「流浪の月」
2020年本屋大賞受賞の小説を「怒り」の
李相日監督が映画化。
大学生の文は10歳の少女・更紗の意を汲み
彼女を部屋に招き2カ月間一緒に暮らした後、
誘拐の罪で逮捕される。
15年後、二人は偶然再会。
更紗には婚約者が、
文にも恋人がいたが・・・・・・・・。
(キネマ旬報からの抜粋)
広瀬すずちゃんは、一皮むけたような印象を受けました。
もともと演技の達者な女優さんでしたが、
今回は、思い切った様な、演技へののめり方でした。
松坂桃李さんは、相変わらず、上手い。
監督さんも、
好きな作品が多い李相日監督なのですが、
今作は、納得しにくい作品でした。特にラストは原作通りかもわかりませんが
無理があるような。
そのラストですが、
落ちが病気ネタでは、ちょっとガッカリ。
ロリコンは、病気とは違うし、擁護されたと思う勘違い者が出る?(冗談です、
身体の欠陥が原因なのですが)
「シベールの日曜日」とは、一線を画す作品でした。(当たり前ですが)
インバウンドに関して、日経新聞が言うには
”高い日本、安い日本”に受け入れ側がなっていると。
富裕層向けのおもてなし、そして、もう一方は。競争相手が多くなり、徹底的に安い値段で
勝負する。ともかく日本自体が、あらゆること、総てのことが
極端なことになってきたような。
生き残り競争が激しくなってきた日本自体がこれから
どう進んでいくのか。当然、政治の責任は重いです。
人の運命も、会社での境遇や本人の健康状態
そして、人生の運不運もあります。
何度も使用させて頂いていますが、
「ウインド・リバー」から
”自分の意志では、世界は変えられない。
しかし、人生は変えれる。”