スポットライト 世紀のスクープ

「スポットライト 世紀のスクープ」

第88回アカデミー賞作品賞&脚本賞受賞作。カトリック教会による組織ぐるみの

隠蔽を暴いた新聞記者の実話を映画化。2001年 ボストン・グローブ紙の

新編集局長に着任したマーティは、神父の性的虐待事件の詳細を取材する方針を

打ち出す。(キネマ旬報からの抜粋)

学生の頃は、新聞記者に憧れていたこともあり、面白く観させてもらいました。

定期購読者の半数以上を カトリック信者が占めるボストン・グローブ紙。

それだけに、これは社としては腹を入れた戦いになります。

地域密着度の高い新聞だけに、あらゆるところから妨害が入る。

そして、このことは、弱者(性的被害者)を世間に公表させることになる。

(だから、派手には しにくい事件だけに 結果においても

 記者にしても勝利の喜びというものが、少ない。)

上司からも、個人ではなく、攻撃を組織(巨悪)に、しぼれ、

全体像を暴け、でないと再発を防げないという指示がでる。確かに

これは、メディアのひとつの指針ですよね。

良く出来た作品だと思います。    80点

でも、宗教観の違い?日本人にはわかりづらい点もありますよね。(カトリック教会とか、

神父さんの存在価値とか)

古くは 「エクソシスト」や「オーメン」が、全世界でヒットしましたが、

怖さが もうひとつ伝わらなかったようなのも その辺があるのかなと。

地味な内容だけに、横では また気持ちよく お休み中。(笑)

マイケル・キートンが バットマンや去年のバードマン以上に 渋く存在感のある演技。

作品としては、ウォーターゲート事件を扱った「大統領の陰謀」によく似た展開でした。

(この作品も、ちょっとセリフが多すぎるというところも 似ている。)

記者というものにかぎらないのですが、こういう地味な仕事は

モチベーションを保つのが 確かに大変です。

ましてや、ただ単に仕事をこなしているだけでは、こうはいかないだろうと

思うところは むずかしいところです。

記者としても、正義感と好奇心と、

そして出世欲で特ダネを獲り、心も満たしていく。

だから、時間もかかるし、めんどうくさいし、家庭を顧みないことも出てくる。

仕事で 忙しいのは(何かを成し遂げたりする時とか)

米国や日本だけでなく、全世界共通。

また、上からの指示も同じこと。結果がでるかどうか わからない時間のかかる仕事に

いつまで 辛抱できるか。

ただ、現在は昔以上に 非合理な仕事はやめさせられていく傾向にあります。

いろんな意味で(働くひとの価値観も多様化して)難しい時代。

 

パンフレットに 今、絶好調の週刊文春の編集長の文章が掲載されていました。

”親しき仲にもスキャンダル”という言葉を載せられておりました。

突っ込んだ記事を取るためには、親しくしないといけない が、しかし、それとこれは

(仲のいいことと特ダネは)別だと。

深い言葉です。(その特ダネが正義感のある記事だと理想ですね。)

 

弊社の税理士の先生は、A新聞の販売店のお客様が多数いらっしゃる上に、

旦那さんはA新聞にお勤めでいらっしゃいますが、

今、新聞を読まない人が多いとか。

(裏事情も時々、聞かせてもらっています。)

 

また、最近、SNSとかが、流行っていますが、

当然、その人にとって都合のいいことの

情報やきれいごと、建前しか 発信しません。

僕は、以前から バランス感覚というものが、大事なんじゃあないかと、

日頃から気を付けて そういう目で見ているつもりなんですが、

この作品を観て、

改めて、そう思った次第です。

 

見事なラスト・シーンでした。

 

次回は今年のアカデミー賞で念願の 最優秀男優賞を獲得した

レオ様の「レヴェナント・蘇えりし者」の予定です。

 

 

007/ゴールドフィンガー  007/私を愛したスパイ

(前回の続きも兼ねて)

007シリーズは、私としては、どうしても、評価の高いショーン・コネリー時代ではなく、

リアルタイムで観た ロジャー・ムーアの時代の作品の方が印象としては残っています。

ちなみに 007シリーズ 我がベスト3は

① 007/カジノロワイヤル

② 007/ゴールドフィンガー

③ 007/スカイフォール

後、主題歌が好きなのは、 「007/私を愛したスパイ」   「007/ユアアイズオンリー」

「007/黄金銃を持つ男」   「007/死ぬのは奴らだ」  「007/ロシアより愛をこめて」

などなど。

ダニエル・クレイグは、今回が最後なのでしょうか?

意外に似合っていた気もするのですが、

今回は、やや、マンガチックで派手になり、

まだ これじゃあ、ミッション・インポッシブル シリーズのほうが、きわきわに、

リアリティ感があるような、ないような。

でも、このあらゆる面での英国感?たまらない魅力のひとつですよね。

 

先週末は 卸組合の旅行で 岐阜県に おじゃましました。

新大阪からだと、名古屋を経て 岐阜まで 約90分。意外に近いですね。

夜は 岐阜で一番古いという、老舗の料亭、水琴亭という

 お庭の見事なところで、会席料理を味わいました。

そして、そのあと、わたくしは、翌日に仕事を控えておりましたので、

皆さんが、日本三大SのKに 行かれ、翌日は ゴルフというスケジュールを

尻目に 泣く泣く? 帰ってまいりました。(これは事実です!)。

 

次回は 今年のアカデミー賞作品賞の「スポットライト 世紀のスクープ」です。

 

007スペクター

「007 スペクター」

ダニエル・クレイグが 4度目のジェームズ・ボンドを演じた「007」シリーズ第24作。

少年時代を過ごした”スカイフォール”で 焼け残った写真を手に入れたボンド。

その写真に隠された謎に迫るべく向かった先で、

悪の組織スペクターの存在を突き止める。(キネマ旬報からの抜粋)

ダニエル・クレイグになって、ボンドのダークな過去を

リアルっぽく描いていたのが、

ここにきて、娯楽色満載の原点に近くなったような作品。

それはそれで、ボンド映画の面白さなんですが、

ただ、ダニエル・クレイグは、似合わない様な。(この項、次回に続かせて下さい。)

 

先週、福島の原発で働き、2か月後に スェーデンの原発へ 三菱重工の人たちと、

クレーム処理に行く友達と

三宮で、一献傾けました。30年近い年月の 久しぶりの再会。

お互いの複雑で波乱万丈の人生に(笑)乾杯し、健康で無事な再会を祝いました。

おのずと、

原子力(原発)の話になりましたが、いろんな原発にまつわる話の果て、

彼も、原発は いらないよと。

僕も同じ意見なのですが、一番の理由は 処理の仕方が見つかっていないということです。

”原子力は 人類が使うのは まだ早いよね” 彼の意見にまったく同感です。

 

その夜、熊本で地震。

原発も心配でした。

3年半前に、お得意先の旅行で、熊本城、湯布院、阿蘇山(そういえば、

スザンヌさんのお母さんのバーにも寄せてもらいました。)各地を周り、

辛子蓮根や馬刺しを お土産に持って帰ったなあと 思い出されました。

テレビで見ていても、当然、ライフラインの復旧や物資の不足はあるのですが、これからは、

若い人の手が 欲しくなるのです。

地震直後に、各家に無事を確認する声をかけさせてもらったりしたことが、

昨日の事のようにも思います。

このブログにも、時々書かせてもらっていますが、

21年前の地震で、人生が変わった一人です。

あの時、親戚の若い子や知り合いに どれだけ助けられたか。

改めて、感謝とお礼を申し上げます。

 

 

 

七人の侍 生きる 悪い奴ほどよく眠る

今回は、お分かりの様に、いつもの最近観た作品ではなく、御存じ、”世界のクロサワ”の

作品群です。全世界では、天皇より、名前が知れ渡っているのではないかと、

一時言わしめたほどの、日本映画界の最高峰、黒澤明。

私も、少し時代は後になりますが、クロサワ作品に楽しませてもらった一人です。

私のベスト3は

①七人の侍    ②生きる    ③悪い奴ほどよく眠る

(あと、印象深かった作品は)

天国と地獄    酔いどれ天使   椿三十郎     赤ひげ

用心棒     野良犬      羅生門 などなど、やっぱり凄いですね!

 

G7の外相会合が、広島で行われ、また、

パナマ文書が、世界を震撼させていますが、

私は、先週はメーカーさんと ゴルフを行い (また、散々な結果でした。

もう、やめたろかな!)

週末は、メーカー会議で 久しぶりの上京。

お江戸は、相変わらず、人が多うございます。

その折に、弟一家と食事を致しました。長女は 部活動で逢えませんでしたが、

小学校2年生になったばかりの、次女の姪っ子に逢い、

目の保養をしたというか、

なんともいえず、可愛いものですね。

(でも、私と歩くと、両方とも首から身分証をかけていないと、

どっかの危ない 

おっさんが、連れまわしていると勘違いされるで という声が・・・・・・・・ほっとけ!)

 

改めて、岸田外相、

いい仕事されましたね。

今回は、右も左も関係なく 歴史に残る良いお仕事だと思います。

ケネディ女史にも感謝です。

(私の広島の母の弟、すなわち、叔父が 岸田さんの選挙応援を、最初からお手伝いを

しているという縁は、全く無視させていただいても そう思います。

もっとも、昔から無視してましたが・・・・・・・)母の姉も犠牲者の一人です。

 

いまだに、米国は正当性を主張しています。ある程度は理解できますが、

(前にも書きましたが、)じゃあ、ヒロシマは一歩ゆずったとしても、

ナガサキは 落とす必要はなかったんじゃあないかと。

単なる実験としか思えません。

ともかく 核廃絶に向けての一歩は踏み出されました。

ミッション:インポッシブル/ローグネイション

「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」

トム・クルーズ本人のスタントも見どころのスパイアクションシリーズ第5弾。元エリート諜報部員で

構成されたスパイ組織の存在によって、イーサン・ハントが所属するIMFは解体の危機に。

イーサンは組織存続を懸けて、仲間とともに任務に挑む。(キネマ旬報からの抜粋)

導火線の着火と共に、流れてくるお馴染みのテーマ曲。

幼い頃、大人たちが夜遅く、楽しそうに TVを 観ていたのを思い出します。

映画のシリーズになり、毎回、トム・クルーズの体を張ったアクションは 凄いものです。

これも、映画のひとつの面白さですよね。

特に、我々は 硝子なんぞを あつかわせてもらっているので、硝子を使ったアクションには、

吃驚します。そして、

今回も、ラスト・シーンに使われていましたね。

スパイものといえば、漫画家の望月三起也さんが、先日、亡くなられました。小中学生の頃、

少年キングに掲載されていた ”秘密探偵JA”は よく読んだものです。

特に ”脱走列車”という作品は映画的で印象に残っています。  

あと”ケネディ騎士団”という作品もお気に入りでした。なつかしいです。

 

次回、10月からのNHKの大阪制作の朝ドラのヒロインに、芳根京子さんに

決まったそうですが、

なんと、吉岡里帆さんに続いて「幕が上がる」からの抜擢。正に、びっくりぽんです。

 

昨日、奥さんが、たまたま、阪急西宮ガーデンズの近くを通ると、

あの藤原紀香さんが、地元での一日警察署長で、訪れていたとのこと。

近くで見ると テレビで見るより きれいだったそうですが(笑)。

そういえば、高校生の頃、京都で撮影中の 松坂慶子さんを 見たときは、

本当に、 お綺麗でした。

龍三と七人の子分たち

 

「龍三と七人の子分たち」

多彩なヤクザ像を描いてきた北野武が、非道な世間に抗う元ヤクザたちを描いたコメディ。

極道から身を退き息子一家と渋々同居する龍三だが、オレオレ詐欺に遭ったのを機に、

昔の仲間を招集し暴走族上がりの卑劣な組織潰しに意欲を燃やす。

(キネマ旬報からの抜粋)

「座頭市」 「BROTHER」 「その男、凶暴につき」などなど、僕も好きな

北野武監督作品だけど、今回は内輪だけで受けているような タケシの趣味みたいな映画。

 

4月に入りました。弊社も 第74期を、なんとか無事に終り、第75期を迎えることが

できました。営業社員とパートさんも、それぞれ、一人ずつ雇えることができました。これも、皆様がたの

おかげと、社員一同、感謝、感謝。                    

そして、改めて、

今一度、気をひきしめて、頑張る所存です。

サクラの季節、次男も東京での入社式に 向かいました。

 

プロ野球も開幕し、この間は大相撲も、千秋楽の結びの一番は物議を醸しだし、

はたまた、消費税の行方は如何に。

 

NHKの朝ドラ ”あさが来た”も終わりました。なかなか、楽しかったですね。

広岡浅子さんという女性実業家が主人公で、

九転十起の精神とか、

勉強意欲の旺盛さ、そして同性を応援する心とか、

自分の事だけじゃなく、社会に貢献する気持ちとか、

学ぶことの多い番組でした。

それだけに、映画で もう少し人物像を掘り下げて、

じっくり見てみたいと思うような

魅力のある人ですね。

特に お商売の大変さとか、人間関係のむずかしさとかを描いてもらえれば。それと、

あとは、村岡花子さんとか、市川房枝さん(勉強会の教え子らしいです)とかが登場すると

面白いでしょうね。

最期に、やっぱり、

宮崎あおいさんは、うまかったですね。

セリフのない場面では、特に上手でしたね。その表現方法は感嘆ものです。

舞台ではオーバーにならざるを得ない部分とか、また、読書では、想像しか出来ない部分とか

ありますよね。

だから、映像でしか出来ない表現は、

その映像からしか読み取れない、

映像の醍醐味のひとつですよね。

 

 

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

「リップヴァンウィンクルの花嫁」

「花とアリス」以来12年ぶりに 長編実写日本映画を手がけた岩井俊二による

監督作。    SNSで知り合った男と結婚するも すぐに家を追い出された派遣社員の

七海は、”何でも屋”を名乗る安室に 月給100万円という住み込みメイドの

仕事を紹介される。(キネマ旬報からの抜粋)

初日、梅田のブルグ7で(東映系)。         久々の この劇場での鑑賞。

座席が広く改善されていて、(前日の夕刊紙にも広告有り)見やすくなっていました。

満員でしたが、圧倒的に女性が多うございました。

久しぶりの 岩井美学?を 堪能させて頂きました。

最近は、復興支援ソング ”花は咲く” の作詞で おなじみの岩井俊二監督の久々の新作。

「リリィ・シュシュのすべて」 「undo アンドゥー」  「スワロウテイル」

そして、なんといっても、中山美穂、豊川悦司共演の 岩井の名を世間に知らしめた

「Love Letter」 (良かったですよね。)

一言で言うと、それぞれのひとによって、深読み満載の作品。

今年を代表する一本には、間違いないのですが、

僕的には、ちょっと長いかなと。(3時間)          81点

でも、これだけ余韻にひたれる作品も珍しいですよね。

主人公の黒木華さんや、綾野剛さんが、うまいのは、織り込み済みなんだけど、

この、脇役の COCCO(コッコ)さんていう人。早くも、助演女優賞じゃない?っていう演技です。

存在感ありすぎ!

主人公は(また、教師の役!) 派遣社員で、

声が小さく、地味で、友達も少なく、

どこかにいそうな23歳の女性。

SNSで、簡単に結婚相手を見つけたら、簡単に別れた。

 

便利な世の中でもあるが、また、反面、

うその世界、バーチャルな世界、仮面の世界、虚構の世界が簡単に

人の心に入る現在。

SNSが悪いのでもなく、ただ、あらゆる新しいことは、時間がたって、時代がそのもののよし悪しを

判断していく。

無知で、人が良いと、だまされる。

でも、だまされた側のほうが いいときもあるし、

だまされ続けられたほうが いいときもある。

あげくの果ては、生かさず、殺さず だましていた方も、少し、情が移っていたりして。

人生はかくも残酷で、世界は、なんて美しいんだろうって、誰かが言っていたけど、

強くないと生きていけないのか、突出したヒーローが 出なければいけないのか。

 

ラストが 2度あるような展開。                作品中にも次のようなセリフ。

コンビニ、スーパー、宅配 幸せが簡単に手に入る。ありがたくて、こわれちゃいそう、

だから、私は、お金を払わないと、いけないの・・・・・・

誰かに もたれかかりたい、心から満たされたいと思ったときは 危ないの・・・・

などなど、はっきり言って、いい意味でも悪い意味でも、 セリフも映像も、

突っ込みどころの 多い作品でしたの でした。

 

 

 

 

 

 

ミニオンズ

 

「ミニオンズ」

「怪盗グル―」シリーズの人気脇役キャラクターが主役の3Dアニメ。

代々最凶のボスに仕えてきた黄色い生物・ミニオンは、ボスが見つからないため

種族滅亡の危機が迫る。そんな中、兄貴肌のケビンら3人組は仲間を救うべく

最強最悪のボス探しの旅に出る。(キネマ旬報からの抜粋)

うちの次男みたいに、 ヘイ!  が挨拶?のミニオンズ。

次男は、おかげさんで、

また、モンゴルへ、2週間、旅に行き、

無事に 帰国し、卒業式に向かいました。

(本当は、また、トルコに行きたがっていたけど、さすがに今は危ないです。)

卒業、おめでとう。

そして、・・・・・・・(いろんな人に)感謝です。

 

(前回の続きです)

先日、いとこに誘われ、久々に北新地で食事を ごちそうになったのですが、

(私は、父も母も、7人兄弟であり、これに、嫁さん方も入るので、

親戚の数は たっくさんです。

そのなかでも、この、いとこ。

超資産家なんですわ。)

たまに、お付き合いさせてもらうのですが、(もちろん、その後、お礼もしてます)

この日は、いつも以上に、上から目線が 全開で、

もう、一触即発の状態。

確かに、半分は 私に対して叱咤激励しているんだなと。             

そして、

いつもの事だなと、思っていたのですが、・・・・・・・

私のことだけだと、がまんできるのですが、会社や両親や、もろもろのことなど、

(ここで、やっと 前回出て来た 理想と現実の話が出てくるんだけど(笑) )

現状のことや、また、将来、どうすんねんとか、理想と現実は違うのだから、甘いぞ、

考えをあらためよとか、なんとかかんとか。

確かに、この資本主義の社会では、大金持ちが成功者ということになっているけど、

(トランプに肩入れするのも 一部は解るけど)

それを、もろに出すなよなと。(自分の力だけでもないし)

・・・・・・・・・・・まあ、これ以上、言うと、大人げない身内の暴露話になりますし、その後、

おとなしく帰りましたが・・・・・・・・ただ、バーで 飲み過ぎたみたいで、

家に帰ったら べろべろでしたわ。

 

 

 

妻への家路

 

「妻への家路」

名匠チャン・イーモウと彼のミューズであるコン・リーが 8年ぶりにタッグを組む、

滋味豊かな人間ドラマ。文革が終結し家族のもとへ 20年ぶりに戻ったイエンシーは、

心労により夫の記憶だけを失った妻ワンイーに 思い出してもらおうと

奮闘する。(キネマ旬報からの抜粋)

いまだに抱える中国の問題を追求する 作家性の強い力作です。      

監督は北京オリンピックの開会式の演出を務めたチャン・イーモウ。

「紅いコーリャン」 「活きる」 「あの子を探して」 「初恋のきた道」 「至福のとき」

「HERO」 「LOVERS」  「単騎、千里を走る。」などなど

私も好きな作品が多い監督です。同じく中国を代表する女優の一人、コン・リー。

この監督の作品にも数多く出演していますが、

その他にも、「さらば、わが愛/覇王別姫」という名作もありましたね。

後で 効いてくる映画のひとつでした。

 

さくらの開花も間近。

大相撲大阪場所、センバツ高校野球も始まり、プロ野球もいよいよ来週開幕。

春が、来ます。

以前にも書きましたが、中学生の頃、大阪場所には、何回か足を運びました。

大関の清国が 御贔屓のひとりでした。(魁傑も好きだったなあ)

昨日は、今場所の 大一番。

琴奨菊 VS 稀勢の里。          熱戦の大相撲を期待していたファンには、

あっけない結果になってしまいましたが、緊張感のあるいい相撲でした。

解説の 舞の海さんが、理想と現実の違いを例にとって

話をされていました。琴奨菊は、横綱相撲を取ろうとし、片や 稀勢の里は、

ライバルに先を越されたくないし、ましてや、初めての優勝が近いとあらば、

なりふりかまっては いられない。

そんな、心理戦も駆け引きになったような一番でした。

 

理想と現実といえば、この間、一緒に食事に行った いとこが

そんなことを言っていました(すんませんが、この項、次回に続きます。)

 

 

 

 

 

 

マネー・ショート華麗なる大逆転

 

「マネー・ショート華麗なる大逆転」

「マネーボール」原作者マイケル・ルイスのノンフィクションを基にした実話を映画化。

サブプライム・ローンの破綻を機に起きたリーマン・ショック。

その裏で経済危機をいち早く予見しウォール街を出し抜いた金融マン4人の

戦略と大勝負を描く。(キネマ旬報からの抜粋)          80点

嫁さんと西宮市にある近くの阪急西宮ガーデンズの映画館で鑑賞いたしました。

経済用語が飛び交うというので、前もって少しばかり、予備知識を仕入れていきました。

まがりなりにも、経営者のはしくれなのですが、勉強していって良かったです。

隣では、すやすやとお休み中でした。

「家族はつらいよ」の映画にしようかなとも思ったのですが、以前、予告編を観ると、

離婚が関わっている内容だったので、わざと?避けました。

脚本は良く出来ていると思いました。噛み砕いて良質のエンターテイメントになっていると

思います。アカデミー賞の最優秀脚色賞を獲得しています。

しかし、バブルがはじけても、国や銀行は大丈夫で(銀行も大きすぎれば、つぶせないので、

税金を投入する。どこの国も一緒?)

貧困層や移民が犠牲になっていく。

無数の庶民や、

今回の場合、

800万人の人が失業し、600万人の人が家を失ったり、また破産したそうです。

この作品も痛快な逆転劇じゃあなくて、途中の過程も、

大変、ひやひやもので、

最終的には

希望通り、とてつもなく大金持ちになったのかもしれないけれど、

その代わりに上記のような結果になってしまっているのだから、

最後は苦い

ラストですよね。

だから、題名も原作本の題名 (世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち)で

良かったのにと思います。

 

帰り、映画館は5階にあるのですが 4階の大型書店の周りが騒がしいので何事かなと

思ったのですが、

翌日の新聞を見ると、百田尚樹さんのサイン会に 爆弾予告があったそうで、

それで、たくさんの警察官が集まって調べていたそうです。(さもありなん?)

 

そういえば、この間は 大阪梅田で 乗用車が暴走するという、加害者も被害者も

気の毒な事件がありました。

ニュースを見ていると、黒色のトヨタのプリウス。運転手は50代の会社経営者。

しかも、高血圧で、

ぶつかった場所も、よく利用させて頂いている、新阪急ホテルの

玄関。

テレビを見ていた社員らが 口々に、「あっ、うちの社長や、社長や!」って、

じゃあ、今、横に座っている 私は誰?

またまた、非常に不謹慎な発言、失礼いたしました。申し訳ございません!。

 

皆様も、お気を付け下さいませ。