Archives 12月 2023

市子

「市子」

戸田彬弘率いる劇団チーズtheaterの舞台

”川辺市子のために”を原作に、

戸田自ら監督し映画化。

恋人の長谷川からプロポーズを受けた翌日に、

突然失踪した市子。

長谷川が行方を追うなか、

彼女と関わりあった人々から証言を得ていくと、

衝撃的な事実が浮かび上がる。(キネマ旬報からの抜粋)

80点

ちょっと長いかなあとも

思ったのです。

だけど、矛盾していますが、途中からは、

時系列が判りにくくなってしまいました。(笑)

もう一度観ると、もっと面白かったかもしれません。

演出が若干、端折りすぎか。でも、

年末に良質な作品が出ました。

杉咲花ちゃんは、一皮むけたというか、

ますます、演技に幅が出てきて

素晴らしい女優さんになってきましたね。

6年前のおおさかシネマフェスティバルで

花束贈呈させていただいたときは (「湯を沸かすほどの熱い愛」)

本当に可愛らしいお嬢さんでしたが、

今では、貫禄さえ出てきました。

益々楽しみな女優さんのお一人ですね。

また、来年も良い作品に出合えますように。

(先週末は、「PERFECT DAYS」を

観てきました。)

 

 

本年度はありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

「首」

北野武が原作・監督・脚本・出演を務め、

本能寺の変を独自の歴史観で描いた時代劇。

信長が天下統一を掲げ、

毛利軍、武田軍、上杉軍などと戦っていた最中、

家臣の荒木村重が反乱を起こし、

姿を消す。

信長は秀吉、光秀ら家臣に

村重の捜索を命じるが・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

77点

いつものヤクザ映画を

戦国時代に置き換えた作品でした。(観る前の大方の予想通りでしたが)

飽きることは無かったのですが、

新味がなく、やや、期待外れかという思い。

確かに、人間の欲望があふれた描写は

事実、その通りに近いとは思うけど、

ここまで品が無いかなとも思う。

 

 

先日、ガラス業界のボウリング大会が

コロナ明けで、4年ぶりに開催されました。

なんと、弊社のチームが優勝。

しかも、30年の歴史の大会の中での、

歴代最高得点。

終了後は、焼き肉屋で乾杯いたしました。

 

風邪をひき込んでから

なかなか。完治しません。

年のせいもあるとは思うのですが、

年末、皆様もご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

 

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け

「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」

映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる

性的暴行事件を

告発した女性記者たちの実話を映画化。

ワインスタインの性的暴行について

調査を開始した記者ミーガン・トウーイーと

ジョデイ・カンター。

その前には、幾多の困難が待ち受けていた・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

なんか、人ごとじゃあないですよね。

(昭和生まれの男としても)

改めて、自分自身を問い、姿勢を正しました。(笑)

しかし、男ってやつは

権力を持つと・・・・・。

今年は、日本でも

ジャニーズ問題や宝塚などの闇が

白日の下にさらされたり、

時代を表すというか、

そういう出来事が次から次へと出てきます。

陸上自衛隊の性被害もそうですね。

それでもまだ

法制度が加害者を守っている場合が多いです。

この出来事が”MeToo運動”の発端だそうです。

 

大谷さん凄すぎます!次元が違いすぎます。

ドジャースタジアムへは、40年ほど前に(!)

行ったことがあります。

球場より駐車場のほうが広いのが

印象的でした。

 

BS放送で、昔のキャンディーズのフィルムや

原田知世ちゃんが60年代から70年代の洋楽ポップスを

歌うのを見ると

懐かしいというより、

歳をとったなあという思いのほうが強いです。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほかげ

「ほかげ」

終戦後の闇市の半焼した居酒屋で1人、

女は暮らしている。

身体を売り、なんとかやり過ごす毎日。

戦争孤児となった子どもは闇市で、

食べ物を盗んでは飢えをしのいでいる。

ある日、盗みに入った居酒屋の女を目にして、

そこに入り浸るようになり・・・・・。

(キネマ旬報からの抜粋)

77点

反戦映画として素晴らしいとは思いますが、

観終わった後、やるせなくなるし、

暗い気持ちになります。(まあ、そこが狙いだとは

思いますが)

森山未來が上官に対して凶行する前に

夕飯の場面に、

家族の子供がそこにいたら

また、違う印象に

変わるのだろうか。

評価も高いし、

良い作品なんだけど・・・・・。

趣里さんも熱演。(ちょっと熱演すぎるかな?)

だけどというか、だからというか、

あの戦後に目覚ましい復興をした日本人って。

人間って、凄いよね。

 

趣里さん、今朝の朝日新聞に

評論家の石飛さんが(好きな映画評論家のお一人)

朝ドラ”ブギウギ”の趣里さんと

この作品を比べられ、正反対の役を

見事にこなしているのを

絶賛されていました。

確かに、誰もがそう思います。

前にも書いたのですが、シネフェスの審査員の方々、

さすがです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正欲

「正欲」

”桐島、部活やめるってよ” ”何者”などを手がけた作家・朝井リョウの

第34回柴田錬三郎賞受賞作を

「前科者」 「あゝ、荒野」の岸善幸監督が映画化した群像劇。

家庭環境も容姿も性的指向も異なる5人の距離が

少しずつ縮まり、ある事件を

きっかけにそれぞれの人生が交差する。(キネマ旬報からの抜粋)

79点

良い作品だとも思うし、時代を映し、

時代もその方向に動いているのも

当たり前だと思います。が、

ワタクシ的には、ここまで急に、考えや価値観が

(もう一度言いますが、これが当たり前で正しいこととは

思います。)

今までの擦り込みや先入観があるので、

ゆっくり、変えていかざるを得ないのは仕方がないことかと。

普通って、何だろう。

多数決や民主主義って、何だろう?

指向も人に迷惑をかけるかけないで

判断するのだろうか?(罪になる指向って?)

ただ、ラストのセリフは沁みました。

 

オリンピックの裏金とか、官房機密費とか、

今、騒がせていることは、

あえて、暴論を言えば

アマはルールに則り、

プロは、権謀術策を駆使し、騙しあいを施し、

大人の事情で打算的にお互いの落としどころを

決める。

ばれたときは、腹を括る。

それが、プロとアマの違い?(笑)

失礼しました。

 

平和と戦争について述べられていました。

平和が最終目的なら、

現実戦争、武力行使もやむ負えない。って、

それ、白人や権力者の言い分じゃあないのって、

思ってしまったけど・・・・・。

どうなんだろうか?