「おいしい家族」
作家としても活躍する ふくだももこが、自身の短篇監督作「父の結婚」を
原作に長篇化したドラマ。
夫と別居中のキャリアウーマン、橙花は仕事もうまくいかず
都会の生活に疲れ気味。
母の三回忌を迎え、故郷の離島へ帰った橙花が見たのは、
亡き母の服を着ている
父の姿だった。(キネマ旬報からの抜粋)
かえすがえす残念!
おおさかシネマフェスティバル。 (しつこい!(笑))。
というのも、この作品、面白く拝見させていただきました。
ひろいものといったら、大変失礼なのですが、
当初は、なんか、きわものじゃあないかと。
観るのを、ちゅうちょしていたのですが。
ごめんなさい。
主演女優賞 松本穂香様、新人監督賞 ふくだももこ様。
良かったですよお。
それだけに、当日、お会いしてお話をさせていただきたかったです。
”コロナウィルスの ばかやろう”
松本穂香様、本当に可愛らしい。
”ひよっこ”の時の、コケティッシュなイメージが
有ったのですが、魅力的な、いい女優さんです。
来年、「みをつくし料理帖」で、ぜひ、再度受賞されることを
期待しています。
板尾創路さんや、浜野謙太さんもお上手でした。
優しすぎる映画です。
当然、こんな人ばかりではないことも、わかっています。
でも、その、表現というのか、その言いたいことは
わかったつもりです。
オーソドックスな撮り方をされてはいますが、
この監督さん、次回、次々回、爆発を予感させる人ですね。
ただ、惜しむらくは、タイトルの”おいしい”が
見えないことと、笑いが乏しいことかな。
コロナウイルス、先が見えてこないですね。