バクマン。

「バクマン。」

”DEATH NOTE”の 大場つぐみ・小畑健が再タッグを組んだ原作コミックを 大根仁が

実写映画化。優れた画力を持ちながらも 漠然とした日々を過ごす高校生の真城は、

クラスの秀才 高木に誘われ、コンビ漫画家として”週刊少年ジャンプ”の

頂点を目指す。(キネマ旬報からの抜粋)

まっとうな青春映画でした。何かに夢中になる、それを漫画の世界の裏話を交えての

作品。       

漫画家になるには、当然、プロ野球選手などと同様に、東大に

入るより難しい世界。その代り、成功すれば何もかも手に入る。

また、その世界のトップクラス(本当にひとにぎり)にならなければ、惨めな現実。

そんな漫画くずれの人たちも描いてあり、

挑戦すら出来なかった映画くずれも

楽しく拝見しました。  役者もよかったですね。適役も多かったです。

でも、親が 全く出てこなかったのは、ちょっと違和感。

 

最近は、漫画、読んでないなあ!

でも、大好きでした。

当然、わたくしも、手塚治虫さんは、神様です。

”鉄腕アトム”など、むさぼるように読んでおりました。

あと、ちばてつやさん。

スポーツものが有名ですが、僕は 初期の少女ものの

”島っ子” とか  ”1、2、3と4、5、ロク”なんかが情緒があって、大好きですね。

劇中にも、名前が出てきましたが、トキワ壮の初期のメンバーの おひとり、

寺田ヒロオさんの ”背番号0”

そして、”サブマリン707” ”あかつき戦闘隊” ”サイボーグ009” ”伊賀の影丸”

”サザエさん” ”キャプテン” ”サスケ” ”紫電改のタカ”

大学時代は ”マカロニほうれん荘” や ”ガキでか”に大笑いし、

大人になってからは、”美味しんぼ”  ”ハロー張りネズミ”  ”パイナップルARMY”

”めぞん一刻” ”ゴーマニズム宣言” ”陽あたり良好!”

とか、楽しませてもらいました。

幼い頃は ”少年”や”少年ブック”などを親から購読してもらい、”ぼくら” ”少年画報”などは

友達から借りて回し読みをしていました。

その後 漫画週刊誌ブームが始まり、”少年サンデー””少年マガジン””少年キング”などが、

次々と刊行され、”少年チャンピオン”や”少年ジャンプ”は

最期の方に出て来た印象がありますね。

 

確かに、こういう、コツコツとこなす職人技(漫画家)は

日本人向きというか、日本人の得意分野に入りますよね。