宮本武蔵 一乗寺の決斗

「宮本武蔵 一乗寺の決斗」

1964年  東映京都

128分  第4部   内田吐夢監督作品

出演は  中村錦之助  入江若葉  高倉健など

時代劇史上、屈指に残るといわれる

クライマックスの殺陣シーン。

良い意味で、もう、こういう作品を作るのは難しいのではないでしょうか。

役者の顔、風景、時代や考え方などなど。

だから、この作品の重厚さなど、

昔の良い面が際立つ映画が観られて、

(今の映画とは違った良い面)

お腹いっぱい、堪能した気分にさせてもらいました。

 

アラン・ドロンが亡くなりました。日本では、凄い人気でしたね。

ただ、母国フランスでは、ジャン・ポール・ベルモンドのほうが、

人気があったそうですね。

朝ドラ”虎に翼”、今日も、面白かったです。

昨日、硝子組合の若手の会で、大阪梅田に先日開業した、

JR大阪駅に隣接する大阪中央郵便局の

跡地に出来たJPタワー大阪に行って参りました。

てっきり、そこに入っているKITTE大阪のお店のひとつに行くのだと

思っていたのですが

(東京のKITTE丸の内は、弟家族に連れて行ってもらったことがあります。)

KITTE大阪を内包している大阪ステーションホテルの

29階のレストランでした。

実は、そのホテルが、啞然、呆然としてしまいました(笑)

まず、入り口がわからない。吹き抜けの1階のわかりにくい場所に、

工事現場にあるような引き違いの扉、

しかも横に小さなホテルの看板?(みんな迷ったらしいです)

庶民と遮断するような、俗世界から脱出するような入り口。

そこから、一気に29階のフロントロビーへ。

また、そこからの眺めは梅田中を見下ろし、遠くに淡路島まで見えています。

そして、びっくりしたのは、出迎えてくれた大時計。

すみません、説明してもらうまでは、何かわかりませんでした。

だから、大変申し訳ないのですが、口頭で、よう説明できません。

表現の方法が思いつきません。申し訳ございません。

(作業員が2人、ごみを含んだ砂を掃いているのです)

肝心の食事はビュッフェスタイル。(THEーMOMENT)

でも、それが、料金もさることながら、

料理も

(色々行かせていただいた)

普段のビュッフェやバイキングの

レベルではなく、2段も3段も上。しかも、洗練されています。

和洋折衷なのですが、ワインも飲み放題。

帰宅すると、嫁から”妊娠してるみたい”と言われるほどの

恥ずかしい食いっぷり。

周りも中国語が飛び回り、宿泊費を聞いて、また、ビックリ。

これは、なかなか利用できないなあと思いながら、

いろいろ勉強させて頂きました。

 

 

         

 

 

 

 

ジョン・ウィック

「ジョン・ウィック」

2014年 アメリカ映画  101分

出演は キアヌ・リーヴス  ウィレム・デフォー

監督は チャド・スタエルスキ

このシリーズ、初見です。

ちょっと、都合良すぎると、言っちゃあ、

お終いなんだけど・・・・・

 

先日、力道山から、G馬場、A猪木の時代を描いたプロレス本を

読んでいたのですが、

その中に、評論家の櫻井さんの記事があり、

A猪木の全盛期は、日本プロレス在籍期の最後から

新日本プロレスの最初の頃だったという意見に

我が意を得たりと、賛成しました(笑)

クリス・マルコフを破ってのワールドリーグ優勝、

ドリー・ファンク・ジュニア戦  ジャック・ブリスコ戦

新日本プロレスでの、ストロング小林戦、

ウィリアム・ルスカ戦  大木金太郎戦などなど

そして、僕も熱心に観ていたのもこの頃でした。

中学生の頃でしたが、

その後、段々と、

タイガースと共に熱が冷めてきました(笑)

(猪木が、日本プロレスを辞めるきっかけになった大阪府立体育会館での、

D・F・ジュニアとのNWA世界選手権を

観に行っていたのも、懐かしい思い出です。)

昨日は、ゴルフのレッスンの帰り、奥さんとスーパーマーケットに買い物に寄り

(お米、無かったですね) その後、昨日はテレビ中継が

無かったので、ラジオとネットで楽しみました。

タイガース、正念場ですよね。

39年前、初の日本一になった時、

この頃、同じくカープとジャイアンツと優勝争いをしていましたね。

そして、8月12日に、あの日航機墜落事故があり、

球団社長が犠牲になり、成績も急降下。

しかし、当時選手会長だった岡田現監督が

決起集会を行い、その後、優勝まで突っ走り

初の日本一に輝きました。

ということで、昨日、余りにも情けない試合をするもんだから、

当時のことを特集した2.3年前のNHKの特集番組と

大谷の大リーグでの本塁打特集のビデオを

観て、憂さを晴らしていました。(笑)

 

 

 

 

ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」

明治末期の北海道を舞台にアイヌの埋蔵金を巡るサバイバル・バトルを描き、

多くの賞を受賞した

ベストセラーコミックを実写映画化。

日露戦争の英雄・杉元、

陸軍第七師団の鶴見中尉、

戊辰戦争で戦死したはずの土方歳三が

莫大な金塊を巡り三つ巴の争いを始める。(キネマ旬報からの抜粋)

監督 久保茂昭  出演  山崎賢人  山田杏奈

ストーリーは、面白かったです。

続きが、観たくなりました。

ただ、惜しむらくは役者陣が優しいお顔。

往年の東映の俳優さんたちであれば、もっと凄味や迫力が出て、

良かったのではないかなと、ちと思いました。

 

タイガース、もうちょっと、打ったれよ!

このまま、ずるずる行くなよな。

検査入院で、生まれて初めて病院にお泊りしたのですが、

大事な部分を隠したら、一番若くて可愛い看護師さんに、

”大丈夫、なるべく見ないようにしますから”と、言われました。(笑)

岸田さん、不出馬ですね。

ちょっと、期待外れでした。党の方にしか向いていないし、

当たり障りのないお仕事でした。

ましてや、広島とゆかりのある人だけに、残念です。

 

 

 

 

 

暴力脱獄

「暴力脱獄」

1967年製作  アメリカ映画

スチュアート・ローゼンバーグ監督   音楽 ラロ・シフリン

出演は ポール・ニューマン  ジョージ・ケネディなど。

評価は高いらしいですが、

ポール・ニューマンが、かっこいいだけの作品にしか見えませんでした。

後、邦題が酷い!

 

このブログにも、8月6日が来るたびに

書かせてもらっています。

でも、現状は核廃絶どころか、世界で紛争が絶えることもありません。

先ずは、争いで犠牲になる、

子どもたちや精一杯真面目に生きている人たちを

どうにかすべきでは・・・・・

昨日は、人間ドックへ。

弊社も、11日から15日までお盆休みです。

皆様も、お体ご自愛くださいませ。

 

 

 

 

違国日記

「違国日記」

ヤマシタ トモコによる同名コミックを実写映画化。

両親を亡くした15歳の姪・朝(早瀬憩)を

引き取ることになった小説家の槙生(新垣結衣)。

槙生は人見知りで生き方が不器用、

朝は 人懐っこく素直。

一切交流のなかった対照的な2人の

新たな共同生活がはじまる。

(キネマ旬報からの抜粋)

78点

繊細な映画。

新垣は、ミスキャスト(失礼!)

早瀬さんは、上手い、今後期待大。

なんか、プツン、プツンと

演出が切れているような印象を受けます。

セリフや雰囲気が、余韻が残るような感じが

もう少し欲しかったです。

惜しいと思いました。

 

パリ五輪も、フランスらしい演出が目立ちますね!(笑)

(開会式とか、柔道とか・・・・・)

しかし、まあ、

暑いですね。

皆様もご自愛くださいませ。(お盆ももうすぐ!)

ワタクシもこの歳になって、初めての入院。

(と言っても、一泊の検査入院なのですが)

いやいや、ともかくこの暑い夏(熱い夏)

お互い何とか、乗り切りましょう!

 

頑張れ、タイガース!(笑)

 

 

 

 

 

 

宮本武蔵 二刀流開眼

「宮本武蔵 二刀流開眼」

1963年  東映  104分

監督は、内田吐夢  5部作の3作目

出演は、中村錦之助 入江若葉 高倉健などなど。

数ある武蔵映画の中でも評価の高いこの5部作。

3作目ということで、つなぎという感じもしましたが、

安定の出来ですね。(良くも悪くも)

アクションシーンも抑え気味で、

偶然性が多いのも、気になりますが、

それでも緊張感たっぷりの演出。(特に最初の方)

浪花千栄子は、最高ですね。(笑)

 

今日は、甲子園生誕100周年。

そのおかげか?

なぜか、急に強くなったタイガース(笑)

西宮市民にとっても、御目出度いことです。

利上げしましたね。どうなることやら。

それにしても、暑い!

オリンピックも、熱い。

そんな中で、自民党のH議員。

酷いね、全く。

朝ドラの”虎に翼”でも見ろ、と言いたいくらいです。

トランプさんと、ハリスさん、なんか拮抗しだしましたね。

 

 

 

マッドマックス:フュリオサ

「マッドマックス:フュリオサ」

「マッドマックス 怒りのデスロード」に登場した女性

フュリオサの若き日の物語。

緑の地で平和に暮らしていた幼いフュリオサは、

ある日 暴君ディメンタスが率いる

バイカー軍団に

母親になぶり殺されてしまう。

復讐を誓った彼女は

狂気渦巻く荒野を ひとり歩き始める。

(キネマ旬報からの抜粋)

80点

なんか、9年前の前作よりも落ちると、聞いてはいました。が、

ワタクシ的には

確かに、目新しさはないけど、面白さは

そのまま!

観ている間は、遊園地(笑)

 

やはり、67歳というわけではないと思いますが、

最近は、健診で

引っ掛かりまくりです(笑)

 

フランス・パリ五輪開幕!

プロ野球(8月1日は甲子園球場生誕100周年)、

大相撲、高校野球、大リーグ・・・・・

いつも以上に、暑い夏!

 

 

 

 

 

地球防衛軍

「地球防衛軍」

1959年  88分  東宝   本多猪四郎監督

特技監督円谷英二   音楽は、もちろん伊福部昭

出演は、 佐原健二  平田昭彦  白川由美  河内桃子  志村喬

面白くは観れるんですが、深みが足らないですよね。

仕方がないとはいえ、短い時間に詰め込みすぎな面があります。

地球平和とか、宇宙人も

今となっては、移民?(考えすぎですね。というか、

地球人でもないし)

テーマもバラバラ。

真剣に作られているのも解るだけに、

凄いと思うところと、ちゃちいなあと思うところが

交錯します。

でも、65年前の作品というところが、凄すぎる!。

 

バイデンさん、撤退。

梅雨明けは良いけど・・・・・。

タイガース、どうでしょう?

 

 

 

関心領域

「関心領域」

第96回アカデミー賞国際長編映画賞&音響賞、

第76回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。

アウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む

収容所の所長とその家族たち。

穏やかな日常が続き、

壁の向こうにはまるで

何もないかのように暮らす彼らだったが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

77点

正直、今年の今まで見た作品の中では、

一番面白くないし、僕自身の評価も低い。

いつも、ここでも書いている様に、僕の好みは

作家性とエンタメ性の混ざった映画が一番好きだ。

確かに、本当によく出来ているとは思う、

だから、あくまでも、僕の自身の好みと言いたい。

でも、今から、意見を長々と連ねる、

言いたいことが沢山あるということは、

やっぱり、良い映画なのかしらん(笑)

音の映画です。画では、見せない。

ちょっと今までの作家性の高い映画とも

また違う作り方。今年、「オッペンハイマー」が

似た作品を発表しているが(誰もが知っている悲惨さを画にしないところなど)

でも、飽きなかった。

この作品は、映画としての、面白さに欠ける。なぜか?

「オッペンハイマー」に比べても、

上映時間は半分なのに。

広島、長崎のほうが身近だからか?監督の腕か?

俺みたいなものでもわかるように、説明がもっと必要だったのか。

いや、あえて言うと、(得意の独断と偏見です)

なにか、高みの見物、上から目線で言っているような、

あのA新聞のような(失礼!)感じ。

忘れない、繰り返さない、そして、無関心は怖い。

でも、ドイツ人だけが悪いのじゃあない。

いろんな人がいる。

(戦争の恐ろしさを左右するのは、人種ではない)

ハンナ・アーレントが言うように、”平凡な人間がなにかのきっかけで、

思考を放棄し、ただ命令にしたがうと、極端な悪に導かれてしまう”と。

世の中に対して、この作品、何が言いたいのか、

誰もが、作品を観た後、いろんな気持ちになるとは思うけど、

実際は、各人が思った気持ちがすぐ行動に移せるのか。

移せた人は凄いし、

そう思うだけでも、

良いのかもしれないが、

なんか、他人ごとのような描き方。

実際、今の世界は混とんとしているし、

理想と現実、右と左、資本主義と社会主義、民主主義と独裁制、 本音と建前

(お話が、変な方向に(笑))

昔からの考えは古い?時代錯誤!

それかといって、今の考えも行き過ぎは困る。

強いヒーローが出るのを待っているのか、そしてその方が楽なのか。

中華人民共和国とアメリカ合衆国を中心として、世界はしばらく回っていくけど、

その橋渡しは日本の役目だとは思う。

ですが、

日本もヨーロッパみたいに熟成した社会になってきた。

前の世界大戦の始まりは、中国での日本が起こした満州事変。

終わりはアメリカが日本に落とした2つの核。

大きな志を持った日本人が出ないかなあ(笑)

 

梅雨明けもまだですが、

皆様、お体ご自愛下さいませ!

 

それにしても、トランプさん!

悪運強いね(笑)

 

 

 

 

 

 

あんのこと

「あんのこと」

79点

実在する1人の少女の壮絶な人生を綴った

新聞記事に着想を得た人間ドラマ。

売春とドラッグに溺れ、

荒んだ生活を送る20歳の杏は、

刑事の多々羅に補導されたことがきっかけで

更生の道を歩み出す。

ジャーナリストの桐野も加わり、

少しずつ変わり始めるが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

河合優美、佐藤二朗の熱演。

というか、この2人の映画。

入江悠監督は、面白い作品を撮られる人だし、

今作もよく出来ているとは思うのですが、

なんか、どこかで観たような話の

つぎはぎに見えたのは、オレだけ?

でも、お話は他人ごとでは、片づけられないし、

また、自分自身だけの責任でもない、

社会、親、家族、周りの人たちの責任も重い。

 

東京都知事選、関係ないけど、

やっぱり気になりました。

 

タイガース、2試合連続のサヨナラ勝ち!

昨夜の試合は、長男が観に行っていたらしい。