きみはいい子

「きみはいい子」

「そこのみにて光輝く」で 数々の映画賞を獲った呉美保が中脇初枝の 坪田譲治文学賞

受賞作を映画化。   奔放な児童に手を焼く新米教師、

苦い過去がもとで娘に手を上げる母親。

認知症の気配に怯える老女らが抱える問題を通し、 

愛することの大切さを描く。(キネマ旬報からの抜粋)

あまりにも痛すぎる映画である。 

特に 自分の子供に手を上げる場面は、ちょっと 見るに忍びない気持ちになります。

(子育ては まかせっぱなしであったので、なにも 言う資格はないのですが)

 

確かに、(誰に対しても) 腹の立つことは あります。

だから、この作品は 人が成長していく姿を 静かに見せていきます。

でも、この在日韓国人の女性監督、作品に すごい ふり幅がありますよね。

「そこのみにて光輝く」の評価は すごく高いですが、僕的には この作品のほうが、

抱きしめたくなるような いい映画だと思います。

 

NHKの朝の連ドラに 宮崎あおいさんが 帰ってきましたね。

画面が やはり華やかになり、 しまります。 本当に 演技が(素人の私が観ても)

上手ですよね。

一時、蒼井優ちゃんと宮崎あおいちゃんを 各監督がよく使っていた時期が

あったなあと 思い出しました。(最近は、黒木華さんですよね。)

あさが来たは、いよいよ後編に入りましたが、

幕末から、明治、大正にかけての 大阪を拠点とした女性の一代記。

時代の変化とともに、両替商から、

炭鉱経営、生命保険会社、総合商社、銀行そして、初の女子大学まで設立するという

伝説の人物。(実在の女性らしいのですが、大阪でもあまりなじみのない人です。)

でも、むつかしいお商売の話より、人物像に焦点を当て、楽しい番組に

仕上がっていますよね。

時代の変化に 対応していく。 大事なことです。

ダーウィンの言葉じゃあないですが、かしこいものが生き残るのではなく、

ましてや、力の強い者が生き残るのでもない。変化に対応できるものだけが

生き残る、ですね。  最後に、

 

黒木華さん、キネマ旬報 助演女優賞、おめでとうございます!