TAR ター

「TAR ター」

世界最高峰のオーケストラ、

ベルリン・フィルで女性初の首席指揮者に

就任したリディア・ター。

だが、その地位が生むプレッシャーと創作の苦しみが、

次第に彼女を追い詰めていく・・・・・。

ケイト・ブランシェットが、ヴェネチア国際映画祭女優賞に

輝いたドラマ。(キネマ旬報からの抜粋)

監督 トッド・フィールド

出演 ケイト・ブランシェット  ニーナ・ホス

ケイト・ブランシェットの演技は凄かった。

今年のアカデミー賞の主演女優賞の大本命でしたが、

いろんな大人の事情で、取れませんでした(笑)。

でも、誰もが絶賛する演技には違いありません。

長いのも(159分)仕方がないかなとも、思ったのですが

ちょっとその割に分かりにくく、しんどい部分もありました。

でも、これがオリジナルストーリーと言いますから

見事なものです。

男も女も権力を持ったら、やることは一緒ですね。

勉強にもなりました。

白鳥も、水の上ではきれいでも、水面下で

必死で足をもがいて動かすのと一緒で、

まあ、

なんでもそうですが、舞台裏は凄いよね。

今は、映画業界ならずとも、また、言われなくても、

当たり前に#MeTooの時代。

”メシと映画は誰でも批評できる、でも、

そしてそこに、

グルメや芸術を求め、語る”

と、誰かがおっしゃっていました。(笑)

 

2023年 令和5年  10月28日 土曜日

日本シリーズ

オリックスバファローズVS阪神タイガース

京セラドーム大阪

38年ぶり、2度目の日本一に向けての

第1戦

関西だけで異様に盛り上がり、今年一番のイベント。

行ってまいりました。勝ち負け云々より、

観れることだけで興奮して、朝から頭の中は

”六甲おろし”が

回っていました。メーカーさんの持っておられる年間優先席を

何とか、ゲットして

京セラ8階のビスタルームへ総勢13人で

乗り込みました。

8階の特別な一部屋で、

熱烈な両チームのファンが

この特別な試合を堪能させていただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アントニオ猪木をさがして

「アントニオ猪木をさがして」

2022年に逝去したプロレスラー、アントニオ猪木のドキュメンタリー。

猪木が設立した新日本プロレス創立50周年記念企画として製作され、

後に影響を受けた人物が語るドキュメンタリー、ファン視点のドラマ、

貴重なアーカイブ映像で、

猪木の真の姿に迫る。(キネマ旬報からの抜粋)

77点(大おまけ)

虚と実の世界。(人生も一緒?)

人生も映画も演出です。(上手なものが勝つ?)

映画は、ドラマの部分が全く余分!   がっかりでした。

もっと、ファイトが見たかった。

 

いよいよ今週末の土曜日から

タイガースVSバファローズの日本シリーズ。

関西ダービーです。

関西だけ、盛り上がっています(笑) しかし、

何と、京セラドーム大阪の第1戦と

甲子園球場の第3戦に行けることになりました。

日本シリーズは、昔々、

今はない、西宮球場での

阪急ブレーブスVS読売ジャイアンツ戦は観に行ったことはあります。

しかし、タイガースの日本シリーズが観られるとは!

望外の喜びで、60年来のファンのオッサンは

むせび泣いております(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

BAD LANDS バッド・ランズ

「BAD LANDZ バッド・ランズ」

”破門”で直木賞を受賞した黒川博行による小説”勁草”を

「ヘルドッグス」の原田眞人監督が映画化した犯罪サスペンス。

大阪で特殊詐欺に加担し暮らす姉ネリと

弟ジョー。

ある夜、思いがけず億を超える大金を手にしてしまい、

さまざまな巨悪が二人に迫る。(キネマ旬報からの抜粋)

おまけして、80点

安藤サクラは、いうに及ばず

生瀬勝久、宇崎竜童が良かった。

サリngROCKも存在感あり。

白石監督とは、また違った原田監督の

この手の味わいを堪能させられました。

今回は、大味にならず緊張感がありました。(笑)

”持ってるもんが、持ってないもんから取りつくすんや”

 

今年、4月からマンションの管理組合の監事をさせてもらっています。

監事だから、何もしなくていいのかなあと

思っていたら、大間違いでした。(笑)

最近、NHKTVでも、特集を組んだり、

新聞やマスメディアにもよく取り上げられていますが、

住民の高齢化とマンションの老朽化が

問題になっています。確かに、今、

マンションがボンボン建設されていますが、

古いマンションも、当然、沢山残っています。

1人暮らしの高齢者、そして、当たり前ですが、

マンションも老朽化していきます。

昔は、お付き合いが

煩わしいのから脱するために、マンションを購入するのが

理由の一つでした。

が、現在はコミュニティーが大きな課題です。

高齢者と修繕のための管理組合費。

結局は、人は一人では、生きていけないってことですね。

 

強いぞ! タイガース。

前身の阪急ブレーブスには愛着がありますので、

バファローズも、頑張ってほしい。

あるか、関西決戦!

 

 

 

 

 

 

M3GAN ミーガン

「Ⅿ3GAN ミーガン」

子どもの友達として、また親の協力者として開発された

AI人形のM3GAN(ミーガン)が、

行き過ぎた愛情ゆえに

狂気の暴走を繰り広げるサイコ・スリラー。(キネマ旬報からの抜粋)

前半は、めっぽう面白い。

後半尻すぼみ、ラスト、平凡。

ミーガンのダンスは最高! ダンスは、一見の価値ありです。

しかし、将来の戦争道具ですな。

ゲームやスマホなどが、この人形に置き換えられただけで、

便利さも含め、使うものの責任ですね。

使いすぎに注意しましょう??

まして、親の責任の一部を負担させたら、

楽にはなるけど

それも程度問題。

便利は不便、とはよく言われるけど・・・・・。

 

谷村新司さんが、死去。

我々の世代にとって、カラオケの定番であり、持ち歌の人は

多いと思います。

私も、”冬の稲妻” ”ジョニーの子守歌”は

よく歌いました(笑)

残念です。

 

いよいよ、クライマックスシリーズ。

なんか、待ちくたびれましたね。

約1か月、空きました!

相手は広島カープ。

兄弟チームみたいな関係だけど、

O君、そして広島の親戚の皆さん、かかって来なさい。

 

 

 

 

 

 

沈黙の艦隊

「沈黙の艦隊」

かって社会現象を巻き起こした

かわぐちかいじの大ヒットコミックを実写映画化。

日米が極秘に開発した日本初の高性能原子力潜水艦シーバットの

艦長に任命された海江田四郎は、

核ミサイルを搭載して出港後、

深海に消える。

日米を翻弄する海江田の目的とは・・・・?

(キネマ旬報からの抜粋)

昨年、好評を博した「ハケンアニメ!」の吉野監督だが、

?っという出来。

惜しい!までも行かないか。でも、

78点

確かに長大な人気漫画だけに、

旨くまとめるのは難しかったかもしれない。でも、ラストは

興行的にああいう終わらせ方をしてしまったかのよう(笑)

中途半端でしかない。

映像も健闘しているし、大沢たかおも

渋くて、味が出ていて良かったんだけど・・・・・。

しかし、力のあるものが制覇するのが、

正義なのか、人の世なのか、

また、考えてしまった。

 

将棋の藤井、8冠!21歳の偉業!

素晴らしいですね。

私も小学生の頃は、よく近所の友達と指したりもしたんだけどなあ!

 

イスラエルとパレスチナ、知れば知るほど複雑で、ある意味、

世界の縮図と言えるし、近現代の悲劇のひとつ。

そして、世界は見て見ぬふり。

妖怪の孫

「妖怪の孫」

「パンケーキを毒見する」の内山雄人監督が

”日本の真の影”に切り込むドキュメンタリー。

昭和の妖怪と呼ばれた政治家・岸信介の孫であり、

連続在位日数2822日を誇るも

凶弾に倒れた元総理大臣・安倍晋三。

彼の政治を総括し、

日本の姿、その根本にあるものを紐解く。(キネマ旬報からの抜粋)

ドキュメンタリー  115分  内山雄人監督作品

大体のお話は、すでに世間では知られていることではと

思いました。

まあ、中立にみても、安倍さんの功罪は相半ばというか・・・

僕的には、6割ぐらいは支持するかな?(笑)

へーっと、思った場面は

統一教会は、反日なのに、なぜ、自民党が

肩入れしていたのかと、なぜ、

憲法改正にこだわっていたということの

根底にあるのは

何か。

前者は単に反日という思想を軽く考え

選挙の票集めを重視していたと。

後者は岸信介を安倍さんは超えたいというより

明治時代と同様に、長州出身者のエリートたちが明治憲法を

復活させたいということか。

いろんな意味で、有権者の責任は重いというのが結論かな。

皆さん、選挙に行きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リオの男

「リオの男」

1963年  昭和38年  フランス映画

日本公開は 1964年

監督は フィリップ・ド・ブロカ

ジャン・ポール・ベルモンド主演

共演は フランソワーズ・ドルアレック(あのカトリーヌ・ドヌーブの

お姉さんだそうです、交通事故死で亡くなったそう。)

アクションドラマ。

好きな方も多く、人気の楽しい作品だそうですが、

ワタクシには、合わない(笑)

長い。

そして女性の描き方も、嫌な女にしか見えない。

多数のアクション映画作品の原点ともいわれていますが、

観た時代が遅すぎたのか、合わない(笑)

フランス映画自体も、もともと何か肌に合わない(笑)

66歳にして、やっとわかった(笑)

冗談は、ともかく

もう少し、ほどほどにリアリティがあればと思うんだけど

なさすぎる・・・と思う。

 

昨日は、ノーベル賞の発表。

大谷選手のホームラン王、

そして、ジャニーズ問題が話題になっていました。

前にも書きましたが、

今回もA新聞とT新聞のM記者、頑張っていましたねえ(笑)

確かに、ジャニーズ側も後手に回ったり、発言も?と思うこともありましたが

(すみません、そんなにキッチリは見ていないのですが)

相変わらず、正義面して、庶民の代表みたいな言いかたは

いかがなものかなと思うのですが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

バビロン

「バビロン」

「ラ・ラ・ランド」のディミアン・チャゼル監督が

ブラッド・ピットを迎え、1920年代のハリウッドを

舞台にしたドラマ。

サイレント映画の大スターのジャック、

新人女優ネリー、

映画製作を志すマニー。

彼らの運命はトーキーの革命の波に巻き込まれていく。

(キネマ旬報からの抜粋)

否定の意見が多いですが、ワタクシは大いに楽しめました。

(可愛い姪が推薦していたのですが、やっと観ました。)

大げさに言うと、人生のエッセンスが

ぶち込まれたような作品でした。

監督は、「ラ・ラ・ランド」もありましたが、

僕的には、何といっても、「セッション」が最高のお気に入りです。

音楽も素晴らしい。

映画ファンには、たまらない映像や伏線のオンパレード。

ただ、難を言えば上映時間の189分は、ちと長い。

この時代は、舞台演劇は、インテリが見るものらしかったのですが、

少人数の客では、商売にならない場合が多い。

だから、映画は何でもありの

見世物で、客を誘う。

監督は、ディミアン・チャゼル  主演はブラッド・ピット そして、

共演は

マーゴット・ロビー。彼女は

旨い役者なんだけど、なんか同じようなタイプの役イメージが

あるような。(「スーサイド・スクワッド」 「バービー」など)

こういう大掛かりな作品を演出し、廻していく監督さんの

力量は、あっぱれもんです。

昔、「ザッツ・エンターテインメント」を観た時の

衝撃に、やや近いものがありました。(両作品とも、映画の歴史の勉強になります。)

「フェイブルマンズ」も良いですが、僕は、

どちらかというと、こういう俗っぽいほうが好みです。(笑)

しかし、時代とともにモラルが変わっていくのも

今と一緒ですね。

映画産業にしても、最初は情熱を持って取り組んでいたのが、

次第に金儲けのことしか考えられなくなる。

エネルギーと熱量をあんなに費やしていたのですが・・・・・。

まあ、映画は所詮、見世物でしたしね。

しかし、今もそうですが、誕生してから、たかが100年ちょっとの歴史。

インテリと大衆を繋ぐ、そして、間を埋める芸術とも

言われていますが、

さあ、どうでしょう。(笑)

 

ジャニーズ問題。

記者会見の時、

妻が、今更ながらメディアが

正義感ぶっても、どないやと

吠えていました。

ワタクシが、A新聞とか、T新聞のM記者だろ、と言ったら

Ⅿ記者なんて名前、良く知ってるわね、と言うから、

いや、人権問題なんかで、正義を振りかざす、

一部で有名な人です、と茶化しました。失礼!

いつものように、手のひら返し(笑)

もう一回、失礼!(笑)

ただ、昔は、芸能界って

こういうもんだと思っていた人が

多かったのも事実。

世の中というか、時代も変わり、

常識や価値観や、はたまたプロとアマ、

芸人と素人の境目もよくわからなくなりましたよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渇水

「渇水」

河林満の同名小説を白石和彌が初プロデュース。

「月と嘘と殺人」の高橋正弥が監督。

給水制限発令中の夏、水道局員の岩切は

料金滞納の家を訪ね、

水道停止の業務を遂行する。

ある日、母親不在の二人の少女が暮らす家の水も

停止することに。(キネマ旬報からの抜粋)

短い上映時間(尺)ですが、

見応えがありました。

古い映画というか、戦後の時代背景を表しているような錯覚を

覚える作品でした。

でも、現代を映しているんですよね。

色々考えさせるし、今の時代の一部を表し、

また、ワタクシ自身の考えの矛盾にも気づき、(ルールと情)

面白いなと思いました。

二人の女の子が良かったです。(好演)

 

バファローズ、3連覇おめでとうございます!

関西にとっては喜ばしいことです。

 

栗山英樹WBC優勝監督、今月号の”致知”という

ワタクシも愛読している月刊誌で

対談をされていました。

秘話も含め、なるほどというお話も多かったです。

 

濱口竜介監督、ベネチア映画祭、受賞おめでとうございます!

これで、3大映画祭(ベルリン、カンヌ)

3冠達成ですね。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、母さん

「こんにちは、母さん」

「男はつらいよ」シリーズをはじめ、

時代の変遷と人々の暮らしを見つめ続けてきた

山田洋次監督の

91歳にして90本目の劇映画。

墨田川のほとりで、スカイツリーを見上げる東京下町を舞台に、

現代の令和を生きる”母と子”の

新たな物語を心情豊かに描き出す。(キネマ旬報からの抜粋)

山田監督、91歳の作品というのも凄いし、

高評価も多いのですが、

ワタクシとしては、平凡な出来だと思うのです。

先日も、東京で、山田洋次記念館にも行きましたし、

好きな映画作家のおひとりなんですが・・・・・。

観ている間中、なにかもどかしく、腹が立つときもありました。

あくまで、ワタクシ個人の感想です。

監督さんが年齢を重ねたせいでもないと思いますが、

毒にも薬にもならないような作品。(言いすぎだと思いますが、申し訳ない)

でも、今まででも多くの作品のなかで、ぽつぽつ、あったような出来。

(もちろん、どんな監督さんにもありますが)

言い過ぎとは思いますが、平和ボケした上っ面だけ描いたような作品にしか

見えませんでした。(上から目線で、失礼!)

ミスキャストも目立ちました。

あえて言うと、大泉、永野そして、クドカン。

悪いわけではないけど、役にあっていないような。

吉永小百合は、新境地の面を見せて、好演です。   77点

 

祝・阪神タイガース!

18年ぶりの優勝!

おめでとうございます!!

なにせ、当方は、小学校1年生の時に初めて甲子園球場に

連れていってもらって以来のタイガースファン。(ファン歴60年・

以前にもこのブログに書きましたが)

小中高の頃は、熱心に応援しておりました。が、

途中で、ファンであるのが余りにも馬鹿らしくなって

最近は一歩引いて観ておりました。が、

でも、やはり、うれしいもんです。

国歌”六甲おろし”を、昨夜から何度歌ったことか。

涙ものです。(馬鹿だねえ)

岡田監督も、バファローズ時代の苦い監督経験を活かし、

見事な采配でした。(ただ、相変わらずの上から目線(笑))

さあ、次は38年ぶりの日本一へ、

タイガース

頑張ってください!

バファローズとの日本シリーズを期待しております。

(西宮市民にとって、夢だった”今津線シリーズには

なりませんが、実現すれば嬉しいですね。)