ガキ帝国

「ガキ帝国」

1981年の公開で、万博前の大阪の

キタとミナミを中心に

その頃の風俗を描いています。

知っている場所も数多く出てきました。

未見でした。

井筒和幸監督の出世作。

島田紳助、趙万豪、大杉連、北野誠、松本竜介、夢路いとし、上岡龍太郎などなどの

懐かしい顔ぶれが、そろっていました。

 

おおさかシネマフェスティバルの事務局から、連絡があり、

来年は、3月7日に行うことが

決定したそうです。

このコロナ禍、

大丈夫かな(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版 鬼滅の刃 無限列車編

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」

吾峠呼世晴のダークファンタジー漫画”鬼滅の刃”を原作に

2019年に放映されたTVアニメの続篇。

短期間のうちに40名以上の行方不明者が出た無限列車の

捜索に向かった炭治郎たちは、

鬼殺隊最強の剣士の一人・煉獄杏寿郎と合流し、

無限列車の中で鬼と立ち向かう。(キネマ旬報からの抜粋)

ご存じ、只今、世間を騒がし、大ヒット中。

ちょっと、空いてきたかなと思い、

ハマっている妻と鑑賞しました。

でも、まだリピーターも多いみたいで、  (コロナにおびえつつ(笑))

ほぼ、満席状態でした。ボクもアニメは

主なものは見ているつもりですが、

この作品は、

悪くないし、よく出来ているとは思います。が、

なぜ、大ヒットになったのかは、(年寄りには)ちょっと、わかりません。(笑)

コロナ禍でストレスが溜まっていたのか、

若い人達の心の中に、何か訴えるものがあったのか。

客観的には、説明過多(漫画では、それでいいかもしれないけど

アニメでは、しゃべりすぎ)で、

ワクワク感に、やや乏しい。

おおまけにまけて、78点(笑)。

 

大阪市の小学校に”防災安全合わせガラス”を

寄贈したということで、(大阪で初めて)

各方面の関係者に、感謝状が贈られることとなり、

弊社も少しばかり、お手伝いをさせて頂きましたので、

先日、大阪市役所にて

寄贈式に出席させていただきました。

松井市長にお会いできるかなと思ったのですが、

1.000万円以上の寄贈でないと、来られないそうです(笑)。

その後、寄贈させていただいた旭区の今市中学校で、

出張出前授業を行いました。

礼儀正しく、元気な生徒さんばかりで

ビックリするやら

感激しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝が来る

 

「朝が来る」

直木賞作家・辻村深月の小説を河瀨直美監督が

映画化したヒューマン・ミステリー。

特別養子縁組で男の子を迎え入れた栗原清和・佐都子の夫婦。

6年後、生みの母を名乗る女性から

”子供を返してほしい”と

連絡が入る。

やがて二人の前に、その女性が現れるが・・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

81点

見応え十分! 今年度の邦画の代表作に なるのではないかと。

途中、特別養子縁組のPRビデオかなと

思ったくらい、ドキュメンタリー風の映像が

続いたのですが、

何せ、演ずる人たちが

素晴らしかったです。

永作博美、井浦新、浅田美代子、蒔田彩珠(「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」)

それぞれが、代表作になりそうな熱演でした。

河瀨直美監督も、「あん」以来、エンタメ性を加味されているみたいです。

二人の母親の話を良く繋いだとも思います。

それと、奈良学園は 弟が卒業した学校であり、

広島の似島は、

よく釣りに行った島です。

なんか、親近感が湧きました(笑)。

 

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」

やっと、観ました。まだまだ、

お客さんは多かったですね。

 

コロナウィルス、感染拡大してきました。

第3波?

お互いに、正しく恐れて注意しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みをつくし料理帖

「みをつくし料理帖」

「天と地と」など

数々の作品をプロデュース・監督してきた角川春樹が、

高田郁の人気時代小説を映画化。

大坂を襲った大洪水により

幼くして両親を亡くし幼馴染と

離れ離れになってしまった澪は、

蕎麦処つる家の店主・種市に

料理の才を見出され

料理人として働く。(キネマ旬報からの抜粋)

おまけして 79点(笑)。

NHKで放映されていたTV版の 澪役の黒木華さんが

余りにも素晴らしかったので、

松本穂香さんは、気の毒でしたが、

よく頑張っておられました。

お二人とも、大阪府出身で両人ともボクのお気に入りです(笑)。

おいしそうなお料理も、たくさん並び、眼も喜び、また、演出も

えらいオーソドックスで、角川さんも年齢を重ねると変わるんだなあと(笑)。

でも、角川印の映画は、たくさん、たくさん楽しませていただきました。

ちょうど、一番多く、映画を見ていたころでした。

「時をかける少女」 「犬神家の一族」 「戦国自衛隊」 「セーラー服と機関銃」

「麻雀放浪記」 「蒲田行進曲」 「Wの悲劇」 などなど。

 

大相撲、これだけ休場力士がいると、

お客さんが気の毒ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スパイの妻

「スパイの妻」

「旅の終わり 世界のはじまり」の黒沢清監督によるヒューマンサスペンス。

1940年。

満州で偶然、ある国家機密を知ってしまった優作は、

正義のため事の顛末を世に知らしめようとする。

一方、妻・聡子は

反逆者と疑われる夫を信じ、

ただ愛する優作と共に生きることを

心に誓うが・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

今までの黒沢清作品の中では、

私にとっては、一番合う(笑)。

神戸の風景、六甲の邸宅、そして、新開地の聚楽館など、

映像も僕にとっては、魅力満点。

サスペンスとしても、一級品。面白かったです。 80点

蒼井優さんが、上手いのは周知の事実ですが、

高橋一生さんも、こんなにお上手とは(失礼!)

”お見事!”のセリフも印象的ですが、

蒼井優さんのしゃべり方は、あの高峰秀子さんの口調に

よく似ておられました。(時代背景もあるのでしょうか)

蒼井優さんは、以前、お会いさせていただいたのですが、

恒松祐里さん、パンフレットに

大阪シネフェス表彰の記入が有り、返す返すも

今年、お会い出来なく、残念でした。

お会いしたかったですう(笑)。

映像も素晴らしく、

脚本のおひとりに、「寝ても覚めても」の濱口竜介さんも入っておられたのですね。

現在の日本が、当時に似てきた???という声もあるのですが・・・・・・、さて?

 

タイガース藤川投手、お疲れさまでした。

昨日の試合、長男が観戦に行ってました。

そうか!彼らの世代のヒーローなんだなあ。

俺にとって、タイガースのヒーローは

”江夏”だったけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッドナイトスワン

「ミッドナイトスワン」

「台風家族」の草彅剛が トランスジェンダー役に挑んだドラマ。

新宿のショーパブで ステージに立つ凪沙のもとに、

広島の親戚の娘・一果があずけられる。

社会の片隅に追いやられてきた凪沙と孤独の中で生きてきた一果が出会い、

かってなかった感情が芽生え始める。(キネマ旬報からの抜粋)

あの名画「リトルダンサー」を思い出しました。

79点

ともかく、言いたいことが多い映画は、良い映画(笑)。

役者さんたちも、大熱演。

特に水川あさみさんは、印象に残りました。

作品自体は、

長いかなあ、でも、説明不足のところもあるかなあと、

矛盾したことを思いました。

というのは、

後半が、はしょりすぎ、

でも、2部作にしちゃってもなあ、とも思いました。

やさしさと強さが、印象に残り、

”お母さん”と言われた時の、凪咲の嬉しそうな表情、

”あんたのために働いている”と言われた時の一果の怒った顔。

重たい映画でもありました。

 

はてさて、米国大統領選挙の行方は如何に。

大阪都構想は消えました。

ショーン・コネリーさんが、亡くなりました。007も良かったですが、

「アンタッチャブル」が印象的でした。

先日、嫁さんと久しぶりに京都へ

行ってきました。

”即位記念の皇室の秘宝展”が、京都国立博物館で 催されていました。

狩野永徳、円山応挙、伊藤若冲などなど、

堪能させていただきました。

その後、向かいの三十三間堂にも寄ってきました。

紅葉には少し早かったみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星の子

「星の子」

今村夏子の同名小説を大森立嗣監督が映画化。

ちひろは両親から愛情深く育てられていたが、

両親は怪しい宗教を信仰していた。

中学三年生になったちひろは、

新任のイケメン先生に一目惚れする。

しかし、夜の公園で奇妙な儀式をする両親の姿を

先生に見られてしまう。(キネマ旬報からの抜粋)

ちょっと、甘いかな? 78点

最初は、この監督作品にしては、

大人しい流れだなと、思っていたのですが・・・・。

観終わって、しばらくしてから、

あぁ!自分がこの作品を

見世物を見る眼、スキャンダルを期待していた傍観者になっていたんだなあ、と少し恥じました(笑)。

(でも、そもそも映画というものは、見世物なんだから、

言っていることは矛盾しますが)

主人公のちひろも、もう充分、分別の付く年頃だから、世間から

どう思われているのもわかっている。

でも、両親は誰にも迷惑をかけているわけでもなく、

それよりも何よりも、自分に対して

これ以上ないほどの深い愛情を注いでいる。

ひとつの家族の在り方を描いているだけですよね。

芦田愛菜ちゃんの演技は、

その複雑で難しい役柄を、見事に表現していました。

演出は、「日日是好日」  「タロウのバカ」  「MOTHER マザー」などの大森立嗣監督。

原田知世さん  永瀬正敏さん   岡田将生さん  大友康平さん  黒木華さん   高良健吾さん

そして  蒔田彩珠さん       豪華な俳優陣

それぞれが 適役で、良い味を出されていました。

その中でも、やはり、芦田愛菜ちゃんは素晴らしかったです。

「パシフィック・リム」や「阪急電車 片道15分の軌跡」 「告白」が懐かしいです。って、まだ16歳なんですよね。

 

父に続いて、叔父が亡くなりました。

想い出の多い叔父です。

寂しくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」

「スーサイド・スクワット」に登場し大ブームを巻き起こした人気キャラクター、

ハーレイ・クイン主演のアクション。

悪のカリスマ・ジョーカーと別れたハーレイ・クインは、

謎のダイヤを盗んだ少女をめぐり、

悪を牛耳るブラックマスクとの

全面対決に挑む。(キネマ旬報からの抜粋)

「キックアス」の ウーマン版?

着想とか、

売りのアクションは、確かに面白かったですが、

カタルシス感が、乏しく、

クロエちゃんに比べると、かなり

落ちるような。

ただ、随時、女性監督ならではの目線での?演出は良かったような(笑)。

 

前回に書いたのですが、毎年、秋ごろは

秀作が多いので、

ワタクシも

このコロナ禍の中、”鬼滅の刃”の お客様をかき分け(笑)、劇場に

何回か、足を運ばせていただきました。

「ミッドナイトスワン」   「みをつくし料理帖」    「星の子」     「スパイの妻」など、

また順番に、このブログで感想を述べさせていただきますので

よろしくお願い致します。(笑)

そして、週末は 河瀨直美監督の「朝が来る」を

観賞する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星屑の町

「星屑の町」

1994年から25年にわたり、全7作が上演された、星屑の会の人気舞台シリーズを映画化。

売れないムード歌謡コーラスグループ・山田修とハローナイツのメンバーが、

歌手を夢見るヒロイン・愛との出会いをきっかけに、

人生が大きく変わり始める。(キネマ旬報からの抜粋)

それにしても、のんちゃんが、

6年間も実写映画に、ご無沙汰だったのは、

もったいなかったなあと、

改めて思いました。

素晴らしい才能と、華のある存在感。

この作品自体は、平凡な出来(失礼!)ですが、

彼女の魅力は、際立っていると思いました。

”恋の季節”とオリジナルの”シャボン玉”

すごく良かったです。

 

週末に劇場へ、映画を観に行ったのですが、

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」  (私は、他の作品がお目当てだったのですが)

すさまじい人の波!

満員電車のごとく、人、人、人。

三密どころの話ではありませんでした(笑)。

凄い人気ですね。

今年前半の赤字を取り返そうということは、分かりますが

ここまで人を入れなくても(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュデイ 虹の彼方に

 

「ジュデイ 虹の彼方に」

「オズの魔法使い」で知られるハリウッド黄金期のミュージカル女優 ジュデイ・ガーランド。

その47歳という短い人生の最後、死の半年前におこなったロンドン公演の日々を描いた伝記ドラマ。

レネー・ゼルウィガーは、本作で

本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞した。(キネマ旬報からの抜粋)。

作品としては、少しメリハリがなく、

退屈な部分も、あったのですが、

でも、

最後、ラストシーンの

”虹の彼方に”

で、涙、流さない人は、いないんじゃあないかな(笑)と思われるぐらい、

泣いてしまいました。

 

作曲家の、筒美京平さんが、亡くなられました。

1968年、私が11歳の時に”ブルー・ライト・ヨコハマ”が、

街で流れていたのを、よく覚えています。

僕たちの世代も、強烈な歌謡曲(当時の演歌以外)の

シャワーの洗礼を受けた印象があります。

御多分に漏れず、レコードを買わせてもらった一人です。

1971年 南沙織 ”17才”

1973年 麻丘めぐみ ”わたしの彼は左きき”

1975年 太田裕美 ”木綿のハンカチーフ”

などなど、その他、たくさん、たくさん

楽しませていただきました。

ご冥福をお祈りいたします。