閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー

「閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー」

死刑執行が失敗して生きながらえている男、幻聴に苦しむ元サラリーマン、DVを受ける女子高生・・・・・・・。

精神科病棟を舞台に、居場所をなくした人々が、

出会い、癒され、自らの人生へ旅立っていく人間ドラマを

平山秀幸監督がやさしく描き出す渾身の一作。(キネマ旬報からの抜粋)

81点  真っ当な力作だと思います。

後半、テーマが

ボケかけたかなというか、どこに行くのかなとも思ったのですが、

鑑賞後は、

他人事じゃあないし、身に染みる場面も多かったです。

まさに、人生いろいろ。

さすが、「愛を乞うひと」  「しゃべれども しゃべれども」や「必殺剣鳥刺し」の

平山秀幸監督。   ベテラン監督の手堅い演出、堪能いたしました。