無頼より 大幹部

「無頼より 大幹部」

渡哲也がテレビに軸足を移す前の日活時代の作品。

1968年 昭和43年のヤクザ映画

なかなか、面白かったです。

ラスト、青江三奈の歌と共に殺し合いが始まりました。(笑)

昔はよくあるパターンでしたね。

浜田光夫の役がリアリティでした。

 

このブログも、9年目に突入することになりました。

ありがとうございます。

今年の新作も「トップガン マーヴェリック」 「さがす」

「峠 最後のサムライ」 「PLAN75」

「ベイビー・ブローカー」なども

観ております。おいおい載せますので

ご笑覧下さいませ。

 

それでは、前回に引き続きまして、

去年の独断と偏見の我がBEST10

洋画篇

宜しくお願い致します。(笑)

2021年 令和3年

①ファーザー

②チャンシルさんには福が多いね

③007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

④ノマドランド

⑤リスペクト

⑥ゴジラVSコング

⑦Mr.ノーバディ

⑧MINAMATAーミナマター

⑨プロミシング・ヤングウーマン

⑩17歳の瞳に映る世界

 

 

 

 

 

 

 

トップガン

 

「トップガン」

先週、妻が観に行きたいというので、

大ヒット中の

「トップガン マーヴェリック」観てまいりました。

(いやあ、面白かったです。)

ということで、その前に

前作を

36年ぶりに見直して

鑑賞した次第です。

1986年公開  昭和61年のアメリカ映画

この一作目も、当時は大ヒット、社会現象にもなりました。

まあまあ面白かった記憶はあるのですが、

今見ると、トム・クルーズのプロモーションビデオでもあり、

ノー天気な作品。(笑)

音楽が良かっただけに、全体的に楽しく感じたんだと思います。

(まっ、こちらの感性も齢を食ったという事ですが。)

 

ここで、少し遅れてですが、毎年恒例の

独断と偏見の

前年の我がBEST10。

2021年  令和3年

先ずは、邦画から。

①ドライブ・マイ・カー

②あのこは貴族

③ヤクザと家族

④すばらしき世界

⑤偶然と想像

⑥茜色に焼かれる

⑦いとみち

⑧孤狼の血LEVEL2

⑨空白

⑩るろうに剣心 最終章 The  Fainal

ご笑覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シン・ウルトラマン

「シン・ウルトラマン」

1966年の放送開始以来、今なお根強い人気を誇る”ウルトラマン”を

企画・脚本 庵野秀明、監督 樋口真嗣の「シン・ゴジラ」コンビが映画化。

次々と巨大不明生物”禍威獣(カイジュウ)”があらわれ、

その存在が日常となった日本。

禍威獣対策のスペシャリストを集結し、

”禍特対(カトクタイ)”を設立。

そんなある日、大気圏外から

銀色の巨人が突然出現し・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

賛否両論が渦巻く、大注目作品!

樋口真嗣監督  斎藤工  長澤まさみ  西島秀俊出演。

誰もが? 思い入れが強いのか、

今のところ、賛否相半ば。じゃあ、お前はどうなんだと聞かれれば、

すみません、真ん中です。(笑) 79点

東京は高齢者で超満員?

今は初日が金曜日なので(働き方改革の影響、初日が土曜日だと映画会社の宣伝マンは土曜日は休日出勤になるらしい)、

2日目の土曜日に鑑賞して、直ぐに東京の弟に連絡。

ファーストシーンから途中までは良かったのですが、後半、腰砕け?

期待が高かっただけに、もひとつかなと、メールしたら、

間髪入れずに、すかさず反論。

どうも、昨日の初日に観ていたらしい。

何たるオタクのバカ兄弟!(笑)

庵野秀明のワールドは(世界)、あれでいいんだと、

解かるやつに分かればいいんだと!

確かに、庵野ワールドだと、分かりましたが

やっぱり、「シン・ゴジラ」で万人受けした作品を出しているし、無茶苦茶良かったので、

もう少し音楽やストーリーに面白みが欲しかったですね。

特に、56年前にリアルタイムで観ている僕たちには、もうちょっと遊びが・・・・・・・・。

でも、この作品はどちらかというと監督の樋口色が強いかな?

ちょっと大雑把な演出とか。(笑)

日本の現状の防衛問題も切り口は甘く、新味に乏しい。

最初のシーンは、贅沢な怪獣たちの使い方!

勿体無いのひと言。

米津玄師もいいけど、テーマソングが聞きたかったなあ。

ビートルも観たかった。

カラータイマーは、デザイナーの成田さんの美的感覚で無くしたらしいですね。

確かにスッキリはしています。

怪獣退治のウルトラマン、宇宙人相手のウルトラセブンという

イメージもあるのですが、

やっぱり、セブンも観たいです。

ウルトラQの場面は

嬉しかったです。

子供の頃は夢中で観ていましたが、

鉄腕アトムは、人種差別などのテーマ、

ウルトラマンは脚本家の金城哲夫さんが沖縄の問題などをベースに

していたんですよね。

楽しいイベントでした。(笑)

 

父の日、息子たちから、

電動歯ブラシとビールを貰いました。

ここだけの話、嬉しくて感激しております。(笑)

妻からは、ランバンの傘。

”こんな高い傘、無くしたら困るよなあ・・・・・・・・。”と言った後の

修羅場はご想像にお任せします。

 

女子プロゴルフの西村優菜さん、優勝おめでとうございます!(ファンです。(笑))

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーアワー

「ハッピーアワー」

2015年 12月公開  317分

濱口竜介監督作品

30代後半を迎え 人生の岐路に立つ女性4人の心情を掬い取るヒューマンドラマ。

主演4人は演技未経験ながら 第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。

同映画祭脚本スペシャル・メンションにも輝いた。監督は濱口竜介。

(キネマ旬報からの抜粋)

やっぱり、観る前は長いかなあと思いました。

事実、ワークショップの場面は必要かなと

思いはしましたが、

観て良かったです。そして、素晴らしかったです。

こんなに長尺でありながら、飽きさせない、魅せ切ってしまう、

これが、いつもの濱口マジック?

「ドライブ・マイ・カー」のヒロシマ、そして神戸を舞台にした

(芦屋・武庫川・三宮・元町・六甲など)

この作品。

思い入れもひとしおです。

ラストも、男の言い分もあるだろうに、長い作品が、ざっくりエンドです。

この監督、とてつもない才能の持ち主さんですよね。

次回作も楽しみです。

 

先週は、業界の会合で、3年ぶりに東京へ行って参りました。

まさか、開会の前に抗原検査があるとは。(笑)でも、当たり前か!

金曜夜の品川や新橋の人の多いこと。

翌日に弟夫婦と歌舞伎座前で待ち合わせをして、

銀座、有楽町を散策し、食事など。

「シン・ウルトラマン」などの話で、オタク兄弟は

盛り上がりました。(笑)

サッカー、今年はワールドカップだけど、チーム状態はどうなんですかね。

円安は、どこまで続く?

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストナイト・イン・ソーホー

「ラストナイト・イン・ソーホー」

ファッションデザイナーを志し、田舎からロンドンへと出てきた少女。

下宿先の古い屋敷の一室で、彼女は毎晩、夢の世界へと迷い込む。それは、1960年代、

自分と同じように夢を抱いたある少女が体験した恐ろしい物語。

そして、きらびやかなネオンの陰にひそむ、この街のもうひとつの姿だった・・・・・・・・。

ロンドンのソーホー地区を舞台に、過去と現在が交錯するサイコ・ホラー。

監督は「ベイビー・ドライバー」の鬼才エドガー・ライト。(キネマ旬報からの抜粋)

トーマシン・マッケンジー、アニヤ・テイラー=ジョイ出演。

評価は、高いんだけど・・・・・・・・。

確かに60年代の風俗と音楽は、魅力的でした。

ニューヨークやロンドンのソーホー地区には、

行ったことはあります。

確かに、欲望と享楽の街?

売春と戦争は無くならない?という話は別として、

まっ、こういう事も、街の顔のひとつでしょうか?

 

中国の世界戦略なのか?

長期に渡ってでも、そういう考え方は、

今は時代遅れというか、現代では通用しませんよね。

世界統一は昔の王様の話です。

でも、それに近い国が日本の周りにあと二つ。

 

欲望には限りがありません。

伸びしろを伸ばすのとは、また違うと思います。

難しい所です。

 

プロ野球日本ハムが本拠地で披露している

応援チアガールの、きつねダンス。

可愛いですねぇ!

 

日経の夕刊の文化欄は楽しいのですが、

今連載中の宮城谷昌光さんの”諸葛亮”、

ちょっと、取っつきにくい?(笑)

 

阪神タイガースの次期監督は、岡田氏か?

 

エンゼルス、13連敗!

 

明日からガラス業界の会合で、東京です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mr.ノーバディ

「Mr.ノーバディ」

「ハード コア」のイリヤ・ナイシュラーと「ジョン・ウィック」シリーズの

脚本家デレク・コルスタッドがタッグを組んだアクション。

地味で冴えない日々を送る中年男ハッチが、

バスでチンピラと遭遇したことをきっかけに ブチ切れ、

ド派手な騒動が巻き起こる。(キネマ旬報からの抜粋)

これぞ、ストレス解消のアクション映画。

2020年製作 2021年公開作品

アメリカ映画

また、上映時間92分というのが、良い!(笑)

好きですねえ。

イリヤ・ナイシュラー監督  ボブ・オデンカーク  コニー・ニールセン出演

でも、あのクリストファー・ロイド登場には、びっくり。

音楽も、脚本も良い。(だから、面白い) よくある設定だけど、上手く描いている。

日頃、ここでも映画が分かった様な言葉をならべていますが、

やっぱり、理屈抜きのB級映画は(失礼!)面白い。

 

ゴルフ、飲み会、来週は東京。コロナ感染に気を付けてはいますが・・・・・・・・。

 

日本の漫画のヒーローが世界を感動させるのは、

自分と関係のない人の為に命を懸けるからだと。

他の国のヒーローは

国家や友人や家族など自分と関わりのある人の為に頑張るのだという、コラムを

読みました。

なるほど。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死刑にいたる病

「死刑にいたる病」

櫛木理宇による同名小説を原作に白石和彌監督が映画化。

鬱屈した日々を送る大学生・雅也のもとに、

24件の殺人容疑で逮捕され、死刑判決を受けた榛村から

1通の手紙が届く。

榛村は犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、

中学生だった雅也もよく店を訪れていた。

主演は「彼女がその名を知らない鳥たち」の阿部サダヲ。

(キネマ旬報からの抜粋)

81点

白石和彌監督 阿部サダヲ 岡田健史  中山美穂出演

シネフェスで2回ほど、お話しをさせて頂いた白石監督作品ですが、

やはり、グロイ仕上がり。(笑)

阿部サダヲさんは、主演賞ものの熱演。

思わず見入るというか、見応えは有りました。

原作は未読ですが、読んだ妻に聞くと、

かなりコンパクトにまとめられているみたいです。

確かに観ているときは、そんな感じはしなかったのですが、

観終わった後は、強引な感じも少ししました。

が、長篇物は仕方ないですね。

 

米バイデン大統領、離日。

と、同時に北朝鮮から、ミサイル。

中ソで、合同軍事訓練。

台湾問題の発言もあり、何やらきな臭い?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

老後の資金がありません!

「老後の資金がありません!」

垣谷美雨によるベストセラー小説を原作に、天海祐希が「狗神」以来

19年ぶりの単独主演を果たしたコメディ。

コツコツと老後の資金を貯めてきた平凡な主婦・篤子。

だが、舅の葬式、娘の派手婚、さらには夫婦そろって失職し資産は激減。

篤子は窮地に立たされる。

監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。

(キネマ旬報からの抜粋)

この監督さんの作品は、良い意味でも悪い意味でもなく

というか、良い意味で(どっちなんだ)

安心して観ていられます。

面白く見れました。 草笛光子さんの達者なこと!

その他の役者陣も楽しんで?演じてられるのか、好演でした。

特にラストの”ラストダンスは私に”は、鳥肌物。

感激致しました。(笑)

 

コロナ、なかなか落ち着きません。

先週も懇親会、総会などの行事、集まりの後、2次会3次会で、

お姉ちゃんのいる店へ(あくまで仕事です!(笑))

何軒も行っているのですが、やはり、飲み屋さんでは、感染者は出ていたみたいですね。

私は、今のところは、大丈夫みたいですが、皆さま、お互い

気負付けましょう。

でも、ここまでくると、何処でうつるかわかりませんが。

タイガース、やっぱり、波に乗れませんね。

大リーグの大谷選手は、調子が上がってきたみたいです。

大相撲夏場所は、上位陣がピリッとしません。

ウクライナは、少し押されてきました。

「シン・ウルトラマン」賛否、渦巻いております。

私の私見はいずれ。(笑)

昨日は、ゴルフの練習。打ち方を少し変えたので、結果に結びつくか。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年の君

「少年の君」

第93回アカデミー賞国際長篇賞ノミネートの中国・香港合作青春映画。

ニエンが通う進学校で、いじめを苦に同級生が自殺、

その後、ニエンがいじめの対象に。

ある日、ニエンは、下校途中に集団暴行を受けるシャオパイを

窮地から救い、

孤独な二人は親しくなる。(キネマ旬報からの抜粋)

中国・香港合作映画というのがミソ。

監督は、デレク・ツァン。

壮絶ないじめ、苛烈な受験戦争、母子家庭や貧困など、

過酷な(中国だけでもないが)社会問題を描いている。

どこかで見たことのあるストーリーだけど、エンタメ性の高い作品に

仕上がっていると思います。

ただ、国からのメッセージは余分。

 

香港と言えば、アグネス・チャンにブルース・リー。

懐かしいし、強烈な思い出がいっぱいです。楽しませていただきました。

今週は、メーカーさんの総会で深酒し、今日もまた

業界の総会。飲み会は大好きだった?けど、

さすがに、この間、65歳になった身には、少ししんどくなりました。(笑)

コロナも心配だし??

でも、明日の「シン・ウルトラマン」。

庵野さんが、関わっているし、

なぜ、カラータイマーがないのか?

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

トキワ荘の青春

「トキワ荘の青春」

2回目です。

藤子不二雄Ⓐさんが亡くなられての追悼放映でした。

最初に観た時も、思ったのですが、ちょっと盛り上がりが少ないような。

評論家には、当時、高評価でしたが、やっぱり、面白みに欠けるような気がします。

内輪話に徹したような。

この監督さんは、「東京兄妹」という作品はボクも大好きなのですが、

どの作品も面白かったとは、言えず、

当然、

ボクの好みではないのもありました。

でも、良い役者も(当時は無名だった人も)たくさん出ていたし、

いろいろな青春、人生を描き、また、芸術関係で食っていく難しさもよく出ていました。

手塚治虫  言わずと知れた”漫画の神様”。

石森章太郎  ”サイボーグ009” 夢中で読んでいました。

赤塚不二夫  ”おそ松くん”も読んでいましたが、タモリや山本晋也とのエピソードが

大好きです。

寺田ヒロオ この映画の主人公。

実は、ボクはこの人の作品がとても好きで、”背番号0”は

本当に、これこそ漫画と言える作品でした。

子供向けと言えば子供向けですが、当時の漫画というものの存在を

極めていたと思います。大人が読んでも、少年の時を思い出し、

ほのぼのとなったものです。

晩年は不遇だったのらしいですが、絵本作家の道はなかったのでしょうか。

残念でなりません。

 

という事でもないのですが、ゴールデンウイークに

久しぶりに、宝塚市にある手塚治虫記念館に行って参りました。

何回も行ってはいるのですが、今回は”鉄腕アトム展”ということで、

勇んで行って参りました。

大阪豊中市生まれの兵庫宝塚市育ちの手塚治虫さん。

その宝塚、阪急の創始者、小林一三翁の銅像も建立された宝塚温泉地。

武庫川の流れも五月晴れで、気持ちよく、

そして、なんと、コロナ禍で宝塚歌劇団も休業中。

人の通りも少なく、連休中の穴場でした。(笑)

小中学生の頃の手塚体験。全盛期の頃の?作品群に出会っていたこの幸せ。

多くの人と同じように無我夢中で読んでいました。

月刊誌”少年”や”少年ブック”は買ってもらっていたのですが、

”少年画報”や”ぼくら”や”りぼん”などは友達と回し読みをしていましたし、

その数年後の週刊誌時代には”少年サンデー” ”少年マガジン”  ”マーガレット”なども

懐かしいです。

なにせ、5歳の子が、初めて散髪屋さんの待合で読んだ鉄腕アトムの ”ロボットランド”を

いまだに鮮明に覚えているぐらいですから、

そのワクワク感、アイデア、ストーリー、スケールそして、人間愛には、

衝撃を受けました。事実、手塚さんは、アトムは人間とロボットとの差別を

テーマに始められたそうなのですが、その後は地球環境も含めて、

子供にもわかりやすく、いろんなテーマを題材に多くの作品を残されました。

アトムも最初の”アトム大使”を皮切りに、

ロボットの初恋”海蛇島” ”赤い猫” ”火星探検” ”ミドロガ沼”などなど

そして、リアルタイムで読んだ ”地上最大のロボット” ”ロボイド’などなど切りがありません。

”ビッグX” や” マグマ大使” や ”バンパイア”、 ”ワンダースリー”も、

次の回を読みたくて、待ち遠しかったです。また、本当に今読んでも面白いです。

”火の鳥” ”ブラックジャック” ”リボンの騎士”(宝塚育ちの影響)

”ジャングル大帝” 後期の ”きりひと讃歌” ”アドルフに告ぐ” など、

また、晩年の未完になった、手塚さんの自伝、戦後の大阪が舞台の

”どついたれ” も最後まで読みたかったです。

手塚先生、本当にありがとうございました。

 

明日は、映画「死刑にいたる病」を観に行く予定ですが、

来週は、こちらも、僕たち子供を夢中にさせた”ウルトラQ”の第2弾

”ウルトラマン”の映画化。

「シン・ウルトラマン」を観に行きます!