ディストラクション・ベイビーズ

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「ディストラクション・ベイビーズ」

愛媛県松山市を舞台に、若者の狂気と欲望を描く青春群像劇。

小さな港町で喧嘩に明け暮れていた泰良は、松山の中心街で 強そうな相手を見つけては

喧嘩を仕掛けていた。

そこで知り合った裕也と車を強奪すると、乗り合わせていた那奈と

松山市外へ向かう。(キネマ旬報からの抜粋)

画面見ながら、思わず拳が動いてしまう作品。

今までにない、喧嘩の映像、そして痛い映画。(喧嘩も慣れかと!?)

柳楽優弥は、主演男優賞ものの迫力ある演技。

印象に残る、衝撃的な作品だけど、

僕的には・・・・・・・合わないかな。(後味が良くないです。)

 

ヨコハマ映画祭で、今年のベスト10が発表されましたが、

1位は  「この世界の片隅に」

2位は  「湯を沸かすほどの熱い愛」

いやあ、さすが ヨコハマ映画祭(笑)

ちなみに ③ディストラクション・ベイビーズ  ④シン・ゴジラ  ⑤永い言い訳

 

そして、報知映画賞は、なんと、 「湯を沸かすほどの熱い愛」が作品賞。

主演女優賞に 宮沢りえさん、   助演女優賞に  杉咲花さん。

 

確かに、私も上記に加えて、(③を除く(笑))

「リップヴァンウィンクルの花嫁」    「怒り」   

 「64ーロクヨンー前編」(日刊スポーツ映画大賞作品賞)などなどが、

印象に残っておりますが・・・・・・。

今年の 邦画は熱かった(笑)

 

 

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1964年 昭和39年の作品。

谷崎潤一郎の耽美的な小説を 新藤兼人のシナリオで、名匠 増村保造監督作品。

主演は 若尾文子と岸田今日子。

先日観た「キャロル」と同じ、

たまたま、同性愛をテーマにした作品でした。

制作された時代のちがいもあってか、

「キャロル」と同じ、1950年から1960年を舞台にしてはいるのですが、

制作は、「キャロル」が現代で、

この作品は、約50年前に作られた作品でもあり、

お国の違いも感じられ、

まあ、ともかく、ひとことで言うと、どろどろとした(笑)映画でした。

 

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キャロル

 

「キャロル」

パトリシア・ハイミスが別名義で発表した伝説の小説を映画化。

1950年代、ニューヨーク。 高級百貨店でアルバイトするテレーズは、毛皮のコートを

まとう美しい女性に憧れを抱く。

しかし美しさに隠された彼女の素顔を知ると、憧れとは別の感情が湧き起り・・・・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

映画とか、もちろん他の文化、芸術作品は どんな時代に発表されたか、

またその作品が 年月が過ぎると どういう評価に変わっていくか。

この作品も、今の時代だからこそ、

同性愛がテーマですが、

興味本位な作品には見られず、見応えのある、見事な、また、気品のある作品になっていると

思います。

 

先日、次男が ふるさと納税を利用して、

長崎県の 牛肉をゲット致しました。

早速、このお肉を使って、久々に(笑)すき焼きを堪能させていただきました。

いやあ、本当に おいしかったです。

オーバー・フェンス

 

「オーバー・フェンス」

「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続く、佐藤泰志の小説を原作にした

函館発信映画最終章。

妻に愛想をつかされた白岩は、故郷の函館に戻り、職業訓練校に通う。

人と距離を置き 人生を諦めかけた彼は、風変わりなホステス・聡と出会い、

急速に惹かれていく。(キネマ旬報からの抜粋)

この監督、好きな人が多いし、この作品も評価高いけど、

僕的には、昔から合わない(笑)。

良いのは わかるけど・・・・・78点

 

この間、弊社がお世話になっている、税理士の先生の事務所にお邪魔していたところ、

宝塚歌劇の星組のトップスター、瀬央ゆりあさんが、来られました。

いやあ、身長は172センチなのに、お顔の小さい事。

思わず、一緒に写真を撮って頂きました。

帰宅して、このツーショット、あまりにも差のある二人の容姿に、

嫁の笑うこと(ほっとけ!)。

 

稀勢の里、初場所は、期待してるぞう!

この世界の片隅に

 

「この世界の片隅に」

第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた こうの史代原作の漫画を

アニメ映画化。昭和19年、軍港のある広島・呉に嫁入りした18歳のすず。

戦況が悪化し大切なものが奪われていくが、彼女は前を向き

日々の暮らしを愛おしみながら生きていく。(キネマ旬報からの抜粋)

 

「湯を沸かすほどの熱い愛」と 続けて2本観たのは、失敗でした。(笑)

 

同じような、市井の人々を扱った作品。

「湯を沸かすほどの熱い愛」は泣けて泣けてしかたなかった作品でしたが、

この映画は、あとから じんわりきて、涙する作品でした。

こんな秀作を 同じ日に観たら だめですよね。(笑)  81点

 

のん(能年玲奈)ちゃんは、評判通りに、この子意外に考えられないくらいの適役。

もっと、もっといろんな作品に出て、楽しまして欲しいと思うぐらいの、

素晴らしい表現力の才能。

原作は、御存じ「夕凪の街 桜の国」の こうの史代さん。

実写版「夕凪の街 桜の国」も 秀作でしたが、

今回は 原作の漫画のタッチがそこなわれていないどころか、

素晴らしすぎる出来のアニメ化です。

実際、観終わった後は、実写での方が良かったかな、アニメの限界かなとも思ったのですが、

じわじわ後から後から効いてきました(笑)。

 

絵が ほんわかし、ユーモアあふれる展開。

だから、実感に乏しく、いろんな意味で、きれいすぎるのが、

難点かなとも思ったのですが、

でもアニメだから、子供に観てもらいたいですよね。

そして、アニメにしか出来ない表現方法がちりばめられてあり、

日本人は観ておくべき映画でもあり、

後世まで残すべきアニメの作品になっていると思います。

 

広島は、私にとっても大きな意味を持ち、縁のある街。

 

普通と言うことの大切さ。

戦争のない日常生活。

普通の生活の市井の人々の生きる姿の なんと美しい事か。

このタイトルを かみしめよう。

 

冒頭に流れる”悲しくてやりきれない”の唄。

 

”胸に しみる空の輝き、今日も遠くはなれ 涙を流す~

悲しくて悲しくて、とてもやりきれない~”

 

絵の好きな普通の女性に起こる 残酷な現実。

静かな反戦映画の傑作です。

 

 

 

 

 

湯を沸かすほどの熱い愛

 

「湯を沸かすほどの熱い愛」

「チチを撮りに」の中野量太監督が宮沢りえを主演に迎えた商業映画デビュー作。

父が失踪して休業している銭湯・幸の湯。

母・双葉はパートして娘を育てていたが、突然、余命わずかと宣告される。

それから双葉は”ぜったいやっておくべきこと”を決め、実行していく。(キネマ旬報からの抜粋)

 

改めて思いますが、今年の日本映画の質の高さ、充実ぶりは

半端じゃあないんでは、ないでしょうか?(ホントに!)

また、名作の誕生?今年は、どんだけ出るんだ(笑)

 

映画らしい映画です。こんなことってありえないと思っていても、

映画だから許されるし、納得し、また感動を生む。

映画しか出来ない表現。

ファンタジーというか、ジス・イズ・映画。(すんません、観ないとわからないですよね。ごめんなさい。)

でも、本当にお薦めの映画の一本です。

途中から、泣けて、泣けて。(前にも書きましたが僕は泣かせようという意図が、見え見えの

作品には泣けないという、ひねた性格なのですが。)

宮沢りえの渾身の演技もさることながら、(どこかの映画祭の主演女優賞を受賞するのでは。そして

「父と暮らせば」、「たそがれ清兵衛」、「紙の月」を超えた代表作になるのでは。)

 

杉咲花も、うまい!

オダギリ・ジョーのダンナの、スケールの小ささも 可愛い!

 

脚本が、また良い。ひとつひとつのエピソードが、一本の作品になってもいいくらい。

 

市井の人々の生きる姿の描写、(もちろん主人公の、強さの描き方は特筆ものですよね。)

 

また、人生やり残したことを そろそろ、

僕も考えていかなきゃいけないかなと思った次第(遅いか(笑))。

 

タイトルが最後に出て、ぶわーと感情が盛り上がりました。

(最近では、「幕が上がる」が同じ方法で感動しました、ですよね。)    83点

 

 

 

俳優亀岡拓次

豪栄道、あれだけ 引くな、言うたやろ!と、

テレビの前で 吠えてました(笑)。

 

朝ドラの”べっぴんさん”、真面目な作り方は 好感はもてるんだけど、

朝から、ちょっと暗いんでないかい?(神戸が舞台だし、出演者も好きな人が多いだけに・・・・・)。

 

コロンビアで、日本の学生さんが殺されたとか。

大学を一年休学しての、世界への一人旅。

泥棒を追いかけての悲劇。

人ごとには思えません。

このブログにも 以前書きましたが(去年の2月6日)、次男も全く同じような目に

遭ったそうですから。

たまたま、運よく帰ってこれたけど、被害に遭われたご両親には

なんとも申し上げれない気持ちでいっぱいです。

 

土曜日、暖かかったですね。映画行った帰り、恒例の?

デパートでの、晩の酒の肴のお買い物。

映画は、「湯を沸かすほどの熱い愛」と「この世界の片隅に」の2本観たのですが、

買い物している最中にも、この2本を思い出すと、

涙が止まらなくなっちゃて・・・・・・・、

暖房の暑さで汗は 吹きだすは、

もう、ぐちゃぐちゃ。 

今年の日本映画は秀作揃いは、いいけど、もう大変だったんですから(笑)。

「俳優亀岡拓次」

演劇ユニット”TEAMNACS”のメンバー安田顕を主演に迎えた「ウルトラミラクル

ラブストーリー」の横浜聡子監督作。地味な生活を送る37歳独身の脇役俳優

亀岡拓次は、ある日、ロケ地で訪れた長野県諏訪で

居酒屋の女将・室田安曇に恋をしてしまう。(キネマ旬報からの抜粋)

脇役俳優の人生の描き方が面白くて、評価が高いのだけど、

良い人すぎるんじゃあない?

 

 

 

マッドマックス2

本日は 関西地方は 本当に良いお天気で、小春日和です。

又、ゴルフ日和でもありますね。でも、そろそろ オフ・シーズン。

ゴルフのお誘いも 少なくなってきました。

やっと、映画に行けます(笑)。

この週末に行こうと予定しているのは、

「この世界の片隅に」と「湯を沸かすほどの熱い愛」です。

両作品とも、非常に評判がいいので、楽しみにしています。

 

映画は映画館で見るように作られているので、なるべく映画館で観たいのですが、

今はDVDも早くに出ますし、便利ですよね。

学生の頃から たいてい一人で観に行っていましたが、

いつ頃観たか、その頃はどんな時代だったか、どこの映画館で、誰と観たか、

お客の入りは、反応はどうだったかとか。

もちろん、どんな感想を持ったか。

今となっては、いろんな思い出がなつかしいです。

「マッドマックス2」

初見です。(DVD)

近未来バイオレンス映画。熱狂的なファンも多いと言う事ですが、

1981年制作、34年も前なのですね。

僕的には、ちと、合わないかなあ?かなあ。

パンズ・ラビリンス  善き人のためのソナタ  バベル

2007年 平成19年   安倍首相が辞任した年。

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独断と偏見の洋画編

①ドリームガールズ   ②ヘアスプレー    ③善き人のためのソナタ

④ロッキー・ザ・ファイナル     ⑤パンズ・ラビリンス     ⑥バベル

⑦不都合な真実      ⑧ディパーテッド   ⑨クィーン   ⑩ブラックブック

 

米国大統領に トランプ氏!

はてさて、どうなるのでしょう、まだ何とも言えませんよね。

しゃべれどもしゃべれども  キサラギ  河童のクウと夏休み

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2007年 平成19年の独断と偏見のベスト10

アメリカがイラクに増兵し、批判が高まった年。

まずは邦画です。

①それでもボクはやってない  ②夕凪の街桜の国    ③しゃべれどもしゃべれども

④キサラギ   ⑤河童のクウと夏休み   ⑥ALWAYS続・三丁目の夕日

⑦眉山BIZAN    ⑧東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

⑨バッテリー      ⑩腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

 

先月も、メーカーさんや同業者の組合なんかのお付き合いで、

いろんなところへ行かせてもらいましたが、

いちばん、ぶっ飛んだのは、某ドラッグストアのイメージガールとして、

ユニットを組み(各お店のレジ打ちや事務員さんなどだそうです。)

ライブをしているお店に行った時でした。

お酒を飲みながら楽しめるのですが、・・・・・・・・・皆、無口になりました。

なんとも言えません(笑)。