Archives 6月 2024

ミッシング  &  2023年の邦画ベスト10

「ミッシング」

「そして、バトンは渡された」の石原さとみ主演、

「空白」の吉田恵輔監督・脚本で描く、

幼女失踪事件に端を発した喪失と再生のヒューマンドラマ。

失踪した娘・美羽の帰りを待ち続ける母・沙織は

あることがきっかけで、

ネット上で誹謗中傷の標的と

なってしまう。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

石原さとみさんは、確かに熱演ですが、

中村倫也さんの、上手さの方が目立ちました。

吉田監督も珍しく、オーソドックスな作り方。

だから、

ミステリー、サスペンスなどの

犯罪映画ではなく、主人公の喪失と再生を

描いている作品でした。

と、

判っているのですが、

ラスト、もやもやっとしてしまったのは

仕方がないのでは。

 

オッペンハイマー博士が、通訳に原爆投下の謝罪をしたという

フィルムが、発見されたそうです。

もう亡くなられた通訳さんが、そのことを証言したというフィルムらしいです。

感慨深いものがあります。

(それに比べて、トルーマンのあの言いかた!)

 

 

2023年の独断と偏見の

邦画ベスト10

(ご笑覧ください!)

①波紋   ②怪物   ③せかいのおきく

④福田村事件   ⑤BLUE GIANT

⑥憧れを超えた侍たち 世界一への記録  ⑦最後まで行く

⑧ゴジラ-1.0  ⑨月   ⑩ロストケア

迷ったのは、 「市子」  「PERFECT DAYS」

「BAD LANS バッド ランズ」  「Winny」 などなど

 

 

 

碁盤斬り

「碁盤斬り」

実直な浪人・柳田格之進(草彅剛)は

身に覚えのない罪により、故郷・彦根藩を追われた。

いまは娘のお絹(清原果)と二人、

江戸の貧乏長屋で暮らしている。

ある日、旧知の藩士から

あの冤罪事件の真相を聞いた格之進とお絹は、

復讐を決意する。(キネマ旬報からの抜粋)

78点

あの白石和彌監督が、オーソドックスに

時代劇を撮られました(笑)

う~ん、だから、ちょっと物足りないかな。

 

先日、メーカーと業界の総会があり、東京に行った折、

三鷹の弟宅に泊まりました。

母親も、半年前からお世話になっています。

(義妹には、大変お世話になっております。

ありがたいことです。申し訳ない。)

実は、そこで、衝撃的なことがありました。

弟宅に着き、玄関を開けると、なんとそこに

あのヤクルトスワローズのマスコット、つば九郎の人形が!

義妹とその娘(大学生と高校生)が

大ファンとか!(それも熱狂的)

姪が神宮球場で売り子をしている話はチラッとは聞いていたのですが・・・・・

まさか・・・・・。

球場を埋めたスワローズファンは、てっきり、チケットをもらった

ヤクルトおばさんだと思っていた小生はびっくり。

生まれて初めて、スワローズファンの存在を知りました。

(ワタクシもタイガースは好きですが、ある時点から、

一歩引いて観ております(笑))

しかも、ユニフォームを着こんで観戦するとか!

次の日も、アルバイトの後に観に行くとかで

そそくさと出ていきました。

オーマイガー!   信じられない!

 

タイガースは、今から反撃です?!

 

昨日は、父の日

鰻とビールを頂きました。

感謝!

 

 

 

悪は存在しない

「悪は存在しない」

濱口竜介監督と音楽・石橋英子の共同企画。

自然豊かな高原にある長野県水挽町で

静かに暮らす、巧(大美賀均)と

その娘・花(西川玲)。

しかしある日、

巧の家の近くでグランピング場を

作る計画が持ち上がる。

ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。

(キネマ旬報からの抜粋)

79点

やっぱり、さすがです。

見応えありです。

画面からも、目が離せません。

ただ、久しぶりに

ラストに、う~んと、唸りましたというか、

ウっときました。

どう考えればよいのでしょうか?

誰か、教えてください!

 

先週、門真市の公立砂子みなみこども園で

贈呈式に出席しました。

メーカーから、日差しをカットする

外付け日よけの”スタイルシェード”を

寄贈させてもらい、

弊社が施工したということで、

門真市長とLIXILのえらいさんとで、表彰を受けました。

テレビ大阪も取材に来られていて、

その日の夕方のニュースで

放映されましたが、・・・

数秒でした(笑)

 

 

 

生きるLIVING

「生きるLIVING」

黒澤明監督の名作映画「生きる」を、

第二次世界大戦後のイギリスを舞台にしてリメイク。

脚本はノーベル賞作家カズオ・イシグロが執筆した。

仕事一筋に生きてきた公務員のウイリアムズは、

ある日、自分がガンに冒され、

余命半年であることを知る。

(キネマ旬報からの抜粋)

監督 オリヴァー・ハーマナス

出演 ビル・ナイ  エイミー・ルー・ウッド

103分で、上手くまとまっていますね。

下手に長く作られていないのは、嬉しいです(笑)

長いのは最近、苦手です(笑)

”ナナカマドの木”のスコットランド民謡も良かったです。

もう一度、黒澤明監督の「生きる」を見直したくなりました。

ビル・ナイも、抑えた演技が上手いと思いました。

改めて、生きるということは、

自分自身を喜ばすことではなく、(もちろん時々は必要)

やりがいや

人のためとか、

そういう価値観が大事なのかなと思いました。

 

先週、”桂文珍独演会”に行ってまいりました。

長年相棒として、仕事をともにするK君に招待され、

一緒に奈良の”やまと郡山城ホール”まで、観に行きました。

ちょっと前に神戸の独演会のチケットは

押さえていたのですが、急用で行けず、

その代わりということでもないのですが、プレゼントしてもらいました。

感謝!

やっぱり、面白かったです。