護られなかった者たちへ

「護られなかった者たちへ」

中山七理の小説を映画化した社会派ミステリー。

東日本大震災から10年後、仙台市の保健福祉事務所課長・三雲の

餓死死体が発見されたが、

笘篠刑事らの捜査は暗礁に乗り上げる。

一方、三雲の死体発見の数日前、一人の模範囚が

出所していた。(キネマ旬報からの抜粋)

79点  見応え十分。

さすが、瀬々監督。でも、原作通りとはいえ

最後の描き方は、ちょっと強引でしたね。

あのままでも、ちょっと物足りなくは感じましたけど、

良かったのではないかなとは、少し思いました。

何せ、清原果耶という実力派女優をなんでこんな役に

抜擢しているのかと、途中で疑問に思いましたもん。(笑)

しかし東日本大震災から10年を経た現在と

生活保護の矛盾などを

豪華な配役で見事に描かれていました。

そして、阪神大震災の被災者としても、いろいろ考えさせられました。

 

漫画家の白土三平さんが、亡くなりました。よく読んでいました。

”カムイ伝” ”ワタリ” ”サスケ” ”忍者武芸帳 影丸伝” ”シートン動物記”などなど。

ありがとうございました。

昨日の皇室、ほっといたれやと思いますが。

小学生の時には、大阪に近鉄、南海。兵庫西宮に、阪神、阪急と

球団がありました。実は、阪急ブレーブスの試合もよく見に行っていました。

今では、阪急と近鉄が一緒のチーム。

オリックスブルーウェーブが西宮から神戸に移り、

阪神大震災のその年にペナントレースを制し、

翌年、日本一に。

仰木監督のもと、イチローらの活躍にチカラをもらいました。

タイガース、次は、暗い真っ暗シリーズ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激突!殺人拳

「激突!殺人拳」

 

 

1974年 昭和49年 千葉真一主演 東映作品

当時、ブルース・リーの空手ブームに乗っての作品。

志穂美悦子も若いですね。

 

タイガース、もう優勝の可能性は90%以上ないとは思いますが、

まあ、よくここまで楽しませていただきました。(でも、ちょっと悔しい)

 

昨日、久しぶりにメーカーの方たちと

大阪梅田で会食をしたのですが、まあ、

人の多いこと。

先週は友達と神戸三宮で、一献傾けたのですが、

こちらもそこそこの人出。

次のコロナウィルス感染の爆発は如何に?というのも、

おおさかシネマフェスティバルから、来年の開催の案内が

来ました。そうですね、もう、そんな時期なのです。

来年こそは、是非是非、是非とも・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空白

「空白」

「BLUE/ブルー」の吉田恵輔監督のオリジナル作品。

スーパーで万引きしたところを店長に見られて逃走した

女子中学生・花音は、車に轢かれて死亡してしまう。

花音の父親・充は娘の無実を信じ、

スーパーの店長、学校、車のドライバーを

追い詰めていく。(キネマ旬報からの抜粋)

古田新太、怪演? 脇も熱演。

惜しむらくは、松坂桃李が演じた役柄が、上手なんだけど、

男前すぎるような気がして、ミスキャスト(笑)。

評価は高いんですが、僕はちょっと演出が、散漫な印象を

受けました。

古田の役も、こんな人おるやんという感じ。(妻に言わせると

私に似ていると(笑))。

気の強い人と弱い人が極端な描き方はされています。

モーニングショーや芸能記者などは

よく言われているように、相変わらずの曲学阿世の偽善者には、なっていました。

大衆の味方のふりをして、それで飯を食っている。

今の世の中を表している場面が当然ながら

目立ちました。  79点

 

岸田新首相、早くも、迷走?

タイガース、クライマックスシリーズなんかは

どおでも良いので、何とかしてくれえ!

コロナ、また、はやるの?

ゴルフ、練習してはいるのですが(笑)。

しかし、暑い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナリ

「ミナリ」

リー・アイザック・チョン監督自らの体験に着想を得て作られた

アメリカに暮らす韓国人移民家族の物語。

1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民の

ジェイコブは、米アーカンソー州の高原に家族とともに

引越し、希望を見出そうとするが・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

1980年代のお話しとは、思いませんでした。

結構、(韓国人の移民という事が)最近の事なので、意外な感じがしました。

正攻法の演出なんですが、ややストーリー的に

物足りなく感じました。

演出は小津の方法を参考にしているそうですが。

アーカンソー州は全米でも、貧しい州のひとつだそうで、

韓国人は、(黒人らと違い)1965年の移民改正法以降に増えた後発組だそうです。

何もかも異色な感じがして、よく創ったなとは思います。でも、

アメリカ人は、今も、新天地(自然)への旅立ちの憧れは、皆、持っているのでしょうね。

何かの宗教にも頼りたくなるのも、

夫婦仲もケンカが絶えなくなるのも、そして、勝手な父親になるのも

よくわかります。

ミナリ、イコール

野菜のセリの事らしいのですが、二度目の旬が最も美味ゆえ

子供の為に親が身を粉にすること、子供とのために何を残せるか、ということらしいです。

この監督さん、次作は、あの「君の名は。」の

実写版リメイクだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続・座頭市物語

「続・座頭市物語」

1962年  昭和37年  大映作品

勝新太郎主演  やっぱり、面白い!

あの見事な居合抜きは、子供の頃、みんな真似しましたよね(笑)。

シリーズ物はやはり、面白いです(森繫久彌、植木等、

渥美清、高倉健、菅原文太、市川雷蔵などなどなど・・・・・)。

 

自民党新総裁に岸田文雄氏が選ばれました。

実は、母方の方に少なからず縁がありまして、

ワタクシも冠婚葬祭で幾度となくお会いしております。

叔父が岸田さんのおとうさんのころから、選挙運動を手伝っており、

岸田さんも最初から応援をしておりました。

周りの親せきは一歩引いた見方もしておりましたが、

ここにきてなんと、頂点を極めてしまいました。

叔父も感無量と申しておりました。

地味ですが、真面目だし、原爆の怖さも理解できていると思うし、

安岡正篤にも傾倒しているとも聞いているので、

遅まきながら(笑)ワタクシも応援したいと思っています。

でも、アベ、アソウがバックにちらつく限り、

期待できないかな(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドライブ・マイ・カー

「ドライブ・マイ・カー」

村上春樹の同名短篇小説を濱口竜介監督が映画化。

舞台俳優・演出家の家福悠介は、

脚本家の妻・音と

満ち足りた日々を送っていた。

しかし ある日突然、妻はこの世を去る。

2年後、演劇祭で演出を任され、

そこで寡黙な専属ドライバー

みさきと出会う。(キネマ旬報からの抜粋)

本年度屈指の傑作ではないかと思います。  82点

3時間という長い作品でしたが、観ていて飽きませんでした。

素晴らしい脚本に、斬新な演出。

役者陣も期待に応えて見事な演技。

濱口監督は、恋愛映画が、もひとつ苦手なワタクシでも、

前作「寝ても覚めても」は、大のお気に入りにして、

新しい恋愛映画を魅せてくれた監督さん。

いやあ、凄い才能のある人だと思いました。

 

先週の女子ゴルフ、優勝された西村優菜さん、おめでとうございます!

身長150センチの小柄ながら大したものです。

真似しようと思っても、当然無理です(笑)。でも、本当に可愛い(笑)。

大相撲秋場所終わるや否やの、突然の白鵬の引退。

何やかや言われておりますが、実績は抜群。お疲れ様でした。

タイガース、もうちょっと打てよな。

自民党総裁は、果たして?

緊急事態宣言が、明日、解除。忘年会シーズンに又、増加か?勘弁してよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恐怖の報酬

「恐怖の報酬」

1977年 アメリカ映画

監督は、ウィリアム・フリードキン

出演は、ロイ・シャイダー。

ご存じ、1953年 昭和28年  アンリ:ジョルジュ・クルーゾー監督の

傑作サスペンスの再映画化。

この映画、44年前の作品だったのかと、

改めて、時の流れというか、自分自身が年を取ったなあと

思いました(笑)。

なんせ、あの「スターウォーズ」と同じころですものね。

びっくりしました。

作品としては、やはり前作の緊迫した内容からは

少し物足りなく感じます。

 

今、総裁選の真っ只中、この間、日経新聞に

「仁義なき戦い」などの菅原文太さんの言葉が引用されていました。

政治の役割は二つ。ひとつは国民を飢えさせないこと。

二つ目は、戦争をしないこと。

共感します。

もひとつ、映画のセリフから、

「あんたは、はじめから わしらがかついどる 神輿じゃないの」

なんか、意味深で身につまされるような言葉です(笑)。

 

ゴルフ、お誘いが多くなってきました。

ちょっと、本気出して練習します(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

孤狼の血LEVEL2

「孤狼の血LEVEL2」

暴対法成立直前の広島で警察とやくざが

壮絶な争いを繰り広げる「孤狼の血」の

3年後を描く。

抗争に巻き込まれ殺された刑事・大上の遺志を継いだ刑事・日岡は

警察と裏社会の間で均衡を保っていたが、

刑務所から出所した男の出現で

事態が急変する。(キネマ旬報からの抜粋)

毎度申しておりますが、多少、矛盾があっても押し切るのが

娯楽映画。

さすが、白石監督。   80点

シネフェスの打ち上げでも、この第2弾に続くお話しをさせて頂き

夫婦ともども期待をしておりました(笑)。

松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎さんは熱演、好演。

ちょっと、西野七瀬さんはミスキャストかな。

昭和を舞台にしたヤクザを描いているのですが、

確かに、暴対法以後の現代ヤクザは

今年の「すばらしき世界」や「ヤクザと家族TheFamily」ではないですが、

描き方は難しいですよね。

 

大相撲、始まりました。

貴景勝には頑張ってほしいのですが

けがを治すのを優先すべきでしょうか。

大谷選手、本塁打数、抜かれてしまいました。

頑張れ!大谷選手。

このコロナ禍、いつまでなのでしょうか。

阪神タイガース、ちょっと有利かな(笑)。

優勝の目が出て来ました?(笑)。

総裁選、岸田さんかなと思っていましたが、

果たして?

 

 

 

 

 

 

 

小原庄助さん

「小原庄助さん」

1949年 昭和24年度の作品。

戦後まもなくに制作されたのですが、その戦後ということが

大きくこの物語に影響しているという作品です。

監督は清水宏、出演は大河内伝次郎、風見章子。

旧家の悲劇を描いています。

何か身に染みる展開でした(笑)。

ラストに少し救われます。

この監督さんの作品は、もっと観たいのですが

観る機会がどうしても、少ないですね。

 

澤井監督、「Wの悲劇」が面白かったですね。

J・Pベルモンド、やっぱり、「勝手にしやがれ」ですね。

ご冥福をお祈りいたします。

 

菅総理、やはり、無理でしたか。

 

アフガン、

日本も同じ様にアメリカの占領地だったのですが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キネマの神様

「キネマの神様」

松竹映画100周年を記念した、山田洋次監督による人間ドラマ。

助監督として撮影に明け暮れる青春を送ったゴウだったが、

今では すっかりダメ親父。

半世紀前にゴウが監督するはずだった

映画の脚本が出てきたことから、

彼とその家族は再び動き始める。(キネマ旬報からの抜粋)

お盆休み、大雨の中、お墓参りの後に鑑賞してまいりました。

山田洋次監督作品。

出演者の方たちも、さすがという演技派ぞろいです。

菅田将暉、永野芽郁、宮本信子、小林稔侍。

沢田研二や北川景子も頑張っていました。

前作「男はつらいよ お帰り寅さん」が

僕としては、つらかっただけに

しかし、 それでも

さすがというか、ベタベタの大船調なのですが、

最後は涙させるという職人芸の極致。恐れ入りました。 79点

 

タイガース、踏ん張りどころなのですが

なんか、ズルズルいきそう(笑)。