「メタモルフォーゼの縁側」
鶴谷香央里の漫画を「青くて痛くて脆い」の狩山俊輔が映画化。
毎夜こっそりBL漫画を読むのが楽しみな
高校生うららがアルバイトする書店に、
75歳の雪がBL漫画を買いに来る。
内気なうららだが、
思い切って雪に声をかけ、
二人はBLを語り合う友人に。(キネマ旬報からの抜粋)
脚本は岡田惠和さん。
どおりで、話の運びがお上手です。監督さんの演出も手堅い。
年の差の離れた二人の青春と友情の物語。
11年前の岡田さんの脚本の
「阪急電車 片道15分の奇跡」なんて、ワタクシのご近所の話でもありますが
面白かったです。
この作品にも 宮本信子さんや芦田愛菜ちゃんが出演されていましたし、
良い作品でした。
ホント、このお二人の演技は女優賞物です。(というか、どこかで賞を
受けてもおかしくないと思います。)
お二人とも、自然な演技。
そして、名コンビ。
ひろいものと言っては
大変失礼にあたりますが、
まあ、賞を取るような
映画祭にはご縁がないかもしれません。が、
観て良かったなと思いました。
ほのぼのする佳作でした。
漫画家の松本零士さんが
お亡くなりになりました。
ワタクシは、”宇宙戦艦ヤマト”も
好きですが、
何と言っても”男おいどん”が
お気に入りでした。
AIチャットが評判らしいですが、
日経新聞のコラムから。
AIは何も考えていない過去の膨大なデータから
それらをつなぎ合わせて
最適解を導いているだけだ。
正解はどこかから探してくるものでなく創るもの。
それこそ人間の営みではないか。