Archives 5月 2024

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

水木しげる原作によるアニメ

”ゲゲゲの鬼太郎”の

主人公・鬼太郎の誕生に隠された秘密を描くアニメ。

昭和31年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族に

支配された哭倉村。

血液銀行に勤める水木は

野心と密命を背負い、

鬼太郎の父は妻を探すために

村へと足を踏み入れる。(キネマ旬報からの抜粋)

大人向けに作られていると聞いた時から、

観たかった作品です。

だから、子供向けと思い

お子さんと一緒に行かれた親御さんたちは、

ちょっと、違和感を感じ、えらいことになったのでは?

(一応、PGー12は、かかっていましたが)

でも、ボクは

ゴジラじゃあないですが、

こんな鬼太郎が観たかったのです。

もうちょっと、気色悪くしてもいいかなと思ったぐらいですが、

古くからの鬼太郎ファンとしては、

嬉しい作り方でした。

 

今回の朝ドラ。”虎に翼”

見応えがありますね。

片手間で観るような作品でもないかと。

じっくり、腰を据えて観たいと思います。

 

 

 

 

EOイーオー

「EOイーオー」

愁いを帯びた瞳とあふれる好奇心を持つ灰色のロバ、EO。

心優しきパフォーマー、カサンドラのパートナーとして

サーカス団で生活していたが、

ある日サーカスから連れ出されて、

ポーランドからイタリアへと

予期せぬ放浪の旅に出ることになる。(キネマ旬報からの抜粋)

寓話ですね。

音楽と映像は、良かったです。

評論家の評価も高いですが、

個人的には、

いまひとつ

乗れなかったです。

 

先週は、東京への日帰り、

組合の総会、と

メーカー招待で

熊本にお邪魔しました。

熊本地震から8年経ちますが、

町並みは、もうほとんど復興している様に見えます。

が、

熊本城は、あと30年かかるそうです!

 

 

 

みぽりん

 

「みぽりん」

神戸、六甲が舞台の ホラー+コメディ映画?

2019年 松本大樹監督作品

恒尾麻美 津田晴香出演

遅まきながら、やっとプライムビデオで拝見させていただきました。

前半は、良かったのですが、(アイデアは良い)

後半は、

映画として、どうかなというより、

完全に学生の自主映画。

これでは、お金はもらえないのではというレベル(大変、失礼!)

みぽりん役の人は、(津田晴香嬢)、確かに熱演。

でも、全体的に、もっとはじけても良かったのではと思います。

辻褄の合わないのは映画としてはよくあることだから

良いとしても、

それを感じさせないぐらい、もっと突っ走っても・・・・・。

だから、濃ゆく、やりすぎじゃあないのというぐらいで・・・・・。

例えば、もっとホラーを強調すれば・・・・・。

 

津田晴香さんは、コメディエンヌの才能ありですね(神戸市出身)。

行きつけの梅田のスナックの

(隣が桐谷健太さんのお兄ちゃんのお店)

Yちゃんの

同級生だということが、たまたま判り、

(シネフェスでも、「まっぱだか」で新人賞を受賞されました。

ちなみに「みぽりん」は前年度の

ワイルドバンチ賞受賞作です。)

そのYちゃんと共に、食事をご一緒させて頂きました。

凄く良い人で、笑顔も可愛らしい人でした。

陰ながら、応援しております。

 

今週は、東京と熊本行きです。

 

 

 

アイアンクロー

「アイアンクロー」

1980年代初頭のプロレス界でその名を轟かせた

フォン・エリック ファミリーを

描く伝記ドラマ。

大きな手で相手の顔を鷲掴みにする”アイアンクロー”を

得意技とする元AWA世界ヘビー級王者フリッツの

息子たちは、

父の教えに従いプロレスの道に進むが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

懐かしさと共に、エリック家に起こった現実に

涙した。

しかし、演出には、残念ながら、キレがなく、深みもない。

79点  (ちょっと、おまけ!)

本当は、6人兄弟らしい。

そのうちの5人が事故死と自殺とは・・・・・。

昔の価値観などは、少し、

うちの一族、嫁方の一族によく似ている。

ただ、あの頃は、そういう家は多かったような。

映画ファンには、何故かしらプロレスファンも多い!

人生は、華やかな部分もあるが

汚くて、駆け引きだらけで、

思うどおりにはならない。

まっ、そんなところですか(笑)

ハーリー・レイス、ダスティ・ローデス、テリー・ファンクが

お気に入りでした。(いずれもデビューの頃ですが)

 

大谷選手、絶好調!

 

 

 

 

 

 

オッペンハイマー

「オッペンハイマー」

原爆を開発した科学者オッペンハイマーの半生を

実話に基づき、

「TENET テネット」の

クリストファー・ノーランが映画化。

第2次世界大戦下の米国で

世界初となる原子爆弾の開発に成功したオッペンハイマーだったが、

投下後の惨状を聞き、

深く苦悩するようになる。

(キネマ旬報からの抜粋)

82点

 

まず最初に感じたのは、白人は相変わらず、差別する人種だなと。

 

作品としては、オッペンハイマーの人物を描くのがテーマだから

よく出来ていると思いました。見応えは十分。上映時間は3時間ですが、

長くは、感じませんでした。

確かに原爆の恐ろしさが、いまひとつ伝わらないという意見もありますが

それは仕方のないところです。

ただ、物語としては、いつものノーラン流の時系列の組み立て方が

少しややこしかったのも確かです。(ノーランにしては、わかりやすい?)

ボクは、先祖が広島でもあり、

近現代史はある程度興味があり、知識もあったので良かったのですが

観る前にある程度の予備知識は必要な映画ではと思いました。

真っ新な状態で観るのが僕も多いのですが

この作品に関してはちょっと調べておいた方が良いみたいです。

だから、トルーマンが出てきた場面が一番、腹が立ちました。

オッペンハイマーはあくまで発明者の一人であって

使用した張本人はトルーマンです。

このブログでも、ちょいちょい意見は言わせてもらっていますが、

戦争はほとんど終わりかけだし、

一歩譲ったとしても、なぜ、2発も落とす必要があるのか!

違うタイプの爆弾の効果、威力を試す実験だったし、

高いお金も使っているし、戦後のソ連に対しての威嚇もあるだろうが、

何といっても、有色人種に対しての差別としか思えない。

特に、日本人はサル扱い。いまだに、そんな扱いが見え隠れするように感じます。

ユダヤ人の復讐としたいドイツは早々と降伏してしまい、

日本に落とすしかなかったのですよね。

ノーランとしての、又、オッペンハイマーとしての(赤狩り事件を含めて)

作品としては、本当によく出来ているとは思いますが、

個人的には、改めて差別というものを感じる映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

止められるか、俺たちを

「止められるか、俺たちを」

2018年 白石和彌監督作品

119分

門脇麦  井浦新 出演

大島渚、赤塚不二夫や篠原勝之などなど

1970年前後の個性的な人々が画面を

大いににぎわせています。

白石監督の師匠でもあり、

独特なピンク映画を作り出していた故・若松孝二の

若き日を描く青春群像劇。

確かにあの頃は、あんな感じだったような(ワタクシは中学生でした)また、

日本の青春時代でもあったような?

評価は高いけど、何か遠慮があるような作り方に感じました。

楽屋落ちというか、

前半は面白かったのですが。

 

タイガース、好調!