ブルーアワーにぶっ飛ばす

「ブルーアワーにぶっ飛ばす」

箱田優子監督の長篇デビュー作。

CМディレクターの砂田(夏帆)と、

彼女の不思議な友達、清浦(シム・ウンギョン)が過ごす、奇妙な週末の物語。

東京で毎日仕事漬けの日々を送る砂田はうんざり気味。

一方、なぜか砂田についてきた清浦は、

この奇妙な状況を

奔放に楽しんでいる。(キネマ旬報からの抜粋)

 

79点   映像クリエイターと作品企画の発掘・育成を目指すTSUTAYAの審査員特別賞。

だからというべきでもないが、愛すべき小品? 

傑作ではない(失礼!) 新人らしい作品です。

とにかく、脇役がいい!

南果歩、でんでん、 

 そして、特に伊藤沙莉ちゃん。

でも、

やはり、何といっても 2人の主役。  魅力的でした。

シム・ウンギョンさんは、「新聞記者」の前に、この作品を撮影したとか。

へっーて、思いました。将来が楽しみな役者さんです。

 

八千草薫さんがお亡くなりになりました。

1931年生まれの大阪市出身。 宝塚からのスターですね。

僕たちも、学生の頃、

かなりお年は上だったのですが、憧れのおひとりでした。

僕は、1954年の稲垣浩監督の「宮本武蔵」での

三船敏郎の相手役、お通とか、

「男はつらいよ 寅次郎夢枕」が印象に残っています。

あっ、そうそう あの谷口千吉監督と(「銀嶺の果て」)ご夫婦だったんですよね。

ご冥福をお祈りいたします。

 

昨日、連絡がありました。

来年の 大阪シネマフェスティバルが、3月8日の日曜日に

正式に決まったそうです。

今から、楽しみです。

 

アベンジャーズ/エンドゲーム

「アベンジャーズ/エンドゲーム」

大ヒットシリーズ「アベンジャーズ」の完結篇。

最強を超える敵”サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が滅ぼされる。

残されたキャプテンアメリカ、アイアンマンらヒーローたちは

再び集結し、最後にして史上最大の逆襲に挑む。(キネマ旬報からの抜粋)

ワタクシも、この手の作品、シリーズは、

嫌いではないのですが、

やはり、大味な感は否めません。

知り合いにも、マーベルやDCが好きな人が

たくさんいますが、

作品によって、当然、

出来不出来はありますよね。


日本ラグビー、楽しませていただきました。

お疲れさまでした。

 

昨日は、即位の礼。

ワタクシでも、言いたいことはありますが(天皇の戦争責任とか)、

でも、やはり、ここは

おめでとうございます、ですね。

 

 

宮本から君へ

「宮本から君へ」

2018年にテレビドラマ化もされた新井英樹の原作コミックを

「ディスクトラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督が映画化。

不器用ながらも真っ直ぐに仕事と向き合う営業マン・宮本浩は、

会社の先輩の仕事仲間・中野靖子と
恋に落ちる。

しかし、大きな試練が立ちはだかり・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

 

池松壮亮、蒼井優  

昨年の「斬、」以来の共演。

 

熱い、熱すぎる。

二人の演技も新境地で?凄かったが、

何せ、熱い。

観ているだけでも疲れてしまう。

監督、前作も暴力的な作品でしたが、これもまた同様な。

ただ、惜しいかな、ちと長い。

時系列をシャッフルしているので、

展開が読めるだけに

もう少しカットできるところが有った様な。

大げさに近い演技が続くだけに、ちょっと、くどい。

 

主人公に対しては、ちょっと冷静に落ち着けと、言いたいし、

周りにいると、ちょっと大変だと思うけど、

ワタクシとしては、こういう熱い人は、好きですね(笑)。

80点

 

和田誠さんが、お亡くなりになりました。

私が、高校生のころ、

キネマ旬報に”お楽しみはこれからだ”を連載されていたころからの

一ファンとして、大変残念に思います。

もうあれから、45年以上たちますが、

自他ともに認める

ライバルの

山藤章二さんの連載との2本を

読むのが

キネ旬の一番の楽しみでした。

 

 

 

 

 

 

 

リズと青い鳥

「リズと青い鳥」

テレビアニメでも人気の”響け!ユーフォニアム”シリーズの

完全新作劇場版。

北宇治高等学校吹奏楽部3年生の鎧塚みぞれと

傘木希美は、最後のコンクールに臨もうとしていた。

だが、親友のはずの2人は、

それぞれのソロが噛み合わず、

距離を感じ始める・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

 

京アニの放火事件の悲劇から、もうすぐ3か月。応援の気持ちを込めて。

 

以前、拝見した山田尚子監督の「映画 聲の形」が

素晴らしかったので、

新作をDVDで観ました。

繊細で奇麗な絵、そしてストーリー。

思春期の女の子を独特な表現で?表しています。

ただ、前作に比べると、

一般向けから、マニア向けに?戻ったのか、

あらゆる面で奇麗すぎるなと。

ワタクシは、オブラートに包まれたような内容は、ちょっと苦手なんです。

 

金田正一さんが亡くなりました。

55年前、初めて甲子園球場に行きました。

阪神対巨人戦でした。その時の

先発投手が、村山さんと金田さんでした。

 

ラグビーも盛り上がっていますが、野球にしろ、サッカーにしろ、

プロが、本気でぶつかり合うのは

本当に 面白いですね。(特に国際試合)

タイガースも、ここにきて後がないので、力のないチームらしく、

高校野球みたいに、

一丸となっているのが、

観てて面白いですね。

(糸井、メッセンジャー、藤浪、ジョンソンもいないのよね)。

負け惜しみではなく、よくここまできました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

虎の尾を踏む男達

「虎の尾を踏む男達」

黒澤明監督作品   製作は1945年(昭和20年)   公開は1952年

ご存じ”勧進帳”の パロディ?

エノケンや(さすが、芸達者!)

藤田進、

(声が聴きづらい)大河内伝次郎などなど、

今は、伝説の人たちばかり。

資料としても、貴重な作品です。

 

ラグビー、ワールドカップ、

盛り上がってますねえ!

高校時代、授業で、ちょっとやったぐらいですが、

地元の神戸製鋼が強かった頃は、ちょいちょい観ていました。

 

タイガース、CS進出。

でも、なんだかなあ・・・・・・・・・。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

シャロン・テート殺害事件を題材にハリウッド黄金時代の光と闇を描く、

クエンティン・タランティーノ監督によるドラマ。

人気のピークを過ぎたテレビ俳優リックは、映画スター転身を目指し

焦る日々が続いていた。

そんなリックを支えるのは、

スタントマンで親友のクリフだった。

(キネマ旬報からの抜粋)

80点  面白かったです。

タランティーノ ワールド前回でしたね。

あのシャロン・テート事件が、・・・・・・・

最後、ちょっと ビックリ!

この事件を、知っている方は多いと思うのですが、

だから、ラストは思っていたことが、

ひっくり返り、

見た直後は、何かモヤモヤというか、

でも、それが狙いなんですよね。

60年代の、風俗、音楽、ファッション、映画に懐かしさと共にワクワク。

”カリフォルニア・ドリーミング”  ”サークル・ゲーム”  ”ミセス・ロビンソン”etc.

そして「トラ・トラ・トラ」の看板も見えました。

1970年代前後のオレは、何していたっけ。

万博の年に、ちょうど中学1年生。

あっという間の、2時間41分でした。

 

60歳を過ぎますと、新車とは言い難く、

ワタクシも、かなりの中古車状態。

あと15年は働きなさいという、嫁のお言葉。

だからというわけではないのですが、

某デパートの中に入っている”漢方薬”のお店を

覗いてきました。

2時間ほど、症状や身体のことを聞かれ、いろいろ相談させていただきました。

ちょっと弱ってきたところの治癒や、血の巡りを良くしたり

体質を改善したりする漢方のお薬、

組み合わせていただいたのですが、

お値段を聞いて、びっくり。

1か月、7万円だそうです。

”ちょっと、嫁と相談します。出直します”と言って

帰ったのですが、

その後、

いろんな人にお聞きすると、

それぐらいは かかりますよとのことで、またびっくり。

 

う~ん、どうしましょ(笑)

 

 

 

 

タロウのバカ

「タロウのバカ」

「日日是好日」の大森立嗣が監督・脚本を務めた青春ドラマ。

戸籍がなく、学校に通ったことのない少年タロウには、

エージとスギオという高校生の仲間がいる。

3人は奔放な日々を過ごしていたが、偶然一丁の拳銃を

手に入れたことから、現実と向き合うこととなる。(キネマ旬報からの抜粋)

80点

前述させていただいたのですが、

前日に、勉強会の後に、社員会で、ビアホールとホテルのバーに行き、

翌日、朝早くからの回に行きましたので、

寝るかもしれないと、危惧していたのですが・・・・・・・。

寝なかったということは、

面白かったのかな?(笑)。

大森監督だし、

かなり作家性の強い作品でした。

強引な演出でしたが、見応えはありました。

今の時代を映す、まさに、現代にしかできない映画でした。

菅田将暉は、相変わらず素晴らしい。

でも障がい者のあつかいは、むずかしいです。

あと、日本の警察は、そんなに甘くないぞと(笑)。

賛否両論は有りますが、ワタクシは、楽しめました。

 

大相撲は御嶽海が優勝。(弊社の社員が、奥さんと東京まで千秋楽を見物に行き

お土産をいただきました。ありがとうございます。)

テニスは、大阪で 大坂なおみが優勝、おめでとう。

渋野日向子嬢も、優勝。 ナイス!チップインバーディ。

タイガースは、フロントが悪い。(昔から)。

ハンターキラー 潜航せよ

「ハンターキラー 潜航せよ」

”ワイルド・スピード”シリーズの製作陣による潜水艦アクション大作。

ロシアのバレンツ海で

米海軍原子力潜水艦が消息不明に。

グラス艦長率いる攻撃型原潜ハンターキラーが

捜索に向かい、沈んだロシア原潜を発見。

同じ頃、ロシアで、ある陰謀が企てられていた。

(キネマ旬報からの抜粋)

 

王道のアクション作品。

まあまあ楽しめる(笑・失礼)

でも、もうちょっと、面白くなるのでは。

ご都合主義的なところが惜しい。

 

しかし、ワタクシは潜水艦という船は、大好きですが、船自体に

よう乗ることは、出来ないと思います。

あんな、狭い所、無理です。

昔、小学生のころ、愛読していた漫画というか、大好きだった作品で「サブマリン707」がありました。

また、「あかつき戦闘隊」に出て来る イ-400という潜水艦にも、熱狂したものです。

原作者の相良俊介さんにも、ファンレターを出し、返事を頂き嬉しかったのも良い思い出です。

 

MGC、面白かったですね。選手は大変ですが。

大相撲、また、両横綱お休みですね。

この間は、半年に一度の講師をお呼びしての勉強会。

終わってからは、梅田のビアホールで、皆で、うまい生ビールを

たらふく頂きました。

まだまだ、暑いのでおいしかったです。

ごちそうさまでした。

 

 

 

友だちのうちはどこ?

「友だちのうちはどこ?」

1987年製作

1992年公開  イラン映画

アッバス・キアロスタミ監督作品

数々の賞を総なめにした名作です。

絵本の様な映画です。

出演者は全員、素人。

イランの風俗もよくわかり、最後にホッとする作品です。

ワタクシも、見逃していたので、

やっと、観れて、ホッとしました(笑)。

 

友だちのノートを 間違って家に持ち帰ってしまった少年が、

ノートを返すため友だちの家を捜し歩く姿を描いた、

子供についての映画。

 

今、外は豪雨です。

この時期、昨年もエライ目に遭いました。

 

残暑のひどさもそうですが、

極端すぎる気候です。

 

皆様、体調も含めて、お気を付け下さいませ。

バーニング  劇場版

「バーニング  劇場版」

村上春樹の短編小説”納屋を焼く”を原作に

「ポエトリー アグネスの詩」の イ・チャンドン監督が映画化。

アルバイトをしながら小説家を目指すジョンスは、

ある日、偶然 幼馴染のヘミと出会い、

アフリカ旅行へ行く間、

飼っている猫の世話をしてほしいと頼まれる。(キネマ旬報からの抜粋)

 

非常に作家性の強い作品です。

評論家の方々も絶賛。

ただ、頭が悪いのか、感性が鈍いのか、DVDだから、ボケッーと観ていたのが、悪いのか、

(確かに、劇場で腰を落ち着けて 観る作品ですね)。

良いのは解るのですが、正直、心底楽しめませんでした。(好みの問題もありますが)

勉強しなおします。

メタファー、勉強しなおします(笑)。

 

現在の韓国の裏面や風俗などは、勉強になりました。

確かに、こういうのを観ると、

国が違うと言う事は、根本的に考え方が

ガラッと変わるので、

今の、日韓関係のむずかしさも、

垣間見えます。