スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」

SFシリーズ「スターウォーズ」完結篇。

カイロ・レンは、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となる。

一方、類まれなフォースを覚醒させたレイは、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの

想いを引き継ぎ、レジスタンスの同志たちと

ともに立ち上がる。(キネマ旬報からの抜粋)

 

たかだか、120年の映画の歴史において、

42年も引っ張った?お祭りの最終作。(これもひとまずということらしいのですが)

作品がどうのこうのではなく、やはり感慨深いものがありました。

しかし、今年は「スターウォーズ」 「男はつらいよ」 そして「男と女」など、奇しくも

初見から考えると、自分の人生と共に(大げさに言うと)歩んだような作品が並びました。

これは映画ファンにとって、

ある種の幸福感が漂います。

 

歴史のない米国が、(あえて失礼を承知で言うと)

文化として作り上げた作品といってもいいのではないでしょうか。

当時、確か米国の封切りより日本は、(今では考えられないのですが)一年も待たされました。

マーケティングの関係なのでしょうが、米国に行った人から話を聞かせてもらったものでした。

(最初、日本題名は「惑星大戦争」の予定でした。)

 

ルーカス監督も

(「アメリカングラフィティ」で当時も名を挙げてはいました)

この企画を映画会社に持ち込んだのですが、

当初は相手にされず、

9部作の一番面白いと自負していた4作目を

再度持ち込み、採用されたというのは有名なお話です。

ルーカスが、

ディズニーに権利を渡して、確かに作風が変わりました。

これも、株主第一に考える米国らしいといえばそうなのでしょう。

各地のディズニーランドに、ミレニアムファルコン号を作る計画があるらしいですから、

まだまだ「スターウォーズ」は、続いていきます。

 

でも、ラスト

”私は、・・・・・・・です。” (ひ・み・つ)

このセリフ、

そして、ジョン・ウィリアムスの音楽が流れてきたときには、

もう、

号泣(笑)したのは、

僕だけではないと思います。

 

”アベンジャーズ”シリーズに比べると、今どきの派手さに欠けるかもしれません。

現に、興行成績が やや芳しくないようです。

でも、ひとつの長い物語を

見届けたという思いはあります。

80点

 

皆さま、今年もありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

では、よいお年を!