「クローバーフィールド/HAKAISHA」
アメリカ 2008年 85分
マット・リーヴス監督 パニック大作
一応、観たかった作品の1本です。(笑)
ドキュメンタリータッチで、お話が運んでいくのは良いのですが、
何から何まで、スッキリしない出来。ある人物が
最後までカメラを離さないのも、不自然。
中途半端でもどかしい。
今日で、あの阪神淡路大震災から、ちょうど30年。
私の人生にとっても大きな出来事でもあり、
ターニングポイントでもありました。その後、
10年間ねばりましたが、自己破産に会社倒産。
今の会社に拾ってもらって、今年でちょうど20年。
(ただ、会社の内実は良くありませんでした。)でも、代表になって11年半。
家族や、親戚、また、K君などにも迷惑を掛け、支えられ、
何んとか生きてきたのが実情です。冗談でもなく、本当に運がよく、(周りも認める)
運だけで生きてきたのかと思うぐらいです。このブログを始めたのも、
まだ生きているよという連絡みたいなものでした。
何んとか、やるだけやって、後はままよとやってます。
俗っぽいのは、抜けませんが(笑)
この節目の年というわけでもありませんが、長男が手伝うと
言い出しました。(どうなることやら(笑))
もう、そろそろ起きようかという、午前5時46分。
西宮市のJR甲子園口駅の北東すぐの我が家のマンションが
猛烈な揺れに襲われました。
(2015年1月17日のブログにも、少し載せています。)
真ん前の大きな旧家が、ぺしゃんこになり、お孫さんと祖父母が生き埋め。
駅前に助けを呼びに行くと、お巡りさんも茫然自失。バスロータリーにビルが
横倒し。ガスが噴き出し。そこに火が付き、ビルの下敷きの車は、クラクションが
止まらず、煙が夜明けの暗闇の中に充満。
後日、安田大サーカスの団長の友達も住んでいたらしいビルなのですが、
そのビルから、幼い子供が何日間後に救助され(お母さんはダメでした)
そのテレビ放送を、昼飯を食べていた食堂で、たまたま見たのですが
涙が止まりませんでした。良く助かったなあ、としか思いませんでした。
当日は、すぐにお風呂に水を張り、当初はつながっていた公衆電話で
親戚や、同じ西宮市の実家(半壊)に、無事を連絡しました。広島の祖母に言わせると
”原爆に比べると、どうってことない”(おい、おい、おい!
確かにそうなのですが)
当日は、同じマンションに住む、元阪神タイガースのF投手と
2人でマンションの住民の安否を確認し、交通整理などを行った後、帰り道、
きれいな満月を眺めながら、”上を向いて歩こう”を涙しながら歌い、長い一日を終わりました。
(今も、ハッキリと記憶に残っています)
西宮市も、我が家の近くの武庫川までが、本当に酷かった。
JR線も甲子園口から神戸に向かって西側が不通になりました。
だから、結構、大阪に行くと普通の状態で、びっくりしました。
長田区も火が出て酷かったですが、僕の印象としては
神戸市と芦屋市の境の、森南町が地震の影響をもろに受けているような感じがしました。
後日、卒業した神戸市立御影北小学校から、連絡を受け、同級生の安否確認の
お手伝いもさせて頂きました。
自衛隊のお風呂もありがたかったですね。大学の北海道に住む友達のお見舞金にも
心が沁みました。
本当に、皆様に感謝です。
これからも宜しくお願い致します。(笑)