「ビブリア古書堂の事件手帖」
三上延の同名ミステリー小説を、三島有紀子監督が映画化。
五浦大輔は亡き祖母の遺品である夏目漱石の”それから”に記された著者の
サインの真偽を確かめに、古書店”ビブリア古書堂”を訪ねる。
若き店主の篠川栞子は、
優れた洞察力と推理力でサインの謎を解き明かし始め・・・・・・・・。
(キネマ旬報からの抜粋)
この監督さんの作品、なんか肌に合います(笑)。79点
無茶苦茶に良いわけではないのですが(失礼!)。
しっくりきます。作り方が丁寧で、全体的に優しい雰囲気が醸し出されている様な気がします。
ちょうど、一年前に鑑賞した「幼な子われらに生まれ」や
神戸を舞台にした「繕い裁つ人」など、
大阪生まれの神戸育ちというのも、僕と一緒だからかなあなんて(笑)。
この作品も、そういう感じでした。
夏帆さんや、東出昌大さんも良かったです、当然、黒木華さんも(笑)。
古書のうんちくも勉強になりました。
ちなみに、ワタクシの小学校の時に読んだ、
((この1冊))は、
ヘルマン・ヘッセの”車輪の下”です。低学年だったので、読了後、甘酸っぱい思い出があります。
その後は、やはり、吉川英治の”三国志”ですね。
漫画も良く読んでいたのですが(最近はほとんど読みません、眼が疲れやすいのも原因のひとつですが)
そういえば、今年は手塚治虫さんの生誕90年なんですね。
以前にも書きましたが、とにかく大好きな作家です。
音楽もサザンの曲が、良かったです。
それと、食堂のシーンで出て来た”かつ丼”。
おいしそうでしたね。
やっぱり、”かつ丼”は、庶民のごちそうですよね。
日本シリーズも終わりましたが、(全部観ていた訳ではないですが)なかなか、面白かったです。
プロが、本気になると手に汗握ります。
流行語大賞の候補が挙がっていましたが、
”ボーっと生きてんじゃねえよ!”
この番組、時々見ていますが、確かに笑えます。