沈黙の艦隊

「沈黙の艦隊」

かって社会現象を巻き起こした

かわぐちかいじの大ヒットコミックを実写映画化。

日米が極秘に開発した日本初の高性能原子力潜水艦シーバットの

艦長に任命された海江田四郎は、

核ミサイルを搭載して出港後、

深海に消える。

日米を翻弄する海江田の目的とは・・・・?

(キネマ旬報からの抜粋)

昨年、好評を博した「ハケンアニメ!」の吉野監督だが、

?っという出来。

惜しい!までも行かないか。でも、

78点

確かに長大な人気漫画だけに、

旨くまとめるのは難しかったかもしれない。でも、ラストは

興行的にああいう終わらせ方をしてしまったかのよう(笑)

中途半端でしかない。

映像も健闘しているし、大沢たかおも

渋くて、味が出ていて良かったんだけど・・・・・。

しかし、力のあるものが制覇するのが、

正義なのか、人の世なのか、

また、考えてしまった。

 

将棋の藤井、8冠!21歳の偉業!

素晴らしいですね。

私も小学生の頃は、よく近所の友達と指したりもしたんだけどなあ!

 

イスラエルとパレスチナ、知れば知るほど複雑で、ある意味、

世界の縮図と言えるし、近現代の悲劇のひとつ。

そして、世界は見て見ぬふり。

妖怪の孫

「妖怪の孫」

「パンケーキを毒見する」の内山雄人監督が

”日本の真の影”に切り込むドキュメンタリー。

昭和の妖怪と呼ばれた政治家・岸信介の孫であり、

連続在位日数2822日を誇るも

凶弾に倒れた元総理大臣・安倍晋三。

彼の政治を総括し、

日本の姿、その根本にあるものを紐解く。(キネマ旬報からの抜粋)

ドキュメンタリー  115分  内山雄人監督作品

大体のお話は、すでに世間では知られていることではと

思いました。

まあ、中立にみても、安倍さんの功罪は相半ばというか・・・

僕的には、6割ぐらいは支持するかな?(笑)

へーっと、思った場面は

統一教会は、反日なのに、なぜ、自民党が

肩入れしていたのかと、なぜ、

憲法改正にこだわっていたということの

根底にあるのは

何か。

前者は単に反日という思想を軽く考え

選挙の票集めを重視していたと。

後者は岸信介を安倍さんは超えたいというより

明治時代と同様に、長州出身者のエリートたちが明治憲法を

復活させたいということか。

いろんな意味で、有権者の責任は重いというのが結論かな。

皆さん、選挙に行きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リオの男

「リオの男」

1963年  昭和38年  フランス映画

日本公開は 1964年

監督は フィリップ・ド・ブロカ

ジャン・ポール・ベルモンド主演

共演は フランソワーズ・ドルアレック(あのカトリーヌ・ドヌーブの

お姉さんだそうです、交通事故死で亡くなったそう。)

アクションドラマ。

好きな方も多く、人気の楽しい作品だそうですが、

ワタクシには、合わない(笑)

長い。

そして女性の描き方も、嫌な女にしか見えない。

多数のアクション映画作品の原点ともいわれていますが、

観た時代が遅すぎたのか、合わない(笑)

フランス映画自体も、もともと何か肌に合わない(笑)

66歳にして、やっとわかった(笑)

冗談は、ともかく

もう少し、ほどほどにリアリティがあればと思うんだけど

なさすぎる・・・と思う。

 

昨日は、ノーベル賞の発表。

大谷選手のホームラン王、

そして、ジャニーズ問題が話題になっていました。

前にも書きましたが、

今回もA新聞とT新聞のM記者、頑張っていましたねえ(笑)

確かに、ジャニーズ側も後手に回ったり、発言も?と思うこともありましたが

(すみません、そんなにキッチリは見ていないのですが)

相変わらず、正義面して、庶民の代表みたいな言いかたは

いかがなものかなと思うのですが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

バビロン

「バビロン」

「ラ・ラ・ランド」のディミアン・チャゼル監督が

ブラッド・ピットを迎え、1920年代のハリウッドを

舞台にしたドラマ。

サイレント映画の大スターのジャック、

新人女優ネリー、

映画製作を志すマニー。

彼らの運命はトーキーの革命の波に巻き込まれていく。

(キネマ旬報からの抜粋)

否定の意見が多いですが、ワタクシは大いに楽しめました。

(可愛い姪が推薦していたのですが、やっと観ました。)

大げさに言うと、人生のエッセンスが

ぶち込まれたような作品でした。

監督は、「ラ・ラ・ランド」もありましたが、

僕的には、何といっても、「セッション」が最高のお気に入りです。

音楽も素晴らしい。

映画ファンには、たまらない映像や伏線のオンパレード。

ただ、難を言えば上映時間の189分は、ちと長い。

この時代は、舞台演劇は、インテリが見るものらしかったのですが、

少人数の客では、商売にならない場合が多い。

だから、映画は何でもありの

見世物で、客を誘う。

監督は、ディミアン・チャゼル  主演はブラッド・ピット そして、

共演は

マーゴット・ロビー。彼女は

旨い役者なんだけど、なんか同じようなタイプの役イメージが

あるような。(「スーサイド・スクワッド」 「バービー」など)

こういう大掛かりな作品を演出し、廻していく監督さんの

力量は、あっぱれもんです。

昔、「ザッツ・エンターテインメント」を観た時の

衝撃に、やや近いものがありました。(両作品とも、映画の歴史の勉強になります。)

「フェイブルマンズ」も良いですが、僕は、

どちらかというと、こういう俗っぽいほうが好みです。(笑)

しかし、時代とともにモラルが変わっていくのも

今と一緒ですね。

映画産業にしても、最初は情熱を持って取り組んでいたのが、

次第に金儲けのことしか考えられなくなる。

エネルギーと熱量をあんなに費やしていたのですが・・・・・。

まあ、映画は所詮、見世物でしたしね。

しかし、今もそうですが、誕生してから、たかが100年ちょっとの歴史。

インテリと大衆を繋ぐ、そして、間を埋める芸術とも

言われていますが、

さあ、どうでしょう。(笑)

 

ジャニーズ問題。

記者会見の時、

妻が、今更ながらメディアが

正義感ぶっても、どないやと

吠えていました。

ワタクシが、A新聞とか、T新聞のM記者だろ、と言ったら

Ⅿ記者なんて名前、良く知ってるわね、と言うから、

いや、人権問題なんかで、正義を振りかざす、

一部で有名な人です、と茶化しました。失礼!

いつものように、手のひら返し(笑)

もう一回、失礼!(笑)

ただ、昔は、芸能界って

こういうもんだと思っていた人が

多かったのも事実。

世の中というか、時代も変わり、

常識や価値観や、はたまたプロとアマ、

芸人と素人の境目もよくわからなくなりましたよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渇水

「渇水」

河林満の同名小説を白石和彌が初プロデュース。

「月と嘘と殺人」の高橋正弥が監督。

給水制限発令中の夏、水道局員の岩切は

料金滞納の家を訪ね、

水道停止の業務を遂行する。

ある日、母親不在の二人の少女が暮らす家の水も

停止することに。(キネマ旬報からの抜粋)

短い上映時間(尺)ですが、

見応えがありました。

古い映画というか、戦後の時代背景を表しているような錯覚を

覚える作品でした。

でも、現代を映しているんですよね。

色々考えさせるし、今の時代の一部を表し、

また、ワタクシ自身の考えの矛盾にも気づき、(ルールと情)

面白いなと思いました。

二人の女の子が良かったです。(好演)

 

バファローズ、3連覇おめでとうございます!

関西にとっては喜ばしいことです。

 

栗山英樹WBC優勝監督、今月号の”致知”という

ワタクシも愛読している月刊誌で

対談をされていました。

秘話も含め、なるほどというお話も多かったです。

 

濱口竜介監督、ベネチア映画祭、受賞おめでとうございます!

これで、3大映画祭(ベルリン、カンヌ)

3冠達成ですね。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、母さん

「こんにちは、母さん」

「男はつらいよ」シリーズをはじめ、

時代の変遷と人々の暮らしを見つめ続けてきた

山田洋次監督の

91歳にして90本目の劇映画。

墨田川のほとりで、スカイツリーを見上げる東京下町を舞台に、

現代の令和を生きる”母と子”の

新たな物語を心情豊かに描き出す。(キネマ旬報からの抜粋)

山田監督、91歳の作品というのも凄いし、

高評価も多いのですが、

ワタクシとしては、平凡な出来だと思うのです。

先日も、東京で、山田洋次記念館にも行きましたし、

好きな映画作家のおひとりなんですが・・・・・。

観ている間中、なにかもどかしく、腹が立つときもありました。

あくまで、ワタクシ個人の感想です。

監督さんが年齢を重ねたせいでもないと思いますが、

毒にも薬にもならないような作品。(言いすぎだと思いますが、申し訳ない)

でも、今まででも多くの作品のなかで、ぽつぽつ、あったような出来。

(もちろん、どんな監督さんにもありますが)

言い過ぎとは思いますが、平和ボケした上っ面だけ描いたような作品にしか

見えませんでした。(上から目線で、失礼!)

ミスキャストも目立ちました。

あえて言うと、大泉、永野そして、クドカン。

悪いわけではないけど、役にあっていないような。

吉永小百合は、新境地の面を見せて、好演です。   77点

 

祝・阪神タイガース!

18年ぶりの優勝!

おめでとうございます!!

なにせ、当方は、小学校1年生の時に初めて甲子園球場に

連れていってもらって以来のタイガースファン。(ファン歴60年・

以前にもこのブログに書きましたが)

小中高の頃は、熱心に応援しておりました。が、

途中で、ファンであるのが余りにも馬鹿らしくなって

最近は一歩引いて観ておりました。が、

でも、やはり、うれしいもんです。

国歌”六甲おろし”を、昨夜から何度歌ったことか。

涙ものです。(馬鹿だねえ)

岡田監督も、バファローズ時代の苦い監督経験を活かし、

見事な采配でした。(ただ、相変わらずの上から目線(笑))

さあ、次は38年ぶりの日本一へ、

タイガース

頑張ってください!

バファローズとの日本シリーズを期待しております。

(西宮市民にとって、夢だった”今津線シリーズには

なりませんが、実現すれば嬉しいですね。)

 

 

 

 

 

シン・仮面ライダー

「シン・仮面ライダー」

1971年の放送開始から50周年を迎えた2021年、

新たに劇場映画として製作が発表された。

庵野秀明が新たな解釈で監督・脚本を担う。(キネマ旬報からの抜粋)

僕的には、嫌いじゃあないけど(笑)

否定的な感想が目立ちます。

庵野秀明監督  池松壮亮  浜辺美波  柄本佑などなど豪華な配役。

しかも、長澤まさみに似ている人が

出ているなあと、

途中まで思わせぶりにするメーキャップのすごさ。

無駄な配役もあるなあと思ったのですが、

ハチオーグは映像的に面白かったです。

庵野色の強い作品になってしまいました。

それはそれとして、僕は、石ノ森章太郎作品では

何といっても”サイボーグ009”が

大好きでした。

あの作風は、やはり沁みます。

特に、009と002が

地球に落ちていく場面は

小学生の私でも感動モノでした。

 

ラグビーワールドカップ開幕です。

タイガース、マジック10   カウントダウンに入りました。

昨日は、母のお見舞いで、広島のマツダ病院に行きました。

カープ、もうちょっと、ねばりんさいよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

AIR エア

「AIR エア」

伝説のナイキシューズ ”エア ジョーダン”

誕生を描くドラマ。

1983年、CEOのフィル・ナイトから

バスケットボール部門の立て直しを

命じられたナイキのソニー・ヴァッカロは、

新人選手マイケル・ジョーダンを発掘し、

一発逆転の賭けと取引に出る。(キネマ旬報からの抜粋)

先週、今週と大盛り上がりのバスケット。

男子バスケ五輪の出場権を獲得し、

めでたいことです。

そんなバスケ業界をビジネス面から描いたこの作品。

面白かったです。そして、勉強になりました。

しかし、アメリカという国の本質を

まざまざと見せつけられました。

良い点は、誰にでもチャンスがあり、

変化もできるし、冒険もできるし自由もある。

でも、成功するのは

一部の人であり、ほとんどの人は失敗したり挫折する。

ましてや、新人選手に賭けるのはケガもあるし

ビジネスとしては、相当リスキー。

監督は、ベン・アフレック

出演は、マット・ディモン  ベン・アフレックなど。

NIKE、ジョーダン、プロスポーツ、ビジネス、実話、バスケットボール界、

また、母親の存在、差別などの裏側などなど、

エンタメ的にも、面白かったです。(結果を知っていても)

資本主義の短所でもあり、またロス五輪のあたりで、

オリンピックも商業主義になる頃のお話。ある意味、時代を

映しています。

しかし、拝金主義が、ひどくなってきたので

今ではこういうお話も無理かもです。

映像で見せずに、

会話が中心になる作品でしたが、

楽しめました。

 

先週は、難波に新しくできた センタラ グランドホテルという

タイを代表するホテルの日本第一号で、

業界の納涼会がありました。

屋上の”クルード・デッキ”そして隣接する”スモーク&スピン”というバーでした。

見晴らしは最高でした。

 

母が、敬老の日に

標語で入賞いたしました。(今年で、89歳です)

”子達の笑顔 共にほほえむ 祖父母達”

 

 

 

 

 

 

 

 

65シックスティ・ファイブ

「65シックスティ・ファイブ」

アダム・ドライバー主演のSFサバイバル・スリラー。

航行中の宇宙船が小惑星帯と衝突し、

未知の惑星に不時着。

船は大破し、生き残ったミルズは

脱出船を捜索する中で、

1人の少女コアと出会う。

しかもその惑星は、

6.500万年前の地球だったのだ・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

スコット・ベッグ  ブライアン・ウッズ監督

なんと、あのアダム・ドライバーの主演。

共演はアリアナ・グリーンブラット。

93分の、よく言われるB級作品の類ですが、

まあ、それなりに、それなりに。(失礼)

 

 

長期ロードから、一ヶ月ぶりに本拠地甲子園に帰ってきた

タイガースを

今週の火曜日に観に行きました。

マジックを減らし、

アレにまっしぐら!を期待して、

行きました。

良い試合でした。

ただそれだけです。(笑)

まだまだ、余裕です。

でも、なんで、カープは強いのか。

よくわかりませんが・・・・・。

これで面白くなってきました。

 

3点シュート、凄いですね。(バスケ)

ラグビーも、いよいよワールドカップ開幕。

楽しみですね。

 

 

 

 

 

ジェロニモ

「ジェロニモ」

アメリカ   1993年製作の西部劇

ウォルター・ヒル監督

ジェイソン・パトリック  ジーン・ハックマン  ロバート・デュヴァル

マット・ディモン

合衆国騎兵隊を相手に抵抗した

伝説の

アパッチ族の戦士ジェロニモの

人間像を描き、

アメリカの歴史の暗部に

光を投げかけた西部劇。

豪華な配役、そして、脚本はジョン・ミリアスとラリー・グロス。

ワタクシの大好きな「ウインド・リバー」に繋がっていくような、

そういう流れの作品でした。

裏歴史を描く1993年の問題作。

でも、映画の出来としては、惜しいかな(キャスト、スタッフが豪華な割に)

平凡な出来。

もう少し、声を大にして、問題提起して欲しかった感があります。

 

福島の処理水問題。

昨日、放出!

科学的には良しとするのだろうが、

明日、明後日にその結果が出るものでもないし、(海外からの批判は外交上の問題だから、

別として)

ましてや、いくら責任を持つといっても、

政府や東電は信じられないし、

時代が変わったとか、人が変わったとかで済まされるのがオチ。

”トイレのない高級マンション”

原子力は、功の部分も多いが、人類が、まだ、

扱えるものでもないような・・・・・。

 

ロシア、プリコジン死す。

北朝鮮のロケット発射、失敗。

テリーファンク、死去。

昨日のゴルフ、雷雨に見舞われる(初めて、雷が恐ろしいと感じた)。

 

しかし、何といっても、ショックだったのは、

大谷さんのケガ!