女神の見えざる手

 

「女神の見えざる手」

政府を裏で動かす戦略のプロ ”ロビイスト”の知られざる実態に迫る、

「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督作。

銃所持を支持する仕事を断り、銃規制派の

小さな会社に移籍したエリザベス・スローンが、

500万人の銃愛好者を従える巨大権力に立ち向かう。(キネマ旬報からの抜粋)

ロビイストという職業は、どちらにも転ぶらしい。

銃が、良い悪いでなく。

 

共感できなくても、勝てばいいのね。

でも、勉強になりました。(自分の甘さを含め)

ラストは、いかにもアメリカ映画らしい終わり方でした。

アメリカの正義って、何?

民主主義って、何?

 

5月、6月は、前にも書きましたが、なにせ、行事が多すぎます。

各組合の総会、メーカーの大会、ゴルフなどなど。

先週も年一度のメーカーの大会で、今年は、広島へ。

 

今週は、東京へ。

それに、ゴルフとか、懇親会。

 

梅田のグランフロントの西の広場で、

期間限定の、今はやりのグランピング、バーベキューなるものにも、

行ってきました。その日は、夕方は雷をともなう、どしゃ降りの予報。

ところが、予報は見事に外れ、雨も上がり、良い天気。

大きな会場は、キャンセルが相次いだそうで、われわれの

貸切状態。

でも、ある意味、天気予報は、こういう商売にとっては 影響は大きすぎますよね。

 

それと、弊社の納涼会と新入社員の歓迎会を

兼ねたパーティも行いました。

新人さん、二人、期待していますよ!

では、また。

 

ミックス。

 

「ミックス。」

「くちびるに歌を」の新垣結衣と「殿、利息でござる!」の瑛太が

W主演を務めるロマンチックコメディー。

恋と仕事に破れ田舎に帰って来た元天才卓球少女の多満子。

家族に見放された元プロボクサーの萩原と男女混合ダブルスを組み、

再び卓球に挑むのだが・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

”立て! ゴミども、 休むときは、死ぬときよ。”

この中国人に扮した蒼井優ちゃんを、

観るだけでも

この映画、

一見の価値があると思います。

というか、もう、最高です!

大爆笑、必至。

ストーリー自体は、もひとつというか、

いろんな映画のミックス(笑)みたいな作品でしたが・・・・・・・・・。

シネフェスで、お会いした蒼井優さん、本当に表情豊かで、

この作品も、さすが、演技派という面目躍如の一作でした。

それと、いやな女性役で、この娘、誰?とおもっていたら、

なんと、”半分、青い。”の永野芽郁ちゃん。

さすが、NHK。旬の役者を使います。そして、うまい。

広末涼子ちゃんも、良かったです。

 

 

 

 

GAMERA3邪神<イリス>覚醒

 

「GAMERA3邪神<イリス>覚醒」

2回目です。休みの夜、寝られなくて、観ちゃいました。

好きなシリーズですが、なんといっても、金子監督の

一作目が秀逸です。

ラスト、

ギャオスとの闘いが、もっと欲しかったです。

 

是枝監督、パルム・ドール受賞、おめでとうございます。

快挙です。

監督やキャストの面々が、ピークというか、

今、のりに乗っている人たちばかりでしたから、

大納得です。

というか、嫁には、事前に予想を言っていましたので、

やや、自慢(笑)。

 

NHKの朝ドラ、”半分、青い。”。

最近の朝ドラ、あまり面白くなかったので、

期待せず、

見たり見なかったりしていたのですが、

これは、秀作。

今のところですが、

脚本が良く出来ています。

見逃せなくなりました(笑)。

主人公は、片方の耳が聞こえないけど、

漫画家をめざす女の子。

そのまっすぐな性格、

すがすがしい作品に仕上がっています。

テレビや舞台は、どうしてもセリフ(脚本)が、重要。

いいセリフが、多いのです。

そして、俳優の力量と魅力。

題名の意味が分かった時は、・・・・・・涙、しました。

 

 

 

 

 

孤狼の血

 

 

「孤狼の血」

”警察小説×「仁義なき戦い」”と評された柚月裕子の同名小説を東映が映画化。

暴力団対策法成立直前の広島 呉原を舞台に、激化する地場の暴力団と

新興勢力の抗争の中、

所轄に配属された新人刑事と、

暴力団との癒着が噂される

ベテラン刑事の

捜査がはじまる。(キネマ旬報からの抜粋)

80点

東映のヤクザ映画も、結構、観てます。

役者陣も、がんばっています。

監督も、「彼女がその名を知らない鳥たち」の白石和彌さん。

大阪シネフェスでも、打ち上げで

お喋りさせて頂いたのですが、

こういう感じの作品は、お得意で

ワタクシも好きな監督さんの おひとりです。

広島の呉へは、友達もいますし、(大島、元気か?)

当然、広島にも、行きますので、何度かいったことがあります。

しかし、神戸、大阪、広島のイメージ、いまさらながら 悪いですよねえ(笑)。

ラスト、ちょっと、きれいすぎ?

 

 

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

 

「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」

高度な知性を持った猿への覇権の変遷を描く 「猿の惑星」シリーズのリプート版第3弾。

家族を殺された猿のリーダー、シーザーは、

群れと別れ、口のきけない少女ノバらと共に

復讐を果たしに敵軍大佐の元へ。しかし冷静さを失い、猿存亡の危機を招く。

(キネマ旬報からの抜粋)

昔の1作目の衝撃が余りにも強すぎるのかな、

正直、思ったほどでもなかったです。

ただ、CGの進歩は、お見事。(リプート版第2弾の感想も このブログにありまする。)

 

休み中、手術後の事でもあり、おうちで、

じっとしていることが多かったのですが。

深夜や早朝、NHKの再放送の番組が面白かったです。

特に、ドキュメンタリーやインタビューは、

際物的なあつかいをしてなくて、見応えがありました。

銀座の高級クラブのママの時も、(弊社の税理士の先生に似ているなあというのは秘密です。)

大変さや、

特に銀行とのやり取りなんかは、大いに共感しました。

また、わたしの好きな作詞家のひとり、

松本隆さんの、”君は天然色(大瀧詠一)”にまつわる秘話には、

大変驚きました。

愛する妹さんが、若くして亡くなった悲しみを

こういう表現で現わしていたなんて・・・・・・・・・・。

探偵物語

 

「探偵物語」

1952年製作のアメリカ映画。

初見です。

60年以上も前の作品で、まだ私も生まれていなかった頃の映画ですが、

今の奇をてらったような映像もなく、

観ているうちに引きずり込まれる、人間ドラマの傑作でした。

舞台劇を基に、名匠ウィリアム・ワイラー監督の演出が冴え渡ります。

カーク・ダグラスも熱演。エリナー・パーカーの美しい事。

いろいろ考えさせられるところの多い優れた作品でした。

 

休みを利用して、両側眼瞼下垂の手術をしました。

昔の顔面神経麻痺の影響と老化で、まぶたが下がりつつあり、

このさい、思い切って手術をしました。

一時間ほどで終わったのですが、1週間ほどは、

お酒や車の運転が禁止です。

抜糸までは、1週間、

ボクシングで、ノックアウトされたような顔面が

落ち着くまでは、約1ヶ月以上かかるそうです。

私の場合は、保険適用なので、4万円ちょっとだったのですが、

某有名美容(!)整形でしたら、保険適用外ということもあり、

50万から70万円だそうです。

ココだけの話、儲かるのですね。

こういう御商売をしなければ(笑)。

 

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

 

 

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

スティーヴン・スピルバーグ監督×メリル・ストリープ&トム・ハンクス初共演による社会派ドラマ。

1971年、ヴェトナム戦争が泥沼化し国内に反戦の機運が高まるなか、国防総省が

作成した戦争の調書・分析の文書が流出。

ニューヨーク・タイムズがスクープするが。

(キネマ旬報からの抜粋)

高評価の作品。

でも、金曜日のメーカーとの懇親会の後の

レイトショー。(前日はゴルフ)。

案の定、うつらうつらと してしまいました(笑)。

楽しみにしていた作品だったのですが・・・・・・。

ただ、ストーリーは単純だし、

途中で、これはまずいなあと(笑)。

やっちゃいました。

なんとなく、観たような気もするのですが、DVDで見直しましょうか。

この手の社会派映画は大好きなのですが、

それにしても、スピルバーグ監督は ふり幅の大きい映画作家ですね。

また、「大統領の陰謀」も見直したくなりました。

ゾンビ

 

「ゾンビ」

ゾンビ映画の父、ジョージ・A・ロメロの1978年の作品。

ゾンビ映画の原点。

なんと、40年前の作品。

ワ・タ・ク・シ、実は初見です。

はっきり言って、最初は、ちょっとたいくつ。 まあ、こんなものかなと。

しかし、ゾンビより人間の方が怖いという、テーマは

よ~くわかりました。

 

先日、日経新聞の夕刊に漫画家の

弘兼憲史さんのインタビュー記事が出ていたのですが、

マンガで表現できないところは、例えば、音楽。

だから、そこに関しては、映画のほうがうらやましい部分であると。

確かに・・・・・。

ワタクシも、休日にビールなぞを飲みながら、DVDで

好きな映画の好きな音楽を聴くのは、至福の時です。

忍びの国

 

「忍びの国」

「のぼうの城」の原作者・和田竜の時代小説を「映画怪物くん」の監督&主演コンビで実写化。

織田信長の次男・信雄が超人的な忍者衆が暮らす伊賀に向け

独断で挙兵。

様々な思惑が交錯する中、伊賀一の凄腕・無門 率いる忍び軍団と

織田軍との壮絶な戦いが始まる。(キネマ旬報からの抜粋)

今どきの作品らしく、(時代なんだろうけど)

演出方法に乗っていきにくい。

結構、人気のある作品らしいですが(嵐のメンバーが出ているから?)。

悪くはないと思うけど、リアリティがなさすぎるのでは。

 

最近、朝、早くに目が覚めてしまう。

当然、それは、老いることへの一歩を

踏み出していることだと思うのですが。

この間、日経新聞の文化欄で、作家の村田喜代子さんが、

述べられていたことに、大いに共感させて頂くことがありました。

”老人は気ままである。NHKのラジオ深夜便の午前4時くらいは、高齢者のゴールデンタイムで

あるらしい。”

”晴耕雨読というのはこのことではないか。人生の秋がきても冬がきても適当に仕事はする。

24時間は自分の手の中にある。朝の3時に起きていけないことはない。”

”若いうちはカッチリとした三次元世界に生きていて、やがて齢を取ると時間の境目が解けてきて、

朝と昼と夜が ぐずぐずに混ざり合う。”

 

”私の友人がいなくなったことについては問題ではない。

私が思うとき懐かしい人々はいる。

思わないときは彼らはいない。春の道をひとつ違えるだけのことではないのか。” さすがにここまでは、

まだ考えられませんが・・・・・・・・・・・(笑)

 

 

 

沈黙ーサイレンスー

 

「沈黙ーサイレンスー」

遠藤周作の”沈黙”を、M・スコセッシが構想28年を経て映画化。

17世紀、江戸初期の日本では幕府が厳しくキリシタンを弾圧していた。

高名な宣教師フェレイラが捕まえられ

棄教したことを知ったロドリゴとガルぺは、キチジローの手引きで

長崎に潜入する。(キネマ旬報からの抜粋)

 

かなり前に、鑑賞済みなのですが(笑)。

一年ぐらい前に封切られた作品です。

ある意味、

凄い作品です。

宗教って、何?    人間って何?

神とは?    人の強さとは、弱さとは?

理想と現実    人間のエゴ(勝手な思い)  聖と俗

そして、差別、白人の上から目線は感じます。

目の前の事より、長い目で物事を考える?

役者も一流ばかり。

時代考証、日本の描き方、さすがです。

いろいろ、考えさせられる作品だし、自分自身の価値観などを

話し合いたくなります。ともかく、

一見の価値はあると思います。