スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

「スパイダーマン:ホームカミング」の続篇。

スパイダーマンこと高校生ピーターが

ヨーロッパ旅行をしている最中にニック・フューリーが現れ、

ピーターにミッションを与える。

自然の力を操るクリーチャーたちによる危機が迫る中、

ピーターは”別の世界”から来たベックと共に

敵に立ち向かう。(キネマ旬報からの抜粋)

この作品も、タイ国の帰りの便で観ました。

前回書き忘れましたが、メーカーの工場見学も、もちろん行程に入っていましたよ(笑)。

なんと、6千人の人々が働いているそうです。

 

この作品、「アベンジャーズ/エンドゲーム」などにつながっているのですね。

コメディ色も強く、なんていったって、CGが・・・・・・前面に出すぎているというか。

 

ローマ教皇の来日(カトリックとプロテスタントの違いは、

映画「スポットライト 世紀のスクープ」で知りました。

このブログの、2016年4月を、ご覧あれ(笑))、

香港の混迷、桜を見る会疑惑とか、いろいろありますねえ!

中曾根元首相が亡くなりました。

関連記事、いろいろ勉強になります。

トイ・ストーリー4

「トイ・ストーリー4」

おもちゃの視点で描くCGアニメシリーズの第4弾。

ウッディ、バズら仲間たちは新たな持ち主ボニーを

見守っていた。

しかし、彼女の一番のお気に入りで

手づくりおもちゃのフォーキーは

自分をゴミだと思い逃げ出してしまう。

ウッディはフォーキーを

探す冒険に出る。(キネマ旬報からの抜粋)

先日、メーカーの招待で、

タイ国に行ってきました。

私自身は、2回目なのですが、

なんせ、約20年ぶり。

その様変わりには、びっくりしました。

以前に来た時には、タイ式ボクシングとかで楽しんだ思い出があります。

今回も前回同様に、マッサージやゴルフ、料理などを楽しみました。

「トイ・ストーリー4」は、例のごとく、行きの飛行機の中で鑑賞しました。

もちろん、何も考えずに楽しめる作品を選びました(笑)。

 

いつもの様に、このシリーズは、大人も楽しめる作品になっていますね。

ひとよ

「ひとよ」

桑原裕子が作・演出を手がけた劇団KAKUTAの

2011年初演の同名舞台を

「凪待ち」の白石和彌監督が映画化。

こはるは、三兄妹の子供たちの幸せを守るために夫を殺害。

それから15年後、あの日以来時間が止まってしまった一家の元に

こはるが、帰ってくる。

夫婦関係に思い悩む長男・大樹、

東京でフリーライターとして働く次男・雄二、

事件によって美容師になる夢を諦めた長女・園子の三兄妹は

心の傷を隠し持ったまま大人になった。(キネマ旬報からの抜粋)

80点にはしたのですが、

白石監督作品にしては、ドスンとくるものがなくて、

物足りない?(笑)

えらいまじめな作品に仕上がってるといえば、怒られそう。(今年、シネフェスの打ち上げでは、

お話もさせてもらいました。)

なんせ、「日本で一番悪い奴ら」、「彼女がその名を知らない鳥たち」とか、「虎狼の血」の監督さんですから。

 

佐藤健さんは、「るろうに剣心」シリーズや朝ドラ”半分、青い。”でも、印象に残る演技。

鈴木亮平さんも手堅い。松岡茉優さんは、「勝手にふるえてろ」 「万引き家族」とか、ともかく、うまい。

田中裕子さんも、「いつか読書する日」など、もう、うますぎ。

脇も良い人がそろっていますね。

佐々木蔵之介さん、韓英恵さん、MEGUMIさん、筒井真理子さん、音尾琢真さんなどなど。

 

母の万引きには、笑うしかないでしょ!

そのあと、

三兄妹が、煙草をくゆらすシーンは、本当に秀逸な場面でした。

ともかく、

家族って何?と思ったり、考える作品でもないと思います(笑)。

 

 

 

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー

「閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー」

死刑執行が失敗して生きながらえている男、幻聴に苦しむ元サラリーマン、DVを受ける女子高生・・・・・・・。

精神科病棟を舞台に、居場所をなくした人々が、

出会い、癒され、自らの人生へ旅立っていく人間ドラマを

平山秀幸監督がやさしく描き出す渾身の一作。(キネマ旬報からの抜粋)

81点  真っ当な力作だと思います。

後半、テーマが

ボケかけたかなというか、どこに行くのかなとも思ったのですが、

鑑賞後は、

他人事じゃあないし、身に染みる場面も多かったです。

まさに、人生いろいろ。

さすが、「愛を乞うひと」  「しゃべれども しゃべれども」や「必殺剣鳥刺し」の

平山秀幸監督。   ベテラン監督の手堅い演出、堪能いたしました。

ウエスタン

「ウエスタン」

1969年公開作品の西部劇。

セルジオ・レオーネ監督作品。

最近、オリジナル版が日本初公開したばかりなのですが、(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト」)

この間、NHKのBS放送で放映していました。

オリジナル版と同じ長さでしたが・・・・・?(笑)

いかにも娯楽西部劇ということらしいのですが、

世界の映画監督たちも絶賛! あのタランティーノも、

大好きだそう(笑)。

ワタクシも、確かに映画館で見ていれば、評価が少し変わったかもしれませんが・・・・・・・・。

ストーリーに、もう一工夫、

面白さというか、解かりやすいスカッとさ。

ラストのネタバレも、もっと早いほうがいいと思います。(フォンダとブロンソンの関係)

役者は、H・フォンダ、C・ブロンソン、J・ロバーズ、C・カルディナーレなどなど

魅力いっぱいの布陣。

そして、音楽はお馴染みのエンニオ・モリコーネ、文句なしですね。

 

大相撲は、上位陣がベテランぞろい、どうしても、世代交代の戦国時代に。

プレミア12、野球の侍ジャパン、盛り上がりまへんな(笑)。

 

 

ジョーカー

「ジョーカー」

悪のカリスマ”ジョーカー”の誕生をオリジナルストーリーで映画化し、第76回ヴェネツィア国際映画祭で

金獅子賞を受賞したサスペンス。

ホアキン・フェニックス演じる孤独だが

心優しい男アーサーが、

世界のすべてを狂わすジョーカーに変貌した理由が明かされる。

共演は「レイジング・ブル」のロバート・デ・ニーロ。

監督は トッド・フィリップス。(キネマ旬報からの抜粋)       83点

凄いというか、素晴らしい。

これこそ大人のための、エンタメ作品。

伏線、構成も良くできていると思います。

ヴェネツィア国際映画祭で、コミックを原作としては、

初の金獅子賞。 納得です。

今年、見逃せない1本だと思います。

少し違うなあ、違和感あるなあという意見もあるのですが、それも

ある程度認めての評論だと思います。

大人の鑑賞に耐えれるDCコミックの映画化。

かっては、ジャック・ニコルソンの”ジョーカー”や、

そして、クリストファー・ノーラン監督の3部作も面白かったですが、

この作品も間違いなく、見応えのある作品です。

15Rになったのも、理解できます。 

そして、

主人公に共感できるか、ですが、

ワタクシは無理でした(笑)。

楽園

 

「楽園」

吉田修一の”犯罪小説集”を「64ロクヨン」の瀬々敬久が映画化。

ある地方都市で起きた幼女失踪事件をきっかけに

知り合った孤独な青年・豪士と紡は、それぞれの不遇に共感し合う。

だが、事件から12年後、

再び同じY字路で少女が姿を消し、

事態は急変する。(キネマ旬報からの抜粋)

80点     (以降ネタバレ有ります)。

田園風景が美しいだけに、

綾野剛が犯人じゃあないと思って観ていただけに

杉咲花ちゃんの態度は、最後に納得出来る?

と、思っていました。  ところが、

犯人じゃあないの?

瀬々監督が、杉咲花ちゃんに、ちがうと言ったとか言わないとか。

観るほうに委ねるということかな。

佐藤浩市の役柄は、ちょっと動機が弱いかなと?

相変わらず、杉咲花ちゃんは、うまいですね。

3年前の”おおさかシネフェス”で花束を渡し、2回も握手していただいた思い出、

大切にしております。(笑)

そうそう、来年秋のNHK朝ドラ、”おちょやん”の主人公にも

決定したそうで、おめでとうございます。

 

キネ旬で、没後10年ということで、高峰秀子さんの

ベスト5の投票を募集していました。

ここでも、ちょくちょく書いているのですが、

ワタクシの大好きな大女優さんです。

もちろん、全作品どころか、未見の作品のほうが多いのですが

現状での私が好きな5作品を

投票させてもらいました。

「稲妻」   「浮雲」    「流れる」   「放浪記」    「喜びも悲しみも幾年月」

 

 

ブルーアワーにぶっ飛ばす

「ブルーアワーにぶっ飛ばす」

箱田優子監督の長篇デビュー作。

CМディレクターの砂田(夏帆)と、

彼女の不思議な友達、清浦(シム・ウンギョン)が過ごす、奇妙な週末の物語。

東京で毎日仕事漬けの日々を送る砂田はうんざり気味。

一方、なぜか砂田についてきた清浦は、

この奇妙な状況を

奔放に楽しんでいる。(キネマ旬報からの抜粋)

 

79点   映像クリエイターと作品企画の発掘・育成を目指すTSUTAYAの審査員特別賞。

だからというべきでもないが、愛すべき小品? 

傑作ではない(失礼!) 新人らしい作品です。

とにかく、脇役がいい!

南果歩、でんでん、 

 そして、特に伊藤沙莉ちゃん。

でも、

やはり、何といっても 2人の主役。  魅力的でした。

シム・ウンギョンさんは、「新聞記者」の前に、この作品を撮影したとか。

へっーて、思いました。将来が楽しみな役者さんです。

 

八千草薫さんがお亡くなりになりました。

1931年生まれの大阪市出身。 宝塚からのスターですね。

僕たちも、学生の頃、

かなりお年は上だったのですが、憧れのおひとりでした。

僕は、1954年の稲垣浩監督の「宮本武蔵」での

三船敏郎の相手役、お通とか、

「男はつらいよ 寅次郎夢枕」が印象に残っています。

あっ、そうそう あの谷口千吉監督と(「銀嶺の果て」)ご夫婦だったんですよね。

ご冥福をお祈りいたします。

 

昨日、連絡がありました。

来年の 大阪シネマフェスティバルが、3月8日の日曜日に

正式に決まったそうです。

今から、楽しみです。

 

アベンジャーズ/エンドゲーム

「アベンジャーズ/エンドゲーム」

大ヒットシリーズ「アベンジャーズ」の完結篇。

最強を超える敵”サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が滅ぼされる。

残されたキャプテンアメリカ、アイアンマンらヒーローたちは

再び集結し、最後にして史上最大の逆襲に挑む。(キネマ旬報からの抜粋)

ワタクシも、この手の作品、シリーズは、

嫌いではないのですが、

やはり、大味な感は否めません。

知り合いにも、マーベルやDCが好きな人が

たくさんいますが、

作品によって、当然、

出来不出来はありますよね。


日本ラグビー、楽しませていただきました。

お疲れさまでした。

 

昨日は、即位の礼。

ワタクシでも、言いたいことはありますが(天皇の戦争責任とか)、

でも、やはり、ここは

おめでとうございます、ですね。

 

 

宮本から君へ

「宮本から君へ」

2018年にテレビドラマ化もされた新井英樹の原作コミックを

「ディスクトラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督が映画化。

不器用ながらも真っ直ぐに仕事と向き合う営業マン・宮本浩は、

会社の先輩の仕事仲間・中野靖子と
恋に落ちる。

しかし、大きな試練が立ちはだかり・・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

 

池松壮亮、蒼井優  

昨年の「斬、」以来の共演。

 

熱い、熱すぎる。

二人の演技も新境地で?凄かったが、

何せ、熱い。

観ているだけでも疲れてしまう。

監督、前作も暴力的な作品でしたが、これもまた同様な。

ただ、惜しいかな、ちと長い。

時系列をシャッフルしているので、

展開が読めるだけに

もう少しカットできるところが有った様な。

大げさに近い演技が続くだけに、ちょっと、くどい。

 

主人公に対しては、ちょっと冷静に落ち着けと、言いたいし、

周りにいると、ちょっと大変だと思うけど、

ワタクシとしては、こういう熱い人は、好きですね(笑)。

80点

 

和田誠さんが、お亡くなりになりました。

私が、高校生のころ、

キネマ旬報に”お楽しみはこれからだ”を連載されていたころからの

一ファンとして、大変残念に思います。

もうあれから、45年以上たちますが、

自他ともに認める

ライバルの

山藤章二さんの連載との2本を

読むのが

キネ旬の一番の楽しみでした。