「ソウルの春」
”粛軍クーデター” ”12.12軍事反乱” などとも言われる韓国民主主義の存亡を
揺るがした実際の事件を基に、
一部フィクションを交えながら描く社会派エンターテインメント。
”独裁者”とも呼ばれた大韓民国大統領が、
側近に暗殺される。
首都警備司令官イ・テシンは、
その隙をついて
クーデターを決行しようとしたチョン・ドゥグァンの
野望を阻止しようとする。(キネマ旬報からの抜粋)
見応えあり! 重厚な作品です。
良い意味でも、悪い意味でも
まだまだ国として成熟していないからこそ、(先日みたいに、戒厳令が、この時代に
まだ出るか⁈)
俗に文化と言われる分野が面白い。(小説、映画、音楽など)
またまた、韓国の歴史の勉強をさせて頂きました。
あの名作「日本のいちばん長い日」のような緊張感の漂う
エンタメ性の高い力作。
強いもの、運が良いものが、その時は
勝利したかもしれないが、
時代が変わると、評価も変わるし・・・・・。
面白いものです。
韓国作品 142分
だけど、今回の戒厳令、(大統領にその権限があるといっても
してはならないこと)
昨年、この映画が大ヒットして韓国で大ヒットして、
興収ナンバーワンだったらしいですが、
だからといって韓国民の過剰反応は、
あまりよくないというか、
せっかく、日米韓の体制が良くなってきたところです。
現状、東アジアの情勢が不安定な中、
冷静に対処していかないと、足元が掬われかねません。
ちょっと、心配ですよね。
皆様、今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
では、良いお年を!