり川栄李奈さんは、上手いですね。

最初は、地味な感じだったのですが、後半の、

いかにも役にのめり込んだような演技。

作品自体は、評論家などからは

酷評ですが、興行的には当たった様です。

確かに、前半は面白かったです。

ただ、後半は想像してなかったというか、

予備知識も無かったので、

スリラーというか、横溝正史的な展開、

画像にびっくり。

全体的に、悪くはないけど、

後半を、もっと丁寧に理詰めに

作り込めば、もっと良かったのにと思いました。

(理屈に合わないアラが目立ちました。)

「ミックス」が面白かった監督さんだけに

惜しい作品です。

 

今日は、我が西宮市にある、えびっさん総本家西宮神社の

十日えびすの日です。

100年前から始まったその年の福男選びの神事。

30年ぐらい前から、えらい盛り上がり、

今や、お正月明けの風物詩の最大イベント。(しかも、関西だけでなく全国区)

なんばや梅田の神社と違い、こちらは広く、

門から、約230メートル走らないと、本殿にたどり着きません。

毎年、約5000人以上が集まり、

2回の抽選を経て、

108人が、門の前を陣取り、午前6時に開門します。

関西では、この日から、日常に戻ると言われています。(笑)

 

そして、また1月17日が巡ってきます。

あれから、30年。

私にとっても、人生のターニングポイントになった出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「窓ぎわのトットちゃん」

「窓ぎわのトットちゃん」

八鍬新之助監督作品  2023年  114分  アニメーション

映画館で観たかった作品です。

Netflix配信 鑑賞

もっと評価が高くても良かったのにと思う作品でした。

反戦映画としてもよく出来ているのですが、

子どもたちに対する愛情がとても深く感じられ、尺さえも短く思える面白さでした。

(だから、物足りなかったのは、そのせいか、劇場で観ていないせいなのか)

絵もすごく素敵で、エピソードが、ひとつひとつ、心に染み入ります。

余談ですが、黒柳徹子さんには、早く、国民栄誉賞をお渡しするべきです。

(この賞が良いか悪いかは別にして)

あんなトースターは、初めて見たなあ!

あと、朝日新聞の看板が画面に、ちらほら何度も。

こういう良い作品、反戦映画に協力していますよという

見え見えの宣伝?

この時代に、戦争の後押しをしていたんですよという描写が正直にあれば、

見直していたのですが(笑)

なんか、かえって情けない(笑)

 

皆様、新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

お正月は、初めて旅行先で迎えました。

家族4人で、淡路島へ。

3年とらふぐなんぞを戴き、

贅沢をさせて頂きました。

(普通、養殖ふぐは2年なのだそうですが、

淡路島では、3年育てているそうです。)

 

年末、初めて年金事務所に相談に行ったのですが、

要は、本人がいつまで長生きできると思っていることが

ポイントなんですね。

 

新阪急ホテルが、4日、60年の歴史に幕を下ろしました。

大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

「SYOUGUN 将軍」が、ゴールデングローブ賞受賞。

あっぱれ!

全10話のうち第1話と第2話が、昨年、

8日間限定で、劇場上映をされていましたが、

キッチリ、見逃しております。

でも、こうなると、また上映しそうですね。

(淡路島での初日の出)