ベイビーわるきゅーれ

「ベイビーわるきゅーれ」

2021年

阪元裕吾監督作品

高石あかり 伊澤彩織主演

意外に(笑)、ごめんなさい 面白く拝見しました。

若い女の子の殺し屋コンビを描くゆる~い?映画。

「キック・アス」やタランティーノ作品を彷彿させるような映画でした。

くせになるというか、

アクションも良いし、オリジナルというところも良いですね。

2も観たくなりました。

阪元監督、シネフェス新人監督賞、おめでとうございます!

(同じく、金子由里奈監督、「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」での受賞、

おめでとうございます!)

 

 

 

 

 

 

エゴイスト

「エゴイスト」

高山真の自伝的小説を鈴木亮平&宮沢氷魚の共演で映像化。

田舎町でゲイを隠して思春期を過ごし、

今は東京でファッション誌の

編集者として働く浩輔は、

パーソナルトレーナーの龍太と惹かれ合う。

幸せな時間を過ごす2人に、

やがて思いもよらぬ運命が訪れる。

(キネマ旬報からの抜粋)

高評価だけど、ボク個人としては合わない。(というか、アッチ系の

あのシーンは苦手というだけで、作品のテーマは解ります)

松永大司監督作品。

阿川佐和子が、良い、上手い。

鈴木亮平も上手すぎる、もちろん、宮沢氷魚も。

(鈴木亮平さん、

シネフェス主演男優賞、おめでとうございます!)

というか、俳優という仕事も、やっぱり大変だし凄いですね。

 

日本のGDPが世界第4位らしいです。

30年前は、第2位だったですね。

時代とは言え、世の中は大きく変わりましたね。

政治は、相変わらずの面はありますが、

(とは言っても、追い詰められる度合いも変わりました)

何もかも、何もかもが変わりだしました。

GDPが落ち込むのも当たり前で、

世界の中で、日本だけ歩みが遅く取り残されているそうです。

ただ、これからは進むだけでなく

足元や周りをよく見て進んで行かなければ・・・・・。

ただ、あまりにも早くハンドルを切られると

高齢者はついていけません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

いちご白書

「いちご白書」

1970年アメリカ作品

スチュアート・ハグマン監督

ブルース・ディヴィソン  キム・ダービー出演

これも何十年ぶりだろう、2回目です。

学園紛争の中の青春。

アメリカが変わった時代というか、

転換点のひとつを表した作品ですよね。

まあ、今でもそうですけど、

右か左か、極端に、

どちらが良いというものでも

ないとは思うのですが。

すぐ後に、荒井由実作詞の

”いちご白書をもう一度”という歌が流行ったりしました。

僕は、この映画の主題歌である”サークルゲーム”が

大好きで、

英語の歌を必死で覚えたのも懐かしい思い出です。

 

先週、三宅唱監督の「夜明けのすべて」を

観てきたのですが、

洋画「哀れなるものたち」に続いて、

早くも、

今年度、ワタクシの邦画ナンバーワンです(笑)

僕にとっては「ケイコ 耳を澄ませて」より、心に

沁みました。

 

 

 

 

ロストケア

「ロストケア」

42人もの老人の命を奪い、

その殺人を”救い”あるいは”介護”であると

主張する連続殺人犯と、

彼の罪を強く非難する検事の対立を描き、

なぜ犯人は殺人を犯したのか、

その真相に迫る社会派エンタテインメント。

監督は「老後に資金がありません」の前田哲。

(キネマ旬報からの抜粋)

前田哲監督は、本当に

魅せる職人監督だと思います。

お見事というか、

どの作品も、程よくエンタメ度が

合わせられています。

長澤、松山、柄本さんも、

見応えのある演技でした。

 

社内でコロナクラスター、

大変でした。

立春とはいえ、まだまだ寒く、

いろんな感染症が蔓延。

皆様もご自愛くださいませ。

 

球春到来!

 

3月3日(日)シネマフェスティバル

受賞者、発表になりました。

 

 

 

バービー

「バービー」

世界的に有名なファッションドール”バービー”を実写映画化。

毎日がハッピーで、

住民たちが連日パーティーや

デートに興じる夢の国”バービーランド”。

ある日、バービーと

その恋人ケンは、

ふとしたことから人間の世界”リアルワールド”に

出かけることになるが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

2023年 アメリカ映画 グレタ・ガーウィッグ監督

マーゴット・ロビー  ライアン・ゴズリング出演

主役のお二人は、いつも

楽しませてくれる

くせの強いお二人(笑)

チャラい作品に見えて、もっともそうなことを語る、

これぞ、アメリカ映画(笑)。

というような内容ですが、

しゃべりすぎ、語りすぎ、そして、押しつけがましい。

確かに、アメリカが悩んでいることの一部を

ぶちまけた作品。

悪くはないけど、良くもないし、

というか、乗れない。(その点、ディズニーは、そこが上手い)

 

近づくシネフェス。

主演女優賞は、本命 黒木華さん

対抗は 趣里さん

穴は 杉咲花さんか?

楽しみです。

 

先週、「哀れなるものたち」を観ました。

早くも、ワタクシにとって

本年度ナンバー1(笑)

 

 

 

 

 

 

 

Winny

「Winny」

革新的ファイル交換ソフト”winny”開発者の

不当逮捕と闘った人々の実話を映画化。

”Winny”による違法アップロードが社会問題化。

逮捕者が続出する中、

著作権違反幇助の容疑で

開発者の金子勇が逮捕、

弁護士の檀俊夫らが弁護団を結成する。(キネマ旬報からの抜粋)

木竜麻生ちゃん、相変わらず可愛いです(笑)

醜聞もおめでたいぐらいです。

頑張っておられます(シネフェスでのツーショット写真、有難う御座いました)。

それはさておき、

本作品は、裁判を扱う映画で

これまたいろいろ、勉強になりました。

(ITに疎い面も含めて)。

東出さんは、うまいのか、へたなのか?

でも、多くの監督さんが抜擢されるのですから

上手いんでしょうね(笑)

素人には、分かりません。(ワタクシもシネフェスで握手までさせて頂き

そのオトコマエ度にビックリ)

2002年に開発し、その後逮捕された事件です。

そんなことがあったよなあと、思い出しました。

三浦貴大も含め、個性的な役者さんが多く出演し、

見応えがありました。

ナイフとか、自動車とかに例え、

その創作物が原因で死んだら、開発者の責任なのかという理屈(ナルホド)。

検察、警察の古い体質、国家権力の怖さ。(未来をつぶしてしまうやつら?)

銃やミサイルなどの武器は?

戦争兵器が科学技術の進歩を促すのか?というのはまた、

これもさておき、

ただ、この事件により、日本はGAFAから、

完全に立ち遅れたのは否めないですよね。

 

シネフェスの本年度受賞者の発表は

2月5日だそうです。

楽しみです。

 

プロレスラー(笑)、”トランプ”

強いですね!

よくわかりませんが。

”強欲”というものが、正当化しているのでしょうか。

よくわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

コカイン・ベア

「コカイン・ベア」

1985年のある日、

FBIに追われた麻薬密輸人が

ジョージア州の森の上を飛ぶセスナ機から

大量のコカインが入ったバッグを投げ捨てる。

だが、体重80㎏のクマが、

その白い粉を食べてしまい、

事態は思わぬ方向に。

アメリカで実際に起こった話に

着想を得たパニック映画。(キネマ旬報からの抜粋)

ホラー、パニック映画?

いや、コメディ映画でした。

でも、熊は結構、迫力ありました。

いつもブログで、作家性とか、何とか

ええかっこ言うてますけど、

本当は、こういう映画大好き人間です。

同じ様に、食も身体に良いものをと

日ごろ嫁に言っていますが

ジャンクフードも大好き人間です。(笑)

 

DJの小山乃里子さんが亡くなられたそうです。

関西で60代以上の方々には

ラジオでおなじみの楽しい方でした。

ご冥福をお祈りいたします。

3月3日のシネマフェスティバル、

出演者も決まっておりませんが、

あっという間に完売だそうです。

今から、楽しみです。

先週の日曜日、妻と長男が

桂文珍さんの独演会を

神戸に観に行きました。

本当は僕が行くはずだったのですが、

マンションの理事会と重なり、断念。

爆笑の連続だったそうです。

本当に、残念!

 

 

 

 

 

 

 

ザ・ホエール

「ザ・ホエール」

主演のブレンダン・フレイザーが自らの体重増量に加え、

特殊メイクとファットスーツを

着用して272キロのチャーリーを演じきり、

第95回アカデミー賞主演男優を受賞。

同性の恋人を亡くしたショックから

現実逃避するように過食を繰り返してきた男が、

死期を悟ったことにより

音信不通だった娘との絆を

取り戻そうとするヒューマンドラマ。

(キネマ旬報からの抜粋)

舞台劇らしいので、会話が多いのは

致し方のないところですね。

全体的に、話の内容が甘い気がしますが・・・・・。

 

あれから、29年です。

えらい目にあいました。

 

NHKの朝ドラ、いいですねぇ!

”ブギウギ”楽しませてもらってます。

 

 

 

 

 

 

太陽がいっぱい

「太陽がいっぱい」

何年ぶりでしょう!(もしかしたら、50年近く前?)

2回目です。

フランス・イタリア合作  1960年製作

名匠 ルネ・クレマン監督作品

アラン・ドロン マリー・ラフォレ出演

でも、パーフェクトに

アラン・ドロンの映画ですよね。

映画もドロンも美しい。

犯罪の流れには、突っ込みどころもありますが、

やっぱり面白い。

ただ、ホモセクシュアルの映画という指摘には

今の時代、なるほどと思います。

 

業界の新年会が続きますが、

全般的に皆さん、昨年は好調だったよう。

今年も、良い年でありますよう。

我が街、西宮市の西宮戎神社で

恒例の福男選びがありましたが、

今や全国的に注目の行事。

何と5千人が走るそうです。

最近はほとんど紅白歌合戦も

見ないのですが、

昨年はYOASOBIの”アイドル”をたまたま見たのですが、

その迫力(出演して踊っていたアイドル達)に、

圧倒されました。

 

 

 

 

 

PERFECT  DAYS

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

「PERFECT DAYS」

監督ヴィム・ヴェンダース・

主演 役所広司による”東京映画”。

同じ時間に目を覚まし植物に水をやり、

音楽を聴き運転し、

完璧に仕事をこなし一杯飲む。

帰宅し、読書して就寝する。 ー トイレ清掃員の平山の

そんな日常にさざ波のような、

しかしたしかな変化が訪れる。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

朝日新聞の夕刊に石飛記者も書いておられましたが、

ここ数年の作品は(特に日本映画)

多様性というか,賛否が分かれるのが多いですね。

もちろん時代もあります。

混沌とした今の世の中、

あと何年後に結論めいたことが出るのでしょう。(日本も世界も)

話の焦点が少しずれましたが

この作品も

芸術的にも、作家性も満点に近いと思うし、

評価も高いのもよくわかります。

しかし、これが各自の好みの問題になると、

ボクは、さてと考えます。

いつも、書いていますが、

ボクの趣味は、作家性とエンタメ性の融合です。

(あくまでボクの好みです)

ベンダース作品は、昔から、

もひとつ合わない(笑)

何か、きれいごとのように、また、

上から見ている部分を感じます。(まるでA新聞のよう(笑))

ただ、やはり、感性に訴える作品であり、経験などで

深読みをして、

そして、年齢を重ねたから

ある程度理解できたのかなあ、とも思います。

 

お正月から、日本中を震撼させた能登地震。

本当に、びっくりし、肝を冷やしました。

被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

このブログでも、度々書いておりますが、

阪神大震災で

えらい目にあった一人としては

他人事には思えませんです。