白蛇伝

「白蛇伝」

実は、(恥ずかしながら)初見です。(笑)

1958年 昭和33年  ワタクシが生まれた翌年の作品。

日本最初のカラー長編映画。

東映動画の記念すべき第一作目。

本当によく出来ていると思います。

森繁久彌さんと宮城まり子さんの豪華な声優陣。

ちょっと、その後の「少年猿飛佐助」とキャラデザインなどが、

かぶったりしていますが、それはそれでご愛敬。

観たかったので、観れて良かったです。

プライムビデオに感謝!(笑)

 

タイガースの佐藤選手! 楽しみですね。

大相撲の白鵬、休場は残念です。

 

濱口監督、ベルリン国際映画祭、銀熊賞おめでとうございます!

「寝ても覚めても」は、違うことで話題になりましたが、

あの作品は強烈でした。受賞作も楽しみにしています。

 

ちょっと、政管が、緩んでいるのか、それとも、表に出てき始めているのか。

コロナ禍も、まだまだ、落ち着きませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッドサマー

「ミッドサマー」

「ヘレディタリー/継承」のアリ・アスター監督による異色スリラー。

家族を不慮の事故で失ったダニーは、

恋人友人ら5人で スウェーデンの奥地で開かれる90年に一度の祝祭に。

太陽が沈まない その村は楽園のようだったが、

次第に不穏な空気が漂い始める。(キネマ旬報からの抜粋)

賛否分かれておりましたが、

ワタクシは後者でした(笑)。

まず、価値観の違いなんだろうけど、全然怖くない。(「エクソシスト」と同類かなあ)

時折見せるカメラアングルには、観るべきものがあるのは思うのですが・・・・。

そして、

高評価されてはいるのですが、

これがドキュメンタリーだったら、怖いわな。

この手の作品の本質が?勉強不足もあると思うのですが、よくわかりません。

宗教間の違いもありますよね。

だから、良いのはわかるのですが、好みではなかったです。はい。

 

あのタイガー・ジェット・シンが、東日本大震災で被災した子供たちを

支援したということで表彰されたそうです。

ヒールだった人が、実は善玉のベビーフェースだったという記事が

載っていました。

あれから、10年目の3・11がまもなく巡ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の悲劇

「日本の悲劇」

昭和28年  1953年

まだまだ、ワタクシも生まれていない頃の作品。

木下恵介監督  望月優子主演

戦争の後の影響がまだ強く残る日本。

男手も少ないのに、

女性の地位も低い時代。

この作品、

色々、勉強にもなり、教えられることも多く、考えさせられました。

食っていくことの、むずかしさ、大変さ。

真面目に生きるとは、どういうことでしょうか。

いつも言っている事ですが、現実と理想の違いとは。

この作品の子供たちは、貧乏が人間不信にさせ、

親は親で、子供の幸せのために死に物狂いで働いているのですが・・・・。

親孝行と親不孝の価値観や

考え方の違いを如実に表しています。

ラスト、

誰が悪いわけでもなく、この映画は悲劇に終わります。

自分の意志では、世界は変えられない、しかし、人生は変えられると、

これもどっかの映画で誰かが言っていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンフィデンスマンJP プリンセス編

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

テレビドラマシリーズ ”コンフィデンスマンJP”の劇場版第2弾。

世界有数の大富豪一族・フウ家の当主レイモンド・フウが他界。

ブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟が

遺産を巡り火花を散らす中、

フウを支えてきた執事トニーが

相続人を発表する。(キネマ旬報からの抜粋)

マンガみたいな展開でしたが、

最後まで、楽しく見れました。

ラストのラスト、香港のシーンが楽しかったですね。

長澤まさみは、良い俳優になりました。柴田恭兵が肝でもあり、もうけ役でした。

関水渚はキュートでしたね。Aで始まりCで終わる、広瀬すずさんによくお顔が似ています。

竹内結子と三浦春馬は、残念ですね。

2回ほど行かせていただいたシンガポール、又行きたくなりました。

 

東京オリンピック、是が非でもやるつもりですね。

今週の朝ドラ”おちょやん」、重たかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクザと家族 TheFamily

「ヤクザと家族 TheFamily」

「新聞記者」の藤井道人が、99年・05年・19年と20年間にわたり

ヤクザ者として生きてきた山本と社会の変化を描くクロニクル。

父を亡くし自暴自棄になった山本は、暴力団を挑発し絶体絶命に。

そんな山本を柴咲組組長が救い、

二人は親子の契りを結ぶ。(キネマ旬報からの抜粋)

力作です。

見応え有り!  81点

今のヤクザも大変ですね。僕らも一緒ですが(笑)。

生きていくのは大変です。

お商売も、やくざ稼業も、各々の人生も

良い時もあれば、悪い時もあります。

時代と共に変化していきます。

しかし、昔のヤクザ映画からは、考えられないストーリー展開。

義理と人情は、どっかへ行ってしまってるんですね(笑)。

市原隼人が相変わらず、存在感があって、良かったです。

尾野真千子は、年齢で若干、ミスキャストかな(笑)。

2.3疑問点があったのですが、そこはそれ、

いつもの様にエンタメ作品は、面白ければ、強引さも必要ですので

許しちゃいます(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い殺意

「赤い殺意」

1964年  春川ますみ  西村晃  今村昌平監督作品

ボクの好きな監督の お一人なのですが、

ただこの作品は、現代だと かなり賛否があると思います。

時代なんでしょうね。

価値観も かなり変わりました。

でも、相変わらずの人間の欲と業、そして強さ。

バイタリティー、エネルギー、生命力。

人生は悲喜劇というテーマ、

好きです。

 

ワクチン接種、スタートしました。

来年の3月末で、65歳以上が対象とのこと。

ワタクシは、来年の5月10日で65歳。

ちょっと、足りません(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランボー ラスト・ブラッド

「ランボー ラスト・ブラッド」

1982年に1作目が公開された「ランボー」のシリーズ第5作。

ランボーは故郷アリゾナの牧場で友人のマリア、その孫娘ガブリエルとともに

平穏な日々を送っていた。

だが、ガブリエルがメキシコの人身売買カルテルに

拉致され、穏やかだった日常が急転する。(キネマ旬報からの抜粋)

ホント、乱暴な映画(笑)。

「ロッキー」や「エクスペンダブルズ」のシルヴェスター・スタローンの人気シリーズ。

ボクも、このシリーズは結構、好きです。

でも、今回は、?という感じです。

短い上映時間は歓迎するけど、余韻がないというか、深みもない。

言いたいことは十分わかるけど、アメリカのいやな面を見た感じがしました。

やられたらやり返す、どっかの大統領みたい?

確かに悪い面ばかりでもないのですが。

それにしても、スタローンも老いましたな(他人事みたいに言ってます)。

平凡な出来でした。

 

事務局から連絡がありました。

今年度のおおさかシネマフェスティバルも、中止になりました。

非常に残念です。

残念です。

楽しみにして頂いた方々、申し訳ありませんでした。

来年こそ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪人伝

「悪人伝」

「新感染 ファイナルエクスプレス」の

マ・ドンソク主演のヴァイオレンス・アクション。

ある夜、組織のボス、チャン・ドンスが

何者かにめった刺しにされる。

奇跡的に一命をとりとめた彼は、

事件の捜査にあたるチョン刑事と共闘し

犯人を追い詰めてゆく。(キネマ旬報からの抜粋)

相変わらず(良い意味です)二転三転どころか、

四転五転の

韓国映画らしい作品でした。

マ・ドンソクは、存在感が半端じゃないです。

 

NHK大河ドラマ ”麒麟がくる”

完結しましたね。

熱心な大河ファンでは無い私でも、

ここ2、3か月は、連続して、観てしまいました(笑)。

日本の歴史上でも、

有名な”本能寺の変”。

最後どう表現するのか、みんな、楽しみにしていたと思います。

私もそうでした。

染谷将太は、昔から演技派でしたが、若いのに見事な信長像を描いていましたね。

ラストは含みを持たせて

視聴者の想像にお任せですか!

楽しませていただきました。

お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晩菊

「晩菊」

ボクの大好きな監督の一人、

成瀬巳喜男作品です。

昭和29年 1954年作品。

女性の逞しさ、そして小津とはまた違った演出方法。

さりげないのですが、上手いなあと思います。

女優陣が秀逸。

風俗は、今回も勉強になりましたし、

まだ生まれていない頃なのですが、なんか、懐かしいです。

ちょっと、ラストが弱いかなとも思ったのですが、

いつもの様に、流れていく

成瀬流の

雰囲気が大好きです。

 

緊急事態宣言が、延長。

つらいなあ。

 

このコロナ禍と戦後を比べても仕方がないのですが、

 

上記の「晩菊」もそうです、

真面目なひとが、バカを見る。お商売でもそうです。

それかと思えば、

今どきの若いものは、とか

戦争で亡くなった人は、何のために犠牲になったんだとか、

いろいろ言われますよね。

でも、やっぱり、時代がそうさせるのですよね。

どの時代も、いい面と悪い面があるのは当たり前ですし、

いろんな人が、います。

今の若者で、大したやつも多いですし、

何時の時代も、

いい意味でも悪い意味でも、

逞しい人は多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルプススタンドのはしの方

「アルプススタンドのはしの方」

 

全国高等学校演劇大会最優秀受賞の戯曲を映画化。

高校野球の応援席。

演劇部員の安田と田宮は、

訳あって互いに気を遣っている。

遅れてきた元野球部の藤野と、

一人でぽつんと座る帰宅部の宮下。

それぞれが想いを抱えたまま、試合は進む。

(キネマ旬報からの抜粋)

まず、申し上げなければいけないことは、

祝!甲子園センバツ高校野球 県立東播磨高校

初出場、おめでとうございます!

いやあ、めでたい!

ワタクシには、何の関係もないですし

ましてや、こういうことには最近、冷めた目で見ていたのですが、

なんか、嬉しいというか、びっくりしました。

ともかく昨日の発表、良かったですね。(まさか、演劇部の作品が事実になるとは!)

 

だから、惜しいんです。

なんで、

高野連か

甲子園球場の関係者か知りませんけど、

この映画に甲子園球場を使用させてあげなかったんですか。

最初、どこかの地方球場の話かなと思って観ていたのですが、

物語が進んでいくうちに、ここが甲子園だということが だんだん理解してきたのはいいのですが・・・・・。

アルプススタンドという名称があるのは、我が西宮市の甲子園球場だけです(笑)。

これが、痛い。この作品にとって

このことは痛すぎる。途中から、ここは、甲子園だと思い込むようにして観てはいたのですが、

やっぱり、痛いですよね、本当に惜しいし残念だなと思います。

ラストシーンに甲子園球場の全景画面が欲しいですよね。

メジャーの作品も良いのですが、

こういうミニシアター系の

余り予算のない映画で

自分に合った作品に出合うと

一映画ファンとしては大変うれしいです。

確かに、金がかかっていない分、

画面に膨らみがないとか ありますが、それを越えて、

”青春してるなあ”と。

大した青春時代を送っていないボクでも、そう感じました。

役者も監督も、新鮮でした。

”しょうがない”誰もが言いますよね。

あまりいい言葉ではないのですが、とことん、

がんばったのに、うまくいかなかった時は、

大人になればある程度、

受け入れることもできますし、気持ちも切り替えられます。

ただ、青春時代は結果がすべてではないですものね。