「メリー・ポピンズ リターンズ」
P・Lトラヴァース原作のミュージカル・ファンタジー映画「メリー・ポピンズ」の
20年後を描く続篇。
大恐慌時代のロンドン。妻を亡くし悲しみに暮れるマイケル一家に、かってバンクス家に来た
魔法使いのメリー・ポピンズが20年前と
変わらぬ姿で空からやって来る。(キネマ旬報からの抜粋)
ワタクシの生涯の、洋画のBEST10には、必ず入れております前作「メリー・ポピンズ」。
このブログでも、何度か語っておりますが、
むずかしい映画は数あれど、
老若男女、誰もが楽しめる作品です。
ディズニーアニメを融合した楽しい映像。
ストーリーの面白さ。
そして、珠玉の数々の音楽、主題歌。
これぞ(良い意味での)ファミリーミュージカルの決定版。
脇役のD・V・ダイクの芸達者のことといったら。
主演の J・アンドリュース。
憧れていました。大好きです。
レコードは、買いまくるわ、来日コンサートにも行くは、万人、
誰もが認める、素晴らしいエンターテイナー。
ブロード・ウェイで当たり役だった「マイ・フェア・レディ」のイライザ役を
オードリー・ヘップバーンに取られ(しかも、マーニ・ニクソンが吹き替え)、
しかし、
翌年のアカデミー賞最優秀主演女優賞を、オードリーに競り勝ち、
「メリー・ポピンズ」で見事、同賞を勝ち取ったのは、有名な話ですが。
今作は、前作が良すぎるからか、
そのイメージがあって損だとは思うのです。
力作とは感じますが、平凡な出来とはワタクシなりに思う次第です(失礼!)。
”スーパーカリフラジリスティックエクスピアリド―シャス”