ちはやふる -上の句ー

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「ちはやふる -上の句ー」

競技かるたに打ち込む高校生を描く漫画を 二部作で実写化した前篇。

かるたで いつも遊んでいた 千早、新、太一の3人だが、新の転校を機に離れ離れに。

その後 同じ高校へ進学した 千早と太一は、全国大会で 新に再会するため

”かるた部”創設に奔走する。(キネマ旬報からの抜粋)

最初は、過剰な演技が目立ち、一瞬、引きかけましたが(笑)

途中から、話も面白くなり、広瀬すずちゃんの着物姿も可愛いし(笑)

楽しい作品になっていると思いました。

かるたという、新しい題材で、

また、ひとつ、青春映画の佳作が 生まれた感じがしました。

期待していなかった分(笑)、面白かったです。

ラストも、あざやか。 

下の句も 見よっと!

 

”FLASH”が ぐるぐる周ります。(笑)

 

アンジェイ・ワイダ監督が亡くなりました。

「灰とダイヤモンド」 「地下水道」など。教えられることの多い監督さんでした。

 

先月、半年に一回の 税理士の先生をお迎えしての勉強会。

終了してからの社員会は大阪梅田に出て、

ホテル阪急インターナショナルで、バイキング。

ここのバイキングは、お得感がありまする。

 

ズートピア

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「ズートピア」

動物たちが文明社会で暮らす楽園”ズートピア”を舞台にしたディズニー・アニメーション。

警察官になるため大都会ズートピアにやってきたウサギのジュディは、ひょんなことから

キツネの詐欺師ニックに協力を要請、カワウソ行方不明事件を調査することになる。

(キネマ旬報からの抜粋)

高評価を得てヒットしている作品でしたので、観たかった1本です。

確かに、良く出来ています。大人も充分楽しめます。

ストーリーは都合のいいところもあるし、

まるで、大人向けの

B級のポリスアクション映画の焼き直しかよ! と言っても、おかしくないのですが、

しかし、

そういうことが、

擬人化によって、全部吹っ飛んでいくというぐらい、

企画の勝利。

 

あらゆる差別に対して、問題を定義しているのだけど、

 

まあ ということは、この国も

まだまだ差別主義が はびこっていると言う事ですよね。

絵もきれいだし、子供や若い子にも、人生の応援歌みたいな。

 

また、知らず知らず

世の中の事が わかるようになっていると思います。

 

ともかく、あらゆる人間を動物に置き換えているだけなんだから、

そこを押さえておかないと、

 

この物語で本能に目覚める動物は、

本来は それで正解なんですからね・・・・・・・。

 

僕はディズニー映画も大好きなんだけど、東京ディズニーランドが出来る前に、

ロサンゼルスのディズニーランドへ 

40年ぐらい前に行ったことは、

ちょっと、自慢(笑)。

ともかく、世の中に こんな楽しいところがあるなんて、 という気持ちになりました。

(しかも、周りは外人だらけ、アジア人や日本人は全くいない。なんか、夢の国に来たみたいに

思いました・・・・・・・・・。)

 

次回は、いまだに、Perfumeの ”FLASH”が 頭の中を ぐるぐる廻っています。

「ちはたふる -上の句ー」です。

 

 

 

ルーム

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「ルーム」

ブリ―・ラーソンがアカデミー主演女優賞を受賞した、苦悩と葛藤のドラマ。ママと息子の

ジャックは二人きりで、天窓しかない部屋に閉じ込められて暮らしていた。ジャックが

5歳になった時、母はジャックに外の世界があることを教え、部屋から脱出させる。

(キネマ旬報からの抜粋)

子役は、うまいし、いい作品だとは思います。(絶賛の声、多し)。

ただ、気分が めいる映画なのです。

その時の体調や気分も、何がしか影響することもありますが・・・・・・・・。

 

先日、このブログでも紹介したHさんが、スェーデンから帰国しました。

関空から直行で帰ったその足で、お昼に 三宮で再会しました。

原発の修理で北欧からの帰国第一声、”暑い”。

和食が食べたいというので、そばやへ。

てんぷらと、から揚げなんぞを頼み、ビールで乾杯。元気そうで、一安心。

 

いろんな土産話のうちのひとつ。

結構背が高く、私と違って男前のHさん。

”アジア人は珍しいから、もてたんじゃあないの? 背の高い色白の金髪美人に。”

”とんでもない、全く無視されたよ! 

白人以外は人とも思っていないんじゃないの。”とのこと。

 

確かに、以前にもこのブログでも書きましたが、( 「猿の惑星・新世紀(ライジング)」 )

まだまだ、一部の人には差別意識があるのかしらん、なんちゃって(笑)

あるに決まってるだろ!猿にしか見えないらしい(笑)

差別の問題に関しては、この間、観た「ズートピア」は良く出来た映画でした。

この作品に関しては、次回。

怒り

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「怒り」

「悪人」の吉田修一原作小説を李相日が再びメガホンをとった群像ミステリー。東京の

八王子で主婦が惨殺されてから1年、犯人は顔を整形して いまだ逃避を続けていた。

千葉・東京・沖縄で前歴不詳の男と出会った人々は苦しみながらも彼らに対して

不信を抱く。(キネマ旬報からの抜粋)

見応え十分の作品です。前評判通りの今年を代表する一本だと思います。

まず、脚本が優れていると思ったのは、一歩間違えると、単に3本の映画を くっ付けただけの

印象を与えかねない様な作品を きわきわに最後の高みに持って行った素晴らしさ。

 

もちろん、演出と出演陣の がんばりも、見過ごせません。(撮影と美術も良かったです)。

ただ、豪華配役のなかには、この人でなくても、と思った人もいましたが、

みなさん、大熱演でした。

特に、私は、宮崎あおいさんの新境地を開いたような演技には感服いたしました。

す、すごい。(まだ、本年も半ばですが、今年も 黒木華さんと宮崎あおいさんの

演技は楽しませてもらっています。)

 

最期は、この展開で どうつながるのかなあとも思って、観ていました。

「フラガール」も良かったけど、犯人探しにとらわれることもないような、

李監督の演出はさすがです。小さな幸福というのもテーマのひとつだったみたいですが、

劇中のセリフのひとつ、「まさかだけど、自分の娘が幸せになれるわけがないとか

思ってない?」 胸に、グッーときて、涙した人も多いんではないでしょうか。

 

題名の「怒り」。それぞれ、観た人が いろんな思いを持つ作品になったと思います。

81点

 

ヘイトフル・エイト

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「ヘイトフル・エイト」

クエンティン・タランティーノが仕掛ける密室ミステリー西部劇。吹雪で、紳士用品店に足止めされ、

一夜を共にすることになった7人の男と1人の女。殺人事件が起き犯人も目的も分からぬまま

それぞれの素性が明らかになる中、8人の過去が繋がり始める。(キネマ旬報からの抜粋)

タランティーノ作品は好きなのですが、ちと長すぎ。そして密室なのが、かえって

爽快感を欠いたよう。  悪くはないけど。

 

豪栄道、大阪出身の力士 久々の優勝か?!

 

体調が優れませんでした。夏が好きな私が、ここ数年、夏の終わりに

ちょっと、調子を崩してしまうのが 続いてしまいました。

やっぱり、齢ですかね(笑)

 

次回は、今年の代表作との呼び声も高い「怒り」です。

嫁と 観て参りましたので、その ご報告です。

 

君の名は。

「君の名は。」

 

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「言の葉の夜」の新海誠によるオリジナル長篇アニメ。山深い田舎町に暮らす女子高校生の

三葉はある日、自分が東京の男の子になる夢を見る。一方、東京で暮らす男子高校生の

立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高校生になっている夢を

見ていた・・・・・・・・・。 (キネマ旬報からの抜粋)

惜しい! いい作品だとは思います。(生意気な言い方だけど)

最初、大林宣彦監督の「転校生」や「時をかける少女」の系統の作品かなあと

思って観ていたのですが、中盤あたりから唐突に場面が展開してゆき、

俄然、面白くなってきたと、

期待を持たせたのですが・・・・・・・。

ところが、終盤になると、(オレの頭が悪いのか)辻褄の合わないストーリーに

なってゆき、

リアリティのなさとか、細部が気になりだし、弱冠、引いてしまいました。

 

しかし、大勢の中高生の中で、ひとり観ているおっさんも ふと、思いました。

(若者中心に大ヒット中!)

 やっぱり、僕も感覚や感性が若い時と いまじゃあ、

ちがうんだなあと。

(細かいことは、どうでもいいんですよね。)

だから、今、こういう作品に出逢えた若い人は 幸せなんだなあと・・・・・・・・。

ただ、ちょっと東京賛美に見える点は気になったけど・・・・・・・・。78点

 

カープ、優勝おめでとうございます。

広島は幼い頃から行き来していましたので(母は長崎生まれの広島育ち)

僕も、うれしく思います。

市民球場の頃も、観に行っていましたが、なんせ、私の一番好きな選手、

江夏が広島で大活躍をしてくれたのは、

(複雑な思いをもって観ていましたが、)

やっぱり、忘れられません。

歴史のひとコマを背負う、市民球団。

市民にとっても、また、この地方にとっても、

特別な存在。

改めて、おめでとうございます。

(追記)  初優勝の時の 後楽園球場での、ホプキンス選手のホームランを

なつかしく思い出しました。

 

 

 

 

 

後妻業の女

「後妻業の女」

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黒川博行の小説”後妻業”を 「源氏物語千年の謎」の鶴橋康夫監督が映画化。

小夜子と結婚相談所所長の柏木は、後妻に入り財産を奪う”後妻業”を繰り返してきた。

死去した父の全財産を小夜子に奪われた朋美は、裏社会の探偵・本多とともに

二人を追求する。(キネマ旬報からの抜粋)

大阪を舞台にして、楽しい?作品にはなっているのですが、

同じような作風の伊丹十三作品に比べれば、もう少し深みが欲しいなあという感じです。79点

大竹しのぶも、うまいんだけど・・・・・・・

ちょっと、惜しいかな、どっちつかずかなあ、

喜劇にするか、悲劇にするか、

今村昌平監督は、その微妙なさじ加減が、抜群にうまいですよね。

原作者の黒川博行氏の言葉ですけど、

”超高齢社会となった今後は、さらに後妻業は増えていくと思いますよ。

でもね、僕はそれはそれで いいんじゃあないかと思うんです。

男性だって お金を持ったまま死んでしまうよりは、好きな女性にあげたほうが

いいんじゃないでしょうか。

もしも 自分に寄り付かない娘や息子にお金を遺そうという気がないのなら、

そばにいてくれる女性にあげた方が いいと思っているんです。”

 

また、ハリウッドの新聞には 大金持ちが”女房求む”っていう広告が いっぱい出ていて、

そこには当方、資産はいくらっていうことまで書いてあるそうです。

すると売れない女優は目いっぱい装って見合いに行く。

金持ちの妻になることが商売として成立しているそう。

しょせん男はさびしい動物です。

 

”何やってんだ!タイガース” 八つ当たりしたいお気持ちもわかりますが、

タイガースが負けたのは、私のせいではありませんので、念のため(笑)。

広島の たっくさんの親戚のみなさんにお詫びを申し上げます。

昔、親父が広島のタクシーに乗った時、”今年のカープは あきまへんなあ”と

言ったやいなや、タクシーから降ろされたという そんな土地柄?です(笑)。

 

 

シャーロックホームズの素敵な挑戦   カプリコン1

1977年 昭和52年 独断と偏見のベスト10  今回は洋画編

プロ野球ドラフト会議で、江川事件のあった年。

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①シャーロックホームズの素敵な挑戦    ②愛のファミリー   ③カプリコン1

④ビリージョー愛のかけ橋   ⑤ダウンタウン物語   ⑥がんばれ!!ベアーズ特訓中

⑦大陸横断超特急   ⑧ロッキー ⑨ダーティーハリー3   ⑩正午から3時まで

 

「シン・ゴジラ」について、もう少し。

以前のブログで、皇室については描かれていない うんぬんと書いたのですが、

ある評論を読むと、父性と母性についての記事がありました。それによると、

監督が心髄している市川崑の「日本の一番長い日」と見比べるといいと。

確かに、戦前の日本では、天皇が父的存在であり、戦後は米国が母的存在だからだという

論理。

今の日本には父的存在が無い、米国依存症だからああいう表現になったのではないかと。

なるほど!

ともかく、公開から1ヶ月経ちましたが、いまだに、大新聞や各週刊誌に

意見が載る始末。事実、観たら、自分の考えを誰かに話したくなりますよね。

日本の宝物、ゴジラ。

日本でしか作れない作品になりました。

 

松山善三さんがお亡くなりになりました。僕の大好きな高峰秀子さんの夫でもあり、

「名もなく貧しく美しく」の監督さん。

また、1981年 昭和56年「典子は、今」も、忘れられない名作です。

 

次回は「後妻業の女」の予定です。

 

八甲田山   悪魔の手毬唄   HOUSEハウス

キャンディーズが アイドルだった頃の

1977年 昭和52年の独断と偏見の我がBEST10。  

まずは邦画です。

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①八甲田山   ②幸福の黄色いハンカチ    ③悪魔の手毬唄

④男はつらいよ寅次郎純情詩集     ⑤犬神の悪霊    ⑥HOUSEハウス

⑦突然、嵐のように     ⑧野球狂の詩

⑨宇宙戦艦ヤマト    ⑩はなれ瞽女おりん

 

9月になりました。残暑もまだまだ 厳しいですが 皆様お身体には

ご自愛くださいませ。

秋になると、展示会や飲み会やゴルフのお誘いとか、イベントも多くなりますね。

ゴルフといえば(相変わらず下手なのですが)ゴルフ人口の減少に歯止めが

かからないそうです。確かに ひところにくらべて、特に女性の割合が

減っているように感じられます。でも、反対に女性のレッスン・プロは増えているそうです。

おっちゃんにしてみれば、教えてもらうのは若い女の子からの方が

当然、うれしいですものね。(結構、稼げるそうです。)

若い女の子と言えば、この前の人間ドックの中の超音波検査の時、

若くて、ベッピンな女性に担当してもらっていたのですが、

なんか、いつもより時間がかかるなあと思っていたら、

”すみません、技術不足で長くなっています、ご迷惑をおかけして申し訳ありません”との事。

 

いやあ、身体を密着していただいて、ていねいな検査。

”いいえ、いいえ、いいですよ。かまいませんから。どうぞどうぞ、ちゃんとなさって下さい。”

と、申し上げる次第。

このことを、家で、のたもうていたら、嫁さんから、

”この、変態くそじじい!”という ありがたいお言葉で一括されたという始末でした。はい!

家族はつらいよ

「家族はつらいよ」

200

 

 

「東京家族」の出演者8人が再結集し、現代に生きる新たな一家の物語を紡ぎ出す山田洋次

監督作。結婚50年を控えた周造と富子に持ち上がった離婚騒動。

それを機に開かれた家族会議では、子供たちの不満が噴出し、さらなる騒動が起こってしまう。

(キネマ旬報からの抜粋)

なかなか面白かったです。「東京家族」と同じ出演者でしたが、前作が中途半端な印象しか

なかったのですが、今回は笑えました。

男もつらいが、家族もつらいよ(笑)

確かに 人ごととも思えない内容でした(離婚や病気(笑))。

お父さんも、怒鳴り散らすは、倒れるは、挙句の果ては、戦後のモーレツ社会の犠牲者とか、

被害者意識を持ち出してくるわで大騒ぎ。

さすが山田監督はシリアスなドラマもいいですが、喜劇も良く出来ています。

橋爪功、吉行和子、蒼井優も達者な演技で笑わせます。

 

メーカーの研修?旅行で、マカオに行って参りました。

中国経済が陰りを見せているということも どこ吹く風。

中国人の観光客の多いこと。日本でも ブランド品を扱っている店でも、

こんなことはないだろうというぐらい、お店から人があふれ返っていました。(爆買い)

東洋のラスベガスと言われていますが、

まだまだ、

今からカジノを備えたホテルが

建設ラッシュを控えています。また、そのホテルの外装が派手!

ともかく、あらゆる物価を中国人が上昇させているそうです。

御存じの方も多いと思いますが、大王製紙創業家三代目が 106億円を失ったホテルのカジノも

行ってきました。(行く前にも読んでいたのですが、その懺悔録  ”熔ける”。     帰ってから

改めて読むと、面白さが増すというか、ようく解ります(笑))。

また、金持ちからは、とことん吸い取って(クレジットカードを使ってでも)、

庶民からも、多少勝とうと、その他の方法で使わせる(説明できないことをお許しください(笑))。

 

ポルトガル領だったこともあり、ポルトガル料理はおいしかったですね。

あ、それと、長期公演しているという「ザ ハウスオブダンシングウォーター」という

ショーは見応えがありました。

お金を たっくさん持っていかないと、遊べない場所?かな。

私には、ちょっと向いていない?ところでした(笑)。