おおさかシネマフェスティバル① 生きてるだけで、愛。

おおさかシネマフェスティバル①

「生きてるだけで、愛。」

本谷有紀子の同名小説を「太陽の塔」の関根光才監督が映画化。

過眠症で引きこもり気味の寧子は、ゴシップ誌の編集者である恋人・津奈木と同棲中。

ある日、寧子の目の前に津奈木の元恋人・安堂が現れ、津奈木とヨリを

戻すために寧子を部屋から追い出そうとする。(キネマ旬報からの抜粋)

 

おおさかシネマフェスティバル、今年も無事に、終了いたしました。

皆様、ありがとうございました。

異様に盛り上がった昨年に比べ、表彰者が

やや、地味かなと(失礼!)思っていたのですが、

盛況のうちに、終わって、ほっとしています。

 

「生きてるだけで、愛。」

初見です。78点     

 良かったです。

男性陣からは、不評でしたが、泣いておられる女性の方も多く、

なかなか、繊細な作品でした。

いやあ、趣里さん、お見事でした。

水谷豊さん、伊藤蘭さんの娘さんと言う事は、周知の事実ですが、

演技の表現は、素晴らしいです。

主演女優賞の表彰の時に、その表情の豊かさに、びっくりしました。(一番前で、拝見させて頂きました。)

私としては、安藤サクラさんか、黒木華さんかと思っていたのですが、

ごめんなさい、将来性を感じる良い演技でした。

 

今年も、表彰式の司会は、浜村淳さん。

御年、84歳。ただ、ただ、恐れ入りますのひと言。

相変わらず、わざとボケているのか、ホントにボケているのか、楽しい司会でした。

今年からは、桂きん枝さんの、お弟子さん、桂ちきんさんが、進行役のお手伝いをされていたのですが、

ちょっと、心もとない司会でした。(打ち上げの時に、ひやかしました。)

もう一人の、いつものお手伝い役の、簫秀華さんは、いつも通りの安定した司会ぶり。(さすがです。)

「孤老の血」で、助演女優賞の阿部純子さんは、本当に、スリムで、おきれい。

浜村さんが、何度もモデル出身と間違われてましたが、さもありなんです。

北野高校から慶応大学という才女。これからの飛躍が楽しみです。

ワイルドバンチ賞の「カメラを止めるな!」から、どんぐりさん。映画でも、強烈な印象を与えてくれましたが、

実物も、そのまま(笑)。楽しい人です。

主演男優賞の役所広司さんは、さすがの貫禄。でも、思ったより、スラッーと背が高い印象を受けました。  「孤老の血」

主演女優賞の趣里さんは、前述の通り、、可愛らしい方でした。  「生きてるだけで、愛。」

新人女優賞の「ごっこ」の平尾菜々花ちゃん。可愛い可愛いお子でした。

東京から来た、姪が、花束贈呈の大役。姪は小学4年生ですので、

ちょうどよい、舞台構図になり、関係者の方にも喜んでいただけました(笑)。

同じく、新人女優賞の木竜麻生さん。

お待たせいたしました(笑)。

今回は、私、どうしても・・・・念願の、木竜麻生さんへの花束贈呈。

ありがとうございました(笑)。

いつも、ここで、作家性とか、監督とか、映画は脚本とか、ええかっこほざいていますが、

しかし、やっぱり、女優さんが来られていたら、女優さんと握手したいものです。(笑)

「菊とギロチン」  「鈴木家の嘘」  本当に素晴らしい演技でした。

特に後者は、個人的に私の昨年のベストワン。

木竜麻生さん、本当に将来楽しみな女優さんです。

 

②では、打ち上げパーティの模様を少しリポートさせて下さい(笑)。