神は見返りを求める

「神は見返りを求める」

「空白」の吉田恵輔監督によるラブストーリー。

イベント会社に勤める田母神は、

合コンでゆりちゃんと出会う。

ゆりちゃんはYuu Tuberだが、再生回数が伸びずに悩んでいる。

不憫に思った田母神は見返りを求めずに

彼女のチャンネルを手伝うことに。(キネマ旬報からの抜粋)

この監督さんの作品は、好きなの多いです。(笑)

解かり易くて面白い。(笑)

というか、下品で痛い。(ワタクシに合う(笑))

それにしても、色んな監督さんが使いたがる、

上手くて、旬の俳優さん。

今は、岸井ゆきのさんですね。

(ちょっと前なら、安藤サクラさん、蒼井優さん、宮崎あおいさんなどかな)

陰ながら応援しとります。(笑)

 

鈴木邦男さんが、亡くなりました。

ご存じの方も多いと思いますが、政治活動家であり、思想家です。

右から左になったのか、それとも真ん中か・・・・・・・・。

まともなことを言われているような面も有り、

晩年は共感することも。

ただ、どっちつかずではないかとも言われていますが・・・・なんとも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

THE FIRST SLAM DUNK

「THE FIRST SLAM DUNK」

原作は、週刊少年ジャンプ(集英社)にて、

1900年~1996年まで連載され、

国内におけるシリーズ累計発行部数1億2000万部以上、

テレビアニメも大ヒットした高校バスケ部を

題材にした人気コミック。

原作者の井上雄彦が監督として映画化。(キネマ旬報からの抜粋)

えらい評判が良くて

ロングランしていますので、

体調不良の中(笑)

頑張って観てきました。

実は、原作漫画は一度も目を通したことは無いのですが、

別に何の違和感もなく、入り込めました。

でも、試合の映像は確かに迫力があったのですが・・・・・・・・。

ストーリーは、よくある話だったし、

目新しいものが・・・・・・・・・・・。

なんかいつも以上に反感生むようなブログ。

皆さん、今更ですが、個人個人で

経験や価値観は違うものですよ・・・ね。

おっさんのたわごととして見過ごしてください。

76点

 

日本アカデミー賞の候補作品や候補者の発表が先日ありましたが、

やはり、昨年度はこれという本命がない模様で、

各部門、散らばりが見えますね。

同じことが”おおさかシネマフェスティバル”にも言えるみたいで、

事務局からの連絡も同様なことを

おっしゃていました。

でも、ワタクシの推しは(笑)

作品では「ある男」 「ケイコ目を澄ませて」 「死刑にいたる病」

「さがす」 「PLAN75」 「LOVE LIFE」

「さかなのこ」 「土を喰らう十二ヵ月」

主演女優賞は のんちゃん、倍賞千恵子さん、岸井ゆきのさんあたりでは(笑)

 

寒いですね。おからだの調子はいかがですか。

当方は、年末から体調を崩し、

最近まで、グタグタでした。

こんなことはなかったのですが、やはり年のせいですかね。

皆様も、ここ一か月、一番寒い時期ですので

お気を付けくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モガディシュ 脱出までの14日間

「モガディシュ 脱出までの14日間」

「ベルリンファイル」のリュ・スンワン監督によるアクション大作。

1990年ソマリアの首都モガディシュ。

国連加盟を目指す韓国と北朝鮮両国の間では、

妨害工作や情報操作が頻発していた。

そんななか、政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化する。

(キネマ旬報からの抜粋)

北と南の後半の緊張感が、面白かったです。

韓国映画は、いつも緊張感の中に

ユーモアなどを(息抜き)

挟むのが多いけど、

この作品もそんな作品でした。が、

この映画に限っては、もう少し減らした方が良かったかなと。

 

NHKのBSで、

“レジェンドの目撃者”という番組があります。

たまに観るのですが、

この前は、”張本勲”さんでした。

”あっぱれ”や”喝”でお馴染みですが、

最近の若い人たちには、どうも煙たがられているみたいですね。(笑)

でも、この人の生い立ちをよく聞いていましたから、

ワタクシは、味方です。

実際、失言も多いですが、時代も含めて、

この方の腹の座った精神、根性には多くの人はかなわないと思います。

ハングリー精神の塊みたいな人でしょう。

第2次世界大戦の末期、世界で最初に原爆を落とされた広島市。

ワタクシの母の実家も張本さんと同じ、広島市の猿猴川の近くの段原町です。

ただ、比治山のこっち側と向こう側(在日朝鮮人の町)。

母の姉も張本さんの姉も原爆の犠牲者です。

在日でもあり、しかも、幼い時に焚火に突っ込み左手が不自由。

自然に性格は荒れ放題。間違いなく広島ヤクザの筆頭になるのは

間違いなかったそうです。しかし、そうならなかったのは、

周りの人々のおかげと、野球に出会い

打ち込んだからだそうです。

その後の活躍は誰もが知っていますが、

在日朝鮮人ということで、あの力道山に可愛がられた話も

印象的でした。

それと、このエピソードは詳しくは知らなかったのですが、

フライヤーズからトレードで

本当は、阪神タイガースに決まっていたそうです。

それを、いつもの手で(笑)ジャイアンツが横から失礼したという事らしいです。

長嶋さんから言われれば断れませんよね。

ただ、タイガースの当時の吉田監督に断りの電話を入れた時に、

吉田さんが”良かったな、頑張れよ”と言われたそうです。

それを聞いた張本さんは涙を流して感謝したそうです。

(余談ですが、うちの親父は、ヨッさんと江夏とひげ辻と麻雀をした仲でした)

でも、あの当時、タイガースに入っていたら

田淵、ブリーデン、ラインバック、藤田平とともに凄い打線になり、

プロ野球の歴史も変わっていたでしょうね。

しかも、宝塚に土地まで買っていたそうですから

びっくらぽんです。

 

あの張本さんと同世代の門田さんが亡くなったそうです。

門田さんと言えば、王さん、野村さんに次ぐ本塁打数、打点共に歴代3位。

凄い人なのですが、野村さんや張本さん、落合さんなどは

パ・リーグからセ・リーグに移られ

光が当たった時もあったのですが、生涯あの当時のパ・リーグで

終えられていますから、地味だったなあという

印象はぬぐえません。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人は判ってくれない

「大人は判ってくれない」

1959年 フランス製作

1960年 昭和35年日本公開

フランソワ・トリュフォー監督のデビュー作。

フランスのヌーベルバーグの代表作なのですが、初見です。

確かに良い作品です。この続きが知りたいというか、

妄想が膨らみます。

ボクは以前にも書きましたが、この作品もそうですが

「海辺のポーリーヌ」などで描かれるフランス人気質とは、

改めて、合わないと納得してしまいました。(笑)

この作品の家庭環境なども

よくあるボタンの掛け違いでしょうか?

なんか当たり前ですが、根本的に考え方や文化の違いがありますよね。

余談ですが、作品の中で出てくるアトラクションは

昔々、東京の後楽園遊園地で弟と

乗って遊んだ記憶があります。

出てきたときに二人とも目が回って近くのベンチに座り、

うずくまった思い出が・・・・・・・・。(笑)

 

(前項からの続き)

自衛隊のお風呂は気持ちよう、ございました。感謝です。

車で2号線を走った時、芦屋市と神戸市の境、森南町は、ひどかった。

電車で長田の町を訪れた時も、一面の焼け野原には言葉を失うほどでした。

西宮市の実家も傾きました。

ただ、武庫川を越えて、大阪市に入ると

まるで別世界かと思いました。

この影響もあって、粘りましたが10年後に

自己破産、会社倒産。

いろいろありました。

でも、いろんな方のおかげで

元気に頑張らせてもらっています。

生きています。

ただ、ただ感謝です。

 

貴景勝、頑張りましたね。これで、春場所も面白くなりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハケンアニメ!

「ハケンアニメ!」

アニメ業界を舞台にした辻村深月の小説を映画化。

連続アニメ”サウンドバック奏の石”で

初監督に挑む斎藤瞳は、一筋縄ではいかないスタッフや

声優たちを巻き込み、天才・王子千晴監督が手がける

”運命戦線リデルライト”と

覇権争いを繰り広げる。(キネマ旬報からの抜粋)

アニメ業界だけではなく、どの業界でも言えることだなと

思いました。

全体的には、まとまってよく出来ている佳作(失礼)だとは思います。また、

吉岡里帆さんは、可愛いし(笑)

ファンなのですが、

今作は、ミスキャストだと思います。

岸井ゆきのさんあたりでは

ないでしょうか?

脇が上手い人ばかりなので、特に感じました。

 

一昨日は、阪神大震災から

28年。早いものですね、というか、あれから

30年近く経つのですね。

毎年、このブログにも書いていますが、

ワタクシも、あの震災で大きな影響を受けた一人です。

休み明けの朝、もう起きようとしていた頃、

午前5時46分、今まで感じたことのない揺れが

襲いました。当時、関西では起こることがないと思われていましたので、

突然、不意に襲われたという感じでした。

まだ、外は暗く、状況は把握できませんでした。

そして、少し夜が明けたころ、外に出てみると

住んでいたマンションの前の大きなおうちが、潰れていました。

最近建てられた新築の別棟は

大丈夫だったのですが、もうひとつのおうちの方が

被害にあっていました。シャベルを持って

掘り起こしに行きましたが・・・・・・・・。

途中で人出を確保しようと思いまして、近くの

JR甲子園口駅に行くと

7階建てのビルが駅のバスロータリーに向かって

倒れていました。

タクシーも下敷きになっていました。

煙がもうもうとし、ガスが噴き出し、

そこに火が付き、夜明け前の異様な光景でした。

(この項は2015年1月17日のブログにも載せていますが)

直後は、交番に行っても

お巡りさんも放心状態でした。

まだ、それより駅にいた金髪の兄ちゃんたちの方が

声をかけたら、直ぐに手伝ってくれました。

(この項、もう少し続けます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母性

「母性」

「告白」など映像化が相次ぐベストセラー作家・湊かなえが

母と娘の愛情を綴った同名ミステリーを、

「ノイズ」の廣木隆一監督が映画化。

真相が不明のままになっている女子高生死亡事件。

娘を愛せない母と母に愛されたい娘、

二人の食い違う証明が紡がれていく。(キネマ旬報からの抜粋)

脚本もイマイチだけど、何と言っても

予告編が、悪い!(笑)

あの予告編では、思いこんでしまうだろう!

ネタバレになるので書きませんが、あれはやりすぎ。

というか、判断できなかったワタクシがバカなのか。

俳優陣は熱演でした。

戸田恵梨香さんも、上手い。(失礼!)

ただ、この監督さんの作品は、ワタクシ的には、いつも合わない。

77点

 

地元、西宮戎神社の福男選びが3年ぶりに復活!

西宮神社は、広いんです。

”商売繁盛で笹もってこい”

毎年、升酒を飲んでいました。

えべっさん、今年こそタイガース、たのんまっせ!

 

 

 

 

 

 

 

すずめの戸締り

「すずめの戸締り」

世界を魅了するアニメーション監督・新海誠が贈る、

日本各地の廃墟を舞台に、

災いの元となる”扉”を

閉めていく少女・すずめの解放と成長を描いた現代の

冒険物語。

すずめの声をオーディションから選ばれた原菜乃華が担当。(キネマ旬報からの抜粋)

78点

意欲的な良い作品だとは思いますし、

アニメとしても高水準だし、子供の心にも残ると思います。

ただ、個人的にはこの監督さんの作品は

ワタクシ的には、ちょっとだけ合わないような・・・・・・・・。

万人に受ける作品はもともと無理があるし、

監督さん御自身でも、これで良かったのかなあという思いがあるみたいです。

ただ、その思いをお聞きした時には、やはりというか、

なぜか、ホッとしました。

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

年末に、遊びすぎまして

ちょっと体調を崩していました。

もう年ですし、無理が出来なくなりました。(笑)でも、

今年も ”元気があれば、何でも出来る” で頑張ります。

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケイコ 目を澄ませて

「ケイコ 目を澄ませて」

聴覚障害と向き合いながら、

実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんを

モデルに、彼女の生き方に着想を得て生まれたケイコを、

「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が16㎜フィルムに

焼き付けた青春物語。

ゴングの音もセコンドの指示もレフリーの声も聞こえないなか、

じっと ”目を澄ませて” 闘うケイコを、

才能にあふれた主人公としてではなく、

不安や迷い、喜びや恐怖など

様々な感情の間で揺れ動き、

それでも拳を突き出す一人の女性として描く。(キネマ旬報からの抜粋)

80点

淡々と進み、ドキュメンタリー作品を観ているよう。

だからか、観た時より、

まるでボディブローのように、じわじわと後から効いてきます。

観終わった後には、もうちょっと事件とか、スポーツのカタルシスとか、

遊びの部分とか、

ドラマ性が欲しいなとも思ったのですが、

静かに大きな感動がやって来ます。

もう一度見たいと思いました。

そして、岸井ゆきのさんが素晴らしすぎる。

監督さんは新進気鋭の若手の一人。

昨年の濱口監督に続く今年は、「ある男」の石川監督、

「LOVE LIFE」の深田監督など今後も楽しみです。

コロナ禍の東京を、

合理的でない世界で

真面目に生きている人間を、

真面目に描いている作品。

今年を代表する作品でした。

 

コロナ禍、また、お正月をまたぎます。

皆様もご自愛くださいませ。(小生もまだ、年末にお付き合いが2件残っとります(笑))

 

本年もありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。

それでは、よいお年を!

 

 

 

 

ドンバス

「ドンバス」

2014年にウクライナからの独立を宣言し

親ロシア派勢力”分離派”に実効支配されるドンバス地方。

フェイクニュースやプロバガンダを駆使する情報戦。

野蛮なテロ行為。

現代の戦争をウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督が描く。

(キネマ旬報からの抜粋)

これが2018年の制作とは!

今年、2022年の世界の重大なニュースであるロシアのウクライナ侵攻。

ドキュメンタリー風な作品なのですが。

改めてもう一度、これは2018年の制作なのですね。

戦争とは、

もちろん、

誰が良いか悪いかは一概には言えません。

戦争に正義は無く、勝った方が正義を唱えます。

この作品も、

捕虜を一般市民が殴る場面

車両を略奪された男、最初と最後のフェイクニュースなどなど

人は両面どころか、多くの面を持っているのが改めて浮き彫りにされます。また、同様に

映像も怖いですよね。フェイクニュースなど。

これが国営になると

だまされる人も多いですよね。

翻って日本。

緊迫感のない平和な時代が続きましたが

これから先はどうなるのでしょう。

 

この一週間で、余り好きでもない(笑)ゴルフに3回も

行ってしまいました。

特に3回目は名門と言われるABCゴルフ俱楽部。

なんせ寒波、寒いのなんのって。

グリーン上に乗ったと思ったショットが、まるでカート道に跳ねたように

カーンという音がしたと思ったら

向こうのがけ下へ(笑)

身体は周らないは、

もう最悪。

12月から2月は休みます。

もう行かない!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある男

「ある男」

芥川賞作家・平野啓一郎の同名小説を「蜜蜂と遠雷」の

石川慶が映画化。

弁護士の城戸章良は、谷口里枝から

亡き夫・大祐の身元調査という奇妙な依頼を受ける。

不慮の事故で命を落とした大祐が、

実は別人だったというのだ・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

81点

上質の娯楽作品でした。面白かったです。

いろんなことを考えさせられました。

(親と子、差別、そして自分とは)

妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝が熱演。

短い出演にもかかわらず、柄本明は、さすがの演技。

脚本は、向井康介

監督さんは石川慶。今年を代表する作品の一本でした。

 

先日、大阪梅田でメーカーさんと忘年会を行ったのですが、

一軒目は、グランフロント大阪に出店している

鶴橋の有名店の焼肉屋さん。

脂の乗りもよく、おいしゅうございました。

2軒目は女の子のいるクラブへ。

そこで接客してくれた20代の女の子二人と話をしていると、

なぜか整形のお話しになりました。

何とお二人とも、プチ整形を何度もしているとのこと。

ナチュラルな感じにもびっくりしたのですが、

同席のメーカーさんたちとも驚いたのは、

今の若い人たちの感覚。

お化粧をするのと同じだそうです、ちょっとショック(笑)

その余韻を引きずりながら、いつものスナックへ。

新人さんが居たので、少しお話をしたところ、

なんと、津田晴香さんと同級生だそう。津田晴香さんと言えば

今年のおおさかシネマフェスティバルで新人女優賞を受賞された方。

何たる偶然(笑)

一度、お会いしてお食事したい(笑)  可愛らしい方でした。

これからのご活躍を期待しております。

 

先週末、「ケイコ 目を澄ませて」鑑賞致しました。

淡々と進む作品でしたが、後で大きな感動が来ました。