シング・ストリート 未来へのうた

 

「シング・ストリート 未来へのうた」

「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督が 1980年代のダブリンを舞台に手掛けた

半自伝的な青春音楽映画。  14歳のコナーは、街で見かけたラフィーナに一目惚れ。

自分のバンドのPVに出ないかと、口走ってしまった彼は、慌ててバンドを組み

猛特訓を開始する。(キネマ旬報からの抜粋)

「はじまりのうた」も良かっただけに、悪くはないけど・・・・・・・・・。

この手の青春映画・・・・・、悪いどころか、個性的な人や、音楽もいいし、

でも、ストーリーが、やや平凡。

音楽と一緒で、感性で観る作品か。

残った人は、どうすんの?(兄貴も含め)  とか、しょうもないことが、気にかかる。

 

WBC、惜しかったですね。

むかし、むかし、この舞台となった、ロスのドジャースタジアムへ

ひとりで、観に行ったことがあります。

もう、40年近く前のことです。

確か、ドジャース対カージナルス戦でした。

球場の観客が、野球を心から楽しむ雰囲気と、

球場より周りの駐車場のほうが、馬鹿でかいのに、

びっくりした思い出があります。

それと、帰りにタクシーが、捕まらず、

球場で知り合った、訳ありの?新婚さんと

珍道中でホテルに戻ったのも、忘れられない思い出です。

 

稀勢の里、照ノ富士、両者ゆずりませんなあ、

まるで、現在の国会中継での攻防を見ているようで。

大相撲も、政治も

えらいことになってきました。(笑)

 

「パッチギ!」 「ALWAYS三丁目の夕日」 「カーテンコール」

求人広告紙に人材募集の依頼をしたら、

原稿を作成するための電話インタビューを事前に受けたのですが、

出来上がってきた原稿を見て、びっくり。

いかにも、国粋主義者みたいに書かれていたのです。

自分では、中庸だと思っていたのですが・・・・・・・・。

世の中の流れに、少し乗ってしまっているのかな(笑)

反省、反省、もちろん、訂正していただきました。

 

渡瀬恒彦さん、楽しませて頂きました。ありがとうございました。

独断と偏見の 2005年 平成17年の マイベスト10  邦画編

①カーテンコール   ②亡国のイージス   ③パッチギ!  ④男たちの大和/YAMATO

⑤ALWAYS三丁目の夕日    ⑥8月のクリスマス    ⑦四日間の奇跡

⑧蝉しぐれ   ⑨ローレライ   ⑩鉄人28号tetsujin28

 

それでは、いよいよ、昨年度の 独断と偏見の我がベスト10

邦画の発表です。(笑)

①シン・ゴジラ    ②湯を沸かすほどの熱い愛     ③この世界の片隅に

④ 64-ロクヨン-(前編)      ⑤怒り     ⑥リップヴァンウィンクルの花嫁

⑦永い言い訳       ⑧海賊とよばれた男

⑨淵に立つ         ⑩ちはやふる-上の句-

 

おおさかシネマフェスティバル③ 「ネバーランド」 「ミリオン・ダラー・ベイビー」

おおさかシネマフェスティバル③

音楽賞の コトリンゴさん 「この世界の片隅に」  お話も お姿も可愛らしい方でした。

作品賞の 片渕監督 「この世界の片隅に」  この作品は、自身に神が降りてきて,

耳元でささやいて、

創らせたものだというお話が印象に残りました。

新人監督賞の 中野監督 「湯を沸かすほどの熱い愛」 初々しい受け答え、最初から、杉咲花さんの

あてがきで脚本を書かれたとのこと。

監督賞の 瀬々敬久監督 「64-ロクヨン-」 骨太の作品、見応えが有りました。(「アントキノイノチ」も好きです。)

撮影賞の 山田康介さん 「シン・ゴジラ」 こんなゴジラが観たかったのです。

大森一樹監督も、登壇されお祝いを述べられました。(大森監督とは、

映画検定とか、いろんなところでお話させて頂いています。)

http://www.oocf.net/ おおさかシネマフェスティバル公式サイト

唐突に、2005年 平成17年の (おなじみ?) 我が独断と偏見のベスト10

(すんません、なにしろ、ちょっと観るのをさぼっております。) 

まずは、洋画編

 

①ネバーランド  ②ミリオン・ダラー・ベイビー  ③スターウォーズ・エピソード3/シスの復讐

④キングコング   ⑤大統領の理髪師   ⑥RAY/レイ   ⑦宇宙戦争

⑧ヒトラー~最後の12日間~ ⑨ロード・オブ・ウォー   ⑩アビエイター

おおさかシネマフェスティバル② ・ 「ケンとカズ」

 

「ケンとカズ」第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞した犯罪ドラマ。

恋人が妊娠したケンと、認知症の母を施設に入れるため金が必要だったカズ。

自動車修理工場で働きながら 覚醒剤を売りさばいていたが、やがて、

元締めのヤクザから追いつめられるようになる。(キネマ旬報からの抜粋)

勢いは買います。ただ、前回にも書きましたが、一番前の席でしたので、

観にくいこともあって、ちょっと、消化不良気味の鑑賞になりました。

 

本当は、わたくし、このブログでも、さんざん書いておりますように、

去年の、日本映画は、本当に充実しており、

特に、「シン・ゴジラ」 「湯を沸かすほどの熱い愛」 「この世界の片隅に」の3本は、

私にとっても、忘れられない重要な作品でした。

だから、この3本のみならず、

イチ映画ファンとして、ファン代表として、感謝を申し上げたかったのです。

特に、片渕監督と、中野監督は 来られていましたので、

名誉ある花束贈呈をさせて頂き、お礼を申し上げたかったのですが・・・・・・・・・・・・

が、当日、(贈呈のお相手は当日の抽選です。)

せっかく、いい機会なんだから、こんなチャンスは、めったにないのだから・・・・・・・・

そうです、ワタクシは 心の叫びに従いました。

杉咲花さま。

「湯を沸かすほどの熱い愛」 2日前の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞のみならず、

今年の助演女優賞を総なめにした、杉咲花ちゃん。

ワタクシは、名乗りをあげました。

そして、・・・・・・・・・・

やりました。花束贈呈の権利を頂きました。ありがとうございます。涙、涙(笑)

浜村淳さんの司会で、舞台に上がり、

おめでとうございます、の言葉とともに、手渡しました。もちろん握手!

その時の笑顔は、ワタクシだけに向けられたもの(笑)

いやあ、可愛かったなあ!

その後、浜村さんの勘違いで、再度、握手させてもらう おまけつき。

あの世への、良いみやげが出来たってか、おい、おい、おい、(笑)

そのあとも、私の席の前で、座られていましたから、表彰式の間、

ずっと、お顔を拝見させて頂いていました。

その晩は、興奮してたのか 寝られませんでした(恥ずかし!)

③に、続きます。

http://www.oocf.net/ (大阪シネマフェスティバルサイト)

 

おおさかシネマフェスティバル① ・ 「聖の青春」

 

「聖の青春」難病と闘いながら将棋に情熱を注ぎ、1998年に29歳で早世した棋士・村山聖の

生涯を追った人間ドラマ。幼少の頃からネフローゼという腎臓の病を抱える聖は、

将棋に没頭。 最高峰の名人位を目指し、周囲に支えられながら、命を削るように

将棋を指し続ける。(キネマ旬報からの抜粋)

3月5日の日曜日、おおさかシネマフェスティバル2017で、

主演男優賞、助演男優賞&脚本賞受賞記念で上映されました。

東出昌大さんの表彰式でのお話の後に、上映がありました。

村山さんのすさまじい生き方というか、

良質な作品だと思います。

 

しかし、まあ 東出さんの男前度は、はんぱじゃあないですね。!

さすが、世界のパリ・コレに 3度も出ただけはあるというか、

189センチの長身で現れるや否や、満員の客席から、

女性方(女性のお客様の方が多い)の、ため息と驚嘆の声。

そらそうですわ、男の私から見ても、開いた口がふさがらないというか、

スターとは、こういうものかと、男前度の次元が違うというか、

おんなじ男とは思えないし、

私も惚れちゃいそうでした(笑)。

いやあ、映画やテレビの画面では その魅力がわかりにくいというか、

実物は、本当に、いい男。(当然、足も長い)。

実際、周りの女性方も、来てよかった、もととれた(大阪らしい言い回し)と、大興奮、大絶賛。

なんせ、華があります。

握手も、してもらいました。(笑)

 

司会は、御存じ、浜村淳さん。

最前列の、ほぼ真ん中の席でした。

表彰式は良いのですが、

その前後に上映された映画は、観るのに疲れました。なにせ、いつも映画は

一番後ろの真ん中で観るのを常にしている身としては。

 

6日付の各スポーツ新聞には、当日の模様がいろいろ出ていましたが、

次回も、私なりに感じたことを、少しばかり。

http://www.oocf.net/ (おおさかシネマフェスティバルサイト)

(閑話休題)

この間の、朝、嫁が ハイテンションで、

起き抜けに怒って来るので、

何ごとかなと思ったら、

夢の中で、僕が 嫁に文句を言ったことに腹をたてているらしいのです。

夢の中まで、わたし(嫁さん)に 対して えらそうにしているとのこと。

おい、おい、おい、そんなことを言われても・・・・・・・でも、ちょっとは反省しています(笑)。

 

ラ・ラ・ランド

「ラ・ラ・ランド」

「セッション」のデイミアン・チャゼル監督が手がけるミュージカル。

女優を目指すミアは、場末のバーでピアノを弾いていたセバスチャンと出会う。

自分の店で本格的なジャズを演奏したいと願う彼と恋に落ちるが、

セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功し・・・・・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

まず、鈴木清順監督に 哀悼を表します。

 

私は、このブログでも、書いておりますが、ミュージカルは嫌いじゃないというか、

大好きです(笑)

評論家やマスメディアも、一斉に今年のアカデミー賞作品賞の大本命、早くも今年度ナンバーワンというもんだから、

奥さんと、土曜日に行って参りました。

確かに、ファースト・シーンから度胆をぬかれ、期待大で観ていたのですが・・・・・・・・・。

主役が いまひとつ、魅力に乏しいし(「ザッツ・エンタテインメント」を自宅に帰って、

一部、見直しましたけど、主演2人のタップダンスが、しんどい(笑))

そして、やや、中だるみする。

嫁は、絶賛していたけど、終了後、近くにいた大学生のカップルの男性と、

”同監督の前作、「セッション」が良かっただけに、もひとつだよなあ”と、

お互いの相棒そっちのけで、話しだす始末(笑)。でも、

ラストも、良く出来ているし、誤解の無いように申しあげますが、

いい作品には、まちがいないです。ただ、期待が大きかったからかなあ(笑)。79点

 

アメリカ合衆国には、歴史がなく、文化も乏しいだけに、映画産業にかける思いは

並々ならないものがありますし、またその中でも、特にミュージカルは大好きですしね。

ああ、そうだ、大学時代、京都の映画館で、(40年前)、

「マイ・フェア・レディ」  「メリー・ポピンズ」  「シェルブールの雨傘」の

3本立てを観たなあ。

楽しかったけど、今、考えると 凄い3本立て!

 

ここまでは、昨日、書いていたのですが

今日は 28日。

昨日のアカデミー賞の授賞式、

政治色が今年は、際立ちましたが、

ラスト、 作品賞発表は

前代未聞ですよね、びっくりぽんです!

 

 

 

 

リリーのすべて

「リリーのすべて」

エディ・レッドメインが世界で初めて性別適合手術を受けた人物に扮し、

「レ・ミゼラブル」のトム・フーパーと再タッグを組んだ伝記映画。

肖像画家の妻ゲルダの頼みで女性モデルの代役を務めたことを機に、

アイナーは自分の中に潜む女性の存在に気づく。(キネマ旬報からの抜粋)

良い映画というのは、わかります。

肌に合わないだけです(冗談です)。

風景や、その撮影の素晴らしい事。

そして、圧巻の演技。

また、あの時代を考えると凄まじい生き方。

でも、余談ですが、だれでも、男装や女装の願望はありますよね?えっ、ないですか?(笑)

 

「この世界の片隅に」、  観て、広島在住の母親に直ぐ薦めたのですが、

その後、東京の弟が強烈に薦めてくれたお蔭で、重い腰を上げてというか、

年も取っているのですが、やっと観に行ったようです。

 

母が小学生の時、少し上のお姉さんが市内で原爆に遭い、

直ぐに 母のお母さんたちと探しに行ったらしいのですが、

やはり見つかりませんでした。

母も、80歳を過ぎ、語り部として話してほしいという依頼もあるらしいのですが、

多くの方と一緒で、思い出したくもないということで断っているそうです。

その母が姉を思い出して涙があふれ出たと、電話の向こうで、

涙ながらに話しておりました。

その後、阪神大震災や、夫(父)、息子のふがいなさ(笑)を乗り越え、

母は何とか生きております。

片渕監督、本当にありがとうございました。

おおさかシネマフェスティバルに来られるそうですので(嬉々!)

直接、お礼が申し上げられる機会を頂いたのは、なによりの感謝です。

 

「シン・ゴジラ」は昔の映画少年の心を くすぐり、ゆさぶり、

「湯を沸かすほどの熱い愛」は オリジナル脚本であり、映画という虚構の世界を

見事に描き、役者の力を見せつける。

そして、「この世界の片隅に」

この3本は、私にとっても、日本映画にとっても

とても重要な3本だと思いましたので、

映画、特に日本映画を応援するものにとって、

特別な年となりました。

だから、映画ファンとして、感謝の気持ちを込めて、スポンサーに

させて頂きました(笑)。

前回の続きではないですが、日本映画が、がんばりました。

そして、日本人が、がんばっています、日本人ここにあり。

僕も頑張ろうっと(笑)。

 

 

 

 

 

 

山河ノスタルジア

 

「山河ノスタルジア」

「長江哀歌」のジャ・ジャンク―が 3つの時代を通して男女を描くドラマ。

1999年、山西省で暮らす女性教師タオは、炭鉱で働くリャンズーと

実業家ジンシェンの二人から 想いを寄せられていた。

やがて彼女は ジンシェンのプロポーズを 受け入れ結婚、

息子を授かるが・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

ジャ・ジャンク―、わかりやすくて(笑)沁みる作品です。

ちょっと前の中国映画は、政治の事や貧富の差が激しい作品が

多かったのですが、

最近は急激な進歩のなかでの(ちょうど日本の昭和30年代みたいな)

青春映画が、出始め、

ある意味、これから、いろんな、作家性を持った良い作品が多数、出そうですね。

 

先週末、税理士の先生の事務所の恒例の

賀詞交歓会が行われたのですが、

講演は、和の心で着物を世界に広げておられる、

和想館の代表、池田訓之さんでした。

中村天風氏を師事し(私もですが)、

これからは、日本の時代だというお話。  

力になりました。

 

おおさかシネマフェスティバル、花束贈呈の名誉も頂きました。

涙、出るわ(笑)。

 

葛城事件

「葛城事件」

劇作家の赤堀雅秋が、「その夜の侍」に続き自身の戯曲を映画化。

幸せな家庭生活を送っていたはずが、次男の起こした無差別殺人事件により

加害者一家となってしまった葛城家。

徐々に皆が壊れていく中、次男は死刑制度反対を訴える女性と

獄中結婚することになる。(キネマ旬報からの抜粋)

こんなオッサン、よくおるで。

うちの親父なんか、もっとひどかったし(笑)

全体的に 動機の描き方や、人物の描写にも不満が残るし、

世の中、みんな、もっと大変ですよ(笑)

ただ、役者さんたちの熱演もあり、いまいち惜しい作品。

 

今日は、キネマ旬報の決算号の発売日。

今年のベスト10は、邦画、洋画ともに、

そして、なんと読者選出も 1位、2位が全く一緒という快挙(怪挙?)。

邦画 「この世界の片隅に」  「シン ゴジラ」

洋画 「ハドソン川の奇跡」  「キャロル」

 

3月5日の おおさかシネマフェスティバル、

中野量太監督、杉咲花さん、コトリンゴさんに会うのも楽しみです。

osakacinefes

淵に立つ

「淵に立つ」

第69回カンヌ国際映画祭 ある視点部門審査員賞を受賞した、深田晃司監督の人間ドラマ。

下町で金属加工業を営む夫婦のもとに出所したばかりの謎の男が現れる。

夫の古い友人だという彼との共同生活が始まるが、やがて平凡で幸せだと思われた

家庭の秘密が暴かれていく。(キネマ旬報からの抜粋)

よく言われる、俗に作家性の強い映画。

観ていて、つらい。

役者陣も熱演で、問題作として、評価も高いのですが、

いやな気分になるのも確かです。     79点

 

 

 

osakacinefes

”おおさかシネマフェスティバル”

大阪で行われている唯一の映画祭、大阪市からの助成も認められ、

関西の映画ファンと映画人の交流を図る、おおさかシネマフェスティバル。

弊社も、スポンサーの1社として、協力させて頂くことに

決定致しました。

今年は、3月5日の日曜日。

ゲスト受賞者に、蒼井優さんや、松山ケンイチさん、杉咲花さんなどが、

来られるそうです。

詳しくは。大阪市の映画館にチラシやポスターが

貼ってありますので、良かったら

また参照して下さい。(ホームページも)。