ランペイジ巨獣大乱闘

「ランペイジ巨獣大乱闘」

アーケードゲーム”RAMPAGE”を基に「ワイルドスピード」シリーズの

ドウェイン・ジョンソン主演で映画化した巨大怪獣パニック・アクション。

ある遺伝子実験の失敗により巨大化、狂暴化した

ゴリラ、オオカミ、ワニなどの動物たちが

街を舞台に

大乱闘を始める。(キネマ旬報からの抜粋)

意外に観れたと言えば、失礼な話ですが、

派手な演出にCGの多用。

よく言われるB級の怪獣映画なんですが、

何も考えずにボーっと、そして、

ここまで徹底的にする、

いいんじゃあないでしょうか。

B級映画の面白さ。

たまにこういうのも、好きですねえ。

 

ゴーン逮捕。衝撃が走りましたが・・・・・・。

日本の経営者は粉飾決算が多いですが、

外国は私腹を肥やす人が多いですね。

お国柄の違いでしょうか?

日経新聞のコラムにも載っていましたが、

♪新しい上司は、フランス人・・・・・・・♪♪

と、ウルフルズが歌っていたのは、

この人の事でしたよね。

 

来年、3月3日の おおさかシネマフェスティバル、

事務局から連絡があり、また来年も

スポンサーの一社に参加が決定致しました。

皆様、また、よろしくお願い致します。

ありがとうございました。

カリガリ博士

「カリガリ博士」

大正9年、今から約100年前の映画創成期の作品。

無声映画であり、白黒作品です。

表現主義を映画に取り入れたドイツ映画。

世界映画史においても最も重要な作品のひとつだそうです。

監督は、ロベルト・ヴィーネ。

キネ旬からの、ざっとしたストーリーは

”二百年前北イタリアで、カリガリという医者がチェザーレという

夢遊病者を使用して

意のままに殺人を犯させしめた、

という記録によって、心狂える一青年フランシスの

妄想を描いたもの。”

ややこしそうですが、要は、どんでん返しの話です。

ミステリー・サスペンスもの

というか、背景も不気味な映画です。

映画の歴史を勉強させてもらいましたと言う様な作品でした。

 

稀勢の里、がんばれ!

大谷選手は、価値ある新人賞ですね。素晴らしいです。

ビブリア古書堂の事件手帖

「ビブリア古書堂の事件手帖」

三上延の同名ミステリー小説を、三島有紀子監督が映画化。

五浦大輔は亡き祖母の遺品である夏目漱石の”それから”に記された著者の

サインの真偽を確かめに、古書店”ビブリア古書堂”を訪ねる。

若き店主の篠川栞子は、

優れた洞察力と推理力でサインの謎を解き明かし始め・・・・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

この監督さんの作品、なんか肌に合います(笑)。79点

無茶苦茶に良いわけではないのですが(失礼!)。

しっくりきます。作り方が丁寧で、全体的に優しい雰囲気が醸し出されている様な気がします。

ちょうど、一年前に鑑賞した「幼な子われらに生まれ」や

神戸を舞台にした「繕い裁つ人」など、

大阪生まれの神戸育ちというのも、僕と一緒だからかなあなんて(笑)。

この作品も、そういう感じでした。

夏帆さんや、東出昌大さんも良かったです、当然、黒木華さんも(笑)。

古書のうんちくも勉強になりました。

ちなみに、ワタクシの小学校の時に読んだ、

((この1冊))は、

ヘルマン・ヘッセの”車輪の下”です。低学年だったので、読了後、甘酸っぱい思い出があります。

その後は、やはり、吉川英治の”三国志”ですね。

漫画も良く読んでいたのですが(最近はほとんど読みません、眼が疲れやすいのも原因のひとつですが)

そういえば、今年は手塚治虫さんの生誕90年なんですね。

以前にも書きましたが、とにかく大好きな作家です。

音楽もサザンの曲が、良かったです。

それと、食堂のシーンで出て来た”かつ丼”。

おいしそうでしたね。

やっぱり、”かつ丼”は、庶民のごちそうですよね。

 

日本シリーズも終わりましたが、(全部観ていた訳ではないですが)なかなか、面白かったです。

プロが、本気になると手に汗握ります。

 

流行語大賞の候補が挙がっていましたが、

”ボーっと生きてんじゃねえよ!”

この番組、時々見ていますが、確かに笑えます。

 

友罪

「友罪」

実在の事件に着想を得た薬丸岳による同名小説を原作に

「64ーロクヨンー」の瀬々敏久監督が映画化。

ジャーナリストの夢に破れ町工場で働き始めた益田。

同じ年の工員・鈴木と打ち解けていく中、

益田は彼が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと

疑い始める。(キネマ旬報からの抜粋)

社会派の、

好きな監督のおひとりの作品だけに、

かなり期待して観ました。

評論家からは、高評価なんですが、僕は少し違和感を感じました。

テーマが、ややぼやけているような。

しかし、重いストーリー.です。

被害者と加害者。

罪とは、罪の償いとは。

取り返しがつかない、当然、戻ることは出来ない。

じゃあ、どうすればいいのか、どう生きるのか。

その、訴え方が、

力作なのですが

ややあいまいだったかなと。

それにしても、瑛太って、

うまい役者だったのですね(笑)。

失礼しました。

 

LIXIL社長、退任です。

厳しいですね。

気を引き締めなければ。

ブラックパンサー

「ブラックパンサー」

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場した漆黒の

マーベル・ヒーローのアクションエンタテインメント。

超文明国ワガンダの国王だった父を亡くしたテイ・チャラこと

ブラックパンサーは

世界中が狙う祖国の重要な秘密を守るため

スパイを放つ。(キネマ旬報からの抜粋)

アメリカで、大ヒットした作品らしいのですが、

最初、画面も暗く、前半は、はっきり言って見どころが乏しいと

思いました。

後半は、ストーリーも動き、少し面白くなってきたなあと

感じましたが、

やはり、全体的には、しんどい作品でした。

やや、期待外れでした。

マーベルスタジオものは、ある程度、質は高いのですが(上から目線で失礼します)

今回のは、テーマが中途半端。

黒人問題や難民問題にも描き方が、きれいごとに過ぎないですし、

いわゆる、いい子チャン的な思想で、

突っ込み方が足らないと。

ストーリー的にも無理があると思います。

マンガの映画化だと言えば、それまでだけど、

それだけに、もっと、大衆に訴えかける本気度を

見せてほしかったです。

 

気候的にも、ゴルフの季節。

お誘いも多いです。

そして、会合や忘年会の季節でもあります。

ただ、わたくし、ゴルフは、むいていないし(笑)、

昔は、飲み食いも大好きだったのですが、

年齢のせいか、連チャンが続くと、

さすがに、しんどいです(笑)。

劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命ー

 

 

 

 

「劇場版 コード・ブルー  -ドクターヘリ緊急救命ー 」

2008年の放送以来 多くのファンを生み

次々と続篇が制作された人気テレビドラマシリーズの劇場版。

東京湾の海ほたると成田空港で、

未曽有の大事故が連続発生する。

救命センターのフライトドクター、藍沢たちは出動要請を受け、

史上最悪の災害現場へと ヘリで向かう。(キネマ旬報からの抜粋)

 

この作品のお好きな方は、ここから先は、ご遠慮ください。

 

観てから2か月以上なのですが、ここにあげていいものか、迷いました。

 

モデルやジャニーズ、イケメンなど

見た目ばっかり(笑)。

映画自体も、見た目だけ。

演技も演出も カスカス(失礼!)。

今年度、実写ナンバーワンの興行収入という、

多くの人が観ておられるし、身近でも観てる人が、いてはるし、

あまり過激な発言は押さえます(笑)。

というか、いつも言いますが、ひとそれぞれ好みのちがいですし、ごめんなさい。

テレビドラマの方も、観たことないし、このドラマ自体が全くの初見。

なのに、テレビで観ていないものが悪いんだと言う様な演出。

いかにも、フジテレビ。

しかし、どいつもこいつも学芸会レベルの演技。金取る以前の問題(言い過ぎですね、すんません)。

なんせ、余りうまくもない、かたせ梨乃が出てくるところが、若干、しまるというくらい。

表面をなぞるだけの演出。

最後のビデオ・レターの場面は、まだましか。

こういう作品は苦手で、最初から敬遠するんだけど・・・・・

大ヒットの理由が知りたくて、

また、

観ていないと、良いか悪いかも言えないし。

しかし、書いた後に遅すぎますが、

ホント、観た時、よっぽど私、

気分の状態が悪かったのでしょうね(笑)。

というのは、ここまで悪口が出るのは珍しい(笑)。

好きな人には、本当にごめんなさい。上から目線で申し訳ない。

いろんな価値観、個人の好き嫌いがありますので、ご容赦下さい。

 

 

日日是好日

 

 

「日日是好日」

森下典子の人気エッセイを「光」の大森立嗣監督が映画化。

20歳の大学生・典子は、

突然、母親からお茶を習うことを勧められる。

戸惑いながらも従姉妹の美智子と共に

茶道教室に通い、

タダモノではないと

うわさの先生”武田のおばさん”の指導を受けることになるが・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

80点

美術が素晴らしい。

二十四節気の

掛け軸、茶碗、茶花、特に和菓子(笑)。

誰もが感じたと思うのですが、改めて日本という国、四季がある素晴らしさ。

見事な映像化でした。

樹木希林さんは、相変わらずうまいけど、

黒木華さんも、ひいき目で見なくても(笑)、うますぎる。
 

派手さのない、大人の映画。

じっくり、沁みてきます。

樹木希林さんの追悼と茶道関係かな?年配の方たちが目立ちました。小さい劇場が満席。

最後に、この作品のテーマを・・・・・・・。

”世の中には、すぐわかるものと、すぐわからないものの2種類がある。

すぐにわからないものは、長い時間をかけて、少しずつ気づいて、わかってくる。”

あらためて、樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。

来年のシネフェスでお会いしたかったです。

 

散り椿

「散り椿」

黒澤組出身の名キャメラマン木村大作が、

葉室麟の同名時代小説を映画化した時代劇。

享保15年。

瓜生新兵衛は藩の不正を訴え出たために、藩を追われる。

追放後も連れ添い続けた妻・篠は病に倒れ、藩に戻って

榊原采女を助けてほしいという最後の願いを

新兵衛に託す。(キネマ旬報からの抜粋)

82点

毎年、秋のこの時分は、良い作品が多く出るので、

目が離せません(笑)。

さすが、木村監督、映像美が素晴らしい。

脚本も、最初、わかりづらいところもありましたが、

進んでいくうちに、解るようにしていたので、

ありがたかったです(笑)。

王道な映画作り。堂々たるものです。

岡田准一は、三船敏郎を ほうふつさせるような演技。

脇役も良かったです。(私のお気に入りの黒木華さんも)。

ほぼ、満足な気持ちで映画館を出ました。

観て良かったです。

 

朝ドラ”まんぷく”も、従来の朝ドラらしい、王道をいっていますね(笑)。

”半分、青い。”も良かったですが、正統派の朝ドラは

ある意味、ほっとしますね(笑)。

安藤サクラさんは、さすがの演技。

美人では、ないけれど(失礼!)。

 

金本監督、辞任。予想はしていましたが・・・・・・・。

サニー/32

 

「サニー/32」

NGT48を卒業する北原里英主演、

「彼女がその名を知らない鳥たち」の白石和彌監督によるサスペンス。

当時11歳だった女児が

同級生を殺害した事件から14年。

24歳の中学校教師・赤理が二人の男たちに監禁される。

二人は加害者女児・通称”サニー”の

カルト的信者だった。(キネマ旬報からの抜粋)

この作品の監督さん、好きなんだけど、

(シネフェスの打ち上げでも、お話させて頂いた白石監督)

今回は、ちょっと、切れがないというか、

期待外れ。脚本を、うまく料理出来なかったのか、

消化不良の映画でした。

ただ、脇役は良いけど、主役があれでは、気の毒というか。

 

先日、日経新聞で、池上彰さんのコラムで

気になった記事を少し。

”生きがいについて考える”という題だったのですが。

ある学生の言葉です。

”モチベーション格差という言葉を聞いたことがあります。今まで言われたことだけを

詰め込んできた学生が就活前に、

私の好きなことはなんだっけと自問します。

好きなこと・夢中になれることがある、というのは現代の幸せなのではないでしょうか?

先人が犠牲になり 作り上げた平和な世界でみんな うつ病になってしまうという未来は

あまりに皮肉です。

人びとが もっと自分の夢中になれることを探せる世界をつくっていきたいと

改めて感じました。”

 

私も、同感です。

考えこみました。

明日から、東京です。

犬猿

 

「犬猿」

「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督がオリジナルストーリーで

兄弟姉妹の複雑な関係を綴る人間ドラマ。

凶暴な兄・卓司と真面目な弟・和成。

印刷所を営む不細工な姉・由利亜と

容貌はいいが 頭の悪い妹・真子。

対照的な二組の愛憎がエスカレートし

激しく衝突しあう。(キネマ旬報からの抜粋)

なかなか、面白く観させてもらいました。

新井浩文は、最近、いつも同じような役だな(笑)。

4人の中では、僕のアクマデ私的な意見ですが、

弟が、最低だな。

演出表現が、極端すぎるかなあとも思いましたが・・・・・・。

ニッチェの江上敬子は藤山直美に、そっくり。

いい味 出ていました。

筧美和子も良し。

 

広島カープ、優勝おめでとうございます。

なんの、感慨もございません(笑)。

なんせ、前にも書きましたが、

本気で応援すればするほど、あほらしくなってきますので・・・・・。

20歳ごろから、一歩引いて、観ているつもりです(笑)。

所詮は興行ですので、もうかればいいのでしょう(特に、あるチームにとっては)。

ただ、今年は秘かに期待していたのですが(笑)。

まあ、ともかく、広島カープ、おめでとうございます。