卒業

 

保険の おばちゃんからボジョレーヌーボーを頂き、ありがたく頂戴していたら、

マイク・ニコルズ監督の訃報。花嫁を結婚式の最中に花婿から奪う、あの有名なラストが印象的な

映画・・・・・卒業

1968年日本公開。

僕が最初に観たのは、その6年後のリバイバル。当時、まだ

高校1年生だった僕にはよくわからないところもあったのですが、

サイモン&ガーファンクルのサウンドオブサイレンスやミセスロビンソンが心地良い

曲だったのは言うまでもありません。

八甲田山  網走番外地  あ・うん

 

高倉健さんが亡くなった。映画俳優が、またひとり、いなくなった。

(あと、仲代達矢さんぐらいしか思いつかない)

昼のNHKのニュース、解散と増税先送りの話題かなと思ったら、

初っ端に訃報のニュース。「網走番外地」や「昭和残侠伝」なんかは、

幼いころの記憶しかない。

ちょうど、大学に入った頃、観た作品は、「新幹線大爆破」  「野性の証明」 

 「幸福の黄色いハンカチ」

「八甲田山」 などなど…・新境地の演技を始めた頃ではなかったでしょうか。

その後も、「鉄道員ぽっぽや」  「ホタル」  「ブラックレイン」  「単騎、千里を走る」

「あ・うん」  「冬の華」   「遥かなる山の呼び声」・・・・・たくさん、たくさん楽しませていただきました。

ありがとうございました。

 

闇金ウシジマくんpart2

 

累計750万部突破の真鍋昌平原作コミックの人気エピソードをアレンジした、映画版第2弾。

違法な金利で金を貸し債権者を徹底的に追い込む闇金「カウカウファイナンス」の

ウシジマと、欲望に衝き動かされた者たちが激しいサバイバルを繰り広げる。

(キネマ旬報からの抜粋)

みんな、似たようなことがあるのに、オレは向こう側じゃあないと思っている(おれが、

言うことでもないですが)     

なにせ、根本を解決しない限り、先送りしたって、一緒なんですよね。

次は、もっと上の、本当に悪い奴をターゲットにして欲しいですね・・・・・・78点

なつかしい風来坊

 

「男はつらいよ」でおなじみの 山田洋次監督の初期の傑作のひとつ。

DVDで購入し、初見させてもらいました。

渥美清さんを起用する前に多くの作品でコンビを組んだハナ肇さんとの一本。

しがない役所勤めの役人と土方のおっさんとの交流を描いた、

ラストは、涙なくしては観れない作品。

92分の長さで、この内容。さすがです。

山田洋次監督の思いというか、考えのひとつが載った記事がありましたので、

紹介させてもらいます。

「大衆は作ったルールの中で、地道につつましく秩序を守って生きている。それは大衆の持っている健康な道徳意識である。

それでいながら、時として道徳から ひたすらはみだして生きたいという

願望を同時に民衆はかかえているのである。」

この作品や男はつらいよ他の山田作品に通じるものでは、ないでしょうか。

 

NHKBSで三国志の諸葛亮孔明の特集をしていました。遅い放送にもかかわらず

また観てしまいました。(御尊敬いたしております。)

ラッシュ/プライドと友情

 

70年代に活躍した実在のF1レーサーたちの生き様を描いたドラマ。

天才F1レーサーとして激しい戦いを繰り広げる、ニキ・ラウダとジェームズ・ハント。

そんななか、ランキング一位だったラウダがレース中の事故で全身に重度の

火傷を負ってしまう。(キネマ旬報からの抜粋)

僕は男としては車に興味が少ないほうだけど、これは、車の魅力と演出力が

良く出来ていてお見事でした。さすが、ロン・ハワード監督。   80点

プロ野球日本シリーズの結果は残念でしたが、来年は

リーグ1位で挑戦を!

るろうに剣心 伝説の最後編

 

先週末は 会社内の ゴルフコンペ。

昨日の日曜日は 関西板硝子卸商業組合主催のボウリング大会。

弊社社員も大健闘。なんとハイゲーム賞を獲得 (212点・すごい!)

 

累計5.700万部を超えるコミックの映画版シリーズ続編。原作でも人気の高い「京都編」を

2部作にした後編。日本征服を目論む志々雄一派を阻止すべく京都へ向かうも、

志々雄は甲鉄艦・煉獄で東京へ攻め入ろうとしていた。彼らを倒す壮絶な道を

剣心は選ぶ。(キネマ旬報からの抜粋)

話に少し無理があったり、チャンバラが、やや冗長な部分もあったけど、全体的には

楽しめました。 79点

猿の惑星・新世紀(ライジング)

 

高い知能を獲得した猿と人類の存亡を懸けた決断を描く「猿の惑星」シリーズ最新作。

猿による人類への反乱から10年後。

文明的にさらに進化した猿たちが森の奥にコロニーを築き上げる一方、生存したわずかな

人類は荒廃した都市に身を潜めていた。(キネマ旬報からの抜粋)

御存じ、

「戦場にかける橋」の原作者 ピエール・ブールの名作のシリーズ。

昔、第2次世界大戦の頃、日本の捕虜になった体験が、この2作品に現れているとか・・・・

要は、日本人やアジア人は、猿にしか思えないということらしいのですが・・・・・・…・76点

ジャージー・ボーイズ

 

2週間連続の台風、お怪我はなかったでしょうか。

いつもは、初日には観る クリント・イーストウッド監督の作品。

やっと、観てきました。御年84歳の監督作品。

いまだに、こんな上質な映画を作るイーストウッド監督に脱帽。79点

 

伝説的な4人組バンド ザ・フォーシーズンズの栄光と挫折を描いたトニー賞受賞の

ミュージカルを、クリント・イーストウッドが映画化。

ニュージャージー州の貧しい地区に生まれた4人の若者は、自らの音楽を頼りに

成功を掴み取るため歩み出す。(キネマ旬報からの抜粋)

「許されざる者」 「ミスティックリバー」 「ミリオンダラーベイビー」   

  「グラントリノ」  「硫黄島からの手紙」などなど

凄すぎるとしか、言いようがありません。

 

 

るろうに剣心 京都大火編

 

シリーズ累計5.700万部を超えるコミックの映画版第2弾。新たな時代が始まり穏やかに暮らす、

かっての伝説の人斬り、緋村剣心。 内務卿 大久保から、剣心の後継者として

影の人斬り役を引き継いだ、志々雄の京都での暗躍を阻止して欲しいと

頼まれる。(キネマ旬報からの抜粋)

土屋太鳳嬢の正に、爆弾娘?という感じの がんばりのみならず、総体的に

前作を上回るアクションに、まず、あっぱれ!

こんなのは時代劇の殺陣じゃあないとか賛否両論はありますが、

これは、これでありなんじやあないかと思います。香港アクションなんぞを

融合した新しいチャンバラ。演出も客の心理を心得、見せ場を作り、

脇役もそれぞれの立場を活かしています。主人公が逆刃で人を殺せないので、

対をなす人物も、うまい使い方(残虐性と時代劇の爽快感を演出)。

(土屋太鳳嬢は 花子とアンに続き来年の朝ドラの主人公とか。  売れっ子ですね。)

まっ、ともかく、第3部を観なきゃおられなくなるように出来ています。    80点

 

ぺコロスの母に会いに行く

 

去年の邦画第4位に挙げました。

「ぺコロスの母に会いに行く」  森崎東監督   赤木春恵主演

原作者自身の体験を基にした同名のエッセイ漫画。

89歳にして初主演となる赤木春恵を迎えた、「ニワトリはハダシだ」の森崎東による

ヒューマンドラマ。    認知症の母とバツイチ、ハゲちゃびんの息子、ゆういちの

何気ない日常をおかしくも切なく綴る。(キネマ旬報からの抜粋)

母親にも観てもらいたくて、DVD購入いたしました。

そんな作品でした。

第3位 「永遠の0」   別に僕は右でも左でもありませんが、泣きました。

第2位  「風立ちぬ」  第3位と同じくゼロ戦を扱った作品でした。これも号泣。

閑話休題

イギリスであったスコットランド独立問題も記憶に新しいところですが、

アイルランド独立戦争とアイルランドの内戦を描いたケン・ローチ監督の

秀作「麦の穂をゆらす風」を思い出しました。お薦めです。