
「罪の声」
グリコ・森永事件をモチーフにした塩田武士による同名小説を映画化。
記者の阿久津は、昭和最大の未解決事件を追う
特別企画班に呼ばれ
取材を重ねていた。
一方、テーラーを営む曽根は
事件の脅迫テープに自分の声が
使われていたことを知り・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)
81点
見応えのある力作だと思います。
土井裕泰監督の演出、小栗旬、星野源さんの熱演、
そして、野木亜希子さんの脚本が秀逸でした。
最後は涙しました。
少し、説明過多の所は、小説が長いそうですので、
致し方無いところだと思います。
また、腑に落ちない点、
例えば、娘の事故死の後の事とか、弱者に対する扱いとか。
でも、
強引に持っていくのは、エンタメ作品では
許される部分だと思いますし、
作品の評価には余り影響がないと思いました。
「浅田家!」
自身の家族にさまざまなコスプレをさせて
撮影する写真家・浅田政志の実話を二宮和也主演で映画化。
家族が”なりたかった自分”のコスプレをした家族写真をきっかけに
プロの写真家として軌道に乗り始めた政志。
そんなとき、東日本大震災が起こる。(キネマ旬報からの抜粋)
中野量太監督は、「湯を沸かすほどの熱い愛」が
大好きなワタクシです。
(おおさかシネマフェスティバルで、杉咲花さんに
花束をお渡ししたのは、このブログでも書いています)
前作「長いお別れ」が、やや、しんどかったのです、が、
今作は、前半は
平凡な出来で(失礼!)
どうなるかと思いましたが、後半は持ち直し、
スッキリした後味になりました。
それにしても、豪華な配役でした! 78点
渋野日向子さん、全米オープン女子ゴルフ、
惜しかったですねえ!