Archives 1月 2017

クリーピー偽りの隣人

 

「クリーピー偽りの隣人」

黒沢清が 前川裕の日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を 映画化したサスペンス。

元同僚の刑事から依頼され、6年前の一家失踪事件を調査する犯罪学者の高倉。

そんな折、引っ越し先の隣人一家と事件の関係に気付いたことから、

思いもよらない恐怖を体験する。(キネマ旬報からの抜粋)

前半は、かなりドキドキして面白いけど、

後半が、納得いかない説明不足気味の展開で、惜しいと思う。

評価も高いし、映画作りを目指すひとのお手本みたいな作品を

連発する監督さんだけに、場面場面で見応えは ある感じ。

香川照之は相変わらず、うまいです。

 

稀勢の里、おめでとうです。

松方弘樹さん、

最近は、時代劇が似合う重厚な役者さんが 少なくなりました。

 

セトウツミ

セトウツミ

 

「セトウツミ」

男子高校生二人の会話だけで構成される此元和津也のコミックを、

”まほろ駅前”シリーズの大森立嗣が実写映画化。

塾に通う日々を続けるクールな内海と、元サッカー部でお調子者の瀬戸の二人は

内海が塾に行くまでの時間に、いつも河原でお喋りをするのであった。(キネマ旬報からの抜粋)

 

評価は概ね好評みたいですが、僕的には合わない(笑)です。

確かに、浪速の漫才みたいな流れの映画なのですが・・・・・・・眠くなってしまいました。

 

お正月から、風邪がずっと治らず、新年会も立て続けにあり、合間をみて、

広島に行ったり、お墓参りをしたりで、体調が・・・・・・

みなさま、お身体には気を付けて下さいませ。(どうせ、ワタシャア、今年、還暦だわ(笑))

 

しかし、スター・ウォーズのシリーズは、僕にとって、

40年以上たって、やっと、本当に面白いなと思えてきたというか、

年月が、面白さを増幅させ、また、マーケティングが うまいなあと

感心させられます。

ディズニーもいい買い物しましたよね。(制作)

スピン・オフとして、なんぼでも作れます(笑)。

僕は、映画というものは

出来て100年以上経つ娯楽で、

ピークは過ぎつつあると思っていたのですが、

このシリーズは、まだまだ楽しめそうですね(笑)。

 

今日は、あれから22年

毎年、ここにあの日の事を、少うしばかり書かせてもらっていますが、

22年たったんですね。

 

 

 

ボーダーライン

ボーダーライン

 

 

「ボーダーライン」

「プリズナーズ」 「複製された男」のドウニ・ヴィルヌーヴ監督が、メキシコ国境の町

ファレスで 繰り広げられる麻薬戦争を描写したクライムアクション。

巨大化した麻薬組織を撲滅するため、FBI捜査官のケイトは謎の

コロンビア人とともに 極秘作戦に参加する。(キネマ旬報からの抜粋)

今、一番期待されている監督の作品らしいです。

内容は、トランプ次期大統領の演説ではないですが、

メキシコとの国境近くでの麻薬戦争のお話。

いやあ、すごいですね。(現実は、もっと えげつないらしいですが)

日本では、考えられません。(平和ボケと言えそう?)。

 

10日えびす、また今年もわが町、西宮戎神社で、福男が走っていましたね。

でも、一年経つのが早いなあ。

 

昨日、各マス・メディアに発表になりましたが、今年のキネマ旬報の

ベスト10が決まりました。

日本映画の 1位は「この世界の片隅に」 (監督賞も)

        2位は「シン・ゴジラ」    (脚本賞も)

         そして 7位に  「湯を沸かすほどの熱い愛」

                    主演女優賞に 宮沢りえさん

                    助演女優賞に  杉咲花さん

                おめでとうございます。

      昨年の上映された邦画581本の 頂点には、なんと 

     アニメーション映画が選出されたと言う事です。(ちなみに洋画は555本)

    でも、本当に素晴らしい作品でした。

 

(追記)キネマ旬報のベスト10は、アカデミー賞より古く、

映画評論家130人前後が選ぶ賞なので、伝統もあり、各メディアも取り上げていますが、あくまで、一雑誌が選ぶ賞ですし、ひとつの賞にしかすぎません。(だから、評論家自体の意見もばらばらで、最終的には多数決です。(作家性を重視)

でも、それでも、今年はアニメが1位で、特撮が2位というのは、

特筆すべきこと、すごいです。)

 

ただ、僕が、よく観るための参考にさせてもらっているのは、

同時に発表になる、読者のベスト10です。

こちらは、本当に映画が好きで、エンターメントとして、また芸術面として多岐に渡る

映画の面白さを知っている読者の投票で 決まります。

というか、評論家みたいに試写室で ただで、観ているんじゃなくて

自腹、切って観ている人たちだから、面白くない映画には

投票、しません。(笑)

 

 

ちはやふるー下の句ー

ちはやふる 下の句

「ちはやふるー下の句ー」

競技かるたに打ち込む高校生の姿を描く漫画を 2部作で実写化した後篇。

幼なじみの新に会いたい一心で、高校でかるた部を設立した千早。

創部1年ながら 仲間との抜群のチームワークを発揮し、強豪校に勝利した千早は、

いよいよ全国大会へ向かう。(キネマ旬報からの抜粋) 

 

皆様、新年明けましておめでとうございます。

 

今年も皆様にとって良い一年でありますように

お祈り申し上げます。

 

新年の会社でのあいさつは、

皆様への感謝と 自分自身のがんばりへの決意を 述べさせていただきました。

本年もどうぞ よろしくお願い申し上げます。

 

さて、今年も独断と偏見の拙著なブログ、よろしくお願いします。(笑)

 

そろそろ、去年の映画の賞レースが始まっていますが、

なんといっても、というか、僕にとって、

去年の日本映画の 「シン・ゴジラ」 「湯を沸かすほどの熱い愛」 「この世界の片隅に」、

この3本は何年かに一本出るかという作品だと思います。

確かに「64 ロクヨン」とか「永い言い訳」、「怒り」とかも

秀作なんですが・・・・・・って、

ちょっと、言い過ぎ?上から目線?(笑) なんせ、今年の日本映画は、楽しませて頂きました。

 

今、「湯を沸かすほどの熱い愛」は、梅田のブルグ7で、

「この世界の片隅に」は、徐々に上映映画館を増やしています。

このお休み中、もし良ければご覧になっていただければなと、お薦めです(笑)。

 

上記、「ちはやふる-下の句-」は、(そういえば、今日は近江でカルタ日本一決定戦が

行われている日だわ)。

上の句と同様、広瀬すずちゃんの

まさに、はまり役、魅力全開の作品でした。

拾い物といったら、怒られますが(笑)

楽しい作品でした。