ROMA/ローマ

「ROMA/ローマ」

「ゼロ・グラビティ」の

アルフォンソ・キュアロン監督による

 1970~1971年のメキシコを舞台にした半自叙伝的な作品。

政治騒乱に揺れるメキシコの姿を背景に、

ある中流家庭に勤める

若い家政婦の視点で

家族の物語を情感豊かに描くNetflix製作のドラマ作品。(キネマ旬報からの抜粋)

これは、素晴らしい!

ネットフリックスの製作なのですが、

ベネチアで最高賞の金獅子賞、そして、

アカデミー賞外国語映画賞、監督賞、撮影賞を受賞しています。

だからというわけではなく。

久しぶりに、映画を堪能した気持ちにさせてもらいました。

白黒映画で、撮影方法も凝っています。音楽も良い。

ここで、

ハタと思いました(笑)。

この世界観、ボクの大好きな

成瀬巳喜男監督と一緒じゃないか。(小津という声も)

だから、ハマってしまったのか(笑)。

一昔前の日本、世界の人々も一緒ですね。ネットフリックスさんありがとう(笑)。

惜しむらくは、劇場で観たかったです。

いつも、申し上げていますが、

僕みたいなものでも、鑑賞ポイントは2つ。

①人間が描かれているか。

②映像美はどうか。

そして、好みは

作家性(芸術)と娯楽性がうまく融和しているかです。

でも、改めて、

他の作品と何が違って、こんな心に残る映画になるのでしょう。

もう一度、映画の手法を、勉強し直したいと思いました。

 

大相撲、始まりましたね。

プロ野球も、やっと、開幕しました(笑)。今日からです。

森崎東監督の訃報が入りました。「ペコロスの母に会いに行く」

2014年10月3日にブログを掲載させていただきました。

ご冥福をお祈りいたします。