恍惚の人

先週末は メーカーの人たちと JR甲子園口駅近くの ネパール料理店で 一献、傾けました。

初夏の暑いぐらいだった日中の夜。生ビールの おいしいこと。それはそれとして、

ご一緒したK嬢。

相変わらずの 豪快な飲みっぷり。恐れ入りました。

 

「恍惚の人」

この作品も 観たかった一本です。

森繁久弥 高峰秀子 乙羽信子 田村高廣 吉田日出子 などなど演技派ぞろいに

監督は 豊田四朗  脚本は 松山善三  撮影は 岡崎宏三  音楽は 佐藤勝

1973年  昭和48年の 作品。

 

この頃の映画界は斜陽産業真っただ中で、客の興味を引いて、いかに集客しようかという

模索時代。 だから、大手はSEXと暴力、マイナー企業は実験映画のオンパレードの

時代。その中での数少ない良心的な作品のひとつ。

 

御存じ、有吉佐和子の 認知症を扱った小説。あの頃は まだ、社会自体も

受け入れきれていない頃で、日本中が衝撃を受けた問題作の映画化。

観るのがつらくなるし、この年齢になると身につまされることばかり。

本当に むずかしい問題です。

映画は 理想と現実に、少し(いい意味で)甘味を加えた作品でした。

人は ひとりでは生きていけないということを 改めて考えさせられました。