1987、ある闘いの真実

「1987、ある闘いの真実」

1987年、軍事政権下の韓国で起きた民主化闘争の実話を

映画化。

北分子の排除を目論む警察の取り調べ中、

1人の大学生が死亡する。

警察は隠ぺいを目論むが、検死解剖により

原因が拷問であると判明。

新聞記者たちは、事件を明るみに出そうと

奔走するが・・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

力作です。

また、また、勉強させられ、そして、考えさせられました。

お隣の国なのに、

私しゃあ、知らないことだらけ。

これが、ソウル・オリンピックの前の出来事とは!

そして、改めて、国とは何か、民主主義とは何かなど、考えましたです。

 

タイガース、(昨日は勝利しましたが)一昔前でしたら、球場内に観客がなだれ込んでいましたが、

今は、大人しいのか、警備が厳重なのか。

(昔から、球団の経営姿勢が悪い。勝とうという気がない。儲かればいいという考え。みんな、球場に行かんかったらええねん。)

21日の補欠選挙、これからどうなるのか。

高齢者の交通事故、ルール、法の改正を急がないと。

作詞家の有馬三恵子さん死去、たくさん楽しませて頂きましたが、

ワタクシにとっては、なんといっても、南沙織さんの”17才”。

(カープの応援歌も有名ですよね。)

スリランカ爆発事件、ついこの間、次男が旅行に行ったところです。

 

 

 

 

名探偵コナン ゼロの執行人

「名探偵コナン ゼロの執行人」

人気アニメ”名探偵コナン”の劇場版第22弾。

東京サミットの会場となる施設で爆破事件が発生。

コナンは、事件の周囲に見え隠れする警察庁の秘密組織”ゼロ”所属の

安室透の存在に気付く。

やがて、証拠品に残された指紋が、毛利小五郎のものと

一致する・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

コミックの単行本は、以前、何冊か息子たちのを借りて読んだことはあります。

が、映画は初めてです。

昨年、2018年 平成30年の日本映画興行収入、第2位ということらしいので、

拝見させて頂きました。

(ちなみに第1位は「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命ー」)

確かに、毎年、たくさんのお客様が観られるのも分かります。

が、これ、小さいお子さん、判らん部分多いですよね?

詰め込み過ぎとも思います。

でも、

”ドラえもん” ”ポケモン”や”クレヨンしんちゃん”とちがって、

ターゲット層が、小学校高学年や中高生なんでしょうね。

 

では、前回からの続きで

2018年 平成30年度の独断と偏見の邦画ベスト10

御笑覧下さいませ。

①鈴木家の嘘     ②万引き家族     ③寝ても覚めても

④散り椿     ⑤孤狼の血      ⑥ちはやふる ー結びー

⑦検察側の罪人     ⑧日日是好日

⑨志乃ちゃんは自分の名前が言えない      ⑩ごっこ

 

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」

マーベルコミックのヒーローたちによるドリームチームの活躍を描く”アベンジャー”シリーズ第3弾。

世界を制圧する力を秘めた”インフニティ・ストーン”を求め、

悪の帝王サノスが地球へ降臨。

アイアンマン、スパイダーマン、ハルクらが死闘を繰り広げる。(キネマ旬報からの抜粋)

こういう作品は、大味だとか、金ばかりかかっているだけとか、人間が描けていないとか、

言われていることが多いのですが、

ワタクシも否定はしませんが、嫌いじゃあないです。(笑)

面白ければ、・・・・・・これも、映画の魅力のひとつだと思います。

ただ、時々、この手の作品は途中でヤメタクなる時もありますが。(笑)

この作品は、

演出が、良くないのか、それぞれの登場人物の個性が生かしきれていない様な。

野球で言えば、4番バッターばかり並べている様な感じです。

まあ、このシリーズを、たくさん観ていれば、面白さは倍増しますよと言う、

マーケティングの勝利ですね。(笑)

 

では、では、遅まきながら、昨年度 2018年 平成30年度の

独断と偏見の我が ”BEST10”

まずは、洋画から

①スリー・ビルボード   ②ウインド・リバー    ③ボヘミアン・ラプソディ

④シェイプ・オブ・ウォーター   ⑤デトロイト     ⑥ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

⑦レディ・バード    ⑧ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

⑨ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男       ⑩1987、ある闘いの真実

 

 

 

 

 

 

ごっこ

「ごっこ」

小路啓之の同名漫画を原作に「ユリゴコロ」の熊澤尚人監督が映画化。

40歳目前の城宮は、大阪の寂れた帽子店で5歳になる娘ヨヨ子と

仲睦まじく暮らしている。

だが二人は、ある秘密を抱えていた。

幼馴染で警官のマチは、城宮が実家に戻っことを知り、

ヨヨ子に疑いの目を向ける。(キネマ旬報からの抜粋)

おおさかシネフェス新人女優賞を受賞した、平尾菜々花ちゃんの受賞作品です。

お蔵入りしかけたとは思えない、印象に残る

堂々とした作品です。

実は、ワタクシ、昨年、観ようと思ったのですが、

千原ジュニアが、あまり・・・・でなかったので、スルーしちゃいました。(笑)

ごめん、確かに、他の人が演じたら、また違った魅力の作品に、
なったかもわかりませんが、

千原ジュニアさんらしい?父親になって、これはこれで見応えがありました。(演技か地かよくわからないのですが(笑))。

監督さんも「虹の女神 Rainbow SONG」という佳作を撮られた熊澤さん。

でも、でも、やっぱり、この映画は

菜々花ちゃんにつきますよね!

すごいです。

いくら、大阪の子だからといって、

ひいきめに審査員の方々が選んだのかと言う様な邪推は吹っ飛びました。

目ヂカラというのか、それと二役として出て来た時の、

雰囲気。

確かに凄すぎ。

打ち上げで、お話させてもらったときは、普通の大人しくて可愛い女の子のイメージでしたが、

遅まきながら拝見させてもらい、びっくりしました。

この春からの朝ドラの”なつぞら”にも、出演するとか。

陰ながら、応援してます。(笑)

失礼ながら、傑作ではないのですが、

もっと評価を受けてもいいんじゃあないかと。

最初の出だしも、いや~な雰囲気だし、

辻褄が合わないとか、腑に落ちないとか、

菜々花ちゃんでもってるとか、

いろいろご意見もございましょうが、

大阪の?下町らしさも

良く出ていて、いろんな意味で、惜しい作品でした。

 

 

判決、ふたつの希望

「判決、ふたつの希望」

第90回アカデミー賞で、レバノン映画として

初めて外国語映画賞にノミネートされた社会派ドラマ。

人種も宗教も異なるふたりの男性が些細な口論をし始め、

ある侮辱的な言動をきっかけに裁判沙汰となる。

メディア報道も過熱し、国家を揺るがす騒乱にまで発展していく。

(キネマ旬報からの抜粋)

度々、このブログでも、取り上げていますが。

本当に、むずかしい問題です。

日本って、ある意味、

ホントに今は、平和だと思います。

 

令和ですか、・・・・・・。

お祝いですから、目出度い事なのですが、

ワタクシ的にも、浮かれすぎないように、

しなければ(笑)。

イチローは、阪神淡路大震災の時の

印象が、一番思い出に残っています。

イチロー、ありがとです。

 

 

 

 

グリーンブック

「グリーンブック」

脚本も執筆したニック・ヴァレロンガの実話に基づく人間ドラマ。

1962年、天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーが

差別の残る南部での演奏旅行を計画、イタリア系の用心棒トニーを雇う。

二人は黒人用旅行ガイド”グリーンブック”を

頼りに旅を始める。(キネマ旬報からの抜粋)

本年度、アカデミー賞作品賞受賞。  81点

最後、ラストシーンで、ひとすじの涙が頬をつたいました。

見事な作品だと思います。

言いたいことは、山ほどあります。(良い意味で)

でも、この現実に改めて、深いため息をつきます。

また、この作品は、実話かと思えないぐらい優しさがあります。

それが、唯一のこの作品の欠点かと思うぐらいです。

大作でもなく、お金もかからず、CGも使わず。

珠玉の良心作というか、米国の良心だと思います。

V・モーテンセンが、往年のロバート・ショーを彷彿とさせる存在感。

ロードムービーそして、バディムービーの面白さ。

たまたま、イチローが引退記者会見で、大リーグでは、外国人あつかい(当然ですが)された時の

苦労や心境を話していましたが。

先週、大相撲で全勝優勝した白鵬も同じ立場ですよね。(偶然にも、平成が終わる時に

平成を代表するであろう二人が、また、光を浴びました。)

この作品の主人公も、ピアノの天才でありながら白人の中に

ポツンといる黒人でした。

お薦めです。

 

 

 

七つの会議

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「七つの会議」

直木賞作家・池井戸潤による同名クライムノベルを「祈りの幕が下りる時」の

福澤克雄監督が映画化。

ある日、中堅メーカーのトップセールスマン、坂戸課長がパワハラで訴えられ、

異動処分が下される。

訴えた当事者は、いわゆる ぐうたら社員の部下・八角だった。(キネマ旬報からの抜粋)

77点  何と言えばいいのか、面白い題材には違いないのですが、

映画のひとつの作品として観た時、

上滑りで、深みがなく、重みがない。(言い過ぎかな、ごめん!)

そして、主人公の演技が大袈裟すぎて、ひどい。

テレビ局、からむな!

「空飛ぶタイヤ」のほうが、まだまし。

もう一度、言わせてもらいますが、テレビドラマの域を出ない作品。

もったいないと思います。

 

17日の日曜日の朝、”サンデーモーニング”で

ITが、未来の戦争を変えるという特集を放送していましたが、

そこで、使われていた映像は、映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」の

一場面でした。

2017年の この作品。

評論家の評価は、まあまあでしたが、

私は、その年の第3位に挙げました(笑)。

本当に衝撃的な内容で、びっくりもしたのですが、

その緊張感と言ったら・・・・・。(2017年7月13日のブログに載せています。)

お薦めです。

 

 

 

 

 

ファントム・スレッド

「ファントム・スレッド」

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のP・T・アンダーソン監督とD・ディ=ルイスが再タッグを組んだ

ラブストーリー。

1950年代のロンドン。ファッション界の中心的存在として活躍するオートクチュールの

仕立て屋レイノルズは、

若いウェイトレス、アルマと出会う。(キネマ旬報からの抜粋)

堂々とした大人の恋愛映画。

主人公ふたりの演技も素晴らしく、イギリスの上流階級の雰囲気も満載。

オートクチュールのお仕事の世界も堪能。

映像美と職人さんの描き方も納得。

しかし、この愛の形はワタクシ的には理解不能でした。

 

関西板硝子卸組合の旅行に行って参りました。

行く先は、新潟。

先週、新潟出身の木竜麻生さんに”新潟へ行くんですよ。”と

お話したのですが・・・・・。

まだ運行を初めて一年も経っていないそうですが、

えちごトキめき鉄道の”雪月花”という列車は、すごく良かったです(笑)。

 

新井浩文も、もったいないですが、ピエール瀧も

本当に残念です。しかし、LIXILも踏んだり蹴ったりですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

おおさかシネマフェスティバル②  孤狼の血

おおさかシネマフェスティバル②

「孤狼の血」

やっぱり、面白いですね。

広島の叔父に言わせると、”こんなもんじゃありゃせん”と言う事ですが。(笑)

 

表彰式後の打ち上げパーティで、監督の白石さんと

昨年に引き続き、お喋りをさせて頂いたのですが、

続篇は、やはり、松坂桃李さんを主人公にされるそうです。

浜村淳さんとも、お話をさせて頂き、

平尾菜々花ちゃんには、お写真を撮らせてもらいました。

肖像権の問題もありますので、ここで、ご披露できないのは残念ですが・・・・・・・・・・・。

そうなんです。

なんと、木竜麻生さんと、ツーショット写真を撮らせて頂きました。(う、うれしいです。)

昨年の石橋静河さんと同じように

”スクリーンで観るより、お綺麗ですね。”とまたまた、失礼な発言。

”いや、うれしいです。私、静河さんとは、よく食事に行くんですよ。”とのこと。

恐縮です(笑)。

実は、その会話の席に、一昨年、昨年、今年と3年連続で、私たちをお世話して頂いたスタッフの方が

いらっしゃるのですが、いつも、可愛らしい笑顔で、

”また、来年、お会いしましょう”と

おっしゃっていたのですが・・・・・・・。

非常に失礼を承知で発言させて頂くのですが(笑)

多くのスタッフのなかで、ひときわ、べっぴんさんなんです。

木竜麻生さんと3人でお話をしていたら、”実は、私、元NMBの研究生だったのです。

体調を崩して辞めました。”とのこと、

えっー、えー! びっくり! ・・・・・・・   でも、納得(笑)。

今から、思い出すと、美女お二人と、ひとときの会話、

至福の時間でした(笑)。

Mさん、来年もよろしくお願い致します。(笑)

その、木竜麻生さんが出演された「鈴木家の嘘」の

野尻監督とも、ビールを飲みながら、日本アカデミー賞の話なんぞをしました。

まっ、おわかりのように、大手メジャー以外のマイナーな作品は、無視されてますよね。私が、いろいろ意見を申し上げたのですが、

野尻監督、相当、たまってますね(失礼!・ 笑)。

で、なんやかんやで、今年も

たくさんの方々をご招待させて頂きました。

また来年、参加できるように、がんばります。

ありがとうございました。

 

プロレスラーのデストロイヤーさんが、亡くなりました。

学生の頃、友人に、よく足四の字固めを

掛けたのを思い出しました(笑)。

合掌

 

おおさかシネマフェスティバル① 生きてるだけで、愛。

おおさかシネマフェスティバル①

「生きてるだけで、愛。」

本谷有紀子の同名小説を「太陽の塔」の関根光才監督が映画化。

過眠症で引きこもり気味の寧子は、ゴシップ誌の編集者である恋人・津奈木と同棲中。

ある日、寧子の目の前に津奈木の元恋人・安堂が現れ、津奈木とヨリを

戻すために寧子を部屋から追い出そうとする。(キネマ旬報からの抜粋)

 

おおさかシネマフェスティバル、今年も無事に、終了いたしました。

皆様、ありがとうございました。

異様に盛り上がった昨年に比べ、表彰者が

やや、地味かなと(失礼!)思っていたのですが、

盛況のうちに、終わって、ほっとしています。

 

「生きてるだけで、愛。」

初見です。78点     

 良かったです。

男性陣からは、不評でしたが、泣いておられる女性の方も多く、

なかなか、繊細な作品でした。

いやあ、趣里さん、お見事でした。

水谷豊さん、伊藤蘭さんの娘さんと言う事は、周知の事実ですが、

演技の表現は、素晴らしいです。

主演女優賞の表彰の時に、その表情の豊かさに、びっくりしました。(一番前で、拝見させて頂きました。)

私としては、安藤サクラさんか、黒木華さんかと思っていたのですが、

ごめんなさい、将来性を感じる良い演技でした。

 

今年も、表彰式の司会は、浜村淳さん。

御年、84歳。ただ、ただ、恐れ入りますのひと言。

相変わらず、わざとボケているのか、ホントにボケているのか、楽しい司会でした。

今年からは、桂きん枝さんの、お弟子さん、桂ちきんさんが、進行役のお手伝いをされていたのですが、

ちょっと、心もとない司会でした。(打ち上げの時に、ひやかしました。)

もう一人の、いつものお手伝い役の、簫秀華さんは、いつも通りの安定した司会ぶり。(さすがです。)

「孤老の血」で、助演女優賞の阿部純子さんは、本当に、スリムで、おきれい。

浜村さんが、何度もモデル出身と間違われてましたが、さもありなんです。

北野高校から慶応大学という才女。これからの飛躍が楽しみです。

ワイルドバンチ賞の「カメラを止めるな!」から、どんぐりさん。映画でも、強烈な印象を与えてくれましたが、

実物も、そのまま(笑)。楽しい人です。

主演男優賞の役所広司さんは、さすがの貫禄。でも、思ったより、スラッーと背が高い印象を受けました。  「孤老の血」

主演女優賞の趣里さんは、前述の通り、、可愛らしい方でした。  「生きてるだけで、愛。」

新人女優賞の「ごっこ」の平尾菜々花ちゃん。可愛い可愛いお子でした。

東京から来た、姪が、花束贈呈の大役。姪は小学4年生ですので、

ちょうどよい、舞台構図になり、関係者の方にも喜んでいただけました(笑)。

同じく、新人女優賞の木竜麻生さん。

お待たせいたしました(笑)。

今回は、私、どうしても・・・・念願の、木竜麻生さんへの花束贈呈。

ありがとうございました(笑)。

いつも、ここで、作家性とか、監督とか、映画は脚本とか、ええかっこほざいていますが、

しかし、やっぱり、女優さんが来られていたら、女優さんと握手したいものです。(笑)

「菊とギロチン」  「鈴木家の嘘」  本当に素晴らしい演技でした。

特に後者は、個人的に私の昨年のベストワン。

木竜麻生さん、本当に将来楽しみな女優さんです。

 

②では、打ち上げパーティの模様を少しリポートさせて下さい(笑)。