キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

Ⅿ・スコセッシ監督、L・ディカプリオ主演によるサスペンス歴史劇を

AppleTV+配信に先立ち劇場公開。

同名小説を原作とし、

1920年代のオクラホマ州で

石油により富を得た先住民が

被害者となった実話を基に、

思いもよらないロマンスを通して描く。

(キネマ旬報からの抜粋)

「ウインド・リバー」を、思い出しました。

「オッペンハイマー」もそう思いましたが、

白人というより、悲しいことに

本来の人間の汚さ、

特に、差別と暴力。気持ちの良いものではありません。

音楽と役者の演技は素晴らしいです。

ただ、ちと長い。

 

今回の朝ドラの”虎と翼”も

面白いですね。

さすが、伊藤沙莉ちゃん、適役です。

 

 

 

 

 

ゴールド・ボーイ

「ゴールド・ボーイ」

平成”ガメラ”3部作の金子修介監督が

岡田将生を主演に迎え、

殺人犯と少年たちの心理戦を描いたクライム・サスペンス。

総再生回数20億回の

大ヒットを記録した中国の配信ドラマの原作、

スー・ジェンチンの小説”The Gone   Child”の舞台を

沖縄に移して日本で映画化。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

さすが、職人、金子監督。

上手い演出で、飽きさせない作品でした。(上から目線で、すんません)

ただ、もう少し、濃ゆいというか、

例えば、残酷的なとは言いませんが、テレビでは表現できないような、

ウっというような場面が欲しかったような感じです。

岡田将生さんは、相変わらず

こういう役が似合うし、上手い。

子役3人も達者。

黒木華は、当然の演技。(昨年度の賞の少なさに、びっくり不思議!)

だから、

適役な方が多かったです。

監督さんの娘さん(金子由里奈さん)も、

監督をされていて、

この間のシネフェスでお会いし、お話もさせて頂き

サインとお写真も撮らせていただきました。(感謝、可愛らしい監督さんでした)

そして、

この作品も、今回のシネフェスで脚本賞をお取りになった

港岳彦さん。(やっぱり、乗ってますね)

面白かったです。

 

先週、弊社お隣の信用金庫の100周年の記念ということで、

大阪のホテル阪急インターナショナルで

竹中平蔵さんの講演会に寄せてもらいました。

500人以上の方が来られ

盛況でした。

やはり、お話も面白く、勉強させていただきました。

世界の情勢、これからの日本経済。

株価の動き、国内政治の動向。

何をするにしても、風に乗っていかなければいけないなど、

多岐にわたり、テレビでは言えないことなど、ユーモアを交え、

2時間近く、楽しく拝聴させて頂きました。

前回の須田慎一郎さん(ファンです)も

面白かったですが、

今回の方が役に立ちそうです(笑)

 

 

 

 

 

別れる決心

「別れる決心」

パク・チャヌク監督 6年ぶりの最新作にして、

カンヌ国際映画祭コンペティション部門監督賞を受賞した

サスペンス・ロマンス。

崖から転落死した男の妻ソレと、

その女の調査を始めた生真面目な刑事ヘジュン。

疑惑が深まるほどに

二人は惹かれ合っていく。(キネマ旬報からの抜粋)

品のある?映像と演出。

まさに隙のないドラマ?

ただ、僕個人といたしましては、

もう少しベタでお願いいたします。(あくまで個人として)

でも、それじゃあ、この作品、台無しですよね!?(笑)

 

K製薬さん、大きな問題になっています。

私個人としても、以前、いろいろ関わり合いがあったのですが、

会社の方針とか、方向性の違いでしょうか。

 

桜、きれいですね!

心が、穏やかになります。

頑張りましょう!

私のことです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

Gメン

「Gメン」

小沢としおの人気コミックを映画化した

青春アクションエンターテインメント。

問題児だらけの私立武華男子高校1年G組に転入してきた門松勝太。

まっすぐなその性格に惹かれた仲間たちと

楽しい日々を過ごしていた勝太に、

凶悪組織・天王会の魔手が忍び寄る。(キネマ旬報からの抜粋)

ボクは50年以上、キネ旬を愛読しているのですが・・・・・・・

毎年、キネ旬のベスト10は、もちろん、楽しみにしております。

特に、読者のベスト10は、

評論家と違い、お金を払って劇場で観ている映画ファンの方たち。

そして、割と目の肥えていてエンタメと作家性が

程よく調和したベスト10。

それを

楽しみにしている読者のひとりです。

また、それを参考にして、前年に見落とした作品を観るための参考にもしていました。

(そういう選び方をしても、5本に1本ぐらいが

自分にとって当たりの作品です。)

そんな

見落としている作品の羅針盤でもあったのです。

改めて、申し上げますが、

これが、今年の読者選出ベスト1?

数年前にも、一度、こういう事がありましたが、・・・・・

吉岡、髙良、恒松さんらの演技は

確かに、

いつもの確実な演技に感心しましたが、

それだけ。

久しぶりに・・・・・な、映画を観ました。(失礼!)

 

タイガース、負けてるから、機嫌悪いぞ(笑)

 

 

 

 

 

 

トリとロキタ

「トリとロキタ」

少年トリと少女ロキタは、

アフリカからベルギーへ流れ着いたふたりの偽姉弟。

ドラッグの運び屋をしているが、

ビザを得るため、

さらに危険な仕事に手を染める。

新天地を目指す途中で出会ったふたりを追い詰めるのは

麻薬か、闇組織か、それとも・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

ダルデンヌ兄弟作品 2022年 ベルギーとフランス合作  85分

余分なカットが無く、無駄のない作品だけに、

ドキュメンタリー調で

シビアに感じる映画でした。

ダルデンヌ兄弟の作品は、

いつも考えさせられます。

難民を受け入れても、この現実。

日本だったら、どうなるんでしょうか?

 

大谷選手の通訳解雇。果たして、

どうなるのでしょうか?

日本人、みんなが心配しているといっても

過言ではないのでしょうか?。

本拠地で、ヒット発進、 ひと安心?

頑張れ、大谷選手。

 

今日から、プロ野球も開幕。

頑張れ、タイガース!

 

今週のゴルフは、良い天気でしたが、

先週は、春の嵐の中でのラウンド。

皆さん、前半で帰られていましたが、

我々は最後まで、プレー。

えらい目にあいました。

 

 

 

 

夜明けのすべて

「夜明けのすべて」

月経前症候群で月に一度、感情をコントロールできなくなってしまう

藤沢さん。

転職してきた山添くんのささいな行動に、

怒りを爆発させてしまう。

しかしやがて藤沢さんは、

山添くんが

パニック障害を抱えていることを知る。

(キネマ旬報からの抜粋)

81点

上白石萌音さんって、こんなに上手かったっけって、

思うほどの熱演。(失礼!)

最近はやりの優しい映画。のひとつの答えではないかと思うぐらいでした。

今年を代表する作品になると思います。

「PERFECT DAYS」や

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」などなどと比べても、

見劣りするどころか、好感の持てる作品でした。カット、カットも上手いし、

音楽も効果的で素晴らしかったです。

同じくプラネタリウムも効果的な演出でした。

早くもベストワン?(笑)

 

大谷選手狂騒曲、でもね、わかりますよね!

大相撲春場所、選抜高校野球も始まり、プロ野球もまもなく開幕。

政治は混乱し、プーチン露大統領は再選をし、第3次世界大戦を口にする。

トランプにも復活の兆しがあり、

果たして、今後はどうなることやら、・・・・・

誰にもわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

CLOSE クロース

「CLOSE クロース」

鮮やかな花畑や田園を舞台に、

無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生、後悔と孤独、

大人になるまでの痛みや軌跡を重ねる物語。

第75回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

13歳のレオとレミは大親友だったが、

中学校に入学後、

その親密さを

からかわれて気まずくなる。(キネマ旬報からの抜粋)

映像も美しく、繊細な映画。丁寧に作られていると思います。

でも、ちょっと,いろんな意味でじれったくなるような作品。

ベルギー・オランダ・フランス合作

ルーカス・ドン監督作品。

 

米国アカデミー賞、

「PERFECT DAYS」は

惜しくも、受賞を逃しましたが、

「君たちはどう生きるか」

「ゴジラ-1.0」が受賞。

おめでとうございます!

アメリカ映画しか対象でなかった、このアカデミー賞も

近年、多様性の影響で

男女や人種、国籍の違いを超えて

評価されるのは喜ばしいことだと思います。(上から目線で、すんません)

特に今年は、多様性に加えて

戦争というキーワードが、多くを占めていました。

日本も3大映画祭や(ベルリン、ベネチア、カンヌ)

米国アカデミー賞で、

怪獣やアニメ以外はないのんかいと言われもしますが、

韓国などと違って国の後押しもないのですから、

よくやったとは思いますよね。

先達からの伝統は素晴らしいものがありますから、

これからの若い人たちの作品は

楽しみしかありません。

 

 

 

 

ベイビーわるきゅーれ2ベイビー おおさかシネマフェスティバル②

「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」

社会に馴染めない殺し屋女子コンビを描き、

2021年にロングラン上映された

アクション作品の続編。

殺し屋協会アルバイトの

ゆうりとまことの兄弟は、

ちさととまひろの

ポストを奪えば

正規のクルーに昇格できると聞きつけ、

彼女たちを倒そうと作戦を決行する。(キネマ旬報からの抜粋)

確かに、くせになる映画(笑)

言いかた悪いけど、ジャンクフードみたいな映画(笑)

なんといっても、高石あかりと伊澤彩織が、いい!

突っ込みどころは満載なんだけど、なんか見入ってしまう。

また、”新しい学校のリーダーズ”が

この作品の主題歌や出演もしているが、何故か合う。

(今年度、おおさかシネマフェスティバル新人監督賞受賞作品。)

 

おおさかシネマフェスティバル②

表彰式の後の打ち上げに

姪っ子2人と参加させてもらいました。

松岡茉優さんは、お帰りになられていたのですが、

まず、姪っ子が花束贈呈した黒川相矢くんと

お話しさせてもらい、記念写真を撮らせていただきました。

その後、浜村淳さん、上原ひろみさん、サリngROCKさん、

金子由里奈監督さんなどとも

お話させていただき、サインまでも頂きました。

(金子監督のお父上の金子修介監督もお見えになられてて

ご挨拶もさせて頂きました。)

そして、なんと、磯村隼人さんともお話と

サインを頂きました。(姪っ子たちは握手も)

いやあ、気さくで謙虚な好青年でした!

また、来年も開催されることを

切に祈っております。

皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい おおさかシネマフェスティバル①

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

大前粟生の同名小説を原作にした、

「眠る虫」の金子由里奈監督による商業初長篇。

”男/女らしさ”という無意識のノリに

違和感を抱いている七森は、

大学で麦戸と出会う。

二人は互いの感覚を共有し

「ぬいぐるみ(としゃべる)サークル」に入会する。

(キネマ旬報からの抜粋)

今どきの大学生でも、こんな男女居るのかなと

最初は思いました。

それぐらい優しい優しい作品です。

現実にどっぷりつかった者にとっては、

時々引く場面がありますが、ただ、その時の間の取り方が上手いので、

いやな場面にはなりません。

昨今の映画界の流れのLGBT作品に見えますが、

男と女の差別、人権を描いているような感じを受けました。

細田佳央太君は、東京の可愛い姪の高校の先輩らしいです。

駒井連ちゃんは、シネフェスでお会いしそこなりましたが、(都合により欠席)

相変わらず可愛いし、上手い。

優しさって、何?

でも確かにぬいぐるみの好きな人には優しい人が多そうだ。

でも、仮にそうじゃあなくても、総ての人に

観てもらって意見を聞きたくなる映画でした。

最後に、

監督さんは、金子修介監督の娘さんなんだってね!びっくりしました。

(おおさかシネマフェスティバル 新人監督賞受賞作品)

 

おおさかシネマフェスティバル①

3月3日の日曜日

梅田北新地にあるホテルエルセラーン大阪で

おおさかシネマフェスティバルが開催されました。

実は、今回で8回目の参加になりました。

しかし、コロナで途中2回中止になり

花束贈呈も行われるのは、久しぶりのこととなりました。

ただ、高橋委員長も体調を崩され欠席。

同じく発起人であった大森一樹監督も一昨年亡くなり、

司会の浜村淳さんも90歳。

本年で最後かなとも、言われています。

でも、相変わらず、浜村節は健在!

何とか、続けて頂きたいものです。

今、大ブレーク中の趣里さんも

5年前、主演女優賞でお見えになりました。

売れっ子になられていく姿をみるのも

楽しみのひとつです。

主演女優賞の松岡茉優さんは、おきれいで

しゃべりも達者で

大いに会場を沸かせました。

新人賞の中野有紗さんもお美しい。「PERFECT DAYS」

花束贈呈は、ボクは「月」「愛にイナズマ」で、監督賞受賞の石井裕也さん。

東京から来た姪っ子は

新人賞を受賞した「怪物」の黒川想矢君に渡しました。

上記「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の金子監督と

おしゃべりさせていただいた打ち上げでの様子などは

続きの②で、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

哀れなるものたち

「哀れなるものたち」

自ら命を絶った若き女性ベラは、天才外科バクスターの手によって

奇跡的に蘇生する。

世界を自分の目で見たいという強い欲望を

持つベラは、

放蕩弁護士ダンカンの誘いに乗り、

壮大な大陸横断の旅へ。

そして旅を通して自由と解放を知り、

驚くべき成長を遂げていく。

(キネマ旬報からの抜粋)

82点

監督 ヨルゴス・ランティモス

エマ・ストーン  ウィレム・デフォー出演

面白かった、面白すぎる!

ちょっと眠たい気分で観に行ったのですが、

(長い作品なのに)ひき込まれて、目が覚めました。

あのエマ・ストーンの体当たり演技にも、ビックリ。

しかし、こんな作品、見たことないというか、

独創的であり、ちょっと刺激的、衝撃的。

まだ、興奮しています(笑)

早くも、ワタクシ的には今年度ベストワンか?(笑)

映像美も凄いし、魅惑的。

いろんな問題を含んではいるのです、

(差別においても、人種間や男女間など)

でも、分かりやすいのに、

知的好奇心をくすぐる面も有ります。

なんせ、フランケンシュタインの生んだ怪物(女性)の

見事な成長物語でした.

 

いよいよ今週、3月3日の日曜日

おおさかシネマフェスティバルです。

みんなで、楽しみましょう!