晩菊

「晩菊」

ボクの大好きな監督の一人、

成瀬巳喜男作品です。

昭和29年 1954年作品。

女性の逞しさ、そして小津とはまた違った演出方法。

さりげないのですが、上手いなあと思います。

女優陣が秀逸。

風俗は、今回も勉強になりましたし、

まだ生まれていない頃なのですが、なんか、懐かしいです。

ちょっと、ラストが弱いかなとも思ったのですが、

いつもの様に、流れていく

成瀬流の

雰囲気が大好きです。

 

緊急事態宣言が、延長。

つらいなあ。

 

このコロナ禍と戦後を比べても仕方がないのですが、

 

上記の「晩菊」もそうです、

真面目なひとが、バカを見る。お商売でもそうです。

それかと思えば、

今どきの若いものは、とか

戦争で亡くなった人は、何のために犠牲になったんだとか、

いろいろ言われますよね。

でも、やっぱり、時代がそうさせるのですよね。

どの時代も、いい面と悪い面があるのは当たり前ですし、

いろんな人が、います。

今の若者で、大したやつも多いですし、

何時の時代も、

いい意味でも悪い意味でも、

逞しい人は多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルプススタンドのはしの方

「アルプススタンドのはしの方」

 

全国高等学校演劇大会最優秀受賞の戯曲を映画化。

高校野球の応援席。

演劇部員の安田と田宮は、

訳あって互いに気を遣っている。

遅れてきた元野球部の藤野と、

一人でぽつんと座る帰宅部の宮下。

それぞれが想いを抱えたまま、試合は進む。

(キネマ旬報からの抜粋)

まず、申し上げなければいけないことは、

祝!甲子園センバツ高校野球 県立東播磨高校

初出場、おめでとうございます!

いやあ、めでたい!

ワタクシには、何の関係もないですし

ましてや、こういうことには最近、冷めた目で見ていたのですが、

なんか、嬉しいというか、びっくりしました。

ともかく昨日の発表、良かったですね。(まさか、演劇部の作品が事実になるとは!)

 

だから、惜しいんです。

なんで、

高野連か

甲子園球場の関係者か知りませんけど、

この映画に甲子園球場を使用させてあげなかったんですか。

最初、どこかの地方球場の話かなと思って観ていたのですが、

物語が進んでいくうちに、ここが甲子園だということが だんだん理解してきたのはいいのですが・・・・・。

アルプススタンドという名称があるのは、我が西宮市の甲子園球場だけです(笑)。

これが、痛い。この作品にとって

このことは痛すぎる。途中から、ここは、甲子園だと思い込むようにして観てはいたのですが、

やっぱり、痛いですよね、本当に惜しいし残念だなと思います。

ラストシーンに甲子園球場の全景画面が欲しいですよね。

メジャーの作品も良いのですが、

こういうミニシアター系の

余り予算のない映画で

自分に合った作品に出合うと

一映画ファンとしては大変うれしいです。

確かに、金がかかっていない分、

画面に膨らみがないとか ありますが、それを越えて、

”青春してるなあ”と。

大した青春時代を送っていないボクでも、そう感じました。

役者も監督も、新鮮でした。

”しょうがない”誰もが言いますよね。

あまりいい言葉ではないのですが、とことん、

がんばったのに、うまくいかなかった時は、

大人になればある程度、

受け入れることもできますし、気持ちも切り替えられます。

ただ、青春時代は結果がすべてではないですものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シカゴ7裁判

「シカゴ7裁判」

1968年8月、ベトナム戦争のさなか、イリノイ州シカゴの民主党全国大会で

反戦デモが行われたが、デモ隊と警察が衝突、

暴動に発展してしまう。

暴動を扇動した容疑で逮捕された7人(シカゴ・セブン)の

裁判での闘いを描く実話の映画化。

(キネマ旬報からの抜粋)

アーロン・ソーキン監督 エディ・レッドメイン、アレックス・シャープ出演

ネットフリックス オリジナル映画。

こういう作品が、昔から

よく造られている米国は

改めて、すごいと思いました。

でも、いつも問われる米国の正義とは、何か?

進歩しているのか。

とどのつまり、民主主義って、何?

刑事裁判、民事裁判でもない

政治裁判?ってものが、米国でも存在するのですね。

何事もバランスというものは、難しいものです。

劇中で面白かったセリフのひとつに

”お前の人生は親父の

移り変わり?”というセリフ。

なんとなくわかる(笑)。

好き嫌いじゃあないものね。

 

菅総理、お疲れですね。

イライラされています。

でも、国民は、現実が大変なんだから、

税金で食わせてもらっている議員は

しっかりせえよと、誰もが言いたいですよね。

昔から、真面目なものがバカをみる。

確かに、生きていくために、したたかな人も

いるのは仕方がないとも思いますが

大部分の日本人はお上に従っています(笑)。

皮肉じゃあありません(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TENETテネット

「TENETテネット」

鬼才のクリストファー・ノーラン監督によるSFスリラー。

ある男に、現実から未来に進むという時間のルールから脱出する

ミッションが課せられる。

時間に隠された秘密を解き明かし、

第三次世界大戦を止めるミッションの

キーワードは”TENET”だった。(キネマ旬報からの抜粋)

この監督作品には、

大好きな作品が多いのですが、

「インターステラー」  「ダークナイトライジング」などなど。

 

評論家でさえも、2度見ないと

分からん言うてんねんから、

素人には、わかりません(笑)。

感覚で、面白かったぐらいです(笑)。

 

やっぱり、もう一回、観るか?(笑)。

 

バイデン新大統領、誕生。はてさて、どうなるのでしょう。

 

NHK”ブラタモリ”

前回は、 呉 でしたね。

戦艦大和を生んだ軍港でもあり、

プロ野球で言えば、ミスタータイガース藤村冨美男、最多勝監督の鶴岡一人など、

そして、映画では「この世界の片隅に」 「男たちの大和/YAMATO」とか、

本家本元の、やくざ映画などなど(笑)。

でも、瀬戸内の穏やかな良い街です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女の園

「女の園」

1954年 昭和29年 木下恵介監督作品

高峰秀子 高峰三枝子 久我美子 岸恵子などが出演。

今では考えられない封建的抑圧を

描いています。

当時の風俗を絡め、

作家性の強い名作です。(これも観たかった1本です)

戦後、民主化を全面的に

国や米国に押し付けられていましたが、

共産主義を推す勢力も、また多く、

その反共政策の必要上、

日本の保守勢力が再評価されていたという、

そのいびつな社会を見事に映画化した

勉強になる映画です(笑)。

朝ドラ”おちょやん”の主人公の浪花千栄子さんが、

存在感のある脇役として、出演されていました。

 

貴景勝、残念ですね。

 

コロナ禍の中、おうちで、ネットフリックスやプライムビデオを

よく利用しているのですが、

映画の予告編を観るのが楽しくて、はまっています。

 

シネフェス、大丈夫かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

37セカンズ

「37セカンズ」

ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞と

国際アートシアター連盟賞をダブル受賞した人間ドラマ。

出生時に37秒間の呼吸が止まったことが原因で、

手足が自由に動かせない貴田ユマは、

自分にハンデがあることを

突き付けられながら

日々を送っていた。(キネマ旬報からの抜粋)

ハンデとは?

ともかく、主演の娘(こ)が、

素晴らしい!

脚本も良く、ラストにおいても、

スカッとさせないところが、よく出来ています(笑)。

母や友達に対して、

水戸黄門ではないですが、そういう場面を

作らなかったところに敬意を表します。

今年を代表するような(メジャーでないミニシアター系)作品に出会えて良かったです。(鑑賞は令和2年 2020年、昨年末)

 

毎年、この時期には、ブログで色々書かせてもらっていますが、

今年も1月17日を迎えました。

忘れてしまいたい人、又、多くの人々に忘れてほしくないと願う人など

いろんな思いが交錯する日です。

(戦争とは比べられないですが、)

今日も明日も、感謝しながら

元気に行こうと

僕も改めて思う日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャッツ

「キャッツ」

1981年の初演以来、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔を映画化。

若く臆病な白猫ヴィクトリアは、

ロンドンの片隅のゴミ捨て場に迷い込み

”ジュリクリキャッツ”と呼ばれる猫たちに出会う。

やがて、

ヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。(キネマ旬報からの抜粋)

かの有名なミュージカルの映画化。

確かに、評判通りでした。(失礼!)

ボクもミュージカルは、大好きなのですが、

ワクワク感がなかったです。

DVDで鑑賞したのですが、メイキングビデオの方が、

はるかに面白かったです。

各方面のプロの凄さを見せつけられました。

本来なら、劇場で、ミュージカル映画は楽しむものだとは思うのですが、

今回は、メイキング映像が、得した気分にさせられました。

トビー・フーパー監督は、いつもの演出の冴えがなく、切れ味が悪く感じられました。

ジェームズ・コーデンは可愛かったですね(笑)。

 

とうとう、緊急事態宣言が我が街にも!

大相撲も、大荒れ。

日経新聞に”トランプのやり方は、プロレス流”と。   まさにその通り!

作家、半藤一利さんの ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にっぽん昆虫記

「にっぽん昆虫記」

好きな監督の一人、今村昌平作品。

観たかった一本です。ネットフリックスから観ました。

1963年作品の名作の一本。

当時の風俗を描き、

強い女性を、左幸子が演じています。

 

コロナ、又、猛威を振るっております。

緊急事態宣言が、又、出ます。

いつまで続くのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私をくいとめて

「私をくいとめて」

「勝手にふるえてろ」に続き、綿矢りさの原作を

大九明子監督が映画化。

30歳を越えるも”おひとりさま”の生活が板についた黒田みつ子。

脳内にいるもう一人の自分”A”と

平和な生活を満喫していた彼女は

ある日、年下の営業マン、多田君に恋をする。(キネマ旬報からの抜粋)

 

明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

 

ごひいきの女優さんの おひとり。のんさんの久しぶりの主演作品です。

観たかったのです。

とにかく、のんが良い!

評判は もひとつ高くないのですが、のんさんの魅力爆発で、

ワタクシ的には、面白かったです。

劇中歌で、大滝詠一の”君は天然色”が何度も効果的に使われているのですが、

(ワタクシの青春時代の唄でもあり、凄くマッチしていました。)

この曲、

作詞松本隆さんが、自身の妹を(享年26歳)失った精神状態で書いた作品らしいとのこと。

恥ずかしながら、あの頃、大好きな曲でしたが、最近まで全く知りませんでした。

愛する人を失うと風景は色を失う。(思い浮かんだフレーズが、思い出はモノクローム)

だから何色でもいい、染めてほしいとの願いだったようです。

(余談ですが、この作品が出る前、”木綿のハンカチーフ”や”ポケットいっぱいの秘密”なんか

スキでしたね。)大好きな作詞家のおひとりです。

松本隆さんは、今は神戸に移住されています。

 

神戸新聞のインタビュー記事で知りました。

 

同じく のんさんも、地元は兵庫県出身でもあり

神戸新聞のイメージキャラクターを務めておられますね。(岩手県出身ではないです(笑))

俳優で出演しているというだけで、

観たくなるお一人です。

才能も華もあります。

だから、この作品は、のんさんで持っているというか(失礼!)

楽しませてはもらいました。

後、ローマでの橋本愛さんのセリフ、”気持ちいい”というシーンは、印象に残る良いシーンでした。

それと、吉住さん?初めて見たのですが、笑わせてもらいました。

ただ、ちょっと、長いなあと全体的には思いましたです。79点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東海道四谷怪談

「東海道四谷怪談」

初見です。

観たかった日本映画の名作の1本です。誰もが知っている、

超有名なお化け映画。

製作、公開も1959年の夏。

鶴屋南北の狂言でもあるのですが、

あの忠臣蔵と表裏をなす設定とは知りませんでした。(例えば、赤穂も舞台の一つ)

常に緊張感が漂い、日本独特の様式美あふれる作品でした。

とても、エログロ路線に走った新東宝の作品とは思えませんでした。(笑)

 

本年も大変お世話になりました。

コロナにもお気を付けて、よいお年をお迎えください。

それでは来年もよろしくお願いいたします。

                           植木