Archives 10月 2020

星の子

「星の子」

今村夏子の同名小説を大森立嗣監督が映画化。

ちひろは両親から愛情深く育てられていたが、

両親は怪しい宗教を信仰していた。

中学三年生になったちひろは、

新任のイケメン先生に一目惚れする。

しかし、夜の公園で奇妙な儀式をする両親の姿を

先生に見られてしまう。(キネマ旬報からの抜粋)

ちょっと、甘いかな? 78点

最初は、この監督作品にしては、

大人しい流れだなと、思っていたのですが・・・・。

観終わって、しばらくしてから、

あぁ!自分がこの作品を

見世物を見る眼、スキャンダルを期待していた傍観者になっていたんだなあ、と少し恥じました(笑)。

(でも、そもそも映画というものは、見世物なんだから、

言っていることは矛盾しますが)

主人公のちひろも、もう充分、分別の付く年頃だから、世間から

どう思われているのもわかっている。

でも、両親は誰にも迷惑をかけているわけでもなく、

それよりも何よりも、自分に対して

これ以上ないほどの深い愛情を注いでいる。

ひとつの家族の在り方を描いているだけですよね。

芦田愛菜ちゃんの演技は、

その複雑で難しい役柄を、見事に表現していました。

演出は、「日日是好日」  「タロウのバカ」  「MOTHER マザー」などの大森立嗣監督。

原田知世さん  永瀬正敏さん   岡田将生さん  大友康平さん  黒木華さん   高良健吾さん

そして  蒔田彩珠さん       豪華な俳優陣

それぞれが 適役で、良い味を出されていました。

その中でも、やはり、芦田愛菜ちゃんは素晴らしかったです。

「パシフィック・リム」や「阪急電車 片道15分の軌跡」 「告白」が懐かしいです。って、まだ16歳なんですよね。

 

父に続いて、叔父が亡くなりました。

想い出の多い叔父です。

寂しくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」

「スーサイド・スクワット」に登場し大ブームを巻き起こした人気キャラクター、

ハーレイ・クイン主演のアクション。

悪のカリスマ・ジョーカーと別れたハーレイ・クインは、

謎のダイヤを盗んだ少女をめぐり、

悪を牛耳るブラックマスクとの

全面対決に挑む。(キネマ旬報からの抜粋)

「キックアス」の ウーマン版?

着想とか、

売りのアクションは、確かに面白かったですが、

カタルシス感が、乏しく、

クロエちゃんに比べると、かなり

落ちるような。

ただ、随時、女性監督ならではの目線での?演出は良かったような(笑)。

 

前回に書いたのですが、毎年、秋ごろは

秀作が多いので、

ワタクシも

このコロナ禍の中、”鬼滅の刃”の お客様をかき分け(笑)、劇場に

何回か、足を運ばせていただきました。

「ミッドナイトスワン」   「みをつくし料理帖」    「星の子」     「スパイの妻」など、

また順番に、このブログで感想を述べさせていただきますので

よろしくお願い致します。(笑)

そして、週末は 河瀨直美監督の「朝が来る」を

観賞する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星屑の町

「星屑の町」

1994年から25年にわたり、全7作が上演された、星屑の会の人気舞台シリーズを映画化。

売れないムード歌謡コーラスグループ・山田修とハローナイツのメンバーが、

歌手を夢見るヒロイン・愛との出会いをきっかけに、

人生が大きく変わり始める。(キネマ旬報からの抜粋)

それにしても、のんちゃんが、

6年間も実写映画に、ご無沙汰だったのは、

もったいなかったなあと、

改めて思いました。

素晴らしい才能と、華のある存在感。

この作品自体は、平凡な出来(失礼!)ですが、

彼女の魅力は、際立っていると思いました。

”恋の季節”とオリジナルの”シャボン玉”

すごく良かったです。

 

週末に劇場へ、映画を観に行ったのですが、

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」  (私は、他の作品がお目当てだったのですが)

すさまじい人の波!

満員電車のごとく、人、人、人。

三密どころの話ではありませんでした(笑)。

凄い人気ですね。

今年前半の赤字を取り返そうということは、分かりますが

ここまで人を入れなくても(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュデイ 虹の彼方に

 

「ジュデイ 虹の彼方に」

「オズの魔法使い」で知られるハリウッド黄金期のミュージカル女優 ジュデイ・ガーランド。

その47歳という短い人生の最後、死の半年前におこなったロンドン公演の日々を描いた伝記ドラマ。

レネー・ゼルウィガーは、本作で

本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞した。(キネマ旬報からの抜粋)。

作品としては、少しメリハリがなく、

退屈な部分も、あったのですが、

でも、

最後、ラストシーンの

”虹の彼方に”

で、涙、流さない人は、いないんじゃあないかな(笑)と思われるぐらい、

泣いてしまいました。

 

作曲家の、筒美京平さんが、亡くなられました。

1968年、私が11歳の時に”ブルー・ライト・ヨコハマ”が、

街で流れていたのを、よく覚えています。

僕たちの世代も、強烈な歌謡曲(当時の演歌以外)の

シャワーの洗礼を受けた印象があります。

御多分に漏れず、レコードを買わせてもらった一人です。

1971年 南沙織 ”17才”

1973年 麻丘めぐみ ”わたしの彼は左きき”

1975年 太田裕美 ”木綿のハンカチーフ”

などなど、その他、たくさん、たくさん

楽しませていただきました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォードvsフェラーリ

「フォードvsフェラーリ」

1966年のル・マン24時間耐久レースで

絶対王者フェラーリに挑んだフォードの戦いを描いたドラマ。

勝利の社命を受けたカーエンジニアのシェルビーは、

資金も時間も限られるなか、

破天荒な英国人レーサー、

マイルズとともに幾多の試練を乗り越えていく。(キネマ旬報からの抜粋)

面白かったです。

特に、車好きには たまらないと思います。

車やファッションに興味のないボクも、

勉強になりました(笑)。

マット・ディモン、クリスチャン・ベールが熱演でした。

 

弊社のパートのご主人が、コロナの陽性反応が出たらしいのですが、

家族は、陰性だったらしくホッとしました。

でも、いよいよ身近になってきましたね。

それより、トランプさん、退院、

早すぎません?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄金の腕

「黄金の腕」

1955年(昭和30年)製作 日本では、翌年公開。

フランク・シナトラ  エリナー・パーカー   キム・ノヴァク出演

オットープレミンジャー監督。

麻薬問題を扱った、当時でも問題作。

出演者の熱演が光ります。

そして、何と言っても、

エルマー・バーンステインの、モダン・ジャズの素晴らしいこと。

作品を引き立てていましたね。

 

いよいよ、アメリカ大統領選も

近づいてきました。

はたして、どうなるのでしょうか?

世界中の注目です。

 

10月に入り、弊社も今期半分が

過ぎました。

残り半期、どうなるのでしょうか?(笑)。

って、笑ってられません。