暴力脱獄

「暴力脱獄」

1967年製作  アメリカ映画

スチュアート・ローゼンバーグ監督   音楽 ラロ・シフリン

出演は ポール・ニューマン  ジョージ・ケネディなど。

評価は高いらしいですが、

ポール・ニューマンが、かっこいいだけの作品にしか見えませんでした。

後、邦題が酷い!

 

このブログにも、8月6日が来るたびに

書かせてもらっています。

でも、現状は核廃絶どころか、世界で紛争が絶えることもありません。

先ずは、争いで犠牲になる、

子どもたちや精一杯真面目に生きている人たちを

どうにかすべきでは・・・・・

昨日は、人間ドックへ。

弊社も、11日から15日までお盆休みです。

皆様も、お体ご自愛くださいませ。

 

 

 

 

違国日記

「違国日記」

ヤマシタ トモコによる同名コミックを実写映画化。

両親を亡くした15歳の姪・朝(早瀬憩)を

引き取ることになった小説家の槙生(新垣結衣)。

槙生は人見知りで生き方が不器用、

朝は 人懐っこく素直。

一切交流のなかった対照的な2人の

新たな共同生活がはじまる。

(キネマ旬報からの抜粋)

78点

繊細な映画。

新垣は、ミスキャスト(失礼!)

早瀬さんは、上手い、今後期待大。

なんか、プツン、プツンと

演出が切れているような印象を受けます。

セリフや雰囲気が、余韻が残るような感じが

もう少し欲しかったです。

惜しいと思いました。

 

パリ五輪も、フランスらしい演出が目立ちますね!(笑)

(開会式とか、柔道とか・・・・・)

しかし、まあ、

暑いですね。

皆様もご自愛くださいませ。(お盆ももうすぐ!)

ワタクシもこの歳になって、初めての入院。

(と言っても、一泊の検査入院なのですが)

いやいや、ともかくこの暑い夏(熱い夏)

お互い何とか、乗り切りましょう!

 

頑張れ、タイガース!(笑)

 

 

 

 

 

 

宮本武蔵 二刀流開眼

「宮本武蔵 二刀流開眼」

1963年  東映  104分

監督は、内田吐夢  5部作の3作目

出演は、中村錦之助 入江若葉 高倉健などなど。

数ある武蔵映画の中でも評価の高いこの5部作。

3作目ということで、つなぎという感じもしましたが、

安定の出来ですね。(良くも悪くも)

アクションシーンも抑え気味で、

偶然性が多いのも、気になりますが、

それでも緊張感たっぷりの演出。(特に最初の方)

浪花千栄子は、最高ですね。(笑)

 

今日は、甲子園生誕100周年。

そのおかげか?

なぜか、急に強くなったタイガース(笑)

西宮市民にとっても、御目出度いことです。

利上げしましたね。どうなることやら。

それにしても、暑い!

オリンピックも、熱い。

そんな中で、自民党のH議員。

酷いね、全く。

朝ドラの”虎に翼”でも見ろ、と言いたいくらいです。

トランプさんと、ハリスさん、なんか拮抗しだしましたね。

 

 

 

マッドマックス:フュリオサ

「マッドマックス:フュリオサ」

「マッドマックス 怒りのデスロード」に登場した女性

フュリオサの若き日の物語。

緑の地で平和に暮らしていた幼いフュリオサは、

ある日 暴君ディメンタスが率いる

バイカー軍団に

母親になぶり殺されてしまう。

復讐を誓った彼女は

狂気渦巻く荒野を ひとり歩き始める。

(キネマ旬報からの抜粋)

80点

なんか、9年前の前作よりも落ちると、聞いてはいました。が、

ワタクシ的には

確かに、目新しさはないけど、面白さは

そのまま!

観ている間は、遊園地(笑)

 

やはり、67歳というわけではないと思いますが、

最近は、健診で

引っ掛かりまくりです(笑)

 

フランス・パリ五輪開幕!

プロ野球(8月1日は甲子園球場生誕100周年)、

大相撲、高校野球、大リーグ・・・・・

いつも以上に、暑い夏!

 

 

 

 

 

地球防衛軍

「地球防衛軍」

1959年  88分  東宝   本多猪四郎監督

特技監督円谷英二   音楽は、もちろん伊福部昭

出演は、 佐原健二  平田昭彦  白川由美  河内桃子  志村喬

面白くは観れるんですが、深みが足らないですよね。

仕方がないとはいえ、短い時間に詰め込みすぎな面があります。

地球平和とか、宇宙人も

今となっては、移民?(考えすぎですね。というか、

地球人でもないし)

テーマもバラバラ。

真剣に作られているのも解るだけに、

凄いと思うところと、ちゃちいなあと思うところが

交錯します。

でも、65年前の作品というところが、凄すぎる!。

 

バイデンさん、撤退。

梅雨明けは良いけど・・・・・。

タイガース、どうでしょう?

 

 

 

関心領域

「関心領域」

第96回アカデミー賞国際長編映画賞&音響賞、

第76回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。

アウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む

収容所の所長とその家族たち。

穏やかな日常が続き、

壁の向こうにはまるで

何もないかのように暮らす彼らだったが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

77点

正直、今年の今まで見た作品の中では、

一番面白くないし、僕自身の評価も低い。

いつも、ここでも書いている様に、僕の好みは

作家性とエンタメ性の混ざった映画が一番好きだ。

確かに、本当によく出来ているとは思う、

だから、あくまでも、僕の自身の好みと言いたい。

でも、今から、意見を長々と連ねる、

言いたいことが沢山あるということは、

やっぱり、良い映画なのかしらん(笑)

音の映画です。画では、見せない。

ちょっと今までの作家性の高い映画とも

また違う作り方。今年、「オッペンハイマー」が

似た作品を発表しているが(誰もが知っている悲惨さを画にしないところなど)

でも、飽きなかった。

この作品は、映画としての、面白さに欠ける。なぜか?

「オッペンハイマー」に比べても、

上映時間は半分なのに。

広島、長崎のほうが身近だからか?監督の腕か?

俺みたいなものでもわかるように、説明がもっと必要だったのか。

いや、あえて言うと、(得意の独断と偏見です)

なにか、高みの見物、上から目線で言っているような、

あのA新聞のような(失礼!)感じ。

忘れない、繰り返さない、そして、無関心は怖い。

でも、ドイツ人だけが悪いのじゃあない。

いろんな人がいる。

(戦争の恐ろしさを左右するのは、人種ではない)

ハンナ・アーレントが言うように、”平凡な人間がなにかのきっかけで、

思考を放棄し、ただ命令にしたがうと、極端な悪に導かれてしまう”と。

世の中に対して、この作品、何が言いたいのか、

誰もが、作品を観た後、いろんな気持ちになるとは思うけど、

実際は、各人が思った気持ちがすぐ行動に移せるのか。

移せた人は凄いし、

そう思うだけでも、

良いのかもしれないが、

なんか、他人ごとのような描き方。

実際、今の世界は混とんとしているし、

理想と現実、右と左、資本主義と社会主義、民主主義と独裁制、 本音と建前

(お話が、変な方向に(笑))

昔からの考えは古い?時代錯誤!

それかといって、今の考えも行き過ぎは困る。

強いヒーローが出るのを待っているのか、そしてその方が楽なのか。

中華人民共和国とアメリカ合衆国を中心として、世界はしばらく回っていくけど、

その橋渡しは日本の役目だとは思う。

ですが、

日本もヨーロッパみたいに熟成した社会になってきた。

前の世界大戦の始まりは、中国での日本が起こした満州事変。

終わりはアメリカが日本に落とした2つの核。

大きな志を持った日本人が出ないかなあ(笑)

 

梅雨明けもまだですが、

皆様、お体ご自愛下さいませ!

 

それにしても、トランプさん!

悪運強いね(笑)

 

 

 

 

 

 

あんのこと

「あんのこと」

79点

実在する1人の少女の壮絶な人生を綴った

新聞記事に着想を得た人間ドラマ。

売春とドラッグに溺れ、

荒んだ生活を送る20歳の杏は、

刑事の多々羅に補導されたことがきっかけで

更生の道を歩み出す。

ジャーナリストの桐野も加わり、

少しずつ変わり始めるが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

河合優美、佐藤二朗の熱演。

というか、この2人の映画。

入江悠監督は、面白い作品を撮られる人だし、

今作もよく出来ているとは思うのですが、

なんか、どこかで観たような話の

つぎはぎに見えたのは、オレだけ?

でも、お話は他人ごとでは、片づけられないし、

また、自分自身だけの責任でもない、

社会、親、家族、周りの人たちの責任も重い。

 

東京都知事選、関係ないけど、

やっぱり気になりました。

 

タイガース、2試合連続のサヨナラ勝ち!

昨夜の試合は、長男が観に行っていたらしい。

 

 

 

 

 

マッドマックス 怒りのデス・ロード & 2023年の洋画ベスト10

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

2回目です。

9年ぶり!  前回も面白かったですが、今回も!

なんか

新作鑑賞前の復習というところでしょうか(笑)

 

昨日のタイガースの敗戦は、痛いぞ!

(東京のスワローズファンの姪は、喜んでるやろうなあ)

そやのに、

今シーズンの甲子園球場でのタイガース主催試合での

前売りチケットは完売だそうです。

確かに、昨年は優勝したとはいえ

タイガースファンは凄い!

選手は感謝して戦え!(笑)

 

バイデンさん、あれは、ダメですよね。

ホント、どっちもどっち。

どっちもいやだという人が多いのも解ります。

米国が人材不足とは思えないのですが。

 

6月は、新作を結構、観れました。

「あんのこと」 「違国日記」  「マッドマックス:フュリオサ」

「関心領域」などなど

 

では、前回の邦画に続いて

独断と偏見の2023年

洋画ベスト10(ご笑覧下さい)

①ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE

②AIR エア  ③バビロン  ④生きる LIVING

⑤イニシェリン島の精霊    ⑥Ⅿ3GAN ミーガン  ⑦トリとロキタ

⑧SHE SAID/シー・セッド その名を暴け

⑨フェイブルマンズ ⑩キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

迷ったのは、 「TAR/ター」

 

この独断と偏見のブログ

何と、本日で、10周年!

祝!

ありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

ミッシング  &  2023年の邦画ベスト10

「ミッシング」

「そして、バトンは渡された」の石原さとみ主演、

「空白」の吉田恵輔監督・脚本で描く、

幼女失踪事件に端を発した喪失と再生のヒューマンドラマ。

失踪した娘・美羽の帰りを待ち続ける母・沙織は

あることがきっかけで、

ネット上で誹謗中傷の標的と

なってしまう。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

石原さとみさんは、確かに熱演ですが、

中村倫也さんの、上手さの方が目立ちました。

吉田監督も珍しく、オーソドックスな作り方。

だから、

ミステリー、サスペンスなどの

犯罪映画ではなく、主人公の喪失と再生を

描いている作品でした。

と、

判っているのですが、

ラスト、もやもやっとしてしまったのは

仕方がないのでは。

 

オッペンハイマー博士が、通訳に原爆投下の謝罪をしたという

フィルムが、発見されたそうです。

もう亡くなられた通訳さんが、そのことを証言したというフィルムらしいです。

感慨深いものがあります。

(それに比べて、トルーマンのあの言いかた!)

 

 

2023年の独断と偏見の

邦画ベスト10

(ご笑覧ください!)

①波紋   ②怪物   ③せかいのおきく

④福田村事件   ⑤BLUE GIANT

⑥憧れを超えた侍たち 世界一への記録  ⑦最後まで行く

⑧ゴジラ-1.0  ⑨月   ⑩ロストケア

迷ったのは、 「市子」  「PERFECT DAYS」

「BAD LANS バッド ランズ」  「Winny」 などなど

 

 

 

碁盤斬り

「碁盤斬り」

実直な浪人・柳田格之進(草彅剛)は

身に覚えのない罪により、故郷・彦根藩を追われた。

いまは娘のお絹(清原果)と二人、

江戸の貧乏長屋で暮らしている。

ある日、旧知の藩士から

あの冤罪事件の真相を聞いた格之進とお絹は、

復讐を決意する。(キネマ旬報からの抜粋)

78点

あの白石和彌監督が、オーソドックスに

時代劇を撮られました(笑)

う~ん、だから、ちょっと物足りないかな。

 

先日、メーカーと業界の総会があり、東京に行った折、

三鷹の弟宅に泊まりました。

母親も、半年前からお世話になっています。

(義妹には、大変お世話になっております。

ありがたいことです。申し訳ない。)

実は、そこで、衝撃的なことがありました。

弟宅に着き、玄関を開けると、なんとそこに

あのヤクルトスワローズのマスコット、つば九郎の人形が!

義妹とその娘(大学生と高校生)が

大ファンとか!(それも熱狂的)

姪が神宮球場で売り子をしている話はチラッとは聞いていたのですが・・・・・

まさか・・・・・。

球場を埋めたスワローズファンは、てっきり、チケットをもらった

ヤクルトおばさんだと思っていた小生はびっくり。

生まれて初めて、スワローズファンの存在を知りました。

(ワタクシもタイガースは好きですが、ある時点から、

一歩引いて観ております(笑))

しかも、ユニフォームを着こんで観戦するとか!

次の日も、アルバイトの後に観に行くとかで

そそくさと出ていきました。

オーマイガー!   信じられない!

 

タイガースは、今から反撃です?!

 

昨日は、父の日

鰻とビールを頂きました。

感謝!