Archives 6月 2019

祇園囃子

「祇園囃子」

1953年 昭和28年 日本映画 全盛期の作品。

また、溝口健二監督としても、脂ののった頃の一本と言われています。

ストーリーは、今も昔も変わらぬ、男と女、金が描かれており、肩の凝らない

また、当時の風俗も勉強でき、楽しめる作品です。

(特に、花街の舞妓さんや芸妓さんのしきたりとか。)

でも、現在はプロ意識が少ないというか、プロとアマの境目がどの世界も無くなりましたね。

ただ、この映画の演技陣は

若尾文子、木暮実千代、浪花千恵子などなど、どの方も、うまい!

 

この間、家族で箱根に行きました。箱根駅伝なんて、一度も観たことないのですが、

来年は、観ようかなと(笑)。

今年も、新潟、琵琶湖、東京、富山金沢、仕事も含めて、いろいろ行かせて頂いていますが、

後半も、台湾、広島、ベトナム、タイを予定しているのですが、

ちょっと、体力に衰えを感じ始めたというか・・・・(笑)。

 

田辺聖子さんの小説、楽しかったですね。

LIXIL株主総会、終わりました(笑)。

作詞家 千家和也さん、

山口百恵 キャンディーズ 麻丘めぐみなどなど、ワタクシの青春時代でした(笑)。

G20、交通規制が始まります。

 

 

 

 

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

「GODZILLA ゴジラ」から5年後の世界を舞台にしたハリウッド版”ゴジラ”シリーズの第2弾。

神話時代のモスラ、ラドン、キングギドラの

怪獣たちが復活し、ゴジラは世界の覇権をかけて戦うことに。

未確認生物特務機関モナークは、

世界の破滅を阻止しようとする。(キネマ旬報からの抜粋)

楽しみにしていましたが、満足度は「シン・ゴジラ」の方がだいぶ上です。

環境破壊も解りますが、

第1作の「ゴジラ」のテーマである、核へのこだわりは見せてほしかったです。

だけど、

まるで戦争映画。疲れます。

さすがにお金をかけたVFXは、すごいです。

マーケティング(英語圏及び全世界)の問題ですから、

中国向けに、チャン・ツーイーも起用し、もちろん、日本にも忖度し、

伊福部昭さんの音楽もふんだんに使用しています。

でも、なんでアメリカの怪獣モノはいつも画面が暗いんだろう。あと、

キングギドラの炎から出てくる日本版の

登場シーンのインパクトは、

あらためて、すごかったなあと(笑)。

来年の、VSキングコング、楽しみにしています(笑)。

おまけして、80点。

 

 

 

 

 

 

長いお別れ

「長いお別れ」

中島京子の同名小説を「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太が映画化。

父・昇平の70歳の誕生日。

母・陽子は、帰省した長女・麻里と次女・芙美に、

厳格な父が認知症になったことを告げる。ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、

家族が選ぶ未来とは。(キネマ旬報からの抜粋)

 

祝! 蒼井優さん、ご結婚。

 

おめでとうです。

朝のニュースを観て、びっくりしたのは ワタクシだけではないでしょう。

なにかの番宣かと 思いました。

でも、みなさん感じておられるように、いいカップルですよね。

インタビューで、蒼井さんに意地の悪い質問が出た時の

山里亮太さんの 男気ある答え。

実際、ワタクシも、シネフェスで、花束贈呈と握手ぐらいしか接触はありませんが(笑)、

感情が豊かで、素直な笑い顔は 忘れられません。

もう一度、おめでとうです。

ただ、この若手ナンバーワンの演技派女優さんのお仕事は、減らさないでね(笑)。

 

いかにもというか、松竹映画の伝統を踏んでいる様な作品。

ちょっと、前作よりは演出にキレが無い様な、だらだら感(前作は号泣)。

ただ、演技陣は素晴らしいのひと言。

特に、蒼井優さんは、さすがです(笑)。

あの細かな しぐさ。観ていて、ため息が出ます。

しかし、認知症と介護・・・・・・両親と自分自身、考えさせられます。

78点

このいつもの点数ですが、

僕自身は、80点を合格ラインにおいています(当然、ワタクシの価値観と独断と偏見です)。

評論家ではありませんので、入場料(シニア料金ですが)に見合っているか、

勉強になったとか知識が増えたかが、一つの基準です(笑)。

 

 

 

 

 

MIFUNE:THE LAST SAMURAI

「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」

”世界のミフネ”こと俳優・三船敏郎の偉業とその波乱に満ちた生涯に迫るドキュメンタリー。

香川京子、司葉子らの共演者をはじめ、

スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシといった巨匠まで、

三船に魅せられた人々の言葉から

その魅力を解き明かす。(キネマ旬報からの抜粋)

日本映画史において、誰もが認める最高の男性俳優、三船敏郎。

不肖ながら、私も、以前に このブログに書きましたように、

女性は、高峰秀子さん、男性は、三船敏郎さんの大ファンです。

特に黒澤監督とのコンビは、16本あるのですが、

日本に生まれてきて良かったと思わせるぐらい

素晴らしい作品の数々です。

これぞ、映画俳優!

もちろん、黒澤監督作品以外も楽しませてもらいました。

ただ、この映画は、香川京子さんや、八千草薫さんの出演場面などや、三船さんも戦争の犠牲者というくだりは、

良いのですが、

全体的に三船の入門書みたいで物足りなかったです。

まあ、でも、若い人や外国人には仕方ないですよね。

世界の誰もが認める不世出の俳優、三船敏郎。

「スター・ウォーズ」

今さらですが、

アレック・ギネスが演じていた”オビ・ワン・ケノービ”。

最初に白羽の矢が立ったのは、三船さんだったとか。

いやあ、観たかったですよね!

 

今週は、東京です。