蜩ノ記

葉室麟の直木賞受賞作が原作の時代劇。ある事件を起こして3年後の切腹を命じられた

元郡奉行・戸田と、彼がそれを果たすまでを監視するよう命じられた檀野。

戸田の人間性に惹かれていく檀野は、彼が切腹に追い込まれた事件の思わぬ真相を

知る。(キネマ旬報からの抜粋)

小泉堯史監督  役所広司  岡田准一出演。

堂々とした作品。

見応えも有り、ていねいに 作られています。

役所広司は 観ていて安心するし、心地の良い演技をしますよね。

年に、こういう映画らしい映画、オーソドックスな演出の作品が何本か欲しいところです。

 

税理士事務所でマネージングゲームという 研修会が ありました。

ソニー、ソフトバンク、楽天などが、幹部候補の社員教育の研修として、実施しているそうです。

まだ、一回目なので、ルールを 覚えるのに精いっぱいでしたが、

なるほど、ひとつの会社を ゲームを通して、自分が経営者として

動かしていく。確かに、勉強になります。

ソフトバンクでは、一人、百回、させられるそうです。

STAND BY ME ドラえもん

藤子・F・不二雄の名作コミックとアニメから珠玉のエピソードを厳選した、3DCGムービーを

2D/3D上映。なにをやっても ドジで弱気な小学生・野比のび太。

そんな彼を幸せにする使命を帯び、22世紀から ネコ型ロボット ドラえもん がやってくる。

(キネマ旬報からの抜粋)

この監督の作品は よく観てるし、エンタテイメント性に優れているのも多いのですが、

でも、これは、誰もが知っている有名なエピソードを並べただけで(ドラえもん世代は

僕より、一世代下)、これはこれで、納得する人もいるとは思うけど、僕としては、

もう少し、大人向きに掘り下げるか、違う話をふくらませて欲しかったです。

 

先日、家族と長男のGFとで、食事に行った時、大学生の次男に少し 安保の話を振ったら、

(私としても、まだ、実は、是か非かは 決めかねているんですが)

「お父さん、今の日本の大半の若者が、戦争に行くと思う? そう考えると、おのずと、結論は

出ると思うんだけど。」

いや、俺も そうは思うけど、もう少しいろんな意見を出すとか、違う角度からの

話はないのかい、そう、あっさりいわれてもなあ・・・・・・・・・

バケモノの子

「おおかみこどもの雨と雪」の細田守が3年ぶりに手がける長編アニメーション。

本来は人間界とまじわるはずのない、バケモノの棲む 渋天街に 迷い込んだ孤独な少年。

彼はバケモノの熊徹から 九太という名を授かって弟子となり、修行を重ね絆を堅くする。

(キネマ旬報からの抜粋)

賛否もあるのですが、僕は期待が大きすぎた分?大味な作品だった感が否めません。

大きな資本が入ると、大多数の人に受けなければならないという、マーケティングの理論も

わからないこともないのですが、余りにも 前3作に比べると、作家性に乏しいのでは

ないかというか、希薄な感じがしました。(演出が、サービスしすぎ?)

悪くは、ないけど・・・・・・・・78点

活きる   ノーマンズ・ランド  ブラックホークダウン

初めて 人間ドックなるものに 行ってきました。(保険が効かないから、高いよう!)

胃カメラは、鼻から入れる 経鼻内視鏡だったのですが、

横たわり、鼻は麻酔が効き、口からはよだれを流しながら、鼻から胃カメラを突っ込み、

モニターテレビで胃の中を診るのですが、その状態で、

「ちょっと、胃が荒れていますが細胞組織を採取して、精密検査しますか?

料金はオプションになりますが」って、

当然、この姿では、 「ハイ!」ってしか 言えないでしょうが!!

・・・・・・・・・・・・

北朝鮮に拉致された5人が帰国した 2002年平成14年の 独断と偏見の

洋画ベスト10

①ノーマンズ・ランド   ②スターウォ―ズエピソード2/クローンの攻撃

③チョコレート   ④モンスターズ インク    ⑤活きる

⑥鬼が来た!   ⑦マイノリティ・リポート  ⑧春の日は過ぎ行く

⑨ロード・トウ・パーティション      ⑩ブラックホークダウン

マッドマックス・怒りのデスロード

 

荒廃した近未来が舞台の人気シリーズ。前3作に続きジョージ・ミラーがメガホンをとり、

30年ぶりに3Dで復活する。 妻子を奪われて荒野をさまようマックスは、凶悪な

イモ―タン・ジョーの軍団に捕らわれ  女戦士に救われたことから、

自由を求めて反乱を決意する。

(キネマ旬報からの抜粋)

時々、身体が、ピクリと反応するぐらいの、激しいアクションのつるべ打ち。

横で、ポップコーンを食ってる兄ちゃんが 全く気にならないぐらいの

音楽のシャワー。

御年、70歳とは思えない ジョージ・ミラー監督のパワフルさ。

一部評論家の熱狂ぶりも わかります。

でも、シャーリーズ・セロンを筆頭に(最初、シャーリーズ・セロンとは、思わなかったぐらい戦闘員になりきっていた)女性がからむことによって、なんか、味が薄くなっていくような気がしたのは、

たぶん、僕だけの偏見でしょうね、すいません。     80点

ロッキー

御存じ、もう、40年も前の作品ですね。

アカデミー賞作品賞にも輝いた、スタローンの出世作。久しぶりに 見直しました。

このブログも ちょうど1年続きました。自己満足が強いブログなんですが、

お客様は、もちろん、親戚や友達に無事を?連絡している様なブログでも

ありました。なにせ、いろんな人に迷惑かけて生きている人間としては、

感謝しかありません。

この作品が公開された頃、東京の大学の映画研究部1年生でした。

生まれて初めて書いた脚本が「GROCKY」という題名。もちろん、「ロッキー」の

パロディ。グロッキーという主人公が 各格闘技界の第一人者と闘うが

コテンパンにやられながらも、最後まで闘い抜くというのがテーマ。

なぜか、私が主役をして、学園祭で 8ミリ自主上映されました。

この「ロッキー」を観た後、これも見直しましたが、恥ずかしくて

直視できませんでした(当たり前だろ)

でも、当時、流行っていた スカイハイや チャイニーズ カンフーの音楽などを

使っていたことも、懐かしく感じました。(「ロッキー」は ビル コンティの音楽も

良かったですね。)

とりあえず、僕は、今日も元気に やっています。

陽はまた昇る  たそがれ清兵衛 ゴジラ×メカゴジラ

がんばれ!なでしこジャパン

ついでに、タイガースも がんばれ

(INAC神戸の地元、春日野道商店街は 高校時代、友達も住んでいたので、何となく、

親近感が 湧きます。)

ソルトレイクシティ冬季オリンピックがあった 平成14年 2002年の 独断と偏見の

マイベスト10  まずは、邦画です。

① 陽はまた昇る  ② クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

③ たそがれ清兵衛  ④ KT  ⑤ 突入せよ!「あさま山荘」事件

⑥ 刑務所の中      ⑦ ピンポン   ⑧ OUT

⑨ ゴジラ×メカゴジラ     ⑩ 宣戦布告

海街diary

「海街diary」

家庭事情の複雑な四姉妹の暮らしを綴る吉田秋生の人気漫画に是枝裕和が惚れ込み

実写映画化。香田家の三姉妹は再婚した母と離れ鎌倉の実家で暮らしている。そこへ15年前に

家を去った父の訃報が届き、その葬儀の場で3人は腹違いの妹と対面する。

(キネマ旬報からの抜粋)

綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆 広瀬すずが、四姉妹を演じ(美しすぎる四姉妹って、細雪かよ)

僕が期待し過ぎていたのか、やや、物足りなかったのも確かです。

でも、各評論家は絶賛している人が多いですよね。

小津安二郎的な作品だとは、言われていますが、

また、監督も、成瀬巳喜男のほうが好みだということですが(僕も、小津は好きですが、

成瀬は もっと、大好きです。)

ちょっと、もひとつ小津を淡泊にしたというか、あまりにも、薄い味に仕上がっているような、

感じです。悪くはないんだけど・・・・・・・79点

ブリキの太鼓   レイダース失われたアーク

昨日は LIXILの箕面ショールームで、リフォームの勉強会が ありました。リサーチの方法、

ローン、見積もりなど、営業ツールの進歩には、目の見張るものが あります。

でも、一番大事な集客方法は、やっぱり、日頃の地道な活動しかないみたいです。

先週は 大阪中之島の国際会議場に1.000人集めてのセミナーが有り、LIXILのおえらいさんが、

勢ぞろい。改めて、勢いを感じました。(もっとも、最近、水を差す事件が ありましたけどね。)

1981年 昭和56年の独断と偏見の我がベスト10   

ピンクレディーが解散した年の 洋画編です。

①ブリキの太鼓  ②レイダース失われたアーク   ③普通の人々

④レイジング・ブル   ⑤9時から5時まで   ⑥ブラック・ホール

⑦スーパーマンⅡ冒険篇     ⑧エレファント マン

⑨殺しのドレス       ⑩ある日どこかで

 

駆込み女と駆出し男

「駆込み女と駆出し男」

井上ひさし 晩年の渾身作(東慶寺花だより)を基に、原田眞人が初の時代劇に挑むドラマ。

江戸時代後期、見習い医者で戯作者志望の信二郎は、離縁を求める女が駆け込む

東慶寺の御用宿・柏屋に居候しながら、さまざまな男女の愛のもつれに触れていく。

(キネマ旬報からの抜粋)

久しぶりに、最近、よく、離婚を口にする(もちろん、冗談ですが?)嫁と観に行きました。

大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり などが出演しておりました。

江戸末期の離婚事情など、意外に知らないことなどが勉強になりました。

(離婚って、案外多かったそうです。)

ただ、大泉洋は 好きなんだけど この作品のセリフのおしゃべりには、

説得力が乏しいと感じました。     78点