ルノワール

「ルノワール」

2025年  令和7年  6月20日  尼崎  レイトショー

80点

「プラン75」の早川千絵監督が、子どもの目線を通じて大人たちの

人生のままならなさや

人間関係の哀感を温かく描いたヒューマンドラマ。

1980年代後半の夏、闘病中の父と仕事に追われる母と一緒に暮らす

11歳の少女フキは、

ときどき垣間見る大人の世界がなんだか

刺激的で滑稽で楽しくて仕方がなかった。

だが、その日常が少しずつ変化していき・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

確かに、鈴木唯は素晴らしい!

助演陣も良かったです。

前半は、何か、まだるっこしいところもあったのですが

後半、一気に、(良い意味で)作家性が爆発。

良質の作品を観たという余韻に浸ることが出来ました。

「PLAN75」も

良かったですが、益々楽しみな監督さんだなと感じました。

女性でしか描けないよなと 思うような場面も多かったですね。

また、大人も、

ひとごとではない問題も、でしたね。はい。

 

タイガース、強い!

投手陣が良いだけに、連敗がなさそうです。

 

ハルク・ホーガン、死去。

猪木と死闘を繰り返していた時には、

ボクはプロレスから離れかけていましたが、

それでも、ホーガンの印象は強烈でした。

 

土曜日、ガラス業界の納涼会で、

梅田から天王寺までメトロ(地下鉄)で

移動していたのですが、

生まれて初めて

席を譲られました。

若い女性の外国人でした。

ちょっとショックでした(笑)。

 

 

 

 

 

 

ゲット・アウト

「ゲット・アウト」

アメリカ  2017年  104分

ジョーダン・ピール監督    スリラー

出演  ダニエル・カルーヤ   プリソン・ウィリアムズ

う~ん、ストーリー的には、目新しいところが無いというか、

最初からスリラーとして、構えて観ていたからかもしれないけど

今一つ、乗れませんでした。

演出は、上手いけど。

 

参院選も終わりました。

さてさて、これから・・・・・。

どうなるのでしょうか?

えらい様変わりで!

 

タイガース、前半終了。

昨日は、ともかく(笑)

いやあ、良くやってると思います。

がんばれ、タイガース!

 

 

 

 

国宝

「国宝」

2025年  令和7年  6月7日 土曜日  尼崎

175分   東宝(松竹ではありません(笑))

歌舞伎の世界を舞台にした吉田修一の同名小説を

李相日が映画化、「悪人」 「怒り」に続いて贈る、壮絶な人間ドラマ。

ヤクザ同士の抗争で父を亡くした喜久雄は、上方歌舞伎の名門・花井半二郎に

引き取られる。

そこで将来を約束された半二郎の実子・俊介と出会い、

互いにライバルとして芸に青春を捧げていく。

血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切りのはざまで、

人生をもがき苦しみながら

歩んだ男が掴んだものとは・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

今年度、最も注目されている作品。

確かに期待に応えた力作、そして、堂々たる大作。

出演陣も豪華。歌舞伎の勉強にもなり、人間ドラマとして

見応えあり。

役者陣も、それぞれが熱演。

特に、最近お気に入りの

吉沢亮さんは、来年度の賞レースの目玉であり、大本命。

ただ、冒頭は良いのですが、前半部分は、やや、長すぎ。

前半と後半に分けて、間に休憩を挟んでも良いかなとも。

其の方が抑揚が付くような。

少し、後半に比べて

前半の部分が平凡なのが気になりました。

 

(6月6日初日だったのですが、

口コミなどで、徐々に動員が増え

7月18日現在、大ヒット中らしいです。)

 

またまた、大阪関西万博に行ってきました。

前回同様、やっぱり暑い!

結論、

並ばずに、どのパビリオンも入れたら、

何回でも行きたいわな。と、思う。

 

 

 

 

 

 

 

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」

2025年  令和7年  5月24日  尼崎にて鑑賞

監督 クリストファー・マッカリー

出演 トム・クルーズ  ヘイリー・アトウェル  サイモン・ペッグ 他

CIAの秘密諜報部隊IMFに所属する腕利きエージェント、

イーサン・ハントの冒険を描く

「ミッション:インポッシブル」シリーズの

最新作。

1996年にスタートした第1作から29年。

トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの運命は?

そしてタイトルの”ファイナル”が

持つ意味とは・・・・・?(キネマ旬報からの抜粋)

トム・クルーズの熱演というか、体当たり演技には、

やっぱり、頭が下がります。

映画ファンを映画館へいざない、

そして、劇場で観てくださいねという、

その気持ちに、まず、脱帽。

全編(前作)同様、

体を張った凄いアクションの連続でした。

また、劇場ならではの音響。

そして、あのメインテーマを大音響で聞ける幸せ。

これを味わうために劇場に行っていると言っても

過言ではないと思います。

お話自体は、突っ込みどころ満載だけれど、

それは仕方なし。でも、ちょっと長いかな。

あと、大統領役は、Tさんが

敗れたのを想定して作っていたのね!?

 

いやあ、昨夜はナイスゲームでした!

佐藤選手の本塁打、森下選手のバックホーム!

これぞ、プロ野球!

今年のタイガースを象徴するようなゲームでした。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

お笑いコンビ”ジャルジャル”の福徳秀介が

小説家デビューを果たした青春小説を、「私をくいとめて」の

大久明子監督が映画化。

冴えない日々を送る大学生・小西は、

ある日お団子頭の桜田の凛々しい姿に惹かれて、

声をかけ意気投合するが・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

2025年  令和7年  5月16日

梅田  レイトショー

80点(大まけ(笑))

河合優実と伊藤蒼の熱演!

そうでなければ、いつもの大九監督の

味に

ちょっと調味料を足したぐらいの

平凡な青春映画だったに違いない?

本年の主演女優賞と助演女優賞は決まりです(笑)

全体のお話は、ファンタジーとして括りたくなるような、

出来すぎというか、都合合わせというか、

それはないだろうという展開。

まあ、死亡事故も失恋後に

ヘッドホンのボリュームを上げていたからという

理由はわかる気はするのですが・・・・・。

あと、関西大学の出身者は、ロケ地を楽しめますね。

(ウチの次男にも、言うてみようかな)

 

タイガース、絶好調!

調子よすぎて、後が怖い(笑)

週末のスワローズ戦、応援に行きます。

この1か月、

「国宝」も良かったですが、

「桐島です」と「ルノワール」は心を揺さぶられました。

参院選まで、あと10日。

こうもり党?のワタクシとしては、はてさて、

どうしましょう!

 

 

 

 

 

マネーボール

「マネーボール」

2011年  アメリカ  133分

公開当時、観て以来、2度目です。

監督は、ベネット・ミラー

出演は、ブラット・ピット  ジョナ・ヒル

メジャーリーグの弱小球団アスレチックスと

独自の”マネーボール理論”で強豪に作り替えた

ビリービーンの実話。

もう、今では、

大リーグも

この作品の上映当時より

もっと、身近な娯楽だし、

情報もあふれているので、

以前に観た以上に、面白かったです。

(もちろん、14年前も高評価です)

野球映画にしては、珍しくよく出来た作品でした。

(それでも、「がんばれ!ベアーズ」は一番のお気に入りでした)

イチロー選手も登場し、時代を感じました。

ビッグデータとAIの時代に

ここ最近はなったけど、

それも今じゃあ課題が残る時代の速さ。

まあ、これが実話だというのも驚きだけど、

やっぱり、

皆、本当にヒマワリの種、食っていたのを、

改めてビックリ!(笑)

 

タイガースが、ジャイアンツ相手に

あんな試合することもあるんですね(昨夜2日の試合、セーフ、アウトは

別にして)

ジャッジが覆るとは!

昔は、審判でさえジャイアンツの味方をして

タイガースは引き立て役なんだと、

身に沁み込んでいたワタクシとしては!(笑)

久しぶりに、面白かったです。

ペナントレースも、あと半分。

トランプさん、一部、賛成することは

あるのですが、(あくまでも一部です)

全体的には、どうよ、ですね。

でも、お元気です!

参院選、公示されました。

果たして?

 

 

 

 

 

 

新幹線大爆破

「新幹線大爆破」

Netflix配信  134分   監督 樋口真嗣

出演 草彅剛 のん 尾野真千子など

高倉健主演、佐藤純彌監督の1975年公開の東映映画を

「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督が

メガホンを取り、

現代版として新たに映画化。

主人公の古市を草彅剛が演じる。

(キネマ旬報からの抜粋)

前作は、2回観ています。

前作では、運転士は、千葉真一さん、今回は、のんちゃん。

前作は50年前? 我ながら凄いよね。(あらゆる意味で)

確かに前作は、人間ドラマというか、

犯人側に少し思い入れを持つように作られていました。

(何せ、主役が高倉健)

興行的には苦戦したのですが、

フランスでは、前作が大ヒットしたらしいです。(短縮版で、 人間ドラマをカット)

クラウドファンディングで、お金を集めるのも、今時。

今回は、樋口監督のお得意というか、お家芸の演出が

冴えたと思います。

特に前半部分の、疾走感というか、

スピード感は、さすがです。

ただ、後半は人間ドラマが希薄。

なんか端折りすぎ。

でも、映画館の音響で観たかったなあと

思うぐらい、

テレビジョンでは、ちょっと勿体ないなとは思いました。(将来、劇場に出すの?)

のんちゃんも出ていて、嬉しかったのですが

座っているだけでした(笑)

前作もそうですけど、こういう作品は

最悪の場面が

(例えば爆破とかで)

映し出されたとき、

想像でしたというのは

よくあるのですが、

今回は、ストーリー的に無理がなく

あるべき場面であり、

これは良かったというか、納得いく演出でした。

お見事でした!

 

大谷選手は、凄いですが、

タイガースも何とか頑張っています。

しかし、もう梅雨明けとか(関西地方)

こりゃ、夏が長いぞ!

70歳手前の身にしてみれば、年ごとにきつくなるような(笑)

皆様も、ご自愛くださいませ!

 

 

 

 

瞳をとじて

「瞳をとじて」

「ミツバチのささやき」などで知られるビクトル・エリセ監督が

31年ぶりにカンヌ国際映画祭で

発表した長編新作。

元映画監督と謎の失踪を遂げた

かっての人気俳優の記憶をめぐり、

物語が展開していく。

「ミツバチのささやき」のアナ・トレントの出演も話題に。

(キネマ旬報からの抜粋)

映画館で、じっくり観る作品ですね。(プライムビデオで鑑賞)

というか、しんどい時に観たら、

確実に寝ていました(笑)

う~ん、少し、長いかな。

「ミツバチのささやき」は、大好きな一編なのですが、

その後、あの「フランケンシュタイン」を観て

こちらも、感激しました(笑)

 

さて、昨年の洋画のベスト10も、お付き合いください。

①哀れなるものたち   ②オッペンハイマー   ③マッドマックス:フュリオサ

④アイアンクロー   ⑤コット、はじまりの夏

⑥シビル・ウォーアメリカ最後の日    ⑦ジョーカー:フォリ・ア・ドウ

⑧コヴェナント約束の救出     ⑨ソウルの春

⑩ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ

 

今日は沖縄慰霊の日。

トランプさん、公約違反だよ!

タイガースが、首位という不思議。

「ルノワール」、観てきました。

映画と食い物は、誰でも評論家!(好きな点数が付けれます! はい!)

 

 

 

教皇選挙

「教皇選挙」

2025年  令和7年  4月29日  祝日   尼崎にて鑑賞  79点

バチカンのシスティーナ礼拝堂で行われる教皇選挙(コンクラーベ)の

裏側を描くヒューマン・ミステリー。

ローマ教皇が死去した。

悲しみに暮れる暇もなくローレンス枢機卿は

新教皇を決める教皇選挙を執り仕切るが、

その渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る。(キネマ旬報からの抜粋)

封切り当初、観ようかどうか、迷っていたのですが、

偶然、ローマ教皇がお亡くなりになり、

当然、観に行きました(笑)

場内は満杯。

確かにストーリーは、よく出来ていると思いました。

ただ、後半は面白かったのですが、

前半は、レイフ・ファインズとジョン・リスゴーぐらいしか

知っている俳優がいなかったので、

人物関係がごちゃごちゃの印象になってしまいました。

結末は、観てからのお楽しみですが、

予備知識は、少しかじっていった方が

より楽しめそうです。

なんせ、キリスト→カトリック→福音派のトランプさん

という図式があったので?

大いに勉強させてもらうつもりで、観に行きました。

(余談ですが、イタリアとバチカン市国には、

45年ぐらい前に、一度行ったことがあります。)

この映画、

この作品自体が描く世界、

どこの国のどの世界も一緒ですね!

でも、音楽も演技も重厚さがよく出ていて

良かったです。

ストーリーだけは、今時?かなあと。

(オチも含めて)

”我々は聖人ではなく、理想に仕える人間なんだ”っていうセリフ、

都合の良い言葉にしか、聞こえないんだけど(笑)

サスペンス&ミステリー・・・・・&コメディ?

 

頑張れ! タイガース!

 

先週は、会議で東京品川へ

相変わらず、人が多いですね。

 

独断と偏見の  (恒例の)

ワタクシの昨年度   2024年  令和6年度の

ベスト10

先ずは、邦画から

①夜明けのすべて     ②十一人の賊軍   ③ベイビーわるきゅーれナイスデイズ

④正体    ⑤ぼくが生きてる、ふたつの世界    ⑥ぼくのお日さま

⑦ゴールドボーイ    ⑧悪は存在しない

⑨あんのこと     ⑩ミッシング

 

 

 

 

ラストマイル

「ラストマイル」

人気ドラマ”アンナチュラル” ”MIU404”と

同じ世界観で、物流センターを舞台に

連続爆破事件を描いたサスペンス。

大規模セールが行われるブラックフライデーの前夜、

某ショッピングサイトの関東センターから

配達された箱が爆発し、

連続爆破事件へと発展する。

(キネマ旬報からの抜粋)

監督 塚原あゆ子  脚本 野木亜希子

出演 満島ひかり 岡田将生      129分

やっと、観れました。

よく出来た作品だと思います。

特に脚本が素晴らしい。  前半は秀逸でした。

ただ、後半などは中途半端な感じを受けました。

キネ旬の脚本賞での受賞記念インタビューでは、

”テレビでは、分かり易く作っているけれど、映画ではもう少し

自分のやりたいことをやりました。”などと答えられてはいました。

確かに、エンタメ性と作家性は出ていたとは思いますが・・・・・。

(僕個人も、そういう作品が一番好きなのですが、

この作品に関しては、いっそうどっちかに振ったほうが

良かったのでは・・・・・?)

人気ドラマ?2作品のコラボも豪華な気もしますが、

これもかえって、何か中途半端。

でも、満島ひかりさん、上手かったですね。

(「愛のむき出し」の印象が強い)

現代を表している作品には間違いないです。

ビジネス(商売)での、

クライアントとの関係なんかは、やはり、

他人ごとじゃあなく、

グサッと来ました。

 

関西・大阪万博、行って参りました。

また、行きたくはなるのですが、

暑くて、歩き疲れました。

ただ、一つショックなことが、有り、

首からぶら下げていた革のショルダーバックの

横側がナイフか何かで

スパっと切られておりました。(パビリオンの中は暗い)

幸い何も被害が無かったのですが、

間違いなく、窃盗にあったものだと思われます。

後から考えると、ぞっとしました。

 

長嶋さん、

タイガースが

ジャイアンツの引き立て役だった頃、

(ワタクシが小学校高学年でした。)

シーズン終盤のタイガースとジャイアンツが

首位攻防を甲子園球場で行いました。

今では珍しいダブルヘッダーの第2試合、

ピッチャー、バッキーが投げた球が

王選手に対して、ビーンボールまがいだということで、

大乱闘になり、(バッキー投手と荒川コーチなど)

その後、変わった投手が

王選手の頭にデッドボール(死球)。退場。

それをまじかに見ていた次のバッター、

長嶋選手が、

かたき討ちとばかりのホームラン。

出来すぎというか、ドラマチックというか・・・・・。

ジャイアンツファンは欣喜雀躍で良いですけど、

子ども心には、堪(こた)えました。(正に、引き立て役、敵役(笑))

今だから、笑えますけど・・・・・。