Archives 12月 2020

東海道四谷怪談

「東海道四谷怪談」

初見です。

観たかった日本映画の名作の1本です。誰もが知っている、

超有名なお化け映画。

製作、公開も1959年の夏。

鶴屋南北の狂言でもあるのですが、

あの忠臣蔵と表裏をなす設定とは知りませんでした。(例えば、赤穂も舞台の一つ)

常に緊張感が漂い、日本独特の様式美あふれる作品でした。

とても、エログロ路線に走った新東宝の作品とは思えませんでした。(笑)

 

本年も大変お世話になりました。

コロナにもお気を付けて、よいお年をお迎えください。

それでは来年もよろしくお願いいたします。

                           植木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

罪の声

「罪の声」

グリコ・森永事件をモチーフにした塩田武士による同名小説を映画化。

記者の阿久津は、昭和最大の未解決事件を追う

特別企画班に呼ばれ

取材を重ねていた。

一方、テーラーを営む曽根は

事件の脅迫テープに自分の声が

使われていたことを知り・・・・・・・・。(キネマ旬報からの抜粋)

81点

見応えのある力作だと思います。

土井裕泰監督の演出、小栗旬、星野源さんの熱演、

そして、野木亜希子さんの脚本が秀逸でした。

最後は涙しました。

少し、説明過多の所は、小説が長いそうですので、

致し方無いところだと思います。

また、腑に落ちない点、

例えば、娘の事故死の後の事とか、弱者に対する扱いとか。

でも、

強引に持っていくのは、エンタメ作品では

許される部分だと思いますし、

作品の評価には余り影響がないと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイルド・スピード SKY MISSION

「ワイルド・スピード SKY MISSION」

このシリーズ、初めて観たのですが

確かに、面白いです。あまりに派手な展開で、

ぶっ飛びました。(笑)

 

忘年会も、何もかも中止。

寂しいです。(笑)

でも、映画館には、こそっと、行っております。(失礼!)

「罪の声」と「私をくいとめて」

観てまいりました。力作とのんさんの魅力爆発の

この2作。また、ブログで語らしていただきます。

テレビ朝ドラ「おちょやん」、

ごひいきの杉咲花さん。(お会いして、もう4年近く経ちます。)

相変わらず、達者な さすがの演技ですね。

素晴らしいです。応援しています。(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅田家!

 

「浅田家!」

自身の家族にさまざまなコスプレをさせて

撮影する写真家・浅田政志の実話を二宮和也主演で映画化。

家族が”なりたかった自分”のコスプレをした家族写真をきっかけに

プロの写真家として軌道に乗り始めた政志。

そんなとき、東日本大震災が起こる。(キネマ旬報からの抜粋)

中野量太監督は、「湯を沸かすほどの熱い愛」が

大好きなワタクシです。

(おおさかシネマフェスティバルで、杉咲花さんに

花束をお渡ししたのは、このブログでも書いています)

前作「長いお別れ」が、やや、しんどかったのです、が、

今作は、前半は

平凡な出来で(失礼!)

どうなるかと思いましたが、後半は持ち直し、

スッキリした後味になりました。

それにしても、豪華な配役でした!    78点

 

渋野日向子さん、全米オープン女子ゴルフ、

惜しかったですねえ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原爆の子

 

「原爆の子」

広島生まれの

新藤兼人監督の1952年の作品。

戦後すぐでもあり、米国の監視下もあって、描写が甘いという

指摘もあったそうですが・・・・。

よく造られたなとは誰しも思うのではないでしょうか。

製作は吉村公三郎、主演は乙羽信子。

このブログにも

再三、書いていますが、私の身内も多くが犠牲になっています。

二度とこういうことが起こらないことを

願うばかりです。

 

今日は、ジョン・レノン没後40年なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキ帝国

「ガキ帝国」

1981年の公開で、万博前の大阪の

キタとミナミを中心に

その頃の風俗を描いています。

知っている場所も数多く出てきました。

未見でした。

井筒和幸監督の出世作。

島田紳助、趙万豪、大杉連、北野誠、松本竜介、夢路いとし、上岡龍太郎などなどの

懐かしい顔ぶれが、そろっていました。

 

おおさかシネマフェスティバルの事務局から、連絡があり、

来年は、3月7日に行うことが

決定したそうです。

このコロナ禍、

大丈夫かな(笑)。