1917 命をかけた伝令

「1917 命をかけた伝令」

サム・メンデスが全篇ワンカット撮影で挑んだ戦争ドラマ。

第一次世界大戦。

最前線にいる1.600人の仲間の命を救うため、

一刻も早く重要な命を

届けよとの任務を負った英軍兵士

スコフィールドとブレイクは、

様々な危険が待ち受ける敵の陣地へと飛び出していく。(キネマ旬報からの抜粋)

アメリカのアカデミー賞を「パラサイト 半地下の家族」と争った?

というより、本命視されていた作品ですね。

良く出来てはいると思います。(上から目線で失礼)

でも、一言でいうと、面白みに欠けます。

”ワンシーン・ワンカット”の手法は

大したものだと思うのですが、

それにとらわれすぎたのか、中途半端なストーリーで、終始したと思います。      78点

 

おおさかシネマフェスティバル、

中止になって、非常に残念で、

未だその痛みが、時々・・・・・(笑)。

その、シネフェスの今年の新人賞の

細田佳央太くんなのですが、

東京在住の弟の娘の

学校の先輩だそうです。

いやあ、これも残念!打ち上げで、

お話をお聞きしたかったのですが。

姪も招待していただけに、なんか、こちらも申し訳ないやら。

私も、どの女優さんに花束をお渡ししようか、

打ち上げで、阪本監督と話をさせていただくのとか、ツーショット写真も

楽しみにしていたのですが…(涙)。

また、一年、がんばろっと!(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストレター  おおさかシネマフェスティバル、中止

「ラストレター」

手紙の行き違いから始まる二つの世代の恋愛と、それぞれの心の再生と

成長を描くラブストーリー。

岩井俊二が初めて出身地・宮城を舞台に物語を作り上げた。

裕里は、亡くなった姉の代わりに出席した同窓会で、

初恋の相手・鏡史郎と再会するが・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

(上から目線ですが)惜しいと思います。

最初は、ストーリーも映像も、快調だったのですが・・・・・・・・。

途中が余分だと思います。

豊川悦司と中山美穂さん、そう、ワタクシも大好きな、この監督の「Love Letter」のお二人(笑)。

ここをカットして、120分が100分でちょうど良いのではないでしょうか。(皆さんは、どう思われます?)

あと、素人さんの演技は、きつい(笑)。

はっきり言うと、”六文銭”の小室等さんや、

”ほほにキスして”の水越けいこさん、

”ムーンライダース”の鈴木慶一さんは、まだいいのですが、

庵野秀明さんは、きつい。”新世紀エヴァンゲリオン”や「シン ゴジラ」が大好きなだけに(笑)。ごめんなさい。

ただ、相変わらず、松たか子さんは、うますぎ。

だから、庵野さんとのからみで、庵野さんの きつさが目立ちます。

広瀬すずちゃんは、可愛すぎ。

森七菜ちゃんもさわやか。

監督は、前作の「リップヴァンウィンクルの花嫁」も面白かったですが、

「りりィシュシュのすべて」   「スワロウテイル」 「undo ”アンドゥー”」

そして、”花は咲く”の作詞もされている方なので、

今回もというか、期待が大きすぎたのでしょうか。

 

それより、覚悟はしていたのですが、

やはりというか、

おおさかシネマフェスティバル、

今年は、中止になってしまいました。

仕方がないこととはいえ、

残念です。

中途半端に開催して、いろんな方々に迷惑かかるのなら、

中止になったほうがと思っていたのですが、

でも、やっぱり、ちょっと

寂しいものです。

楽しみにされていた方々も多くいらっしゃいましたので、

本当に、申し訳ありませんでした。

また、来年、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半世界

「半世界」

「エルネスト」の阪本順司が、地方都市を舞台に

39歳の男3人の友情物語を綴る人間ドラマ。

紘は妻子とともに、

父から受け継いだ山中の炭焼き窯で

製炭をしてくらしている。

ある日、中学からの旧友で、

自衛隊員として海外派遣されていた瑛介が

街に帰ってくる。(キネマ旬報からの抜粋)

良く出来ていると思います。

さすが、阪本監督。

観ていても、退屈することなく、面白くて引き込まれます。

ただ、唐突に主人公が・・・・・・のは、

流れ的には、どうでしょう?

今度、(シネフェスで)お会いした時に、聞ければなと思います。

 

それはいいとして、あらゆる催しが、

新型肺炎によって、中止に追い込まれています。

弊社も、メーカーや組合などの行事が

中止という連絡が入っています。

まさか、シネフェスも・・・・・・・?。

 

 

 

 

 

 

 

ファーゴ

「ファーゴ」

この作品も、観たかった一本です。

1996年 コーエン兄弟の代表作。

「トゥルー・グリット」も面白かったですね。

サスペンス・コメディというんでしょうか。

ある男の妻の狂言誘拐が思わぬ展開に。

雪がまぶしい・・・・・白に赤が映える画面。

テンポが非常によく、肩の凝らない作品でした。

 

野村克也さん。

関西にも大変ゆかりのある人でした。

私としては、タイガースから

トレードでホークスに移籍した江夏さんを

再生させた大恩人という印象です。(江夏ファンとして)

ありがとうございました。

 

昨日、何年かぶりで

映画検定の試験がありました。

今年から、オンライン受験になりました!!

今までは、どこかの大学をお借りしての試験でした。

私は、1級を受けました。

1級は、

2級を持っていないと受験できないのですが、

これがまた、

むずかしいのです。

次男 曰く、

”お父さん、そんな資格、仕事に役に立つの?”

おっしゃる通りなんですが・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲情城市

「悲情城市」

第二次世界大戦終結後、激動の台湾。

歴史に翻弄される

家族の愛と哀しみの年代記。

ホウ・シャオシェン監督作品。

恥ずかしながら(笑)、

見逃していた、そして観たかった作品の一本です。

去年、台湾に行った時、

九份が舞台のこの映画。至る所で、この映画のポスターを

観たぐらい、

台湾映画を代表する作品。

1989年 第46回ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞を受賞。

日本に振り回されていた歴史。

またまた、

勉強させていただきました。

 

と、思っていたところに、なんと、

本年度の米国アカデミー賞作品賞に、

韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が受賞。

韓国映画どころか、アジア映画初。

(1月31日に拙著のブログにも書いております。)

う~ん・・・・・・・・・(笑)。

作品も、無茶苦茶良いとか悪いとかではなく、

確かに面白いとは思いましたが。

何というのでしょう、

我らが誇る、黒澤・三船コンビの作品に比べれば・・・・・・。

いやいや、時代が違いますよね。

今や、アメリカ人のアカデミー賞も、言語や人種、国を超えた本当に

グローバルな賞になってきたということですね。

そして、幸か不幸か、

日本は、ある意味、平和で、

今の時代

(ドラマ性のある)

作品のテーマを

絞りだすのが、難しいということも

あるみたいです。

 

ここは、素直におめでとうと、

 

でも、ちょっと、悔しい(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岬の兄妹

「岬の兄妹」

ポン・ジュノ監督作品などで

助監督を務めた経歴を持つ

片山慎三の初長篇監督作品。

ある港町で自閉症の妹と暮らす良夫はある日、

妹が男に体を許して金銭を受け取っていたことを知る。

仕事を解雇された良夫は、

罪の意識を持ちつつも生活のために

妹の売春の斡旋をし始める。(キネマ旬報からの抜粋)

 

評価が高かったこともあり、非常に観たかった作品です。

しかし、

余りにも、痛々しい作品。

ひりひりします。

ポン・ジュノさんの 助監督もされていた片山監督。

私と同じ、十三のご出身らしいです(笑)。

主役のお二人も、好演。

でも、この作品、

人に勧めていいのかどうか、どうでしょう。

 

前々回に書きましたが、

新型肺炎、えらいことになってきましたね。

感染者は、あの中国の発表ですから、

10倍以上ではないかと。

我々の関係先のメーカーさんの工場も

中国にあるので、ちょっと心配です。

もっと心配なのは

実は、東京オリンピックに影響が出ないかどうかです。

興味はなかったのですが、

なんと、チケットを頂き、

(400メートルリレー決勝)

楽しみにしていました(笑)。

まあ、それはともかく

一日も早い終息を望みます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラサイト 半地下の家族

「パラサイト 半地下の家族」

「オクジャ/okja」のポン・ジュノ監督によるブラックコメディで、

第72回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。

全員失業中で半地下の部屋に暮らす

貧しいキム一家の息子ギウは、

友人の代理で、高台に佇むモダンな建築の大豪邸に住む一家の

娘の家庭教師を務めることに。(キネマ旬報からの抜粋)

80点  確かによく出来てはいます。

でも、期待が大きかったからかもしれませんが、

無茶苦茶、面白くはないと・・・思いました。

アクマで、私見ですが(笑)。

脚本も良く練られているなあと思いました。

ただ、韓国映画にありがちな、

やりすぎ感が感じられました。

これでもかというぐらい、

いつもエンタメ度が高いのですが、

今回は、かえって、

凝りすぎ?かな。

伏線も多く、よく考えられています。(例えば、においとか、半地下など)。

お馴染みの、ソン・ガンホさんも熱演、

そして、監督は

ポン・ジュノさん。

数々の名作、

「母なる証明」  「グエムル-漢江の怪物-」  「殺人の追憶」などなどがあり、優れた監督さんですよね。

そしてこの度の受賞。

学歴社会、貧富の差、そして、北朝鮮と、あらゆる面から、問題を定義しています。

しかし、昨年のパルムドール受賞の是枝監督の「万引き家族」も

似たようなテーマでしたね。変なところで、日韓共有です。

 

今年度の、シネフェス受賞者、発表になりました!!

 

今年、引っ越しするので、昨日、フジ住宅さんと

話をしていた時、

そうです、フジ住宅さんは、東出昌大さんをテレビCМで起用されておられます。

私も、3年前にシネフェスでお会いした話で、

盛り上がり?ました。

既に、来年の契約、×千万円を、この間結ばれたばっかりだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダム

「キングダム」

累計発行部数3800万部を超える原泰人の人気漫画を「BLEACH」の佐藤信介が映画化。

春秋戦国時代の中国を舞台に、大将軍への夢を抱く奴隷の少年・信と

後に秦の始皇帝となる若き王・政の戦いを、

迫力のアクションを交えて壮大なスケールで描く。(キネマ旬報からの抜粋)

吉沢亮が、気品があって、良い演技でした。

大沢たかおも、,違う面を出して、さすがでした。

この漫画、ファンが多いのらしいのですが、

三国志ファンの私にとっても、直ぐに 筋に溶け込めていける作品でした。

 

新型肺炎、感染者が増える一方なのですが、この春節の折、

訪日客も激減して

あらゆる分野で

影響が出てきましたね。

 

豪栄道関、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

蜜蜂と遠雷

「蜜蜂と遠雷」

2017年に直木賞と本屋大賞を史上初ダブル受賞した恩田陸による

同名小説を映画化。

近年高い注目を浴びる 芳ヶ江国際ピアノコンクールに集う若き天才たち。

元神童の亜夜、不屈の努力家 明石、

本命視されるマサル、そして異端児・風間塵らの

戦いが始まる。(キネマ旬報からの抜粋)

あちこちで評価が高いので、

わざわざ宝塚の2番館まで、観にいきました(笑)。

確かに、良い作品だと思います。

特に、今更ですが、松岡茉優さんの、上手いこと。(吹き替えは別にして)

そして、

ショパン、バッハ、ドビュッシーなどなど

クラシックの雨の中、

”IT’S ONLY A PAPER MOON”

唯一のジャズナンバー。

楽しかった!

ただ、最後は結果を出さずに

音楽の余韻で終わるのも良かったんじゃあないかなと。

あと、それぞれの人の心の奥底の

突っ込み方が少し足りない印象を受けました  79点

 

TV朝ドラ”スカーレット”の 黒島結菜さん、

「カツベン!」よりいいですね(笑)。

将来は、朝ドラのヒロインになりそうです。

そして、Superflyの主題歌が、何たって、元気もらえますね。

 

ワタクシは、スキャンダルネタは、あまり好きではないのですが、

3年前にシネフェスで、握手してもらった東出昌大さんは、(ブログにレポート有り(笑)ホント、好青年でした)

ちょっと、気になります。

おととしの作品、「寝ても覚めても」

その年の、ワタクシメのベスト3に入れたぐらい、

本当に素晴らしい映画でした。(ブログも見てね)。

唐田えりかさんも、

その年の新人女優賞を

木竜麻生さん(去年、シネフェスで花束をお渡しし、打ち上げパーティーで、お話しもさせていただきました)と、

争っていたぐらい将来性のある役者さんです。

ただ、この作品の お二人は

よく言われる共演者がひっつくという雰囲気は、確かに

ありました(笑)。

 

いやいや、

ワタクシが、申し上げたいのは、

そういうことではなく

この作品「寝ても覚めても」が

いかに、優れた作品かということが

言いたいだけです(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町田くんの世界

「町田くんの世界」

安藤ゆきの同名少女漫画を

「映画夜空はいつでも最高密度の青空だ」の 石井裕也監督が実写化。

町田くんは 運動も勉強も苦手で 見た目も普通の高校生だが、

彼には 接した人みんなの世界を変えてしまう 不思議な力があった。

そんな町田くんに 突然ある出来事が起き・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

豪華なキャストです。

特に、前田敦子と高畑充希は、凄い!

何がすごいって、20代で

あの高校生の役の演技(笑)。

あっぱれ!としか言えません。

それだけでも、見る価値があるようなないような(笑)。

というのも、ラストは賛否が分かれるところ。

ここに乗れるか乗れないかで、当然大きく評価が違ってきますよね。

僕は何とか、乗れました(笑)。

不思議な世界観です。

監督の演出はさすがです、

が、作品によって、私は

好き嫌いが出てしまう監督さんです。

最後に、主人公の 細田佳央太くんも力演でした。

 

昨日、LIXIL住まいStudio大阪のオープニングセレモニーが

南港のショールームでありました。

健康で快適な住まいを提案するスペースです。

素晴らしいショールームでした。

ぜひ、一度ご覧いただければと思います。