カモン カモン

「カモン カモン」

ホアキン・フェニックス主演、「20センチュリー・ウーマン」の

マイク・ミルズ監督によるA24作品。

ラジオジャーナリストのジョニーは、

妹の子供である9歳の甥ジェシーの

面倒を数日間みることに。

それは彼にとって、驚きに満ちた体験となってゆく。(キネマ旬報からの抜粋)

”カモン、カモン”  WBCの準決勝メキシコ戦での

最終回、ヘルメットを後ろに飛ばし

二塁に激走、

塁上で檄を飛ばした大谷選手の姿が思い浮かばれます。 ”カモン、カモン”と。

それは、

こちらにおいでと言うよりも

”先へ、先へ”という意味のほうが

確かにこの場合も当てはまりますよね。

 

子供の世話で疲労困憊、

わかりますよね。

子供の元気さには、もうついていけません。(余り子供の世話をしたことのない

ワタクシがいうのも何なのですが)

 

 

いよいよプロ野球の開幕、楽しみですね。

 

”はだしのゲン” ”第五福竜丸”の項を教科書から削除。

よりにもよって広島市の教育委員会! どういうこと???

 

毎日新聞 朝刊

 

 

 

 

 

 

 

ザリガニの鳴くところ

「ザリガニの鳴くところ」

全世界で累計1500万部を超えるベストセラーとなった、動物学者

ディーリア・オーエンズの

同名ミステリー小説を映画化。

ノースカロライナ州の湿地帯で裕福な青年の

変死体が発見された。

容疑をかけられたのは無垢な少女カイアだった。

(キネマ旬報からの抜粋)

何処に演出のポイントを置くかだとは

思いますが、各、見どころが

あとほんの少し深掘りが足らないような、惜しい作品だと思います。

後味も悪くはなく、

生物というものは、どんなことをしても

生き抜いてゆくんだというテーマはよかったと思います。

湿地で一人で身を守るのは

どうするんだとも思いましたが

タイトル通り、そこまで逃げるのですね。

 

WBC、日本優勝!

おめでとうございます!!

本当に凄かった。

準決勝のメキシコ戦なんて、生涯でも数えるほどになるような、ワタクシにとっても

野球観戦のベスト級の試合。

こんな試合見せられたら、もう他の試合が・・・・・。(笑)

そして、大谷選手、次元が違いすぎる。

こんな選手が出現するとは、それも日本人。

本当に考えられないです。

賞賛してもしきれません。

漫画でも、こんなストーリーは有り得ない。

男が男に惚れるし、かっこよすぎる。

今の表面的な”ええかっこしい”ではなく、本物の本物。

こんな野球での興奮、ありがとうでしかありません。

栗山監督も、あっぱれ!

よくチームをまとめておられました。

いつも読んでいる月刊誌”致知”にも栗山さんはよく出ておられます。

(少し、道徳的な部分が強い雑誌です。)

中村天風や渋沢栄一、稲森和夫、そして、安岡正篤などなどに

心酔されておられますので、陰ながら応援しておりました、で、

僕も嬉しいです。(笑)

侍ジャパン、ありがとう!

 

 

 

 

 

 

イ二シェリン島の精霊 おおさかシネマフェスティバル③

「イニシェリン島の精霊」

ヴェネチア国際映画男優賞&脚本賞の二冠に輝いたマーティン・マクドナーの

人間ドラマ。

1923年、アイルランドのイニシェリン島に暮らすパードリックは、

長年の友人コルムから突然、絶縁される。

理由が分からないパードリックは、事態の改善を図るが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

演劇界の人らしい演出や場面の作り方。

ただ、ちょっとくどいような、

惜しいかな、画面が止まる。

でも、最初はたいくつ?だったけど、途中から俄然面白くなってきます。

演技者陣は圧倒的なうまさ。

「スリー・ビルボード」がメチャメチャ良かっただけに

なんと申しましょう、

作家性の強すぎる芸術作品?

作中、縁を切りたいのもわかるけど、やりすぎ!

人生は暇つぶしというのも?

アイルランドの歴史や文化、そして村社会が織りなす人間ドラマ。

アイルランドも世界の縮図のひとつ。

教会の懺悔もあんなものか(笑) 79点

 

おおさかシネマフェスティバル③

主演女優賞は「ハケンアニメ!」の吉岡里帆さん。

ひときわお美しく、オーラが輝いていました。

今、最も売れっ子の女優さんのおひとりですね。

吉岡さんも舞台に出てこられるや否や

”これ、バラエティー番組じゃあないですよね。”

舞台のそでのモニターで見て、盛り上がりにびっくりされ、

何を聞かれるのか、戦々恐々されていたそうです。

案の定、浜村節の餌食になっていました。(笑)

以前も蒼井優さんが、”客席が笑いすぎて涙を流している”と

開口一番におっしゃったのを思い出しました。

主演男優賞の「夕方のおともだち」の村上淳さんも

”何か笑かさなあかんのかな”と言いながらの登場。

とにかく、今年も浜村節は絶好調!

御年88歳ですよ! 皆さん!

終了してから、司会の簫秀華さんや高橋実行委員長とお話したのですが、

やっぱり、”浜村さんがいらっしゃらないと、

この盛り上がりはないですよね。”と。

88歳にして、この記憶力と映画の知識。そして大爆笑を引き出す話術。

残念なことに関西には他に見当たりません。

どうしましょう?

事務局の内々の連絡ミスで桐谷さんのお母さんとお兄ちゃんのご紹介が無かったのですが、

ワタクシは、別件で

ひょんなことから、昨年の新人女優賞の津田晴香さんのお友達と知り合い、

ワタクシ的に今回

ご招待させていただき、司会の簫さんが

表彰式の前に津田さんを皆さんに紹介していただきました。

(いやあ、可愛くて素直ないい女優さんです。これからのご活躍を

期待しております。

その晩の打ち上げは、ワタクシは当然、ノンアルコールでした。)

表彰式の合間には弊社のCMもスクリーンに流され、

メーカー、組合関係などの仕事関係、弊社社員、そしてワタクシの身内など。

喜んでいただけたのではないかと、自画自賛しております。(笑)

来年こそは、コロナの影響もなく、花束贈呈と全員での打上げが出来、

この会が益々発展し、皆さんに喜んでいただけるように

心からお祈り致します。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

夕方のおともだち おおさかシネマフェスティバル②

主演男優賞受賞作品

 

「夕方のおともだち」

「あさってDANCE」 「レッド」など過激な描写とメッセージ性の強い作品で

熱狂的なファンを獲得する漫画家・山本直樹の伝説的漫画を

廣木隆一監督が実写映画化。

SMの女王様とドⅯ男が繰り広げる、崇高で郷愁漂う不思議な愛のカタチの

ヒューマンラブストーリー。(キネマ旬報からの抜粋)

SMもあまり興味がないのですが、

ともかく、前から廣木監督とは、合わん。(笑)

村上さんもよかったけど、相手役の菜葉菜さんが、上手い。印象に残りました。

 

おおさかシネマフェスティバル②

午前中の大森一樹監督の追悼記念上映は

最後のほうの追悼トークショーを

少しだけ拝見させていただきました。(皆さん、ご迷惑をお掛けしました。)

さて、休憩を挟んでのお昼からの表彰式。

最初の表彰者は、ワイルドバンチ賞

「Ⅰ AM JAM ピザの惑星危機一髪!」(残念ながら未見です)。

辻凪子監督、活動写真弁士の大森くみこさんが登壇。ひときわ沸かされた後、

新人監督賞の「マイスモールランド」の川和田恵真監督。

いやあ、その後に登場される嵐莉菜さんがお美しいのは、わかっておりましたが

監督さんもお美しい方でした。(笑)

そして、新人女優賞の嵐莉菜さん。本当に、まばゆいばかりのお美しさ。

中央よりの一番前に座らせていただいていたのですが、釘付けになりました。

いつもなら、花束贈呈とか、打ち上げで、お話をさせて頂き、写真も

とらせてもらうのですが、何せまだコロナ禍、今年もお預けでした。

残念!

これからのご活躍、期待しております。

「サバカンSABAKAN」からは、新人男優賞のお二人。

番家一路君と原田琥之佑君。監督の金沢さんも登壇され

まだかわいいお二人が監督をいじるいじる。楽しいトークでした。

監督賞は「夜明けまでバス停で」の高橋伴明さん。貫禄の受け答え。

同じく脚本賞も「夜明けまでバス停で」の梶原阿貴さん。

ずいぶん前の作品、「櫻の園」で映画出演されておられましたが、

なんと脚本賞での受賞。おめでとうございます。

去年の主演女優賞に続き、今年度は助演女優賞、

乗りに乗っている尾野真千子さん。

「サバカンSABAKAN」の監督さんと子役お二人との

息の合ったお話、楽しませていただきました。

助演男優賞の桐谷健太さん、5年前の主演男優賞以来ですが、

相変わらず前回同様、司会の浜村さんとの掛け合い。

客席がドッカン、ドッカン沸きに沸きました。

式の前には、個人的にお母さまとお兄ちゃんにご挨拶させていただきました。

優しそうなお母さまでした。お兄ちゃんはいつも通りです。

この項、③に続きます。

 

WBC、えらい盛り上がりですね。

ともかく大谷翔平選手は次元が違いますね。えげつない、えぐい(笑)

生きている間にこんな選手がお目見えするとは(笑)漫画でも無理があります。

サッカーで言えば、ある程度レベルの高いチームに

メッシやネイマール、エムバぺがいるみたいなものですね。

 

韓国の徴用工の問題、上手く進展すればいいのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜明けまでバス停で  おおさかシネマフェスティバル①

おおさかシネマフェスティバル     監督賞  脚本賞受賞記念上映作品

2023年 令和5年 3月5日(日)

ホテルエルセラーン大阪

 

「夜明けまでバス停で」

「痛くない死に方」の高橋伴明監督が板谷由夏を

主演に迎え、コロナ禍が招いた貧困・社会的孤立を描いた社会派ドラマ。

(キネマ旬報からの抜粋)

監督賞、脚本賞の受賞、おめでとうございます。

ただ、ワタクシ的には、もうひとひねりが欲しいというか、

もっと強烈な

毒があっても良かったのではないかなと思いました。

ルビー・モレノが存在感があって、よかったです。77点

 

本年度のおおさかシネマフェスティバル

無事に終了いたしました。

本当にありがとうございました。

ただ、ワタクシ個人は、いろいろありまして、

ご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。

2日前のAGC旭硝子社長会の後も遅くまで飲んではいたのです。

そして、前日の土曜日にも、すきっ腹でグランフロントの

焼き肉店で皆と痛飲。また、この店が鶴橋の名店の出店で、美味い。

肉に油も程よく乗り、お酒が進む進む。

そして、その後、階下のタルトがおいしいという東京からの出店へ。

案の定、満員で並びました。

20分以上かな、並んでいたと思うのですが、

実は、そこからが

記憶にない。

その時に一緒にいた、東京から来ていた弟家族(弟、弟の奥さん、可愛い姪の2人)

びっくりしたと思います。

突然、すっーと、前のめりになって、意識を失い

気絶したらしいです。

全く覚えていなくて、気が付いた時には、車椅子。

しかも、目の前は宇宙遊泳。すぐに救護室に運ばれ

寝かされたのですが、トイレで当然、戻す戻す。嘔吐です。

よくこんだけ食っていたなあという肉の量、最後は黄色い胃液。

たまたま、今回は都合で参加していなかった妻と長男が駆けつけてくれたのですが、

帰ろうとするワタクシを静止して救急車を呼びました。(まあ、当たり前ですが)

生まれて初めての救急車。(妻子と)

ひとつ、断られた後、新大阪の救急病院で受けていただきました。

すぐに点滴を大量に打たれ、しかも、スピードを上げて打たれたものだから、

寒いのなんの。(そういうものらしいです)相変わらず気持ちは悪いのですが。

ちょっと、落ち着いてきたところで、看護師さんの説明が始まりました。

”急性アルコール中毒”です。

ええええええっー!

それって、ほとんど、若い人や、特に学生がなる症状ですやん。

ワタクシ、少し血圧が高いものですから、てっきりそっちじゃあないかと。

そういえば、救急車の中で血圧90と遠くで聞こえたときに ?

と思いましたが。

でも、そういうことらしいです。

血圧が思い切り下がるそうです。

最近の血液検査でも何も引っかかるところはなかったのですが。その後

ちょっと落ち着いたころに妻子とタクシーで帰りました。

(奥さん、長男、またまた迷惑をかけ、ごめんなさい。)

ということで、翌日のシネフェスへは、奥さんが止めるのを

振り切って遅れること3時間、お昼前に行きました。

(自分の体は本人が一番わかると言うと、

それがわからんから

倒れたんやと、ごもっともです)

本当にいろいろご迷惑、ご心配をおかけしまして、この場を借りましてお詫び申し上げます。

特に、弟の娘、可愛い姪たちには、本当にびっくりさせたと思い、申し訳ないです。

まあ、これから大きくなって、飲むときには

気を付けないといけないよと身をもって示しました という

冗談はさておいて、自分ではまあまあ飲めるほうだと思っていたものですから

年齢や体調もあるのでしょうね。(嫁から、年内いっぱいの禁酒令が出ました)

でも、弟家族には感謝です。当然その場でも世話になったのですが、

タルトに誘われず、

明日あるからと言って帰っていたら

駅のホームから落ちていたか、階段から転落していました。

本当に命の恩人だといっても過言ではありません。

本当にありがとう。感謝しています、迷惑かけました。

これに懲りずに、また、遊んでね。

ということで、①では、シネフェスのリポートではなく、

ワタクシのお恥ずかしい話になってしまいました。

続きは、②で。

盛り上がり楽しいフェスになりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイスモールランド

「マイスモールランド」

ベルリン国際映画祭 アムネスティ国際映画祭特別表彰の人間ドラマ。

埼玉の高校に通うクルド人一家の長女、サーリャは進学のため

親に内緒でアルバイトをはじめ、

東京の高校に通う聡太と出会う。

しかし、父は難民申請不認定となり

収容所に収監される。(キネマ旬報からの抜粋)

嵐莉菜さん、

おおさかシネマフェスティバル新人女優賞、おめでとうございます!

その他、キネマ旬報新人賞など総なめと言っていいぐらいの

受賞ラッシュ。

主役の嵐さんに対して、誰もがふり幅の大きい役者さんになってほしいという

期待の表れだと

思います。

監督さんも、是枝さん率いる”分福”のお仲間。

オリジナル脚本が、お見事。

国を持たない最大民族のクルド人。

そこに、日本の持つあらゆる問題をからませてゆく。

(難民、パパ活などなど)

アイデンティティに葛藤を抱く役は

嵐さんや川和田監督さんも、ご自身のことを重ね合わせていらっしゃるみたいです。

非常に難しい役なのですが、一緒に共演されたご家族の役が

本当のお父さんであり、妹、弟さんであるのに、2度びっくり。

 

いよいよ、今週は ”おおさかシネマフェスティバル”

嵐莉菜さん、川和田監督、お待ち申し上げております。

 

 

 

 

 

 

 

ラーゲリより愛を込めて

「ラーゲリより愛を込めて」

辺見じゅんのノンフィクションを「護られなかった者たちへ」の

瀬々敬久監督と林民夫脚本で映画化。

第二次大戦終結後、

シベリアの収容所に抑留され、生きることを諦めず、

仲間たちを励まし続けた山本幡男の半生と、

帰国を待つ抑留者の交流を描く。(キネマ旬報からの抜粋)

確かに、泣かせる作品です。

ワタクシも、号泣いたしました。(笑)

ある意味、”ずるい演出だよなあ、瀬々監督!”とも思いました(笑)

でも、役者さんたちの熱演も見事なものでした。

(犬と遺書の件は泣くぞ)

そういえばシベリア帰りの叔父も”赤”なんて、悪口言われていたなあ。それと、

ちょっと、嫌味を言わせていただくと、監督さんにしては、

分かり易く、大衆寄りだなと。

別にそれが悪いことではなく、あくまで、瀬々さんにしてはと

いう事です。(失礼)

今回は大手がバックだしなあ。

ただ、あえて申し上げるとすれば、リアリティがもうひとつ。

突っ込み方も甘い。(食糧事情、飢え、寒さ、戦争とか)

おもねってるわけでもないけど、日ごろの作家性は薄く感じました。

家族がテーマというのも、時代が変わってきているし、難しくなりましたね。

北川さんは、完全にミスキャスト(失礼)。

黒木華さんあたりでは、なかったでしょうか。

79点

 

桐谷健太さん、おおさかシネマフェスティバル

助演男優賞、おめでとうございます。

5年前の主演男優賞の時に、東京の可愛い!ワタクシの姪が

花束贈呈をさせていただき、そのあと打ち上げで、ワタクシもお話しさせていただいたのですが、

本当に気さくな方でした。

なんのご縁か、行きつけのスナックの横の店が

桐谷健太さんのお兄ちゃんのお店で、

その後、お世話になっております。

そこで、この間、聞いた話ですが、

梅田のブルグ7という映画館で

偶然にも、桐谷健太さんのお父様とお兄ちゃんがお会いしたらしいです。

お父様は、当然、「ラーゲリより愛を込めて」を観に行かれていたのですが、

お兄ちゃんは、その時に「RRR」か「アバターウェイ・オブ・ウオーター」を

観にきたといわれたらしいです。

お父様は、それを聞かれて”なぜ、弟の映画を観ないんや”と、

その場で小さないざこざがあったらしいです。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタモルフォーゼの縁側

「メタモルフォーゼの縁側」

鶴谷香央里の漫画を「青くて痛くて脆い」の狩山俊輔が映画化。

毎夜こっそりBL漫画を読むのが楽しみな

高校生うららがアルバイトする書店に、

75歳の雪がBL漫画を買いに来る。

内気なうららだが、

思い切って雪に声をかけ、

二人はBLを語り合う友人に。(キネマ旬報からの抜粋)

脚本は岡田惠和さん。

どおりで、話の運びがお上手です。監督さんの演出も手堅い。

年の差の離れた二人の青春と友情の物語。

11年前の岡田さんの脚本の

「阪急電車 片道15分の奇跡」なんて、ワタクシのご近所の話でもありますが

面白かったです。

この作品にも 宮本信子さんや芦田愛菜ちゃんが出演されていましたし、

良い作品でした。

ホント、このお二人の演技は女優賞物です。(というか、どこかで賞を

受けてもおかしくないと思います。)

お二人とも、自然な演技。

そして、名コンビ。

ひろいものと言っては

大変失礼にあたりますが、

まあ、賞を取るような

映画祭にはご縁がないかもしれません。が、

観て良かったなと思いました。

ほのぼのする佳作でした。

 

漫画家の松本零士さんが

お亡くなりになりました。

ワタクシは、”宇宙戦艦ヤマト”も

好きですが、

何と言っても”男おいどん”が

お気に入りでした。

 

AIチャットが評判らしいですが、

日経新聞のコラムから。

AIは何も考えていない過去の膨大なデータから

それらをつなぎ合わせて

最適解を導いているだけだ。

正解はどこかから探してくるものでなく創るもの。

それこそ人間の営みではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮本武蔵 般若坂の決闘

「宮本武蔵 般若坂の決闘」

1962年 昭和37年 東映京都作品

内田吐夢監督   吉川英治原作

五部作の第2部

中村錦之助主演

やはり面白い。映像に緊張感が有り、観ていても、だれない。

役者の顔も良いし、殺陣にも緊迫感が走る。

安心して観ていられるし、時代劇を満喫出来る。

 

NHKのドキュメンタリー作品は、観ていて面白いですよね。

この間も、アナザーストーリーとか映像の世紀とか

他もろもろ、再放送を含めて楽しませていただきました。(ワイルドライフも面白い)

 

タイガースでは、唯一の日本一になった1985年にスポットを当てて、

3つの視点から分析していました。

ひとつは、8月の日航機墜落事故での中埜球団社長の事故死。

ふたつめは、ABCラジオの中村鋭一さん、埋もれていた”大阪タイガースの歌”を

”六甲おろし”として全国に名を知らしめた事。(その後は道上さん)

そして、最後は熱狂的なファンの事。

懐かしくて、涙が(笑)

ともかく、小中学校の多感な頃、応援していましたが、

余りにもフロントがひどいので、いつの間にか冷ややかに見るようになっていました。が、

さすがにこの時は、嬉しかったものです。

 

ブルース・リー、高校生の時でしたが、男子で熱狂しないものは

いないんではないかというぐらい、凄まじいブームでした。

ともかく、「燃えよドラゴン」は衝撃的でした。

「ドラゴン怒りの鉄拳」を毛沢東は3回観たらしいのですが

そこに描かれていた強烈な反日も

ノー天気な我々若者にとっては何のことやらと言う感じでした。(笑)

ただ、リーは東洋人とか白人とかは色の違いだけで関係ないよと言い、

その考え方は、やはり立派でした。

早すぎる最後でした。

 

あいみょん、西宮市うまれのご近所さん。

ワタクシは、映画「さよならくちびる」で良い曲を作る女性だなあとは

思っていました。

昨年末の甲子園球場でのライブ、行きたかったなあ。

 

山田洋次監督  「男はつらいよ」からのセリフを引用されていました。

”人間の幸せってのは、

なんていうかな、ほら、

あ~生まれてきて良かったなあって思うことが

何べんかあるだろう、

そのために人間は生きてんじゃねえか”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流浪の月

「流浪の月」

2020年本屋大賞受賞の小説を「怒り」の

李相日監督が映画化。

大学生の文は10歳の少女・更紗の意を汲み

彼女を部屋に招き2カ月間一緒に暮らした後、

誘拐の罪で逮捕される。

15年後、二人は偶然再会。

更紗には婚約者が、

文にも恋人がいたが・・・・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

広瀬すずちゃんは、一皮むけたような印象を受けました。

もともと演技の達者な女優さんでしたが、

今回は、思い切った様な、演技へののめり方でした。

松坂桃李さんは、相変わらず、上手い。

監督さんも、

好きな作品が多い李相日監督なのですが、

今作は、納得しにくい作品でした。特にラストは原作通りかもわかりませんが

無理があるような。

そのラストですが、

落ちが病気ネタでは、ちょっとガッカリ。

ロリコンは、病気とは違うし、擁護されたと思う勘違い者が出る?(冗談です、

身体の欠陥が原因なのですが)

「シベールの日曜日」とは、一線を画す作品でした。(当たり前ですが)

 

インバウンドに関して、日経新聞が言うには

”高い日本、安い日本”に受け入れ側がなっていると。

富裕層向けのおもてなし、そして、もう一方は。競争相手が多くなり、徹底的に安い値段で

勝負する。ともかく日本自体が、あらゆること、総てのことが

極端なことになってきたような。

生き残り競争が激しくなってきた日本自体がこれから

どう進んでいくのか。当然、政治の責任は重いです。

 

人の運命も、会社での境遇や本人の健康状態

そして、人生の運不運もあります。

 

何度も使用させて頂いていますが、

「ウインド・リバー」から

”自分の意志では、世界は変えられない。

しかし、人生は変えれる。”