Archives 8月 2023

ジェロニモ

「ジェロニモ」

アメリカ   1993年製作の西部劇

ウォルター・ヒル監督

ジェイソン・パトリック  ジーン・ハックマン  ロバート・デュヴァル

マット・ディモン

合衆国騎兵隊を相手に抵抗した

伝説の

アパッチ族の戦士ジェロニモの

人間像を描き、

アメリカの歴史の暗部に

光を投げかけた西部劇。

豪華な配役、そして、脚本はジョン・ミリアスとラリー・グロス。

ワタクシの大好きな「ウインド・リバー」に繋がっていくような、

そういう流れの作品でした。

裏歴史を描く1993年の問題作。

でも、映画の出来としては、惜しいかな(キャスト、スタッフが豪華な割に)

平凡な出来。

もう少し、声を大にして、問題提起して欲しかった感があります。

 

福島の処理水問題。

昨日、放出!

科学的には良しとするのだろうが、

明日、明後日にその結果が出るものでもないし、(海外からの批判は外交上の問題だから、

別として)

ましてや、いくら責任を持つといっても、

政府や東電は信じられないし、

時代が変わったとか、人が変わったとかで済まされるのがオチ。

”トイレのない高級マンション”

原子力は、功の部分も多いが、人類が、まだ、

扱えるものでもないような・・・・・。

 

ロシア、プリコジン死す。

北朝鮮のロケット発射、失敗。

テリーファンク、死去。

昨日のゴルフ、雷雨に見舞われる(初めて、雷が恐ろしいと感じた)。

 

しかし、何といっても、ショックだったのは、

大谷さんのケガ!

 

 

 

 

 

 

 

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

トム・クルーズ主演のアクション大作「ミッション:インポッシブル」シリーズの

第7作目。

シリーズの随所に張り巡らされた伏線が交差する”集大成”として、

イーサン・ハントに、

かってない極限のミッション(決断)が

迫られることになる。

怒涛のアクションが展開。

監督は本シリーズで3作連続の監督を務めるクリストファー・マッカリー。

(キネマ旬報からの抜粋)

1年前の「トップガン マーヴェリック」と同様、

トム様、凄かったです。

テレビのCFで、崖から飛び降りるシーンが見せ場かなと思っていましたが、

とんでもないです!

終盤のオリエント急行・・・・(トンネルと列車落下の場面なんか)

まさに手に汗握る(古い言い方)!

トム、PARTTWOも観に行くよ(笑)

ストーリーも解りやすく(笑)

音響も素晴らしく、堪能致しました。

81点

 

最近の世の中は、白と黒のどちらかでなければみたいな極端になっていますが、

本来は、もっと複雑なんだというご意見もあります、

でも、映画に関しては、どっちも面白いね(笑)

 

朝、ラジオを聴きながら、車で通勤しているのですが、

高校野球が真っ盛り。

ということで、好きな野球漫画の話をしていました。そこで、ワタクシも。

”巨人の星”(というか、あの頃は、みんな、梶原一騎に洗脳されていました(笑))

”ドカベン”もいいけど、僕は、水島新司さんは、”あぶさん” ”エースの条件”が好きでした。

そして、ちばあきおさんの”キャプテン”

ちばてつやさんの”ちかいの魔球”

ちょっと下の世代ではあだち充さんの”タッチ”が新鮮でしたね。(僕は”日当たり良好!”が

お気に入りでしたが)

懐かしいです。

 

プロ野球は、タイガースに

なんと、マジックが点灯。

38年ぶりに、2度目の日本一を目指せ!

(なんか、笑うしかない歳月が過ぎているよね)

 

 

 

 

 

 

 

君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか」

宮崎駿が、2013年の「風立ちぬ」以来、10年ぶりに

監督を手掛ける長編アニメーション。

前作の公開時に表明した引退を撤回して挑む。

タイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動したという

吉野源三郎の著書 ”君たちはどう生きるか”から

引用されているが、

原作、脚本は宮崎駿のオリジナルストーリーだという。

公開まで内容もキャスト・スタッフも明かされないことが、

明言されている。(キネマ旬報からの抜粋)

君たちは、宮崎駿を、どう評価しているのか?

観終わった直後に、こう思いました。

確かに集大成感がありありと、感じられました。

ただ、宮崎監督も、黒澤や、

娯楽と芸術を上手く映像にしていた監督さんのように、

年齢を重ねるごとに

作家性が強くなり、芸術色に染まり難解になっていくのは

仕方がないと思います。

だから、難解な哲学書を何回も読まなければ

理解できない状態に

なるのと一緒だと思います。

それが狙いで、劇場に何回も足を運ばせる作戦だとは思いませんが、

監督自身も事前に解りにくいという発言や

事前情報が、まったくありませんでした。だから、

いろんな価値観の人がまっさらの状態で観たのですから、

賛否両論渦巻くのは

当然だと思います。   77点

メタファーという言葉がよく出てきます。

映画ではよく使われる手法で、”暗喩”のことですが、

ワタクシとしても、確かに良い作品というのはわかるのですが、

本当に全体がまだつかみきれず、

だから、解ったふりをするほどでもなく、

ワタクシが馬鹿なのか、どうなのか

もう一度観て、確かめますか?(笑)

 

タイガース、強いぞ!

 

また、終戦記念日がやって来ます。

 

弊社も明日からお盆休みです。

まだまだ暑いです。

皆様もご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

エンパイア・オブ・ライト

「エンパイア・オブ・ライト」

1980年代初頭、イギリスの静かな海岸の町マーゲイド。

地元で愛される映画館エンパイア劇場で働いている女性ヒラリーのもとに、

黒人青年スティーヴンが現れる。

厳しい不況下でも前向きに生きるスティーヴンに、

ヒラリーは希望を見出していくが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

*警告! アマゾンプライムさん、

字幕の色が、黒色で、映像の色とほとんど被り

読めない。新作に多々有る。金返せ!(笑)

昔、劇場で観た「大統領の陰謀」が

これと反対で、白色の画面が多いのに、字幕が白だったことを思い出しました。

まあ、映画館で観ない俺が悪いのか。

(気を取り直して、次!(笑))

映像は素晴らしい!

特に海辺の花火のシーン。

1980年代の英国の人種問題や社会問題。

サム・メンデス監督、上手いというか、手慣れた演出だなと

思いましたが、

あと一歩、深く鋭い描写が欲しかったと思います。

 

タイガース、アレに向かって突き進め!

高校野球も始まりました。

エンゼルスは、やっぱりダメか?

 

先週は、人間ドックの帰りに

大阪梅田で、映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を

観ました。

トム君、若いね!

 

 

 

 

 

 

 

 

里見八犬伝

「里見八犬伝」

2回目です。

1983年のお正月映画

角川春樹事務所制作   東映   監督 深作欣二

キャスト 薬師丸ひろ子

当時観て 余り出来がよろしくないなという記憶だったのですが、

なぜか観てしまった。

やはり面白くなかった。(笑)

長い。

不出来な時の角川の典型的な作品。

金はかかっているけど、上っ面だけの例。(失礼!)

千葉真一の使い方ももったいない。

 

8月6日がまた、近づいてきました。

僕の根底にあるのは、

”原爆”と”桐灰”と”阪神大震災”です。

 

”はだしのゲン”が広島市の平和学習の教材から外されたそうです。

いろんな意見があるとは思います。

ただ、僕は事実を伝え、子供たちがそれぞれどう判断するかだと思います。

思想の押し付けは、無理があると思います。